あたしがヒロインよ!最終回

 

 

「そ、、、そんな!!!」

地球からの通信を聞いて、呆然とするブリッチ。

その中で大きな声で、悲鳴をあげるは、エリス。

「なんで、あたしのセリフが『4つ』しかないのよ!!!」

、、、地球の心配をしていたのかと思ったら、、、

「い、、、いや、エリス君それよりも、地球や北斗君達の

心配をしなさい、、、」

やんわりと突っ込む長官。だが、、、

「へん!そんな事よりあたしのセリフがない事の方が問題です!!

あたしがヒロインなのに!!!」

そんな事、気にしないエリス。

「大体、あたしと『ダブルスコア』なオペレーターズのセリフが

あんなに多いなんておかしいわ!!」

「「「!!!」」」

その言葉に、こめかみに血管を浮かべる女性三人。

エリス、、、それはマズイよ、、、

「あ〜ら、ヒロインの回が一回もないエリスちゃん、なにか言った!」

「あうっ!」

怒りを抑えながら、嫌味を込めて言う愛子。

「しょうがないわよ、愛子。ドラム缶のような体しか持っていないお子様なんだし」

「あううっ!」

鋭く目元を光らせながら言う、久美。

「久美、それじゃドラム缶が可哀想よ。ドラム缶には出っ張りがあるもの」

「あうううっ!」

お下げを逆立てて言うリンダ。

「久美さん、竹、、、なんてどうかしら?」

「愛子、竹だって節があるわよ?」

「なにか良いものないかしらね〜〜?」

ああ、恐ろしきは女性に歳の話。

「あの〜〜〜、、、、」

真剣な顔で話し合う三人に、恐る恐る、謝ろうと声をかけるエリス。

「「「なに(怒)!!」」」

「ごめんなさ〜〜〜い!」

思いっきり頭を下げて謝るエリス。

でもね、、、

「謝って、、、」

「すむと、、、」

「思っているの?」

目を光らせて言う三人。

「あう、あう、あう、あう、あうう、、、お、、、思いません、、、」

「「「当たり前だろーーーー!!!!」」」

「あううう〜〜〜〜(涙)」

思いっきり怒られるエリス。まあ、自業自得だね

 

 

『エリスとかけまして、、、』

「エリス君とかけて、、、」

『スチール缶とアルミ缶と、とく』

「ほう、そのこころは?」

『カン違いには気をつけましょう』

「うむ!銀河君うまいぞ!!吉良国、電池二本やっとくれ!!」

、、、笑点じゃないんだぞ、銀河に長官、、、