2003年度 オフ会レポート

 

 

 

今年最期のオフ会は東京にて行われた。

昨年度の参加者が30名に近かった事を考慮し、今回も参加人数を30名と予想をする。

その予想を元に、代理人に店の予約を依頼した。

 

私「ま、そんなに参加しないだろ。

  最近、うちのHPも大人しいもんだし」

 

代理人「・・・・・・そう思ってるのは管理人だけだと思うがな」

 

最終的な参加人数は29名・・・・ギリギリ範囲内だった。

締め切り間際まで、私と代理人により会場の調整は続いた。

つーか、指示だけを出して私は何もしてなかったが(爆)

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、何気に殺気を感じたな一瞬(汗)

 

 

 

 

そして、前哨戦は終わり。

ついにオフ会当日となった。

 

 

 

12月13日 土曜日 オフ会当日

いきなりだが、寝坊をした(苦笑)

急いで着替えを済ませ、財布等を掴んで最寄の駅に向かって走る。

特に持っていく物が無く、身軽だった事が幸いし、何とか予約をしていた新幹線には乗り込めた。

前日のチャットで、秋葉原で皐月さんとシロさんと合流を約束してた為、遅刻をするわけにはいかなかったのだ。

私は道に迷うが時間には厳しい男なのであるw

 

 

 

 

で、東京駅到着

 

 

突然鳴り出す携帯

 

 

私「はい、もしもし?」

 

皐月さん『もしもし、皐月です。

      あー、素で寝過ごしたんで一時間位遅れて行きます』

 

私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ああ、左様で御座いますか」

 

 

気を取り直して秋葉原に向かいました。

とりあえず道連れが欲しいので、脈絡も無く代理人に電話を入れます。

 

私「今直ぐ秋葉原に来るんだ」

 

代理人『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あんたって人は』

 

私「ふふふふ、道案内も無しに私が待ち合わせの場所に、一人で行けると思うのかね?

  今のままでは、永遠にオフ会の場所には辿り着けないぞ?

  つーか、助けてくれ」

 

代理人『そんな事を威張って言うな』

 

結局、一時間後に合流する事を約束し、秋葉原へと足を運ぶ。

その後、赤目さんと合流する事になり二人でJ−Phoneに向かう。

しかし、残念ながら私の欲しかった携帯は売り切れていた・・・

諦めきれない私は、赤目さんを引き連れて他のショップを練り歩く。

 

私「すみません、当日の交換は無理だとして・・・後日、配送とかしてもらえるんですか?」

 

店員「はい、可能ですよ。

    お住まいはどちらですか?」

 

私「京都です」

 

店員「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々お待ち下さい」

 

その間が気になったのだが。

 

店員「すみません、関西には配送は無理です」

 

やはり断れてしまった。

 

その後、愚痴を漏らしながらマクドナルドで時間を潰す。

皐月さんから秋葉原に着いたとの連絡があったので、マクドナルドまで呼び出す(何様だろうな私は(苦笑))

シロさんを引き連れて、皐月さんが姿を見せたのはそれから10分後だった。

・・・・・・・流石に、この距離と場所では皐月さんでも迷わなかったらしい。

この時、シロさんから黒いワイヤーを笑顔で手渡される。

何に使うのかは不明だが、頂ける物は頂いておく。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・本当に、何に使えというのだろうか?

アレか?

必殺仕事人をやれというのか?

視線でシロさんに問い掛ける。

 

――――――彼は大きく頷いた。

 

OKだ、なら目標は隣で幸せそうにモツァレチーズバーガーを貪り喰っている皐月さんだ。

しかし、残念ながらバットタイミングで、代理人から秋葉原に到着したとの連絡が入った。

残されたポテトに未練がましい視線を向ける皐月さんを急きたて(むしろ喉に詰まらせる勢いで食べさせ)、代理人を迎えに行く。

残念ながら昔のギャグのように、食べ物を詰まらせて息が出来なくなるようなイベントは起きなかった。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・非常に残念である。

(注)決して、微塵も、これっぽっちも、誰かが寝坊をして遅刻をした事について、私は責めている訳ではない。

 

 

 

 

 

