神魂合体ゴーダンナー
奥様は16歳?! 07
「ちっ、狭いわね、この通路!」
狭い通路の中を、文句を言いつつ進む静流。
「まったく、マックスも奪うんなら、とっとと連れて行けば良かったのよ!
私のコアガンナーを奪わずに、ミラと二人で車で逃げていれば、
余計な事にならなくて済むのに!!」
、、、そう愚痴を言いながら、、、
い、いや、、、あの、、、(汗)
「そうだわ、ドサクサにまぎれて、彼女も一緒に処分すれば、、、
どうやって消そうかしら、彼女(ニヤリ)」
、、、、、、
マックスよりも、たちが悪い気がするぞ静流(滝汗)
そして、その頃ベースでは、、、
『ルウ!あんた、碌に操縦できないのに、どうする気なんだい!!』
「私だって、援護射撃ぐらい出来る!」
『くっ、、、だけどね!』
ルウの言葉に、霧子も言葉が詰まる。
だが、ルウは訓練を受けていない身。
そんな彼女を出す事に、さすがの霧子も許可を出さないのだが、、、
「それに今、出なかったら豪が、、、豪が!!」
『、、、』
「もう一人はいや!だから、、、だから!お願い!!」
『、、、分かった。だが、あくまで長距離からの援護射撃だけだ!良いねルウ?』
「了解!」
彼女の、心からの叫び、、、
その想いを受け、霧子は決断する。
のだが、、、
「ふふふっ、、、これで、豪を助けられれば、ほめられるかな?
そして、、、
『ルウ、良くやったな』
『ううん、、、豪のためだから、、、』
『ルウ、、、ありがとう、、、』
『豪、、、、、、』
『ルウ、、、、、、』
って、見つめ合った後、、、
ああっ、豪ダメ、それは、、、」
『ル、、、ルウ、、、(汗)』
頬を赤く染め、体を狭いコクピットの中で、妄想を口にしながら器用にくねらせるルウ。
さすがの霧子も、この状況でこうなるとは思っていなかったわけで、、、
「そうだ、ドサクサにまぎれて、静流も殺っちゃえば、、、
ライバルが1人、、、ううん、2人減る。いや、うまくやれば3人とも、、、
そうよね、、、ふふふ、、、(ニヤリ)」
『あの、、、良いんですか(汗)』
『、、、良いさ。悪いのは豪なんだからね、、、』
小波の問いかけに、つかれた声で答える霧子。
大変だな、義母さん、、、
「まってて豪!今、私が助けに行くね!!そして二人で、、、キャッ!」
、、、違う所にイク、ルウ。
戻ってこ〜〜い!
しかし豪、、、お前、、、罪深いな。