がんばれ乙女達!

局面3「崩壊する仮面」

 

 

 

「そんでのろくさ出てって、的になれっての?」

やはり、、、彼に頼むしかないわよね、、、

私が勝手に『軍機』であるアレに乗せえたから、、、

ごめんなさいね。

子供に頼らなくてはいけない私たち、、、

このままでは皆、、、死んでしまう。

ううん、、、

そんな事は詭弁だって事は、、、分かっている。

関係ない『子供』を、、、

何も知らない子を、、、

さっきまで、ただの学生だった子供を、、、

半分脅して、、、戦いに出すのだから、、、

許してとは言わないわ。

私が願うことは、、、

生きて帰ってきて、、、

ただ、、、それだけ、、、

、、、

、、、

、、、

、、、

、、、

あっ、、、でも、彼が出撃するからって、私に要求してきたら、、、

『いいですよ、、、その代わり』

『『その代わり』、、、なに?私にできることなら、、』

『簡単なことですよ』

『え、、、ちょ、、、ちょっと、、、』

『アナタを、、、撃墜させてもらいます』

『あ、、そ、、、そんな、、、んぐっ!』

『んん、、、とりあえず、今はこれだけです。先は長そうですしね』

『、、、ええ、、、分かったわ』

、、、(ニヘッ)

なんて事になったりして!!

それで、彼が、、、私の胸に、『また埋もれてみたい』とか言ったり!

『戦いで興奮したボクを、、、鎮めてください。あなた自身で、、、』

なんて言われたりして!!

その上、戦闘状態の彼が私に、、、

『アナタにストライクだ!!』なんて、なったりして、、、

やっだ〜〜!私ったら!(イヤン!イヤン)

よ〜〜〜し!!

早速『説得』よ!!

私ならいつでもOK!だからね!!

 

 

 

 

 

「なあ、、、」

「、、、なんでしょうか」

「彼女、、、大丈夫か?、、、」

「、、、た、、、多分(汗)」

「、、、、、、そうか?」

「、、、、、、、、、は、、、はい」

なんとも言えない表情で、彼女がブリッジから出て行くのを見送る二人。

この艦に、明日はあるのか?