GEAR戦士電童EX
「なあ北斗、、、」
「なあに、銀河?」
GEAR本部で、ゲーム雑誌を読んでいる銀河と北斗。
しかも見ているのは、先週の某誌の某記事だった。
「俺たち、、、人間相手に戦うのかな?」
「うん、、、」
「あんまり戦いたくねえな、、、」
「そうだね、、、出来れば、『違う方』に出たかったよね」
「ああ、、、あっちなら、『勇者』と一緒に戦えるからな、、、」
「なに、甘い事言っているの!!!」
「「うわっ!!!」」
気落ちする二人の前に突然現れ、大声を上げるのはベガ。
背後に炎が見えそうな勢いである。
「母さんどうしたの?」
「甘いわよ北斗!戦わずに逃げるのは卑怯者のすることよ!!
戦いなさい!!!戦ってから後悔しなさい!!!!」
「「、、、」」
異常にテンションの高いベガ。
北斗はその様子に頭を抱え、銀河は唖然としながら彼女を見つめていた。
「、、、なあ、、、北斗、、、どうしたんだお前の母ちゃん?」
「、、、あ、いや、、、ほら母さん、生身で登場するだろ、『コレ』に」
「おお、そうだな」
「、、、『東方不敗』と戦えるって、、、喜んじゃってさ、、、」
「、、、マジ?」
「うん。おまけに、、、なんだかアルテアさんもさ、、、」
「、、、おい、、、」
「TVでは後半味方になったから、アルテアさんも戦えると思っている見たいでさ、、、」
「マジかよ、、、そうなったらタイトル違うんじゃねえか?」
「『スーパーファイター大戦』だよね、コレじゃ、、、」
ベガにアルテア
どうやら武人としての血が騒ぐようだ。
、、、でも本当になるかも知れないからな、、、