まぶらほ

管理人サンと一緒06

 

 

決戦(和樹の両親来訪)の日は明日。

そして、三人は、、、

 

「ふっふっふ!これで挨拶は完璧だ!!

これで、、、これで、、、式森の両親に挨拶すれば、私の印象は、、、

そうすれば、、、そうすれば、、、、、、

式森は私のものに!!

よ〜し、がんばるぞ!!」

薄暗い部屋の中で、大声をあげる凜

君、、、ついこの前まで、和樹を殺そうとしていなかったか?

 

「ふふふ、この極上うな重を食べて、元気になって眠れなくなった和樹と、、、

あっ、でも、、、大丈夫かしら、そんな元気になったので?

ただでさえ、痛いって聞いているのに、、、そんな大きくなったモノが、、、

ううん!我慢するのよ玖里子!!どんなに痛くっても!!!

だって、、、和樹のモノなんですもの(ポッ)」

何やらアヤシイ妄想をし、頬を赤く染める玖里子。

、、、我慢するのは、、、健気かもしれないが、、、ちと違うぞ(汗)

 

「もう、、、和樹さんったら、、、

でも、寝顔も可愛いです!

、、、そうだ!本物の『うなぎ』は、苦手ですけど、、、

和樹さんの『うなぎ』なら(チラッ)

やっぱり、い、、、今から克服しておかなくてはいけませんよね!

これなら普段は『ヌルヌル』していないですし、、、

で、でも!そんなの私のキャラではないです!!

でも、、、、、、」

隣で眠る和樹を見ながら、暴走する夕菜。

、、、その『うなぎ』は食用ではありません!

 

こ、こうして少女達の夜は明ける。

その後の一波乱を想定せず。

想いをはせて、、、

 

「くすん、、、せっかく掃除して、ご馳走を準備していたのに、、、

こられないなんて、、、残念です」

逃げる和樹を、追いかける三人を見送りながらつぶやく尋崎。

、、、あんた、ナニ考えているんだ?

 

 

おまけ

「ふふふ、和樹さん見つけました!

さあ、もう逃がしませんよ」

「夕菜(ニコリ)」

「うっ!そんな満面の笑みを浮かべてもダメです!私は怒っているんですから!!」

「夕菜(ニコリ)」

「うっ、、、わ、分かりました。今回は許しますけど、、もう浮気をしてはだめですよ?

良いですね??」

「夕菜(ニコリ)」

「もう、、、さ、帰りましょう和樹さん」(スタスタ)

「夕菜(ニコリ)」(スタスタ)

 

、、、

「、、、」

行ったね?

「行きましたね」

ふう、、、今回も逃げ切れたな〜

「ええ、これで当分は大丈夫ですね。でも、、、」

ん?

「あの僕そっくりな等身フィギュア、どうしたんですか?」

ああ、あれね。知り合いにああいうの作るバカがいてさ、そいつにちょっと頼んでね。

「そ、それにしても、、、」

なにせ、内部にヒーターも内蔵してあるから、人体と同じ暖かさになるし、

今回のは、各部にモーターを組み込んである上にちょっとしたAIを積んであるから、

ある程度自由に動けるしね〜

「す、、、すごいですね、、、、、、」

さ、また他の所に移動しようか?

「そうですね。早く行きましょう!次回までに、できるだけ遠くまで!!」

、、、切実だな、和樹君も、、、

「う゛、、、言わないでください(汗)」