フレイ達が遭遇した3機のジン、5両の戦車が放った砲弾は、次々に周囲に突き刺さり土煙を生んだ。
だがこれにアダム准尉は怯みもせず、彼は落ち着いた口調で反撃を命じる。
「敵はMSが3機だ。こっちの敵じゃない。押しつぶすぞ」
3機の105ダガー、そしてストライクルージュはシールドを前に出して、小うるさいジンを始末すべくビームを浴びせる。
これに対してジンは近くにある建物の影に身を隠し、砲火をやり過ごす。
一方でザフト軍の戦車はでこぼことなった道を駆け抜け、フレイ達の側面に回りみながら砲撃を浴びせてきた。
「くそ、ちょこまかと!」
アダムは前方のジンをバルカンを撃つ事で牽制しながら、先に戦車を叩き潰す事にした。
ちょこまかと動き回る戦車に、正確無比の狙いでビームを浴びせる。次々に炎上してく戦車。
「すごい……」
いくら戦車に対して優位を保っているとは言え、ジンの攻撃を防ぎながら戦車を撃破してみせたのだ。しかもすべて一撃で……。
フレイから見れば、それは感嘆に値した。
「いけない、私も何かしなくちゃ」
このままでは何も出来ない……何とかジンを撃破できる策を頭の中で練る。数秒後、結論を導くと彼女は命令を下す。
「アダム准尉、今から私が突入するから援護して」
『アルスター少尉が? それは……』
彼から見れば彼女の技量では先陣を勤めさせるにはやや問題がある。だが彼女はそんなことは気にしない。
「大丈夫、ルージュにはPS装甲があるわ。実弾兵器は無効化できる」
『……だが』
なおも不安を募らせるアダム。そんな彼にフレイは自分の詳しい作戦を説明した。
「幸い、強力な火力を持ったMSがあるし成功する確率は高いわ」
『強力な火力? しかしバスターはまだ後方にいるはず……』
サイは凸凹の多い地面に苦戦していた。いくらOSが簡易化されているとは言え、これだけの段差があっては操縦は難しい。
このためアダムはバスターを戦力外として扱っていた。
「大丈夫。あれの火力は相当な物よ。それにパイロットの技量もね」
そう言うと、彼女はサイのバスターに通信をつなげる。
あまりの悪路に苦戦していたサイは、突然のフレイからの通信、そしてその内容に驚いた。
「ここから援護?」
『そう。タイミングを図ってね』
そのあとフレイの作戦の詳細を聞いてサイは黙り込む。そして暫くして躊躇うように言った。
「俺にそんなことが出来るのか?」
そこには自分の技量に対する不信と不安があった。
(ナチュラル用のOSを使っても、うまく扱いこなせない。そんな俺に出来るのか?)
改めて思い知らされたコーディネイターとの差、いやキラとの差を思い知りサイは自信を失いかけていた。
所詮、自分達ナチュラルが努力したところでコーディネイターには敵わないのではないか・・・・・・。
そんな考えが頭に浮び、暗い感情が頭を支配する。しかしそんな彼を現実に呼び戻させたのは他ならぬフレイだった。
『大丈夫よ、サイならできる。私は……信じてる』
彼女も知っていたのだ。サイが今日までにどれだけ努力していたかを……それゆえに彼女はサイを信頼していた。
サイならできる……と。さすがにサイでも元婚約者とは言え女性にこれだけ信頼されているとなれば、やらないわけには行かない。
「判った。やってみる……でも無茶はするなよ」
『判っている。私はこんなところで死ぬつもりは無いんだから』
そう言うとフレイは通信を切った。
「躊躇うことはない。俺は俺にしか出来ないことをやればいい」
サイは自分に言い聞かせるように呟いた後、超高インパルス長射程射撃ライフルを構える。
一方でフレイたちはジンを特定の建物に追い込み始めた。
「あの高層ビルの東側に追い込むから、援護を!」
105ダガーの支援を受けたフレイのルージュの攻撃の前に、ジンのパイロット達は後退を余儀なくされた。
「ちっ、駄目だ。あの機体に実体弾は効かない!」
