まぶらほ
管理人サンと一緒03
「やっ、ちょっとやめなさいよ!私まだ、そんな年じゃないわよ!!」
「良いではないか!」
「あらあら、仲が良いのね」
「違います!見てないで助けてください!!」
嫌がる玖里子に抱きつくエリザベート。
そして、その光景をほほえましく見ている尋崎。
そんな彼女に玖里子は助けを求めるが、、、
彼女は、微笑みながら掃除をするだけだった。
いつまでも、そのような状況が続くと思われたその時、エリザベートの口からでた言葉が、この状況を動かした。
「おおっ、そうじゃ!シキモリが『父親』と言うのも良いな!」
「え?、、、和樹が、、、『父親』?で、、、私が、、、『母親』?、、、」
「??」
その言葉を聞いて、そうつぶやくと考え込む玖里子。
突然抵抗することを止めた玖里子を、怪訝な顔でエリザベートは眺める。
「(と言う事は、私と和樹が、、、『夫婦』?
じゃあ、、、
『ねえ、和樹?』
『なんだい玖里子さん』
『もう、いつになったら、『玖里子』って呼んでくれるの』
『え、、、でも、、、』
『私達、、、夫婦なんだから、、、ね?』
『う、、うん、、、、、、だけど、、、』
『それに、、、私、心配なのよ。和樹は女性に優しいから、、、
和樹に、、、捨てられるんじゃないかって、、、』
『そ、、、そんな事しないよ!僕は、、、僕は、玖里子が一番大好きだよ!!』
『え、、、本当和樹』
『う、、、うん、、、本当だよ、玖里子、、、』
『和樹、、、』
『玖里子、、、、、、』
『和樹、、、、、、』
『、、、、、、、、、』
『、、、、、、、、、』
『玖里子〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!』
『あっ、ちょっと和樹!だ、、、ダメ!そ、、、、そこは、、、、んぁ!』
『玖里子!玖里子!玖里子!く〜〜〜り〜〜〜こ〜〜〜!!!』
、、、、、、)
なんて事に、、、なったりして」
そう叫ぶと、顔面を真っ赤にし、固まる玖里子だった。
どうやら回路がショートしたようである。
「う、、、どうしたと言うのじゃ、、、あれは(汗)」
「そうね。本当は純情で、経験もないのに、いつも『経験済み』と言う風に振舞っているから、ちょっとした事で綻びが出てしまうのよ。
人間、無理は禁物、と言う事ね」
「ふむ、、、そうなのか、、、」
「でもね、その純情そうな所を見せれば、式森さんも一発なんでしょうけど、、、
まあ、無理でしょうけどね」
「う〜〜む、勉強になるの、、、」
そんな玖里子を、面白いものでも見るかのように、眺める二人だった。
まあ、、、確かに、初めから『純情少女路線』でいけば、和樹の事だから落ちただろうな、、、
確実に。
「それに、、、その方が、私も好都合だし(ボソリ)」
、、、、、、何を言っているのですか、尋崎さん?
おまけ
「ふふふ、、、今日と言う今日は許しませんよ、、、
よりにもよって、、、和樹さんを想像の中とは言え、玖里子さんと、、、」
、、、、、、いや(汗)
「さあ、お祈りはいいですか!サ・ラ・マ・ン・ダ!!」
、、、、、、、、、その(滝汗)
「喰らいなさい!フィン○ーフ○アボム!!」
ぐわっ(ジュバッ!)
「、、、、、、ん?手ごたえが無さすぎます、、、、、、
くっ!霊符による式神ですって!!道理で抵抗もしないと思ったら、、、
くっくっく、、、次回を見ていなさい、バカ作家!!」
ふう、、、味方を作っておいてよかった、、、
「もう、、、もうちょっと甘く出来ないの?」
いや、、、してもいいのですけど、、、それだと、キャラが大分違ってしまいますよ?
「、、、しょうがないわね。今回はこれで許してあげるわ。でも今度書くときは、もう少しがんばってね」
はいそれはもう!
で、、、約束の物ですが、、、
「はい、『式神霊符』一応、10枚ほどあるけど、、、あんまり使うんじゃないわよ?」
ありがとうございます!!