「やれやれ、やってられないな」

極々平凡な大学生である『天城 修』は深夜、バイト先から家に歩いて帰る途中に期末テストのことを思い出していた。

「まったく、うちの学校って何でこんなに面倒なんだ……100点とらなきゃ単位くれないなんて。

 あ〜あ、どこそのガンダム主人公みたいに頭が良かったらな〜最もあの性格はいただけないが」

彼が言うガンダムの主人公とはガンダムSEEDのキラ・ヤマトのことをさす。

「つうかあの終わり方は納得いかなかったな。俺から見れば奇麗事ばかり言うラクス一派よりも

 アズラエルやパトリックのほうが、まだよかったと思うが……全く富野監督復活してくれないかな〜」

そうひとりごとを言いながら、歩く修。

傍目から見ると危険人物Aのように思えるが幸いなことにここは警察に通報するような輩は誰も居ない。

そう、警察に通報するような輩は……

「もしもし」

後ろから掛けられる声。

思わず、彼は振り向き、そして……

「が!!!」

次の瞬間、彼は腹に激痛がはしった。

瞬時に焼けるような痛みが全身に駆け巡り、味わったことのないあまりの痛みに脳細胞がスパークする。そして絶叫。

「ぎゃああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

血が取りとめも無くあふれ来る。

自分の腹から湧き上がるまっかな血液。

(何が……)

一瞬、何があったか分からない。だが次の瞬間その疑問は氷解する。最も氷解してもうれしくともなんともなかったが。

(俺は刺されたのか?)

目の前には覆面をつけた妖しげな人物が……包丁を、そう自分の血液が付着した包丁をもったまま立っている。

冷静にみれば通り魔なんだろうが、すでにあまりの痛みに脳の思考が停止している彼にはわからなかった。

いや、ひとつわかったのは自分がもうそろそろ死ぬということだけだった。

そして痛みに気を失う寸前に彼がみたもの……

それは目の前の覆面をつけた人物が自分にむかって包丁を振り下ろそうとしているシーンであった。







 その日の朝刊に

『大学生惨殺される!!』

という記事が新聞の一面を飾った。









                    青の軌跡      第1話



「ここは……」

ある豪勢な部屋の一室のベットの上で青年は飛び起きた。

あたりを見渡し、状況を確認する。

「どこだ、ここは?」

見たこともない豪勢な部屋。

いや、おぼろげながら記憶の底から単語が出てくる。

「俺の部屋? いやそんな、俺はバイトの帰り道だったはずだし、何より俺の部屋はこんな豪勢な部屋じゃなかったはず……」

しかし記憶がここは自分の部屋だと告げる。2つの記憶が入り混じり混乱する青年。

「く、一体、何がどうなって……」

そう言って鏡を見た瞬間、青年は凍りつき、そして………

「な、な………何なんだこりゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

絶叫した。何故なら、彼の目の前の鏡に映ったのは金髪、碧眼の青年。

しかも彼には見覚えがあった。

「な、何で俺はアズラエルになっているんだ?!」

あまりの事態に頭が混乱する。

「まて、俺の名前は天城 修だったはず。それが何でアニメのキャラの格好をしているんだ?

