ファントムネタバレでっす。未プレイの方はご注意。




































  Phantom of inferno 

 
アナザーストーリー   『独占』





















 

 ドサリ。




 その場に、聖堂に時間が戻った時。
女が、ドライ=ファントムがまず聞いた音はそれだった。
 

 僅かに硝煙を吹いているS&Wを突き出した姿勢のまま、ドライは視線と銃口をすっと下にずらす。

 視線の先にあるのは1人の男の死体。数瞬前まで自分に対してマテバを構えていた男。
男の名は吾妻玲二と言う。ドライにとっては己の師であり、父親であり、恋人であり、初めての男であり、
 

 そして何よりも         憎むべき相手だった。

 自分を利用し、自分を置き去りにし、他の女と日本へ高飛びした。
あの夜に2人で交わした、盟約とも言うべき『約束』を破った男。

 

 「………」

 

 勝ったのだ。自分は勝ったのだ。あの玲二に、二代目ファントムに。

 しかし、復讐を成し遂げ『真の』ファントムの称号を手に入れたドライの碧眼は虚ろだった。
憎悪と執念に満ち満ちた大きな碧眼は苦しげに歪められ、見る間の内に精気が失われていく。
 

 (……何でだよ。何で嬉しく無いんだ?)

 S&Wのグリップを握っている手は弛緩し掛けていた。
雌豹の様にしなやかなその肢体からは、先程まで満ちていた闘志が消えうせている。
 

 (何も……感じ無いだと? 玲二を殺ったのに! やっと、やっとこの野郎をぶち殺せたのに!!)

 全てが、どうでも良くなりつつあるのを感じる。
幾ら自分の気持ちを鼓舞させようとも、まるで割れた砂時計から漏れる砂の様に全身から力が抜けて行った。
 

 (畜生!)

 吾妻玲二を殺した瞬間から、ファントム=ドライは抜け殻になっていた。
ぽっかりと自分の内臓から物理的ではない何かまでもが、全て抜け落ちた様な感じだ。
 

(畜生、こんなのってアリかよ……)

 

 銃声と共にオルゴールの残骸が石畳の床に転がり落ち、金属片と部品が散っていく。

 

 (畜生! 畜生! 畜生!!)

 玲二に執着し、固執する事で自分を  ドライ=ファントムを形成して来た。
決着が着けば何かが見える。吾妻玲二を殺せば新しい何かが出てくる。

 そう信じて闘って来た。あの男を追いかけ続けて来た。
立ち塞がる全てを薙ぎ払い、ひたすら前を見て走って来た。
 

 (それなのに……結果はこれかよ!)

 

 結果は、あまりにも空虚で残酷。

 

 彼女が手にしたモノ、それは絶望だった。

 

 「…………」

 ドライは沈黙を保った。
と言っても玲二が倒れてから、まだ1分も時間が経っていない。
だがドライにとっては、この聖堂に何十年も閉じ篭っていた様な気がしていた。
 

 そしてその間、彼女はあるモノを見詰め続けていた。

 

 自分が撃ち殺した存在、吾妻玲二の死体を。


 

 と。

 

 「素晴らしい、最高だよドライ……いや、新しき『真の』ファントムとお呼びした方がよろしいかな?」

 

 静謐な聖堂に、聞くだけで胸糞が悪くなる声と乾いた音が響き渡る。

 

 「あれ程の素質を見せたツヴァイを、たった2年で上回るとは驚きだよ。彼の眼力は確かだったようだな」

 身体は玲二の遺体の方に向けたまま、ドライは少しだけ顔と視線を聖堂の入り口の方に動かした。
白々しい拍手と共に現れたのは、彼女の教育者であり上司でもあるサイス・マスターだった。

 その背後には白いマスケラの面を被り、無言で彼に付き従う6人の人影がある。
年若き、アインやドライと同世代の少女達で構成されたサイス直属の暗殺者達。

 サイスがかつてのファントムを育てた時に培ったノウハウを持って育成した女暗殺者集団『ツァーレンシュベスタン』。
全員が共産圏や紛争地帯で最もよく使われる最優秀ライフル    AK74ライフルを両手に携えている。