「くそ、噂の新型機が配備さえされていれば!!」
機体の性能の差に歯軋りする。しかし彼らは自分達が今まさに罠にはまろうとしていることに気づいていなかった。
このフレイの追い込みを見て、サイはここで自分が頑張らなければすべてが無に帰すと気張り、集中力をあげた。
「距離、方位よし」
目の前のモニターに移るデータを見ながら、照準を調整する。己の機体の自重で地面がきしむも、それをも考慮に入れる。
「・・・・・・発射!!」
バスターから放たれたエネルギー弾はわずかな時間の後、ジンが盾としている建物の高層部に寸分違わず命中した。
着弾と共に周辺に轟音が響き渡る。集音マイクでその音を拾ったジンのパイロットは何事かと周囲を見回すが・・・・・・一歩遅かった。
「た、隊長、あれを!!」
「なっ!?」
ジンのパイロット達が最後に見たものは自分達に降り注ぐ数十トン、いや数百トンにもなるであろうコンクリートの塊だった。
「なにぃいいいいい!!?」
回避することも出来ぬまま、彼らは己の機体ごと押し潰される。そして爆発……。
市街地を盾にとって立て篭もった彼らは、その市街地の構造物によってトドメをさされたのだった。
だがフレイ達も巻き上がる粉塵によって、一時的に視界が奪われる。そんな時だった、アラーム音がコックピットに鳴り響いたのは。
「え?!」
対処する暇も無く、ストライクルージュに数発の実弾が命中する。いや、105ダガーの機体にも何発か命中する。
「一体、何が?!」
センサーを回復させて、あたりを見回した彼女が見たものは……瓦礫の傍でバズーカの砲口をこちらに向けるザフト兵の姿だった。
青の軌跡 第16話
地球連合軍第5軍の侵攻によって、ザフト軍は後退を強いられていた。配置されていた部隊は次々に分断されて各個撃破される。
かなりのMSを撃破し、その様子は第5軍旗艦であるニューヨークに詳細に伝えられていた。
「このままいけばあと半日もあれば抑えられますね」
多くの幕僚は手放しに喜び、そんな呑気な幕僚の言葉を言う。だが司令官たるブラットレーは何やら腑に落ちないものを感じていた。
(ここまで組織抵抗が少ないのは変なのではないか?)
場所によっては激しい抵抗があったと報告があるが、それはどれも組織的な反撃ではない。
ザフトは各地で部隊ごとに反撃してくるだけ。それも連携がお世辞にも取れているとは思えないものばかり。
(ザフトの指揮系統を完全に潰す事に成功したのか?)
突入前の空爆と砲撃で司令部を潰すことが出来たのなら、このザフトの様子も納得出来る。
だが彼の第六感とも言える何かが彼の頭の中で警鐘を鳴らす。おかしい、そう何かがおかしいと……。
「歩兵部隊は?」
「第2大隊がMS隊とともに市街地中央に侵攻しています。第9大隊は敵の抵抗が激しい為に東部地区で足止めを食っています」
「第9大隊には確かアークエンジェルがついていたはずだが?」
「敵MSの激しい抵抗にあっていたようです。現在は敵歩兵部隊との戦いを繰り広げているようです」
「そうか……やむを得ない。アークエンジェルに命じてローエングリンを使用させろ。辺り一帯を焼き払え」
「地上に汚染を残しますが? それに一般市民の被害もかなりのものになりますが……」
「……やむを得ない。それと周辺エリアの索敵を強化させろ。何か嫌な予感がするからな」
「………了解しました」
「もう、ちょこまかと!」
そのころ、フレイ達はザフトの歩兵部隊の攻撃に悪戦苦闘していた。何せ歩兵は様々な遮蔽物を利用して攻撃を仕掛けてくる。
PS装甲を持つルージュとはいえ、その執拗な攻撃を無視するわけにはいかない。それに……。
『ゴトウ機がメインカメラを潰されたため離脱します!』
『くそ!』
コーディネイターであるザフト軍兵士の身体能力は非常に高い。彼らの中には高い建物から狙撃用ライフルでこちらの
MSのメインカメラをピンポイント射撃してくる化け物もいるのだ。それに・・・・・・。