 誰かがコスプレさせたのか? まさか瑞樹だったらこんな格好をさせるかもしれないが、寝ている間にはしないだろうし」

思わずコスプレが趣味の彼女を思い出す修。

何回も同人誌の発売会に同行させられ、そのうえコスプレまでさせられた思い出。

「ふっ若さゆえの過ちってやつだな」

そういってキザに決めるが、いまいちさまにならない。

「………ともかく、状況を確認しよう」

一人ボケ突っ込みに虚しさを感じながら、近くに掛けてあった素人の修が見ても分かるような高級のスーツに着替えて部屋を出た。



 その後色々見て回ってわかった事は、どうやら自分がアズラエルに憑依(?)したということと、

今はちょうどアークエンジェルが地球に降下した直後あたりと言うこと、そしてなにより幸運だったのは

自分にはアズラエルの記憶があり何とか怪しまれずに立ち回れる目処がたったことだった。

「ふ〜何とかなりそうだ……しかし何故アズラエル?」

今日は仕事を休むという事を電話で部下に伝えると、修はアズラエルと言うキャラクターを思う。

「まあ俺から見ればアズラエルの主張も決して間違ってはいなかった。小物であるという欠点はあったけど」

ナチュラルがどんなに努力しても決して得ることのできない能力を、いやその素質を持ったコーディネイター。

いやもし努力して得られるとしても、コーディネイターの領域まで手を伸ばすことは普通の人間では困難だ。

その努力の過程であきらめて、脱落してしまうだろう。そしてその才能を持つ人間を妬むだろう。

ナチュラルである彼からみれば、アズラエルの発言には頷ける部分も多々あった。

だが彼はアズラエルと言うキャラクターに対してそこまで好意を感じ得なかった。

何せ主人公達の陣営と相対する勢力の首領としてはあまりに小物過ぎた。まあこれはTV本編のキャラ全体にも言えるが。

(アズラエルはガキ。パトリックは私情で世界の滅亡の片棒を担ぎ、側近の裏切りすら気づかなかった無能。

 まったく、ファーストの時みたいな奴が居なかったからな……ギレン、キリシア、ドズル、ランバラル、シャア。

 ああ言った実力を持った敵、いや大人がいなかった。それどころか主人公であるキラを叱る事のできる大人もいなかった。

 どれもこれも主人公マンセーなやつらばかり。まったく……せめてフラガくらいは殴るくらいしろよ)

TV本編の不満をぶちぶち言っても仕方ないと言う結論に至り、修いやアズラエルは思考を切り替えた。

(とりあえず…………当分の間はアズラエルとして生きていくしかないか。

 それに今から戦う相手があんな揃いも揃って無能ばかりだし、俺が勝手に軍を動かしても勝てる様な気がする。

 幸い、相手の出方とか新兵器とか公式資料とかであらかた知っているし……よし、ならば俺がやってやるか)

そう決意するとアズラエルは早速、今後の戦略を練り始める。

(この戦争はプラントが独立を求めて起こした戦争なんだから、こちらの勝利条件はその阻止だな。

 具体的には宇宙で反攻作戦を行い、プラントに完全な屈服を強いる……って言うのがこっちにとってベストなんだけど、

 問題はブルーコスモス強硬派の面々がそれで満足するか、だな)

TV本編に出てきたコーディネイター殲滅を叫ぶブルーコスモスの構成員と、アズラエルの記憶にあるブルーコスモス幹部たちの

性格や派閥などを思い出して、頭の中で勢力図を描く。

(下っ端は強硬派なのも多いが、上はそれなりに理性派がいるが、やっぱり殲滅を唱えるものも結構いるってことか)

ブルーコスモスは過激なテロ組織と思われがちであるが、実際には理性的な考えを持つ者も多い。

だが皮肉にも、ブルーコスモスがテロ路線に走ってきたのは他ならぬアズラエルのせいであった。

(さてさて、どうするかな? 俺は強硬派のボスなんだから、そうそう方針転換なんて出来ないし……かと言って、俺は

 老若男女皆殺しって言うのも好かない。何よりプラントぶっ壊したら損するのは連合だし)

冷静に考えれば、プラントを失って困るのは連合なのだ。プラントが失われれば、資源は勿論、画期的な技術も搾取できなくなる。

安い価格で資源と技術を毟り取れるプラントは格好の植民地なのだ。それを失うのは理事国に手痛い打撃となる。

かつてインドを失って没落した大英帝国とまではいかないが、それなりの打撃は避けられない。

(強硬派の不満をどうやって収めるかが鍵か……かと言って顔も知らないコーディネイターの為に命をはって説得する義理は無いし)

最悪の場合はプラントに大量の核を撃ち込んでさっさと戦争を終わらせるって言うのも手だな、と外道なことを思いつくアズラエル。

だが戦争とは戦後こそが重要であることを思い、アズラエルはその考えを否定する。

(つまり俺は強硬派の暴走をいさめつつ、戦争にも勝たなきゃならんのか?)

