悲しき『復讐者』最終回
あれから6年の時が流れ、、、
「もう、、、あそこから出てから、どうしてたの!!」
「、、、」
涙をこぼしながら、抱きつく金髪少女
「考える時間が、、、欲しかったんだ、、、」
そんな彼女を抱きしめる、復讐者
「どこにも、、、行かないよね、、、」
「ああ、、、お前のそばにいてやるよ、、、」
「やれやれ、、、ブリッチでラブシーンをやらなくても、、、」
苦笑しながらつぶやくヤセゴリラ
『まあ、そういうな。彼女はずっと待っていたのだからな、、、』
「そうですね、、、」
「今の言葉、、、本当だよね!」
「あ、、、ああ、、、」
「やった〜〜!しっかり録音したからね!!」
そう言って、懐からレコーダーを取り出し、再生する少女
「ちゃんと、取れてるかな〜。『ああ、、、お前のそばにいてやるよ、、、』うん!大丈夫!!」
「あ、、、あの、、、」
「なあに?」
焦りながら尋ねる彼に、にこやかな笑みを浮かべる少女。
「録音、、、してたのか?」
「うん!そうしないと、また浮気するかもしれないもん!!」
どうやら彼は、人生の墓場に入ったようだ
「あの〜〜」
『なにかな?』
「あれを渡したのは、、、」
『ああ、私fだ。証言を取っておけば、後々役に立つからな』
「、、、(可哀想に、、、)」
「やっぱり、あなたは私の『王子様』だね!」
「おい、、、」
「どうしたの?あっ!分かった!!照れてるんでしょ!!!」
「お、、、お〜〜い、、、」
「もう、てれやさん、なんだから!!」
「、、、キャラが違うぞ、、、」
『復讐者』、、、彼の復讐は終わりをつげる。
そして、幸せに向かって歩み始める、、、
「一つ言っておくけど、オペレーターの人とかに手を出したらダメだよ!!」
「う、、ああ」
「絶〜〜対だよ!」
「わ、、わかった、、、」
すでに尻にしかれているようだ、、、
がんばれ、、、『復讐者』