代理人と合流後、時間的に厳しいものがあるので新宿にそのまま向かう。

一応、新宿地下のJ−Phoneにも顔を出すが、やはり断れてしまった。

私の中でのJ−Phone株急降下

 

 

 

 

時間的に中途半端になってしまったので、代理人とシロさんは喫茶店に、私と皐月さんと赤目さんは本屋に向かった。

私がバイク雑誌を読んでいると、皐月さんと赤目さんは地下二階に向かうと言い残して姿を消した。

2〜3分後、私も後を追うが・・・地下二階への行き道が分からない。

新宿の紀伊国屋は地下二階が別館である事を、私は知らなかったのだ。

素直で純粋な田舎者の私は、そのまま従業員専用の地下二階オフィスまで侵攻するも、従業員によって撃退されてしまった。

そして不条理な現状に抗議すべく、皐月さんの携帯に連絡をする。

 

プルルルルル・・・・

 

プルルルルル・・・・ガチャ、プチ!!

                              ツー、ツー、ツー

 

私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの野郎」

 

しかし、怒りに燃える私の元に、次々とオフ会参加者の方から電話が入ってきた。

それらの対応に追われ、皐月さんへの報復活動が出来ないまま、逆に発見・捕獲・連行される。

仕方が無いので代理人に連絡を入れ、一足先に集合地点の西武新宿駅に向かった。

 

 

 

道中の会話

 

皐月さん「これがさ、意外と面白いんだよ!!」(萌える英単語を私に見せる)

 

私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、そう」

 

赤目さんと二人で盛り上がってる隣で、一人冷静になっていた。

これから30人近い人数を集め、移動をさせなかればいけない事に意識が向いていたからだ。

それに皐月さんと違って、その表紙の絵に何ら心を動かす要因が無かった。

つーか、本能に忠実すぎないか、皐月さんよ?

 

 

 

 

 

――――――ま、それ以前に英語が苦手な私には、単語帳に全然興味が無かったのだが。

 

 

 

 

それからは怒涛のような展開だった。

次々と集まってくる参加者の方々と挨拶を交わし、出席を確認していく。

何故か半袖姿で練り歩く代理人の姿に首を傾げつつ、時間だけは過ぎていく。

 

代理人を先頭にして20名を越す集団が移動を開始する。

その集団の最後尾に位置しながら、私はつくづくと思った。

 

 

30名を超える場合、バスでも用意しなければいけないんだろうか・・・と。

(こんな考えが浮かぶ時点で、個人サイトのオフ会とはいえないと思います)

 

 

途中、遅れて到着した方々を迎えるために、西武新宿駅にとって返しました。

その後、一次会会場に到着すると、既にとーるさんが良い感じに熱唱をしていた。

全員の視線を受けながら、悠然と代理人の前の席に向かう。

何と言うか既に30人そこらの視線を受けても、全然動じない自分を発見(苦笑)

 

 

 

――――――僕は何処で道を間違えたんだろうか?

 

 

 

等と己の人生を振り返っている間に、嬉々として代理人がデビルマンをリクエストする。

本当にこの時ばかりは・・・彼は嬉しそうに笑っていた。

ついでに、私の背後の席にいたTOM−Xさんと皐月さんも嬉しそうだった。

だが、度重なる攻撃に対し耐性を手に入れた私は、余裕の表情でドクペを飲みながらその歌に耳を傾ける。

 

ふっ、今更それしきの攻撃で私の心は動じない。

 

自己紹介が始まり、様々な悲喜劇が目の前で展開される。

その予想以上の混乱振りに、私は横から茶々を入れてさらに混沌を呼ぶ。

(約一名、勝手に自爆していたヤローが居ますが、何時もの事なので放置していました)

最期に代理人が、さり気なく、遠まわしに、婉曲かつ、変則的な「小言」をおっしゃったので、お礼としてドクペをご馳走しました。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何故か、飲んだ後で悶絶してたけど。

 

 

その悶え苦しむ姿を横目に、ドクペを堪能していると、ナイツさんが荷物を片手に歩いてきました。

背後には付き従うように彼のΣさんの姿があります。

何やら非常に意気投合をしているお二人から、ある物が手渡されました。

 

 

 

茶封筒に入った本・・・・・中身は「萌える英単語」略してもえたんでした。

 

 

 

この奇襲に対して、一瞬反応が出来ない私に、皐月さんがニヤリと笑う姿が見えました。

私は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・彼奴と同レベルに見られているのでしょうか?

