がんばれ乙女達!
局面46 「こころの場所」
『歌姫』のひざの上で、泣き疲れて眠る『パイロット』
その髪を優しく、、、
優しく、なでる。
彼の涙を、拭うように、、、
彼の悲しみを、和らげるように、、、
彼の苦しみを、優しさで包み込むように、、、
優しく、、、優しく、、、
「なぜ、あなたに、、、このような試練ばかり、、、」
彼のことを想い、悲しい顔を浮かべる『歌姫』
だが、その悲しい顔の中にも、優しい笑みを浮かべ、『パイロット』を抱きしめる。
「あなたが、風のように苦しみから自由になりたいのなら、、、
私は果てしない空のように、あなたを見守り、共にいます、、、
激しい雨音のような悲しみに、立ちすくむのでしたら、歌を歌って、、、おびえるあなたの心を鎮めましょう。
私を、、、感じてください。
今すぐ、分からなくても構いませんから。
私の、、、命の限り、、、
あなたを、護り続けます。
私の、、、すべてで、、、」
優しく抱きしめながらも、しっかりと、、、抱きしめる。
そして、彼に語りかける。
「あなたが、進む道に迷ったのなら、、、、私の微笑で闇を照らします。
あなたの悲しみが癒されるのなら、声が枯れるまで歌い続けます。
私を、、、信じて下さい。
いつまでも、、、どのような事があっても、変わらない私を、、、
私が、、、太陽のように、あなたを輝かせます。
私の、心で、、、
、、、、、、
ですから、、、
今は、おやすみなさい」
彼女の影が、『パイロット』へと落ちる。
それは、、、、
彼女の誓い。
彼女の想い。
優しすぎる彼への、、、まっすぐな気持ち。
そして、、、そこは、彼の『こころの居場所』
安らぎの場所。
おまけ
「、、、そんな、、、生きていたのか、、、」
無線で聞こえた、彼の声。
死んだと思っていた、彼の声。
艦長席でその声を聞いた『少佐』は、席から立ち上り声を震わす。
彼が生きていた事への、嬉しさのあまり、、、
だが、そんな彼女へと掛かる声。それは、、、
「ねえ、どうしたんですか?そんな驚いて??」
「、、、(うるさい!黙れ!この変態鬼畜め!!)」
スポンサーである彼の言葉に、冷静に戻ると、席へと腰を落とす。
心の中では、、、違うようだが、、、
「(くっ!こんな『自分の義理の双子姉妹』や『姉になったかも知れない女』や『隣の未亡人』や
『教育実習の時の教え子で、今は同僚の女』や『昔、家庭教師をした女の子』に手を出すようなクズがここにいなければ!!)」
、、、ソリハ ネタガ チガイマス(汗)
というか、、、18歳以上の人しか分からんぞ?
「(今すぐにでも、あのバカなヤツラを撃ち落して、彼の元へと降伏して向かったのに!!)」
お、、、お〜〜い(滝汗)
「(どうして、、、どうしてなんだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!)」
、、、、、、
、、、、、、、、、た、、、魂の叫びを、心の中で挙げる『少佐』であった、、、