『何でここにこんなに多くの市民がいる? これでは動けないぞ!!』
司令部は民間人の殺害も許可しているが、明らかに無関係の市民の殺戮は禁止されている。だが相手はそれを逆手に取り市民を盾にする。
こうなっては図体のでかいMSは分が悪い。下手に動けば市民を踏み潰すし、反撃すれば無関係の民間人も殺戮してしまう。
『歩兵部隊は何をしている!』
アダム准尉は随伴していた歩兵を向かわていたが、彼らも苦戦を余儀なくされていた。
コーディネイターとナチュラルが真正面から勝負すればどちらが勝つかは明白だ。それに加えて地の利はザフトにある。
敵歩兵を少しずつ駆逐しつつはあるが、それでもこちらの損害は無視できる物ではない。
「ああ、もう!」
物陰から、こちらに砲口を向ける戦車を確認して、フレイは舌打ちする。
ビームライフルの照準を敵戦車にあわせる。だが近くに足から血を流し蹲っている民間人を見て、一瞬彼女の攻撃の意思が鈍る。
しかし相手はそれを承知して、攻撃を放つ。ザフト軍戦車の放った砲弾はルージュに直撃こそしなかったが近くのビルに直撃する。
直撃を避けられたことに安堵するフレイだったが、ビルの中の状況を見た瞬間、それは吹き飛んだ。
(ビルにも民間人がいるの?)
ビルの中で血の海に沈んで、ぴくりとも動かない人間達を見て、フレイは凍りつく。
先ほどの策がどのくらいの人間を死に至らしめたかを想像し、彼女は血の気を引くのを感じた。
そんな彼女に追い討ちをかけるように戦車が攻撃を仕掛けようとする。だが、それは永遠になかった。
『フレイ!』
掛け声に彼女は我に帰る。直後に戦車は一条のビームによって爆発した。
「ちょっと、あの戦車の近くには……」
遠距離からビームを浴びせて戦車を吹き飛ばしたバスターに乗るサイにフレイは民間人がいたことを告げる。
『かといって、放っておくわけにはいかないだろう』
「でも」
『俺はフレイを守りたいんだ。確かに俺はキラみたいに強くは無い。でも覚悟では負けるつもりは無い』
「………」
『そのためだったら人殺しと罵られることも覚悟しているよ。フレイに罵られることも……』
前線部隊が梃子摺る中、アークエンジェルから通信が入る。
「全部隊退避? どうして?」
『ローエングリンを使用して敵を焼き払う』
「そんな!」
フレイは反発した。ここにはまだ市民がいるのだ。そんなところでローエングリンを使えばどうなるかは自明の理だ。
「ここにはまだ無関係の市民がいるんです!」
だがナタルの答えは非情だ。
『司令部の決定だ。上は多少一般市民が犠牲になることは折込済みだそうだ』
「………」
ナタルの苦渋に満ちた声に、フレイは引き下がらざるを得なかった。
これ以上、司令部の指示に逆らえばどんな災厄がアークエンジェルに降り注ぐかわからない。
アラスカでは簡単に味方を捨て駒にした連中なのだ。そんな連中に逆らいすぎれば何時自分達がその捨て駒にされるかわからない。
(私達が生き残るには、上に私達の有用性を認めさせないといけない)
上層部に自分達を必要な戦力として認めさせる……それこそがアークエンジェルが生き残る道なのだ。
そのためには、多少理不尽でも命令には逆らってはいけない。
「・・・・・・了解しました。直ちに撤収します」
そう言うと、フレイ達は後退を開始する。市民を踏み潰さないように慎重に後退していくフレイ。
だが、その足元の人間達が憎悪と恐怖の感情で己を見上げていることに気づいた。
(人殺し!)、(鬼!)、(悪魔!)、(夫を帰せ!)・・・・・・人々の瞳にやどる負の感情がフレイを脅かす。
「ち、違う・・・・・・私は、私は・・・・・・」
崩れそうになる自分を叱咤しながら、彼女はMSを必死に操り後退していく。
(屍の山を築き上げ、血の海を作り、憎悪の連鎖を編み上げて、編み上げさせて私は何かを手にできると言うの?)
