神魂合体ゴーダンナー
奥様は16歳?!12
「ミラ、、、」
自分の前に立つミラを、驚いた表情で見つめる豪。
そして、優しい瞳で豪を見つめるミラ。
「豪、、、」
「な、なんだミラ?」
「老けたわね」
「ほっとけ!」
ミラのボケに突っ込む豪。
5年の歳月は、、、長かったようだ。
「それに、、、」
「あ?」
「何人、落としたの?」
「いぃっ?!」
一転し、冷たい視線で豪を見つめるミラ。
「私が死んだ時に、杏奈ちゃんを落として、、、」
「いや、それはだな!」
「何気なくルウを落として、、、」
「まて!ルウは違うだろ!!アイツは他のやつに付いて行ったんだから!!」
しどろもどろになりながら反論する豪。
だが、、、
「じゃあ、静流はどうなの?」
「う゛っ、、、」
「私と付き合う前に、しっかりと落としていたんでしょ?」
「あ、いや、、、その、、、、、、」
ミラの言葉に、大量の汗を流しながら、うろたえる豪。
「まったく、、、その調子だと他にも入るんじゃないの?」
「いやそんな事は無い!!」
「本当?」
「ああ、本当だ!」
疑いの視線を向けるミラに、必死で答える豪。
だが、、、その言葉には今イチ説得力にかけるというか、、、なんと言うか、、、、、、
だから、、、
「ふ〜〜ん、じゃあ桃子は違うの?」
「ああ!桃子はお互い遊びと納得した上で、何度か朝まで付き合っただけだ!!、、、、、、あ゛っ(汗)」
あせっていた豪は、ミラの仕掛けた罠に掛かり、余計な事まで暴露してしまう。
そして、、、その場に落ちる、イタ〜〜〜イほどの沈黙。
「、、、ケ・ダ・モ・ノ♪」
「ちっが〜〜〜う!!俺は、、、俺は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
猿渡豪、元恋人にその正体が知れた瞬間だった。
つか、、、いつの間に桃子まで?!