ウィズの『ごしゅじんさま』観察日記18
「そう言えばさ、梨紅」
「なに梨紗?」
窓から外を眺める梨紅に問いかける梨紗。
その顔には、、、奇妙な笑みが浮かんでいた。
「ど〜して、丹羽君は、この部屋の絵をかけたんだろうね〜(ニヤッ)」
「うっ、、、ソ、、、そんな事言われても知らないわよ(プイッ!)」
「そ〜〜お〜?じゃ、二人で夜に会っていたって言うのは?」
「そ、、、それは、、、梨紗が長電話しているから、、、その、、、」
「『その、、、』なあに〜?」
「会いたくなって、、、来てくれたの(真っ赤)」
そう言うと、顔を自分の名前と同じ色に染め、うつむく梨紅。
「あ〜、熱い熱い」
「そう言ういい方、、、ないんじゃない?」
アテられた梨紗は、手で扇ぎながらからかうが、梨紅はそんな彼女に、ジト目で突っ込みをいれる。
が、、、
「そ〜お?でも梨紅ったら、プロポーズされてたじゃない、丹羽君に」
「い!い!い!あ、あれはそんなんじゃ無いわよ!(汗)」
「じゃあ、どんなのなの?」
「う゛っ、、、そ、、、それは、、、その、、、丹羽君、天然入ってるから、、、」
「ふ〜ん、でもコレで梨紅は、お嫁さんになれるわね」
「え゛?」
「良かった〜、梨紅の性格だと、貰い手がいないかと思って心配していたのよね〜」
「あ、、、あんたね」
「粗暴なところあるから、心配していたのよ。梨紅は結婚できないと」
「あ、、、あんたね」
あまりのいいように、こぶしを握り締める梨紅。
だが、梨紗はそんな彼女の様子など気にせず、問題解決へと導く。
「と、それよりも学校行こう!そこで丹羽君がいれば話も聞けるし」
「う、、、うん、、、分かった」
%月○日
う〜〜 いけませんね ごしゅじんさま
こいびとを しんぱいさせるなんて
ま、もどってきたら たっぷりと さーびす するんですね!
とりあえず どうぐは じゅんびしておきましたから
がんばってくださいね!
あ、あと、、、
まちがっても そっちで おとさないでくださいよ?
ごしゅじんさまって なちゅらるに おとすからな〜
何の道具だウィズ(汗)
つか、さすがに落とさないだろう、フリーデルトは。
、、、時の秒針は、、、わからんが、、、