 「君の独断専行とミス・リズィに対する『不祥事』に関しては私から上層部へ取り成しておく。これからは君が我がインフェルノの誇る『ファントム』の称号を名乗りたまえ」
「………その『ファントム』をわざわざ出迎えに来た割には、随分と物騒じゃない?」
「何、君が素直に私の指示に従ってくれれば良いだけの話だよ。君は少々気の荒い所があるからね。ま、保険みたいなモノだ」
 

 サイスの言葉を聞き、実際に胸糞悪くなったドライはべっと石畳に唾を吐き棄てる。

「で、従わない場合は?」
「非常に不本意な結果になるだろうな。尤も理由など何も無いだろう? 私と君が争う理由などは」
「理由等無い……か」


 ドライの碧眼が、再び床の方へと向けられる。
そこにはうつ伏せになって倒れたままの、玲二の死体があった。


「1つ聞いておくけど」
「ふむ?」
 

 余裕ぶった動作で首を傾げるサイスに、何の感情も混ざっていない口調でドライは質問した。

 「玲二の死体は……どうなるんだい?」
「決まっているだろう。焼却剤で念入りに焼いて始末する。亡霊には亡霊らしく、跡形も無く消えて貰うのが1番だ」
「………」

 淡々と、まるで既に決まったかの様にサイスは返答する。
それこそ可燃物の塵をどうやって処理するかを決める様な声音で。

 サイスは死神の逆鱗に思いっ切り触れた事に、最後まで気付かなかった。
彼にとっては当たり前のこの返事が、ドライの安全装置を解除した事に。


「だったら」
「ん?」
「だったら、あんたはアタシの敵だ」

 

 冷ややかな言葉で宣言する。

 と、同時にドライの眼が輝きを取り戻す。
まるで蝋人形の様に精気の抜けていた全身が一瞬にして闘気で満たされた。
吹き上がる様な殺気を感じたサイスは、流石と云うべきか咄嗟に声を張り上げる。
 

 「愚かな……やれ!」

 

 サイスの号令と共に背後の親衛隊が一斉にライフルを構えた。

 最強の暗殺者を前にしても、サイスは絶対の勝利を確信していた。
彼の忠実な僕である6人の娘達は経験こそ及ばないものの、高度な訓練を受けた事により数値的な実力の上では先の3人と遜色ない。
ましてや1対6の戦力比。サイス自身を含めれば1対7。勝敗など火を見るよりも明らかだ。
 

 (残念だよ。君はとんだじゃじゃ馬だったが、非常に面白い素材ではあった)

 

 満面の笑みを浮かべるサイス。そして彼の瞳に6丁分の5.56mmライフル弾に貫かれ倒れるドライの姿が



 

 「何………!?」


 

 映る事は無かった。


 代わりに最年長のフィーアと、丁度隣に居たゼクスが胸部と頭部から鮮血を迸らせながら倒れるシーンが映った。
引き金を引いたままのAK74から連射されるライフル弾が、天井から信者席を薙ぐ様にして穴を開けていく。
穴が空き、鮮血に塗れたマスケラの面が石畳の上に転がり落ちて乾いた音を立てた。

 クイックドロウ勝負はドライの勝ちだった。
ホルスターから抜き放ったS&Wをコンマ秒差で先に連射し、フィーアとゼクスを撃ち殺したドライは凄惨な笑みを浮かべる。

 チームの司令塔であり最古参のフィーアを瞬殺され、残りの4人の射撃が僅かに、ほんの僅かだけ乱れる。
しかしそれだけで充分だった。ドライが残り4人に対する攻撃を行うにはそれだけの隙で充分だった。

 両手に握られた2丁のS&Wから猛烈な射撃が浴びせられる。
ドライに1番近くの位置に居たが為に、全身に計6発のパラベラム弾を喰らった哀れなフェンフが崩れ落ちる。
弾を撃ち尽くしたS&Wから2本の弾倉が滑り落ちると同時に、頭部を撃ち砕かれたナハトが信者席の隙間に沈んだ。

