シューゴのみらくる大作戦!
その3
月に向かって叫ぶシューゴを後ろから見つめるミレイユ達。
「シューゴ、元気出してよ。私達も手伝うからさ!」
「、、、ミレイユ、、、」
「ワタシも、レナさん探すの、手伝います。だから元気だしてくだサイ」
「、、、ほたるちゃん、、、」
「ワタシも、もちろん手伝うぞシューゴ。ワタシ達は、『仲間』だろ?」
「、、、凰花、、、」
友を、心から心配し、そして、、、仲間のために、困難に立ち向かう決意を言葉にする三人。
「、、、ありがとう、みんな!!そうだよな、俺一人じゃないんだよな!!!
よ〜〜〜し!みんな、力を貸してくれ!!」
「もちろんだよ☆」
「はい、がんばります」
「ご主人様のためだからな」
ミレイユたちの言葉に、再び決意し、力強く立ち上がるシューゴ。
今、パーティーが、一つになる。
『レナ救出』と言う目的のために。
「それじゃあ、テーマ曲、いって見ようか!」
「「「おう!(はい!)」」」
ミレイユの音頭に合わせて声をあげる一行。
そして、、、
「モンスターいっぱいの〜、へんてこりんな世界!」
ドコからか取り出したタンバリンでリズムを取るほたる。
「さかさの世界の〜、へんてこりんな世界!」
杖ではなく、マイクスタンドを操るミレイユ。
「役員はだ〜れも、しんじちゃくれ〜〜ない」
両手に持った鈴を鳴らしつつ、こぶしを利かせて歌う凰花。
「「「へんてこりんな世界へ、飛び込もう!」」」
ミレイユの元に集まり、声をそろえる三人。
「いも〜との、レ〜〜ナを救い出すまで〜 み〜〜んなで、な〜かよく、帰れる日まで〜
カ〜オス ゲ〜〜トを く〜ぐりぬけ!」
こぶしを握り締め力強く歌うシューゴ。
「「「「ゆ〜くぞ み〜んなと 戦い続けるぞ〜〜!!」」」」
顔を寄せ合い、決意を込めて歌う4人。
「っと、そのまえに、、、そのさ、、、」
「どったのシューゴ?」
盛り上がった所で、頬をかき、テレながら言うショーゴ。
「いや〜〜〜、回復しすぎちゃってさ〜〜〜」
「シューゴさん、すごい事なってマス」
「お〜〜、本当だ。さすがシューゴだな」
シューゴの一部分を見つめるほたるに凰花。
どうやら、先ほどのミレイユとほたるの回復により、シューゴは別の所も元気になったようだ。
節操なし、と言うか、なんと言うか、、、
「んもう、しょうがないな、シューゴは。そんじゃいったん戻ってからね?」
「おう!存分に相手するぜ!!」
「あまり、激しくはしないでくださいネ」
「ふふふ、ショーゴは獣だからな」
「にゃはは、楽しませてよショーゴ♪」
「そんじゃ、師匠!バルムンク、あとでね〜〜〜!」
その言葉を残し、消えていく4人。
「おい、、、バルムンク」
「なんだ、、、三十郎?」
「あれで、、、良いのか?」
「ふっ、愛に勝るもの無し!」
「、、、」