特攻野郎Fチーム!
海外で鳴らした私たち4人は、敵に追われて大変です!
どうにか敵から脱出して、逃げ回りました。
しかし、ただ逃げ回っているような私たちではありません。
世界の平和のため、なんでもやってのける命知らず、
不可能を可能にし巨大な悪を粉砕する、私たち、『特攻野郎Fチーム!』
俺はクルツ・ウエーバ。通称ウルズ6!自慢のルックスに、かわい子チャンはみんなイチコロさ。
ハッタリかまして、ブラジャーからミサイルまで、何でもそろえてみせるぜ。
千鳥かなめ。通称カナちゃん。ブラックテクノロジーの天才よ!テロリストだろうとぶん殴って見せるわ!!
でも、オバケだけは勘弁よ!!
俺は相良宗介。通称ウルズ7。パイロットとしての腕は天下一品だ。奇人?変人?誰の事だ?
私は、リーダー、テレサ・テスタロッサ大佐。通称テッサです。奇襲戦法とオトボケの名人です。
私のような天才策略家でなければ、百戦錬磨のつわものどものリーダーは務まりません。
私たち、道理の通らぬ世の中に敢えて挑戦する。
頼りになる神出鬼没の…『特攻野郎Fチーム!』
助けを借りたい時は、いつでも言ってください!
「、、、って、何よこれ!!!」
「さあ、俺にもわからん。どう言うことだクルツ?」
「いや、だってよ、次回予告のテーマって、もろこれじゃん。だからさ」
腹を抱えながら、ソースケの問いかけに答えるクルツ。
ソースケはその答えの意味がわからず、首を傾げるが、カナメは分かっているらしく、
怒りで肩を震わせていた。
「ソースケの『モンキー』と、クルツくんの『フェイス』は分かるわよ!
結構はまっているから!!
で・も!なんであたしが『コング』なのよ!!」
「グハッ!、、、カ、、、カナメ、、、ちゃん、、、く、、、くる、、、しい、、、」
そう言いながら、クルツの首を力いっぱいしめる。
「ほら、そういうところが『コング』なんですよ?」
「くっ!でも、まあ、あなたよりはましよね〜、あんなおじいさんだもんね〜〜」
「あら、『ハンニバル』は立派な軍人ですわ。私、結構尊敬しているんですよ。
でも、カナメさんもぴったりですよね、『コング』」
「なんですって!!!」
熱い、乙女の視線がぶつかり合う、
お台場の夜であった。