西南の日常2

 

 

「ほ〜〜ら、福ちゃん。お父さんが帰ってきましたよ〜〜」

「みゃあ〜〜ん!」

「あの、、、ネージュちゃん?」

「な〜〜に、ア・ナ・タ!」

福を抱きかかえ、帰って来た西南を迎える、ネージュ。

西南は、彼女の発言に額に汗を浮かべながら、問いかけるが

ネージュは西南の腕にしがみつき、頬を摺り寄せ、嬉しそうな顔を浮かべる。

「「「ちょっと!!!」」」

「なあに、『オバチャンたち』??」

「「「なっ!!!」」」

ネージュの行動に、怒りの炎と声を上げる三人。

だが、彼女は何事もないように、彼女たちに向かい会い、爆弾を投げかける。

さすがにその言葉は効いたようで、彼女たちの動きが止まる。

「さあ、向こうに行こうよ。福ちゃんも向こうで、三人で遊びたいよね〜」

「みゃん!みゃん!!」

「いや、、あの、、その、、、」

「三人で何しようか〜、楽しみだね〜、福ちゃん!」

「みゃあ〜〜〜〜〜ん!!!」

固まった三人を尻目に、ネージュは西南を引っ張りながら嬉しそうな福と一緒に、奥の部屋へと消えていく。

よかったな福ちゃん。