 負傷しながらも、ノインとズィーベが攻撃を続行する。
4人が殺されたがまだ3対1。しかも丁度弾が切れた状態だ。

 だが、ドライの取った行動はノインとズィーベ、そしてサイス・マスターの予測すら超えていた。
ドライは両手に銃を持ったままポケットから予備のマガジンを抜き、前面へと放り投げたのだ。

 撃ちまくられるロシアン弾が掠め飛び太股や二の腕を引き裂いても、彼女の動きは止まらない。
投げたマガジンを追って宙に舞い、回転しているマガジンをグリップ下に叩き込み、スライドストップを外す。
スライドが前に押し出されチャンバーに弾を装填する。装填された弾は彼女が空中を舞っている間に撃ち出され、排出された薬莢が次々と飛び出していく。

 5発目でノインは血飛沫と共に倒れた。
8発目でズィーベは喉と右肺を撃ち抜かれて戦闘不能に陥った。
 

 「何なんだドライ」

 

 手塩にかけて育てた部下を皆殺しにされたサイスの表情が驚愕に歪む。

 

 「お、お前は一体」

 

 信じがたい存在を前にして、サイスの表情が恐怖に引き攣る。

 

 「何なんだお前はぁ!!?」

 サイス・マスターは愛用のルガーP08をホルスターから抜く暇すら与えられないまま。
人中沿いに9パラを5発喰らい、意識を永遠の闇へと放り込まれた。
 

 「アタシはファントムだよ。アンタがさっき言ったばっかりじゃないか」

 床一面に撒き散らかされた5.56mmと9oの薬莢がカリンと音を立てる。
あっさりとサイス達を壊滅させたドライは、興味を無くしたかの様に再び玲二の死体へと視線を向けた。



 死体は変わらずに其処に有った。
跳弾も掠めなかったのか、撃たれた胸部の銃痕以外は全くの無傷のままで。

 足元の薬莢を蹴散らしながら、ドライは死体へと近付いていった。
うつ伏せになっているのを、足では無く両手でそっと裏返してみる。

 玲二の死に顔は、ドライが期待していた間抜け面では無かった。
ましてや彼女に対しての憎悪と敵意に満ちた形相でも無かった。
 

 「……悲しそう」

 思わずそう呟く程の死に顔だった。
何かに詫びる様な、何かに贖罪する様な悲しい表情。

 ドライは膝を付き、彼の上半身を抱えて顔をじっと見詰める。
想えば、彼の顔をこれ程近くではっきりと見たのは久し振りでは無いだろうか。
 

 (何で、何でこんな悲しい顔しているんだよ? アタシの事始末するとか抜かしやがったくせに……)

 悲しい顔。玲二が深夜、アパートで物想いに耽っている時によく浮かべていた表情。
昔の彼女がどうしたのかと尋ねても、何時もはぐらかされていた。そしてその度、自分の無力を罵ったものだ。
 

 (アタシの事裏切ったくせに……何でこんな顔しやがるんだよ!)

 玲二の顔にポタリと水滴が落ちる。
彼女自身、気付かなかったがそれは涙だった。
彼女がドライを名乗り始めて以来、涸れ果てた筈の涙が再び流れ落ちていった。



 突如として、聖堂の外で銃声音が立て続けに響き始めた。
銃声自体は雑多だった。小型銃から拳銃、果てには民間用の猟銃。

 目の前で果てた『ツァーレンシュベスタン』の様に装備が統一されていない。
くわえて言えば、攻撃の仕方も音からして稚拙だ。攻め手の連携も何もあったもんじゃない。
只鉛弾を敵に向かってばら撒いているだけ。
 

 (『梧桐組』の連中か……)

 恐らくは梧桐組の若手連中が、梧桐組組長の隠し子である藤枝美緒を拉致した自分に対する報復に来たのだろう。
そしてこの教会を包囲していたら、何者かとの交戦状態に陥ったらしい。
 

 (インフェルノの連中?)

