がんばれ乙女達!

局面14 「果て無き妄想の中で」

 

 

 

『艦長』の場合

 

彼との、、、出会い、、、

『来い!』

始めての出会いは、戦場、、、

そして、二人っきりで、、、ぐふっ!

『あうっ!』

もう!あの時の彼ったら、積極的だったんだから!!

でも、、、その後、ぜんぜん相手してくれないのよね〜

だからあの時、、、

『こんな状況だから、地球に下りても大変だろうけど、がんばって』

そのまま、コクピットに二人で入ったのに、、、

なんで、、、なんで何もしてくれないの!!

私はいつでもOKなのよ!!!

ナニしてもかまわないのよ!!!!

待っているわよ〜〜〜〜〜!

 

 

『少尉』の場合

 

私は、、、

彼には冷たく当たらなくてはならない。

戦闘指揮官としては、冷静で無くてはならないから、、、

時には厳しく、彼に接する、、、

でも、、、

でも!

私だって、死体を目の前にすれば涙を流す、か弱い女性だ!!

その、、、だから、、、彼に名前で呼んでもらえたときは嬉しかった。

しかも、自然に呼んでくれた!!

こんな嬉しい事は無い!!

それになんと言っても、『艦長』だって呼んでもらっていないのだからな!!

ざま〜みろ!!!

ムネのでかさなんか関係ないのだ!!

彼へのポイントは私の方が上だ!!

さて、もっと親密になるかな?

愛称で呼んでもらえるくらいに!

 

 

『お嬢様』の場合

 

くっくっくっ、、、

あなたは、、、

私の手の中で踊るのよ。

そう、私の復讐劇の主役として。

その為なら、、、

少しくらいは我慢するわ、私は、、、

踊りなさい、ピエロのように、、、

踊りなさい、『同族殺し』と言う踊りを、、、

踊りなさい、あなたが、、、死ぬまで!!

 

 

『歌姫』の場合

 

あの方は、、、優しい方です。

悩んで、、、

苦しんで、、、

それでも戦って、、、

傷ついて、苦しかったら、、、

私を、思い出してください。

私の『歌』を思い出してください。

それが、、、力になるでしょう。

あっ、そうですわ!

私の、下着姿を思い出してもらっても、かまいませんわ。

そちらの方が、力になるでしょうから(ハート)

 

 

乙女達の想い、、、

彼への想い、、、

純粋な想い、、、

彼へと、、、届くのだろうか?

まあ一部、暴走しているが、、、