悲しき『復讐者』3

 

「キライ!キライ!キライ!」

「何がだ!わからないだろう!!」

いきなりけんかする少女と復讐者

その原因は、、、

「だって浮気するんだもん!」

「なっ、、、いつしたってんだ!!」

冷や汗を浮かべながら、怒鳴る復讐者

「だって、病室でおねえさんとキスしてたじゃない!」

「う、、、それは、、、」

「知ってるもん、私!その後疲れた顔で病室から出てきたの!!何してたの!!」

「い、、いや、、、それは、、、」

「おねえさんは満足そうな顔してたって、聞いたもん!」

「あ、、、う、、、」

 

その頃のおねえさん

「うふふ、、意外と彼、、、やさしいのね

でも、、、彼との関係、、指令に気付かれたかしら?」

なにやら、ベットの上で赤くなったりしていた。

それはまだここに入る前の、純粋な彼女のように

 

「あの、、、」

「なにかね?」

「よろしいんですか、、、あのままで、、、」

「あのくらいの試練には耐えてもらわなくてはな」

「は、、、はあ、、、(汗)」

 

「キライ!キライ!キライ!キライ!」

「う、、、あ、、、う、、、」

まだ、カレを責めている少女

カレはただ、顔を青くして、大量の冷汗を流すしかなかった

 

復讐者、、、

それは悲しき存在、、、のはずなんだが、、、