己の道の困難さにアズラエルはため息をもらした。

(瑞樹はため息をつくと、幸せが逃げるよ、なんて言っていたけど、こんな状況じゃあため息をつかないでいられるほうが凄いよ)

しかし自分に与えられた時間はそう多くないと思いなおして、とりあえずアズラエルは今後の戦略について考える。

(手始めはアラスカか……最高司令部爆破なんてかなり下策だし、ユーラシア連邦と仲悪くなるからやりたくないんだけどね〜)

さらに言うなら、JOSH−Aは地球でも最大クラスの軍事拠点だ。そうそう放棄できる拠点ではない。

しかしアラスカに戦力を回せば、必然的にパナマの兵力が減少する。仮にアラスカで勝ってもパナマを落とされては意味が無い。

(やっぱり、アラスカは史実どおりにサイクロプスで敵ごと吹き飛ばすしかないか)

だがアズラエルは、全てを史実どおりに進める気はさらさらなかった。

(まぁ連中には史実を超える手ひどい打撃を与えてやる。アラスカで手痛い打撃を与えてやればパナマ防衛成功の確率が上がる)

宇宙港パナマがこちらの手に残っていれば宇宙への反攻はスムーズに進むだろう。

(出来ればさっさとジェネシスを叩き壊して置かないと。あんなのが頭上にあったら話にもならない。

 しかしあれを確実に破壊するには、やっぱり核が必要か……NJCをどの段階で手に入れられるかが鍵だな)

だが歴史を歪める以上は、己の知る歴史が通用しなくなる可能性もある。それを思い、アズラエルは悩む。

(う〜ん、でもバタフライ効果って奴もあるからな。その辺りは臨機応変にいくしかないか)

半分開き直るとアズラエルは必要な作業に取り掛かった。







 その日、アズラエルは体調が悪いと言って仕事を休んだが、次の日からは精力的に仕事に取り組んだ。

その姿に彼をよく知るものたちは、数日前まであった彼の独特の雰囲気が消えている事に違和感を覚えた。

そして何より、人を小ばかにするような特有の仕草が消え、真摯に物事に聞き入る姿は多くの人間を驚愕させた。

「アズラエル様、何かあったのですか?」

たまたまアズラエルの元を訪れていたサザーランドは、目の前のブルーコスモス盟主の変貌振りに思わずっそう尋ねずにいられなかった。

「何もないよ、サザーランド大佐。そう何もね」

「はぁ…それならば宜しいのですが、この時期にアズラエル様に何かあれば戦争全体に関わります」

「ははは、世辞がうまいね。僕が死んでも、ブルーコスモスは問題ないだろう?」

冗談めいた口調でそう切り返すが、サザーランドは血相を変える。

「とんでもない。アズラエル様がいなければXナンバーの開発もできなかったのですぞ」

「まぁ落ちついてよサザーランド大佐。冗談だよ冗談。僕もそんなことぐらいはわかっているからさ」

「それならば良いのですが。それよりアラスカの一件ですが、ほぼ予定通りにサイクロプスの設置が終了しました」

「そうか……これで戦局は変るね」

「はい」

この作戦で得られるであろう戦果を夢想して、サザーランドは小さく笑う。

最もその笑いをうかべる彼にとって、この作戦によって犠牲になるであろう友軍の人間のことなど埒外のことであった。

そのことをアズラエルは内心で思わず吐き気を覚えた。

(悪名においてはティターンズと肩を並べるといわれているが、ほんとうにその通りだ。

 自軍の最高司令部を潰すという大愚策……ティターンズのジャブロー自爆作戦の劣化コピーだもんな。

 まあ司令系統の再建は、グリーンランドに最高司令部を移すことで再建できるし、

 押し寄せるザフト軍をまとめて殲滅したほうが、今回の作戦で殲滅したほうが人的被害も少ないか。

 問題はこれによって出来るであろうユーラシアと東アジア共和国との溝だな)

