シューゴのみらくる大作戦!
その5
「まったく!君達は、僕をどういう目で見ているんだ!!」
『バルムンクの腰巾着』やら、『神威の愛人』やらさんざんな事を言われ、激怒するレキ
だが、、、
彼らには通じなかった。
「ん?そうだな、、、巨乳好きで、かなりHな『草薙桂』かな」
「ぐはっ!」
飄々とした顔で一番槍を突き立てる凰花
「和服美人や外人に、巨乳から子供まで、守備範囲の『花菱薫』デス」
「ぐがっ!!」
とぼけた顔で、二番槍を立てるほたる
「ふむ、敵になった幼馴染の婚約者から、友達の彼女まで手当たりしだいの、『キラ・ヤマト』だな」
「はぐっ!!!」
三番手として、平然とした顔で一刀両断する三十郎
「え?二股したり、病室で巨乳とキスしたり、肉体年齢が17,8なら精神年齢はいくつでもOKな、『リュウ・ソーマ』じゃないの?」
「ぐわっ!!!!」
皆が切り開いた所に、短剣ながら鋭く突き刺すシューゴ
あまりのダメージに、レキはその場にひざを付き、胸元を押さえる。
しかし、、、
「ん〜〜とね!大人の女性には見向きもしないで、6〜7歳の女の子を毒牙にかけた、真性ロリコンの『カズマ』だね♪」
「ぐっわわわわわわわーーーーーー!!!!!」
ミレイユの放った呪文は、『快心の一撃』となりレキへ直撃。
その破壊力はレキが放心してしまうほどだった。
「ぼ、、、ぼくは、、、ぼくは、、、、、、」
その場にうずくまり、つぶやくレキ。
「もう、、、、じゃまだな、この人〜。ほたるっち、あのね、、、」
「なんですカ、ミレイユさん?」
「あのね、、、でね、、、、、、わかった?」
「はい、やってみまス」
そんな彼を見て、なにやら怪しい笑みを浮かべ、ほたるの耳元でささやくミレイユ。
ミレイユのアドバイスを聞いたほたるは、レキの前に立つと、、、
「桂君がそんな人だったなんて、幻滅しちゃうな」
「ま、、、まてよ縁川!お、、、おれは、、、」
その声に反応するレキ。
そして、彼女に手を伸ばすが、、、
「薫様が、そんな方だったなんて、、、ひどいです、、、」
「あ、、、葵ちゃん、誤解なんだ!俺を、、、俺を見捨てないでくれーーーーーーーーーーーーーー!!!」
シューゴの元へと駆け寄るほたるに、叫ぶレキ。
、、、あわれな末路である、、、
と言うか、追い討ちをかけるとはミレイユ、、、ひどすぎる