 そんな筈は無い。大半の戦闘要員はサイスの策謀で帰国しリズィは重傷。サイスとその部下を除けば連絡員位しか残っていない。
連絡員だけで『梧桐組』と闘える訳が無い。戦闘用メンバーであるサイスと『ツァーレンシュベスタン』は既におっ死んでいる。
 

 (となると……)

 激しい銃撃戦の中で、規則正しく、正確な射撃音をドライの聴覚は拾い上げていた。
間違い無くプロが出している銃声だ。しかも飛びっきりな腕前の。
 

 (アイツか)

 ドライの脳裏に数日前、この同じ聖堂の中で対峙した女の顔が浮かぶ。
最初の『ファントム』の称号を冠した少女、アイン。この島国では江漣と名乗っていた様だが。
 

 (アイツが玲二を追って来た……)

 

 理由は語るまでも無い。玲二を助けに来た。それが唯一の理由。

 しかし、焦りや脅威は一切感じなかった。
何故ならエレンは既にドライにとっての脅威では無いからだ。

 そう、エレンは絶対に自分には勝てない。
この時点で彼女の敗北は確定しているからだ。ドライが、玲二を殺した時点で。
 

 (そうか。アタシ、やっとアイツから玲二を取り戻せたんだ……)

 2年前、彼を奪い去って行ったあの女から玲二を取り戻せた。
そう悟った瞬間、キャルの表情がふっと緩む。

 もし、この時何かの間違いで玲二が蘇ったらさぞや驚いただろう。
その位、ドライの表情からは険が抜け落ちていた。
 

 「玲二」

 甘える様な声を出し、玲二の身体をぎゅっと抱き締める。
やがて数条の涙滴によって筋が付いた死相にそっと顔を近づけた。
 

 「んっ」

 舌で優しく口の周りの血糊を舐め取る。
味わうには慣れた錆びっぽい鉄の味。何時もは直ぐに吐き出すのだが、ドライは玲二の血を暫く口の中で泳がせてみた。
どこか甘い様な感じがした。甘い? 自分は吸血鬼でも無いのに。
 

 (玲二……)

 否定しても口の動きは止まらない。
喉を鳴らして口内の血を嚥下し、再びドライの唇が玲二の顔に迫る。

 薄く開いた唇を自分の唇と舌で無理やりこじ開けた。
口内に溜まっていた鮮血を啜り出しながら、死後硬直で硬くなり始めている舌に自分の舌を絡ませる。
 

 (あぁ……玲二ぃ)

 全身がカッと熱くなる。股の奥がジンジンと疼く。
自身の体の奥に眠る『牝』が欲情し、玲二の『雄』を求める。
 

 吾妻玲二。ドライが最も憎み、最も愛した男を求めて。

 頭を抱え込む様にして唇同士を合わせ、更に奥へと舌を差し込む。
口内をまんべんなく愛撫し終わり、合わせていた唾液をゆっくりと彼の喉奥に垂らす。

 僅かに開いた目蓋から、生気の無い瞳が自分を見ていた。
潤んだ碧眼で覗いてみると、まるで鏡の様にはっきりと自分の顔が見えた。

 2年前のあの夜。玲二が始めて自分を抱いた時、彼は腕の中に居るドライをこの瞳で見詰めていた。
とても寂しげで儚く、何よりも優しいブラウンの瞳で。
 

 (あぁっ……玲二が見ている。アタシの事見ている……)

 光も生気の欠片も感じさせない瞳。
だけどドライの姿を映している。彼は、自分を見ている。
ドライだけを、彼女1人だけを見詰めている。
 

 彼を殺した事で全てを失ったドライは、残された彼の抜け殻に固着することに生きる意味を見出した。

 

 (もう誰にも渡さない。もう何処へも行かせはしない。もうアタシを裏切らせない。あんたはアタシだけのモノだ!!)