つーか、ナイツさんが皐月さんの同類なのか?

そういえば、彼のΣさんは何か勘違いしている程にハイテンションだけど。

そうそう、今回のオフ会の最年少者は何と16歳なんだよなー

私とは12歳も違うよ、干支が一週しちまうんだよ旦那?

それといい加減起きろ、そこの代理人。

さっきシロさんから貰ったワイヤーで吊るしちゃうぞ?

 

 

混乱する思考もそのままに、次なるプレゼントが手渡されました。

 

 

 

 

 

 

 

それは、赤いアフロでした。

 

 

 

 

 

OK、分かったよブラザー

この時だけは、恥を捨てようじゃないか?

一応これでも俺は1000万HITの男だぜ?

今更アフロ如きで怯んでられかよ、いぇー

 

 

 

 

 

別次元に繋がったチャンネルの指示するまま、赤いアフロを装着。

嫌がる皐月さんを押さえ込み、無理矢理ピンクのアフロを装着。

何時の間にか復活していた代理人は、黄色のアフロを装着。

嬉々として彼のΣさんが黒のアフロを装着(一番違和感がねー)

そしてナイツさんは、既に青いアフロを装着していた。

 

 

 

 

 

――――――その後の事は、記憶に無い(いや、むしろデリートした)

 

 

 

ああ、そうそう。

何時もの如くサバトに突入した会場の中で、一曲だけ記憶に残った歌がある。

それは「大きな古時計」

物悲しいメロディーにあわせて、代理人が切々と替え歌を歌う。

その歌詞の幾つかを公開しよう。

 

「今はもう動かない〜 その管理人〜」

 

「死んでるんかい!!」(総突込み)

 

「地獄に〜堕ちてく管理人〜 Actionともお別れさ〜」

 

私「地獄に堕ちるんかい?それは決定事項なのか?」

 

「うん」(爽やかに笑いながら頷きました、彼は)

 

 

 

 

――――――そうして、阿鼻叫喚の一次会は終了しました。

 

 

 

 

 

何だか心の底から湧いてくる疲労感に襲われながら、二次会の会場に向かいます。

私を先導(連行?)するのは黄色いアフロを被った代理人。

流石に店の外までアフロを被れない私は、ある意味彼を見直した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その隣を歩いていた私も、注目度で言えば差異は無かったかもしれないが。

 

 

 

少々時間に余裕があったので、二次会に入る前に自由行動となった。

私はvoidさん達と一緒に、近くのゲームセンターに足を運ぶ。

ふと隣を見ると、とーるさんがポップンミュージックを遊んでいた。

何やら難しい面をやっていたらしく、覗き込んでから直ぐに終わってしまったがw

 

その場を退いたとーるさんの後に続き、何となくゲームオーバーの画面を見ていると・・・

 

 

 

ビー!!ビー!!ビー!!

 

 

 

突然、激しいエラー音と共に、画面がブラックアウトを起こしました(汗)

まったくもって身に覚えのない現象に慌てる私に、voidさんが冷めた口調で一言。

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・また壊すし、この人は」

 

反論をしながら、とーるさんを回収して集合地点に向かう私達だった。

 

 

 

その後、二次会では特に大きな騒動も無く、無事に解散となった。

基本的に卓からの移動が無かったので、自分が座っている席以外での会話は分かりませんでした。

ま、皆さん楽しまれていたようなので、成功といえば成功でしょう。

 

 

 

こうして、2003年度のオフ会は終わったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、帰りの新幹線。

 

ピーンポーンパーンポーン♪

 

『お急ぎのところ誠に申し訳御座いません。

 ただいま急ブレーキが突然作動したため、車外にて調査をしております。

 もう暫く、そのままでお待ち下さい』

 

 

 

 

 

 

――――――こんなオチはいらねぇよ