まぶらほ
管理人サンと一緒02
学校へと向かう和樹と夕菜を見送る尋崎。
「やっぱり、、、若い子の方がいいのかしら?私とあまり話をしてくれないし」
そう言いながら、箒を持つ手に力が加わり、柄が軋みの声をあげる。
「でも、、、あんな『暴走小娘』なんかに、負けません!
そうです!凶暴なだけの女なんて、ふさわしくありません!!」
お、、、おひ、、、
「そうだわ!今日は学食お休みだから、式森さんのために私が手料理をつくってあげましょう!!
そうと決まれば、さっそく式森さんの好きなものをそろえなくては!!」
、、、、、、
「、、、ああっ、、、私の部屋で、二人っきり、、、
そして私の手料理、、、
そして、、、そして、、、
『美味しいです尋崎さん』
『ありがとうございます』
『でも、、、』
『『でも』?』
『もっと美味しいものも食べたいな(ニコリ)』
『え?!え?!?もっと美味しいものって、、、』
『それはね、、、』
何て事になったりして!
イヤだわ式森さん!
そんないきなり!!」
あなた、、、夕菜の事言えませんよ、、、
、、、和樹、、、君の選択肢は、、、色々と複雑そうだぞ、、、
おまけ
「ふっふっふ、、、」
あ、、、あの、、、
「ふっふっふっふっ、、、」
そ、、、その、、、、、、
「誰が、、、『暴走小娘』なんですか?」
夕菜さん、、、目が笑っていないですよ、、、
「誰、、、なんですか?」
え、、、えと、、、、、、
「まさか、、、私、、、なんて事、、、ないですよね(ニコリ)」
そ、、その右手のサラマンダーは何ですか!左手のウインディーネは!?!
「さあ、、、」
どうして左手を前に突き出して、右手を引くんですか?!
つか、、、まさかそれは(汗)
「答えて、ください」
ほ、、、ほら2−Bの女子ですよ!
暴走していたじゃないですか(滝汗)
「、、、そう言う嘘を、、、つくんですか?」
え゛、、、
「この!喰らいなさい!!メ○ローア!!!」
うぎゃーーーーーーーーーーー!!!
く、、、くあっ、、、腕が、、、右足が、、、
「ちっ、、、やっぱり氷の精霊ではない分、威力が落ちますね。
まあ、これで懲りるでしょう。それでは失礼します」
う、、、ぁ、、、た、、、助けて、、、誰か、、、、、、
あぁ、、、い、、、意識が、、、
、、、、、、、、、
「もう、、、しょうがないわね。取り合えず霊符で、私が和樹と仲良くなるのを書くようにして、、、
良し!これで良いわ!!後はほっといても勝手に再生するでしょう」