少○の想い
「はあ〜〜〜」
一体、、、なんなんだ?この感情は、、、
アイツの笑顔を見ると、、、こう、、顔が熱くなる、、、心臓の音が早くなる
それも、、、思い出すだけでもなるなんて、、、
「どうしたバリ?」
「さっきから、ため息ばっかりついてるジャン」
「私たちでよければ、、、相談にのりますダワ」
「ん。ああ、、、実はな、、、」
誰かに聞いてもらいたかった、、、
この気持ちは何なのか、、、
だからすべてを、こいつらに話していた。
「う〜〜ん、きっとそれは『恋』と言うやつダワ」
「『恋』?なんだそれは??」
初めて聞いたぞ、そんな言葉、、、
「赤毛の子が置いてった『マンガ』と言う本に載ってたジャン」
『マンガ』、、、ああ、あの紙でできたやつか
「これによると、『恋』をすると、、その人の前では顔が赤くなったり、
『はにゃ〜〜ん』となるそうだバリよ」
「先ほど話された症状と同じですダワ」
そうなのか、、、
そうか、、、これが『恋』と言うやつなのか、、、
「それで、、、解決方法はあるのか?」
「『告白』するのが良いみたいバリ」
『告白』?
「『告白』とは、、、どうするんだ?」
「『恋』した相手にその想いを告げる事ジャン」
「相手に『好きです』と一言言えばOKダワ」
そうか、、、
でも、、、
「アイツは俺の事、、、」
「ダメバリよ!」
「そうダワよ!やる前から弱気になるなんてダメダワよ!」
「やってみなくちゃ分からないジャン!」
お前ら、、、
「ありがとう、、、そうだな、、、良し!やってみるぞ!!」
アイツに、この想いを伝えよう。
そうすれば、、、きっと、、、
「アイツが明日来たら、言うぞ!」
「がんばるダワ!」
「がんばるジャン!」
「がんばるバリ!」
「ああ、分かっている。それじゃ、俺は寝るぞ」
「「「おやすみなさい(ダワ)(バリ)(ジャン)」」」
デキソコナイの中途半端な情報だけで自分の感情に結論を出してしまったまま、
彼に告白しようとしている者が一人。
誰か地球の大人、しかもまともな人が、相談に乗ってあげたほうが良いぞ、絶対、、、