ら〜じぇふぉん

 

 

「(くふふふふ!やっぱりこの子上物だわ〜〜〜!

着るものをちょ〜〜〜と、変えるだけでこんなに格好よくなるんですもの!

苦労したかいがあったって、ものよ!!

も〜〜〜〜〜、お姉さん、嬉しくなっちゃう!!)」

ほのかなランプの中、怪しくもだえる遙

そのどす黒い欲望を込めた視線の先にいるのは、静かに眠る綾人。

「うう、、、うううぅ、、、」

時折、うなされているのだが、、、

「(綾人君ったらうなされちゃって、、、

でも、大丈夫よ!!お姉さんがやさしく包み込んであげるわ!!!

身も心もすべてをね!!!!

何にも心配すること無いのよ。すべて任せてくれれば綾人君は気持ちよいだけなんだから!

そう、だ・か・ら!安心してね、綾人君!ぐふふっ!!ぐふふふふっ!!!)」

遙は自分に都合のよいように解釈すると、やばげな欲望を込めた視線を送り続ける。

それは、古い漁船の中での一夜の出来事だった。

 

 

翌朝、遙が目を覚ました時見たのは、綾人が書き残したメモだった。

『探さないでください』と一言書かれたメモだった。

「あんなおばさんと一緒にいたらこっちの身が危ない!逃げなきゃ!!

おばさんは好みじゃないんだ!」

綾人、君の判断は正しいと思うぞ。

 

 

「綾人く〜〜〜〜ん!どこ行ったの〜〜〜〜!!!

お姉さんといい事しましょ〜〜〜〜〜!!!」

、、、そりゃ、、、逃げるよな、、、

 

 

「クスクス、バアさんは用済みよ。フフフ」

玲香、、、それはキャラが違うぞ

確かに中の時代は、近かったけどさ、、、