禁断のロザリオ ツヴァイ
メイド1
「しっかし、、、セシル達って、大変なんだな」
「うん、、、凄い」
「いえ、そんな、、、」
自分達が体験したことによって、セシル達メイドさんの大変さが分かったエイジとリィルが
セシルに尊敬の念をこめた視線を送る。
「私は、、、当たり前のことをしているだけです、、、」
その視線に照れて、顔をシーツで隠しながら言うセシル。
「ううん、エイジさんの世話だけでも大変そうだもの」
「、、、う゛、、、今回のことがあるから、なんかあんまり否定できねえ」
自分の方を、笑顔で見ながら言うリィルに、エイジはそれが当たっているだけに、言葉につまり嘆く。
「いえ、迷惑だなんて、、、そんな事、、、ないです。その、、、嬉しいですから。エイジさんのお世話が出来て」
顔を赤くしながらも、しっかりと主張する。
自分の想いを、、、
『そばに入るだけでも良い』
その想いを、、、
「くっ〜〜〜!そんな良いメイドのセシルには、『ご褒美』だ!」
「え?」
「うん、『ご褒美』あげる」
「え?え??」
突然の言葉に驚き、起き上がるセシルの正面に、起き上がり回るエイジ。そしてリィルは彼女の背後へと回る。
「あ、あの、、、」
「ん?いや〜、セシルに『ご奉仕』してあげようと思ってな」
戸惑うセシルに、手をワキワキさせながら言うエイジ。
「そ、その、、、」
「大丈夫。『ご奉仕』するだけだから」
背後からセシルを抱きしめながら言うリィル。
「『ご奉仕』させて、、、」
セシルの耳元にささやくように言うリィル。
「いっただきま〜〜す!」
口元を笑みでゆがめて、ジリジリと近づくエイジ。
「え?あぁっ!だ、、、ダメです、、、きゃぅん!!」
「ん〜〜、ナニがダメなんですかセシルさま?(ニヤリ)」
「うん、良く分かりません、セシルさま(ニヤリ)」
「あぁぁぁ!エイジさま、は、激しすぎます。んぁ!!
ふぁぁ、、、リィルさま、そんないじくらないで、、、ください、、、」
「でも、セシル自身は、違うみたい」
「おう!なんか『もっともっと』って言っているぜ?」
「そ、それは、、、ふぁぁぁ!」
「ふふふ、良いではないか、良いではないか」
「だ、ダメです、、、んんん!」
「うんんん、、、エイジさん、悪代官になってる」
「おお、すまん。なんかついな。でも、そう言うリィルだって、なんかいつもと違うぜ?」
「ふあぁぁぁ、、、あぁぁぁぁ、、、」
「うん、、、ちょっといいかも、こういうのも」
「あ、、、んあぁぁぁぁぁぁ!!!」
三人がもつれ合う、エイジの部屋のベッドの上。
エイジとリィルによる、セシルへの『ご奉仕』は、夜があけるまで続く。
、、、つか、それは『ご奉仕』か?