『え〜と、お元気ですか、、、

って、昨日あったばかりでしたよね。

ああ〜ん！せっかくおやっさんから手紙の書き方を聞いたのに

ぜんっぜん役にたってない〜〜〜！

、、、ごめんなさい、こんな事書いてしまって。

わたしってダメですね、やっぱり、、、

でも、どうしても書きたい事があるので書きます！！

昨日はありがとうございました！

忙しいのに私に付き合ってくれて、、、

とても楽しかったです

ほんと〜〜に、ほんと〜〜にありがとうございました！

Ｄさん！

「で、これが『おおぼけユ〜ミ』の手紙かい？」

「ふふふ、あの子らしいな」

グラスを傾けながら手紙を読むＤボゥイ

その顔には柔らかな笑みが浮かんでいる

「しかしＤボゥイがな〜〜」

「、、、何か？」

「いや、ユミと喫茶店でデートするとはな」

「デ、、デートというわけじゃ、、、（汗）」

おやっさんの言葉に額に汗を浮かべて弁解するＤボゥイ

「ま、アキには黙っといてやるさ」

その彼の表情を見て、意地悪い笑みを浮かべながら言うおやっさん

「お、、お願いします」

心から頼み込む、Ｄボゥイ

「とりあえずその手紙は隠しとくんだな。

アキに見つかったら、おめ〜大変だぞ」

「大変、、、って」

「お前アキと外でお茶した事、、、何回あるんだ？

しかもおしゃれな喫茶店でだぞ？」

「、、、ないです」

「だろ、もしその手紙が見つかってみろ。

『私にはそんな事してくれた事ないじゃない！』

とか言って、怒り出すぞ」

「確かに、、、」

「ま、気をつけな」

「はい、気をつけます」

男たちの夜は深けていく、、、

「ユミ、、、いい度胸ね、、、

彼を誘うなんて、、、

Ｄボゥイ、私には何をしてくれるのかしらね（怒）」