アークエンジェルを、皆を守る。それはキラに対する贖罪・・・・・・だが、それを成す為にどれほどの血を流さなければならないのか、
それを成し終えたあと、自分は何を手に入れられるのだろうか・・・・・・それを思うとフレイは気分を重くした。
フレイが後退した直後、アークエンジェルによるローエングリンの発射によって、周囲は完全に焦土と化した。
そこには超高温によってガラス状にとけた地面と、かつて人間だったものの成れの果てしかない。
あまりの惨状に、フレイは絶句したが、この攻撃によって地球連合軍の進撃を阻むものはいなくなった。
「よし、進撃せよ!」
命令と共に、連合は再度侵攻を開始する。
地球連合軍第5軍が市街地の大半の地域でザフト軍の抵抗を排除したころ、第13軍はクルーゼ率いるザフト軍第1軍団との
激突を余儀なくされていた。尤も第13軍は完全に穴倉に立て篭もり防御を固めているだけだが・・・・・・。
「敵は動かないつもりだな」
「はい。ナチュラルどもは二重三重にも構築した陣の内部に立て篭もり、動く気配がありません」
これにはクルーゼも舌打ちした。何せここまで相手が防御に徹していてはこちらも大損害を覚悟しなければならない。
「あの優柔不断なパウルスにしては迅速な判断だな」
正確にはカーペンタリアは核で吹き飛ばすために、あまり無理をする必要の無いと幕僚が判断したためだが、
そんな内部事情などクルーゼが知る由も無い。
「こうなれば仕方ない。こちらから攻撃を仕掛けて連中を引きずり出すしかないだろう」
物資に余裕の無い彼らにとって長期戦は必敗を意味する。短期戦で蹴りをつけるしかない。
一方の地球連合軍はザフトの陣容を見て、防戦に徹することを決意した。
「カーペンタリア基地の主力を相手に馬鹿正直に戦うのは愚の骨頂だ。ここは防戦に徹して第7軍が合流するのを待つ」
優柔不断がゆえに、臨機応変にものごとに対処できないパウルスはかなり消極的な作戦に出た。
幕僚達もあきれていたが、かといって下手に進言して失敗したら己のキャリアに傷がつく。
(どうせ責任は司令官がとるんだ。それなら司令に任せればいいさ)
何気にやる気を感じない幕僚達。そんな彼らを尻目にパウルスは言葉を続ける。
「第7軍が合流するまでは積極的な攻勢はしない。各指揮官にもそれは徹底させてくれ」
「了解しました」
かくして戦力的には圧倒する連合は防御に徹し、劣るザフトが攻勢に出ることを余儀なくされると言う構図が成立した。
両者の戦闘はまず航空戦から始まった。連合軍のネオサンダーボルト、スカイグラスパーとザフト軍第1軍団のディンが激突する。
当初はディンの戦闘能力とパイロットの能力の高さでザフト軍は連合軍と互角に戦っていた。だがそれも長くは続かない。
「くそ、ナチュラルめ、どれだけの数を用意しているんだ!」
そう、あまりに数が違いすぎた。さらに連合は海上のキンメル艦隊からの増援を受けて航空兵力が増している。
予備兵力、物資ともに違いすぎた。猛威を振るっていたディンは時間が経つにつれ袋叩きにされて一機、また一機と撃墜されていく。
しかしこのディンの援護もあって、第1軍団の地上部隊は連合軍地上部隊と戦闘状態に突入した。
「ナチュラルどもを皆殺しにしろ!」
「空の化け物を生かして帰すな!!」
両軍の指揮官が鼓舞する中、両軍は激しく激突した。
ザフト軍は機動力に勝るバクゥを先鋒にして突入する。
バクゥの変則的な動きで、巧みに照準を惑わし、その隙をジンなどのMSが突いてくるザフト軍の戦法に連合は翻弄される。
「くそ、何をしている?」
不甲斐ない部下を叱責する連合軍指揮官だが、これは別にすべて部下の責任ではない。単に相手が悪すぎたのだ。
