がんばれ乙女達!
局面27 「果てなきショタコン」
「でも、、、」
キーボードを打つ手を休め、モニターに写る『パイロット』の顔に目をやる『女技師』
モニターへと手を伸ばし、彼の顔をなでるように優しく手を這わせる。
「う〜〜ん、やっぱり可愛いわ!!」
そう言うと、頬を赤く染め、身をくねらす。
、、、あんたもか(汗)
「彼と二人きりになったら、私、、、自分を制御しきれないかも!!
もしも、、、もしもよ、、、」
『どうかしら、、、』
『え、、あ、はい。順調です(テレ)』
『パイロット』の背後から、覗き込みながら話しかける『女技師』
彼の顔の真横に、彼女の顔が来たことに照れる。
『(クスッ)どうしたの?』
『あ、、、あの、そんなに近づかないで、、、ください』
『私の事、、、嫌い?(フニッ)』
『そうじゃなくて、、、その、、、せ、背中に、、、(真っ赤)』
彼が、前かがみになっていたため、顔を塚付ければ、必然的に彼女の胸が背中に当たる。
その感触に彼は顔を赤くしていた。
『え、あっ!ごめんなさいね。でも、、、』
『でも?』
『私のようなオバサンじゃ、、、そんなに嬉しくないでしょう?』
『そんな事無いですよ!あの、、、その、、、綺麗だし、、、』
『(真っ赤)あ、、、ありがとう、、、』
彼の言葉に、今度は彼女が顔を赤くする。
そんな彼女を見て、彼は微笑みながら彼女の頬に手をやる。
『え、、、ど、、、どうしたの?』
『(くすっ)可愛いですね』
そのまま顔を近づけ、彼女の口をふさぐ。
『(ムグッ)!、、、ぷはっ!!な、、、何をするの!!!』
『するのは、、、これからですよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!』
『だ、、、駄目よ!私には主人と子供が!!ああぁん!!!』
『そんな事は、些細な問題です。さあ、あなたのサポートOSも、僕が開発してあげますよ』
『あっ!、そ、、、そこは、、、だめ、、、も、、もう、ち、、、ちからが、、、あぅぅぅぅん!!』
『うら、うら、うら!!』
『あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんんんんん!!!!』
「なんて事になったら、、、」
満面の笑みを浮かべ、そうつぶやく『女技師』
「いいかも(ニヤリ)」
だが次の瞬間には、邪な笑みを浮かべ、椅子から立ち上がる。
「そうとなったら、まずはシャワーを浴びないと!!
汗臭かったら、彼も嫌だろうし、、、
あとは香水ね!あまりきついのは止めた方が良いわよね。
まだ子供なんだし。
で、データファイルによると、あまりせまりすぎるのも良くないみたいだから、気をつけなくちゃ」
果たして、、、『パイロット』の命運はいかに?!
「はやく私の、サポートOSも開発してね(は〜と)」
「はっ!何かいやな予感が?!まさか彼の身に!!
くそっ!やはり私が憑いていくべきだった!!!」
艦内通路で、身を震わせる『中尉』
確かにそうすれば、彼の安全は、ある意味保障されるかも知れないが、違う意味で危険です。
しかも、『つく』の字が違うぞ、、、