プリーズ☆先生 4時間目
『桂君と、今夜、、、
その、、、多分、、、』
ベッドの上で枕を抱き締め、悩むみずほ。
頬を赤く染め、枕に顔をうずめる。
『やっぱり、、、私、、、桂君の事、、、
そう、、よね、、、ううん、そうなんだわ。
だからこんなに『ドキドキ』している。
それに、桂君とだったら私、、、』
『先生と、今夜、、、
多分、、、その、、、』
トランプをしながらも、みずほとの事を考えている桂。
まわりの友人たちの言葉はほとんど耳に入っていない。
『俺は、、、やっぱり先生のこと、、、
そうだよな、、、うん、、、
でも、、、そ、、、その、、先生は良いのかな?
俺と、、、そういう事しても、、、』
『桂君、、、まだかしら、、、
早く、、、戻ってきて、、、桂君、、、
私、、、』
『先生、、、待っているのかな、、、
待っててくれてるのなら、、、早く戻ってあげたいな、、、
俺、、、』
それぞれの思いが巡る夜
二人の距離は、、、
二人の心の距離は、、、
縮まっている
『あっ、でも、、、桂君が、あんなことやこんなことを頼んできたらどうしよう?!
その、、、私、、、初めてだし、、、
拒否したら怒るかしら?
はっ!もしかして緑川さんに頼んだりして、、、
ダ、ダメよ!!!
そんなの絶〜〜〜対、ダメ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
どうしよう?!どうしよう?!
そ、そうだわ!マリエに調べてもらおう!!』
思いが、縮まりすぎてるかも、、、