おさな妻日記5

 

 

○月×○日

ふっふっふっ、、、

そう、、、そうなのね、、、

 

 

「ふん!」ズシャ!!

20Kg近くある肉塊に、包丁を渾身の力で突き立てる少女。

よく見ると、すでに無数の傷跡が肉塊についている。

「ふん!!」ズシャ!ズシャ!!

彼女のその瞳は、三角に釣り上がり、怪しい光を宿している。

「、、、、、、、」

そして一息つくと、今度はどこからか日本刀を取り出し上段に構える。

「でりゃああああああああ!!!」

シュン!

 

ズバーーーン!!

 

気合を込めた一閃が、肉塊のみならず、テーブルごと一刀両断に叩き切る。

「くっくっく、、、、この包丁、よく切れるわ、、、」

刃を舌なめずりしながら、両の瞳に殺気を宿らせる。

 

、、、はたして、彼は生き延びる事ができるのだろうか?