西南の日常5
『はい、西南ちゃん』
『ありがとうございます霧恋さん』
『西南ちゃん、、、私たちは夫婦なんだから、、、その、、、』
『あ、、、あの、、、その、、、』
『霧恋さん、、、いや、霧恋』
『はい、、、あなた、、、』
「なんて事になったりして、、、やだわたしったら」
ちゃぶ台の上にある、二つの茶碗を見つめながら妄想にふける霧恋
頬を赤く染め、もだえるのだった。
『あの、雨音さん、、、僕のベッドは、、、』
『目の前にあるだろう?』
『でも、、、それってダブルベッドですよ、、、』
『当たり前じゃないか、夫婦なんだから、ひとつのベッドで寝るのは常識だろ』
『え、、、あの、、その、、、』
『ほら、、、いいんだぜ、、、西南なら、、、』
「なんてな!なんてな!!なんてな!!!」
ダブルベッドの上で妄想にふける雨音
並べられた枕を抱え、もだえるのだった。
『西南様、、、』
『リョウコさん、、、』
『夜のお勤めに参りました、、、』
『いや、、、その、、、』
『夫婦にとって、夜の営みは当然の事ですわ、西南様、、、さあ、、、』
『はい、、、リョウコさん』
「って、なったりして!いやですわ西南様!!」
ソファから転げ落ちながらも、妄想にふけるリョウコ
ワインに酔ったわけでもないのに、もだえるのだった。
『西南おにいちゃん、、、ううん、西南さん、、、』
『ネージュちゃん、、、いや、ネージュ、、、』
『ああっ!、、、そ、、そこは、、、あああ!!』
『良い、、、ネージュ、、、』
『うん、、、きて西南さん、、、』
『ネージュ!!!』
『西南さん!!!』
「、、、えへへへ、、、えへへへへ、、、」
「みゃ、、、、みゃお?」
ベッドに並べられたネグリジェとパジャマを眺めながら、妄想にふけるネージュ
福ちゃんが引くほど、もだえるのだった。
というか、、、君は何を想像しているんだい?