色々と矛盾だらけだった設定資料のことを思い出して、頭を悩めるアズラエル。

「生け贄はユーラシアの部隊だったな」

「はい。すでに守備隊はユーラシアの部隊で固めています。MSを配備させた我が軍の部隊はパナマに移動させました」

「……そのパナマに配備させたMSとマスドライバーに対EMP防御を施せるか?」

この対策はグングニールの存在を知るアズラエルだからこそ、言えるものであった。

「対EMP防御ですか? 一体、何のために?」

当然だが、サザーランドは怪訝そうな表情で尋ね返した。

「僕の情報網でね、ザフトが強力なEMP兵器を開発したって言う情報が着たんだ。

 もしアラスカで満足に相手を潰しきれないときはパナマに来る可能性がある。そのとき奴らがそれを使えば拙いだろう?」 

超伝導体であるマスドライバーレールが強力な電磁パルスを食らえば、崩壊することは間違いない。

そして現代兵器はすべてコンピュータ制御。電磁パルスを食らい、機能を失えば無力化される。

「確かに……拙いですな」

しばし考えるサザーランド。

そしてしばらくの熟考の後に、彼は答えた。

「MS、及び司令施設は何とかなりますが、マスドライバー全てに対EMP防御は不可能です」

「……まぁMSと司令施設だけで構わないさ。これはあくまでも予防措置に過ぎないんだから」

「は」

「ああ、それと予防措置のついでだけど、あれをパナマに持っていこうと思うんだ」

「あれをですか!?」

「そう。もしザフトがパナマに来れば丁度いい実戦テストになる。ま、万が一の保険といったとことかな。

 それと少数生産したXナンバーも数機連れて行くよ。確かデュエルとバスターが何機かあったよね」

「は、はい。ですがあのXナンバーには、奴らが乗っていますが」

アズラエルは奴らと言うのがコーディネイターを意味しているのは、サザーランドの口調からわかった。

(使えるものは何でも使うのが戦争だろうが……コーディネイターでも連合に味方するのなら使えよ)

もはや呆れかえることにも疲れたが、何とかその疲れを精神力でカバーして彼は言う。

「構わないさ。毒を持って毒を制す。一応味方するって言うんだから、潰れるまで使えばいい」

「……わかりました。早速派遣します」

「頼むよ。ああ、それとあと二つほどやってもらうことがあったんだ」

「何でしょう?」

「ひとつは情報部に命じてプラントでの諜報活動を活発化させてほしいんだ。僕もいくつかルートは持っているけど

 空の化け物たちのことだ、僕の情報網に引っ掛からないところで驚異的な新兵器を開発する事もあり得るだろう?

 必要だったら、連合に参加しているコーディネイターも使っていいよ」

「……宜しいのですか?」

「構わないさ。使える物は親でも何でも使えってやつさ。戦争なんだから」

ドライな考え方だろう?、そう言うアズラエルにサザーランドは驚きを隠せなかった。

つい数日前まではあんなにコーディネイターを嫌っていたのに……。

(何かあったのだろうか?)