こちらにアフリカ戦線などでバクゥなどと戦った兵士や下級指揮官がいれば話は別だったかもしれないが、
第13軍にいる兵士の多くは新米だ。下級指揮官も本土防衛に従事していた者ばかり。これでは即座に対応できるはずが無い。
「相手の数はこちらの3分の1に過ぎんだのぞ!」
そのころ、蹂躙されていく自軍陣地を見て、パウルスは大いに慌てていた。
「よ、予備兵力を投入する必要があるんじゃないか?」
この動きを見て、幕僚は慌てた。
「し、司令、あの程度の攻撃では崩れません。予備はまだ取っておくべきです」
「そ、そうかな? まぁそうだろうな。いや、やはり・・・・・・かといって」
煮えきらない態度に、幕僚達は大いに不安に駆られる。
「それでは2個大隊をまわそう。それなら問題ないはずだ」
何の問題が無いのかいまいちわからないが、パウルスは中途半端な戦力の投入を決める。
早速派遣される予備部隊だが、予備部隊が派遣さえると同時にザフト軍は後退する。しかし同時に別のところで防衛線が破られる。
そうイザークを先頭にした部隊が突入した瞬間だった。
「進め!!」
PS装甲を持ったデュエルを前に連合の戦車では歯が立たない。連合はストライクダガーなどのMS部隊を急遽投入する。だが・・・・・
「この程度で俺を止められるとでも思ったのか!」
歴戦のイザークを筆頭に、ベテランぞろいの部隊の前に素人同然のダガー隊はあっさり突き崩される。
「予備をまわす。3個大隊を向かわせろ! ええい、航空隊は何をしている!?」
敵のあまりの強さにパウルスは狼狽し、部下への叱咤を繰り返す。
だが彼はまだ知らなかった。この攻撃がいまだに本命のものではないことを・・・・・・これからが本番であることを。
第13軍が苦戦を強いられている頃、第5軍が攻略しつつある都市でも異変があった。
それは、連合軍にも、市民にも、そして必死に防戦しているザフト軍兵士にも予期しない異変であった。
いや、この都市からいち早く脱出したザフト軍指揮官達は知っていた。何故ならその異変こそ彼らが仕掛けた秘策であったからだ。
その異変はまず、都市部に存在するコンピュータがダウンすることから始まった。
「え?」
「な?」
「何だと!?」
多くの兵士は知る由もなかったが、それはグングニールによってもたらされたものだった。
一応、電磁パルス対策がなされているMSこそダメージはなかったが、連合の陸上戦艦、陸上巡洋艦の大半が機能を停止した。
さらに連合、ザフト両軍の戦車部隊や歩兵部隊が保有していた通信機器が軒並み破壊されてしまい、指揮系統が分断される。
「何事だ!?」
異変を知ったブラットレーは慌てて、事態を把握しようとする。だがそれは遅すぎた。
このとき後世においてカーペンタリアへの核攻撃を正当化させる非道な作戦の発動が迫っていた。
あとがき
お久しぶり、earthです。青の軌跡第16話をお送りしました。
カーペンタリア編も、後半戦(?)に入りました。クルーゼの外道作戦も発動間近ですし、核攻撃も迫っています。
できれば地上編もあと1話か2話で終わらせて、宇宙編に入りたいなと思っていますが……どうでしょう?
まぁラクスやユーラシア連邦、導師の話もあるので……いつ完結できるだろう?(汗)。
さて次回はついにクルーゼの外道作戦発動ですが……いつ送れるかは未定です。何せ現在とてつもなく忙しいので……。
構想は出来ているんですが……書く時間が無いんです(涙)
デモンベインをやっている時間はあるのに(爆)。
それでは駄文にも関わらず、最後まで読んでくださりありがとうございました。
代理人の感想
フレイとサイが何気にいい雰囲気・・・だったんですが、シビアですね〜。
今更ですが、人間を平気で盾にしたり、その盾ごと焼き払ったり・・・戦争ってやですねぇ。