 ドライは今初めて玲二を殺した事を嬉しく思った。
彼は自分の望むままだ、2度と、もう2度と自分を置き去りにして独りぼっちにしたりしない。

そう、これは儀式だ。
ドライが玲二を永遠に我が物とする為の儀式。

 外の銃声音は散発的になっていた。
大方決着が着いたらしい。だが、ドライは玲二の躰を貪る事に夢中で気にも留めない。

 やがて、表の銃声が完全に途絶え、教会周辺に静けさが戻る。
静寂と割れたステンドガラスから差し込む陽光の中、ぴちゃぴちゃとドライが立てる艶かしい音だけが聖堂内を支配していた。

 

 刹那      

 

 「玲二!!」

 聖堂の扉が音を立てて開き、一人の小柄な少女が現れた。
篠倉学園の制服には大量の返り血を浴び、凄惨な姿だった。流石に無傷では無かったのか、二の腕や身体の端々に銃創らしき怪我が見受けられる。

 少女の瞳が、祭壇の下に居るドライと玲二を捉える。
同時に、その手に握られていたVZ61が鈍い音と共に床に落ちた。
 

 「れ、い……じ」

 20名からのヤクザとの戦闘中も冷徹を保っていたエレンの表情が見る間に崩れていく。
かつて『ファントム』と呼ばれた暗殺者が浮かべていた氷の様な鉄面皮の面影は既に無い。
自身の命を賭けてでも護ろうと誓った男を失い、虚無と絶望に呑まれそうになっている1人の弱い少女が其処にいた。


 玲二が既に息絶えているのは明白だった。
暗くて良く見えない、しかし嫌でも解る。今まで無数の死を見詰めて来たエレンには。

 「随分と遅いお出ましだねぇ。初代ファントム?」
「……っ!!!」

 舌をチロリと出し、見せ付ける様に玲二の首筋を下から上へと舐め上げる。
次の瞬間、狂おしい程の殺意と怒気がドライの全身に突き刺さり、エレンが取り出したコルトパイソンが瞬時に構えられる。
 

 「はっ、嫉妬かい? 見苦しいったらありゃしない」

 対するドライは全く動じない。寧ろ余裕すら醸し出している。
後ろから玲二の死体を抱き締めたまま、エレンに愛用の    玲二の命を奪ったS&Wを構えていた。
エレンがドライに銃を向けた瞬間と、ほぼ同時に。

 エレンは馬鹿な女だとドライは思う。何故自分が来る前に己が手で玲二を殺さなかったのだろうか?
そうすれば玲二がドライの手に渡る事も無かっただろうに。愛しい男を永遠に独占出来ただろうに。


 「赦さない。その人を……殺した報い、受けて貰うわ」
「こっちだって赦される気も糞も無いね。それに……」





 

 ドライは、キャル=ディヴェンスは自分の宿敵に宣言する。






















 

 「玲二はアタシが殺した。だから、玲二の全てはアタシだけのモノだ。アンタにも、他の誰にも渡さない! 誰にも、誰にもだ!!」


















 最早死ですら2人を、キャルと玲二を別つ事は出来ない。
 何故なら彼等は、生きながらにして亡霊になったのだから。


















THE END





























 

 言い訳後書き






 

 この間、本当に久し振りに感想メールを頂きました。

 

 ウキウキしながら開いて見ると……

















 

 

『最近のSS書いているtakaさんって本物のtakaさんですか?』  

『 暗い話ばっかり書いていて、なんか昔と作風が違う様な気がするんですけど……』

















 

 (;´Д`)!

 おぅ、 何てこったオリーブ。
どうやら『中の人』と間違われているみたいで。 (中の人はメソ……ゲフンゲフン!!)
ならば、ナデシコSSじゃないけど、新しいSS書いて汚名返上だぁ!!



 とまぁ憤慨した勢いで書いてみました、ファントムSS。
どです? これで「中の人」容疑が晴れたと思いますが……。


 追伸=キャルのエレンに対する『宿敵』の意味は2つあります。
立場上の宿敵と、何よりも『女としての』宿敵です。





 

代理人の感想

おお・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(汗)

見事な汚名挽回でした(おい)。

 

いや、だってアレとかソレとかコレとかごにょごにょ(爆)。