怪訝そうな顔をするサザーランドにアズラエルは言う。

「戦争は勝って終わらなければ意味がない。たとえ空の化け物でもつかえるものは使う。それだけだろう?」

「……たしかにアズラエル様の言うとおりです。で、あとの一つは?」

「いや、アラスカの作戦のことなんだけどね……第4洋上艦隊を北上させておいてくれないか」

「第4洋上艦隊をですか?」

「ああ。ちょうどJOSH−Aが自爆したあたりにアラスカに到着するようにね」

「しかし大した意味はないのでは?」

「あるさ。一応友軍を救うために増援を向かわせていたっていうポーズも取れるし、

 何よりアラスカの自爆でショックを受けるザフト軍の潜水艦隊に奇襲攻撃ができる」 

「なるほど……わかりました。早速参謀本部に手配しておきます」

「頼むよ」




 退室していくサザーランドを見送ると、どっと疲れが出てきたのかアズラエルは座り心地の良い椅子に体を預けた。

「ふぅ〜さて、まずはアラスカ戦か……そういえば、もうそろそろキラが自爆に巻き込まれる時間か」

アズラエルは日時を確認した。

「あの爆発で何で生きてたか結局『本編』じゃあ説明無かったからな〜……と言うか外伝で説明するかと小一時間問い詰めたいな」

TV本編のあきらかな不備を思い出すアズラエル。

もっとも次の瞬間にはそのことは頭の中から排除していた。

「さて、アラスカ戦ということは、あの無敵機体フリーダムが介入してくるということだな。

 NJCは出来ればさっさと手に入れたいが……無理だろうな。キラは地球軍に渡すつもりはないだろうし、

 やはり手に入れるとしても力ずくか、それともTV本編と同じルートを辿るかだな」

彼としてはさっさとフリーダムを手に入れたかったのだが現状では難しい。

「さて、それだと問題はアークエンジェルか……あれをどうするかだな」

アークエンジェル級の建造には莫大な資金と資材を必要とする。

それをみすみす捨て駒にするなど、エネルギー不足に苦しむ連合にはあまりにも贅沢な選択だ。

(かと言って現状のクルーで運行させるわけにはいかないな。特に戦闘指揮が拙過ぎる)

何よりアズラエルを不安にさせていたのは艦長のマリューの手腕であった。

(あの女は無能だからな……まぁ所詮は技術仕官だし、戦闘指揮を任せるのが間違いか。

 適当な人物に艦長を任せて、マリューはどっかに飛ばそう。ついでにフラガも同じ勤務地にしてやるか)

アズラエルはアークエンジェルをアラスカに到着して修理補給を済ませたらからカリフォルニアに移動させることを決めた。

無論、そこまではマリューに任せるつもりだ。だがフレイに関してはアラスカで降ろして史実のイベントをこなしてもらう予定だ。

(カリフォルニア基地でクルーを入れ替えて、訓練を行おう。どうせパナマ戦には間に合わないし)

だがここでアズラエルは再度フリーダムのことを思い出す。

(そう言えば、フラガがいないとサイクロプスのことをキラは知らないままか……だとしたら死ぬかもしれないな)

アズラエル本人にとってキラは死んでも構わないが、出来ればフリーダムは手に入れたいなと言う考えが生まれる。

(だけど下手に手を出せば火傷は間違いないからな……まぁそれに奴はもう地球軍に戻るつもりはないんだから放置するか)

フリーダムに手を出すリスクを考えてアズラエルは、フリーダム入手を断念する。

(まぁ今回の目的はザフトに大打撃を与えると言う事に絞っておこう。二兎を負うものは一兎を得ずだ)

アズラエルは自分に出来る限りのことをやって、アラスカ戦に備えていく。

運命の日、アラスカ戦開始日は着実に近づきつつあった。







 あとがき

 おひさしぶりです。earthです。

え〜何を血迷ったのか、書いてしまいました。SEEDのSS(苦笑)。

しかも主人公はアズラエル(核爆)。

まぁ個人的には、ブルーコスモスにも正義があったと思ったので、いっそのことアズラエルがまともだったらどうなったか?

と言うIFを考えて、いきついたのがこのSSです。

まあTV本編を見る限り、ブルーコスモスはテロリストとか悪党と言う印象しか伝わってこないのですが、

少なくとも設定資料にあるだけの民間人の支持を得られるのですから、ナチュラルからみれば正義の一面があったと

思っています。

さて次回はアラスカ戦になる予定です。

それでは駄文にも関わらず最後までお付き合いいただきありがとうございました。

青の軌跡 第2話で、またお会いしましょう。















代理人の感想

いいぞ、もっとやれ。(核爆)

 

 

いや、大笑いさせてもらいました。

続きを是非に期待w