ウィズの『ごしゅじんさま』観察日記13
『いつからだろう、、、、
原田(梨紗)さんが、ダークに冷たくされたとき?
僕の家で、、、バーベキューをしたとき?
ウィズを、、、一緒に探してもらったとき?
、、、ううん
きっと、、、原田(梨紗)さんを、好きになったと思ったときから、、、
僕は、、、
僕が本当に好きなのは、原田(梨紗)さんじゃなくて、、、
梨紅さん、、、だったんだ』
『初めから、、、分かっていた、、、
丹羽君の事を、、、
私の、丹羽君への想い、、、
でも、、、
梨紗の事を好きだと思っていたから、、、
だから、私は、、、その自分の思いに気付かないふりをしていた。
今の関係が、壊れるのが怖かったから、、、
彼の想いを無視して、、、私の気持ちを、ぶつけるのが、、、
そして、、、丹羽君が離れていくのが、、、
だから、、、嬉しい。
丹羽君の気持ちが、分かったから。、
私と、、、同じだった事が』
満天の星空から振る流星を、浜辺で二人並びながら見上げる。
若き二人の未来を、祝福するかのごとく。
静かな夜だった。
「きゅ〜〜〜(良かった〜〜〜)(涙)」
「青春ですわ〜〜〜(涙)」
林の中から、二人の様子を眺める影二つ。
手に持ったハンカチで、目元をぬぐいながらも、大助と梨紅から視線をそらさない。
「きゅきゅきゅっ、きゅ〜(苦労したかいが、ありました〜)」
「ウィズちゃん、大ちゃんが結ばれたのは、あなたのおかげよ。良くやったわ」
「きゅ〜、きゅっきゅっきゅ、きゅきゅっきゅ(そりゃもう〜、ニブチンのごしゅじんさまを持つと、苦労しましたから)」
、、、
「でも、、、」
「きゅ!(うん!)」
「なんで!あそこで!ああなるのかしら!?」
「きゅっ、きゅっきゅ!(まったく、あそこでキスをしないなんて!)」
「本当!だめね大ちゃんも」
「きゅ〜!きゅきゅきゅっ、きゅっきゅ!(よ〜し!今度は女性への、アプローチの仕方を教えないと!)」
「協力しますわ、ウィズちゃん!」
「きゅっ!(おおう!)」
、、、、、、
お、おまえら、、、(汗)
%月○○日
ごしゅじんさま りょうおもいになれて よかったですね〜
うぃず は うれしくて なみだが でてきましたよ〜〜
でも、、、
なんで りくさんが だきついてきたとき にげたんですか?!
あそこは がー! と いくべきです!!
それと はまべでも そうです!
もっと たいみんぐを はかって きすをするようにしないと!!
だから りゅうせいごときに じゃまされるんですよ!!
おまけに そのあとは なんにもしないし、、、
そんなんじゃ だめですよ ごしゅじんさま!!
こんどは そこらへんを てだすけしないと、、、
とりあえず さいしゅもくひょうは、、、 さいごまでかな?
、、、それは、、、やりすぎだ、ウィズ(汗)