黄昏の空の下に集いし者達
昔、神と人間、そして魔族による戦争があった。
その長きにわたる聖戦の末、壊滅的な打撃を受けた3つの種族は
滅亡を避けるために長い休戦状態へ入るしかなかった。
1000年のいつわりの平和・・・・・
この長い平和は、ミドガルド大陸で生活している人類から悲惨な
戦争と、過去に受けた傷を忘れさせてしまっていた。
彼らは過去の過ちを忘れ、己の欲望を満たすために自らの文明を
発展させていった。
そしてある日、
少しずつその平和のバランスが崩れる異常気象がミドガルド大陸の
所々で現れ始めた。
人間界と神界、魔界を隔離する魔壁から響いて来る轟音、
凶暴化する野生動物、頻繁に起こる地震と津波。
そして、いつの頃からか広まっていった魔物たちの噂。
平和の気運が崩れて行くなか、この世界の平和を支えているという
イミルの爪角の噂が少しずつ冒険者たちを中心に広がって行く。
だが、人々はその本質を忘れ、それぞれの利益のため、
その正体と富を求めて冒険へと旅出っていった・・・・
第二話 ・・・レゼ、後で覚えておきなさいよ・・・by籐華
バキャァァァ!!!!
「な、なんですか!?」
夕食の支度をしようとしたその瞬間自警団の食堂のガラスがぶち破られ、顔見知りの団員が飛んできた!!
「御主人様!!」
レンの声で我に返り、私は油断無く腰のカタールを手にはめた、同時に懐に収めてあるスローイングダガーを確認する。
「籐華!!、いきますよ!!」
「うん!!」
事情確認を優先させるため割れた窓から勢いよく飛び出す!!
何かに追われていたのであれば、彼が吹き飛ばされたと同時に彼をふき飛ばした何かが即座に追うはず。
それが無いのであれば、特に追われてるのではなくこの自警団に襲撃をかけてきただけだ。
相手を確認するのが優先、過信はしてないがよほどのことが無い限り攻撃は回避できる、それは籐華も同じだ。
すぐに食堂前の広場にでる。
ザッ!!
「・・・しずかね・・・」
「ええ、気配が無い・・」
周りにはちらほらとほかの自警団員が何事かと宿舎の中から顔をのぞかせている。
「本当に唐突な事故でしょうか・・・?」
「じゃあ、あのおじさんは何で飛んできたのよ・・・」
確かに、しかしぜんぜん気配がつかめない。
焦燥感がつのる。
そうして二分も経ったころ事態は動いた。
フワッ・・・
「・・・っ!!!!」
あわててその場から飛びのく!!
「レゼッ!!」
同時に籐華も私に注意を促しつつも間隔をとる。
「ウィスパーだ!!」
ざわっ!!!
「団長とアコライト!!」
籐華が集まりつつある自警団にそう促す、このモンスターは俗にいう悪霊の類で属性付きの武器もしくは魔法しか効かないのだ。
「こっちにもいるぞ!!」
徐々に事態は広がっていた、何せ自警団も弱くは無いが、見えない上に属性の無い武器では歯が立たず避けるしかなかった。
「エンチャントポイズン!」
私は武器に毒の属性を付加する魔法を使う、これで効果はある!!つい一昨日まで地下洞窟でこいつと戦った事もあるだけに
油断は無い。
ヒュッ!!!
「・・・」
甘い、姿が見えないだけで攻撃があたるとは限らない。
「そろそろかな」
私はその場で軽く左腕を振る、紫色の燐光が後をひく、魔力の光だ。
次の瞬間
ザザンッ!!
十字に切り裂かれた虚空に半透明の布が漂う。
「単純なんですよ・・・パターンが」
そう言い捨てて籐華を探す。
いた・・・(汗
籐華はジャックと戦っていた・・・
「っち!!しつこい!!」
「ギャッ、ッギャ!!」
レゼがウィスパーと戦ってる間にあたしは団長を呼びにいこうとしていた、しかし、いきなり塀の上からこのかぼちゃのお化け
ジャックが落っこちてきた、杖を持ったジェントルマンと言えば聞こえはいいが頭はかぼちゃ!!
間抜けな風貌ではあるけど実力はかなりの冒険者が避けて通るくらい強い!!
「くらえ!」
体を少しずらし軸足を左足に移しさらに体をひねる!!
同時に右足を上げて突き出す!!
ズドン!!
「ッギャ!!!」
見事に杖を持っている左手に命中、さらに回転する流れに逆らわずに腰を深くねじり拳を固める。
杖を蹴り飛ばされたジャックがあたしに向かって呪文を唱えようとしている、だけどあたしはのんびり待ってやるつもりは無い!!
「もう1回!!」
腰のひねりをジャックの頭に一直線に拳が突き出せるように一気に戻す!!
反射的にジャックが避けようとするが、おそい!
ズドン!!
さっきと同じような音が再び響く、突き出されたあたしの拳は見事にジャックの顔面に突き刺さった。
バカンッ!!
ジャックの頭がきれいに破裂する。
「悪いんだけど遊んでる場合じゃないのよ」
ちょうどレゼがあたしのほうに駆け寄ってくる。
「大丈夫ですか?」
「もちろん、あれ位なら全然平気よ♪」
・・・ジャックが雑魚扱い(汗
思ったより籐華の戦闘力は高いみたいですね・・・うかつにからかうのはよそうかな(汗
「何で汗かいてるの?」
「い、いえべつに(愛想笑い)」
「あやしいけど、それは跡で追求するとして」
「追求するんですか・・・」(ぼそ)
やっぱりいやな予感当たりそうです。
「それより、籐華はウィスパー以外を頼みます、私はウィスパーを片っ端からどついていきますから」
「うん、分かった」
広場から自警団詰め所の門へむかい走ると・・・
「レゼリス!!」
後ろから呼び止められた。団長が愛用の火属性のクレイモアを手にしてこちらへ声をかける。
「すまないが街のほうにも出たらしい、行ってくれないか?」
「ギルドには有事の際には住民やその他の一般市民の護衛が義務付けられてますからもちろん向かいます!!」
「まったく・・・素直に任せろと言えないのかね(苦笑)」
「何言ってるんですか?この場合正式な依頼とみなしますから説明しただけですよ」
「・・・何(汗)」
「だって行ってくれないか?でしょう」
「た、確かにそういったが(汗」
「じゃあ報酬は後ほど」
そういいきって青い顔をする団長を置いて門を抜け街へ向かう。
後で報酬は晩御飯、と言ったらさぞかし面白い反応をするはず、まあ、この街はマジシャンやウィザードが
多いですからウィスパーぐらいじゃたいして大事にはならないですからこれくらいの余裕みせてもいいでしょう(含みのある笑み)
「ねえ、レゼ?今思ったんだけどレン君とフィリアは?」
「ああ、大丈夫ですよ、自警団の宿舎にいるんですから」
「なるほど、じゃああたし達は思う存分暴れていいのね?」
「そう言うことです」
ウィスパーをカタールですり抜けざまに切り捨てながら街を疾走していく。
「なんでこんなにモンスターが出てきたんでしょうね〜」
「案外誰かが酔狂で古木の枝使って沸いてでてきたとか?」
「ありそうですね・・・(汗」
そうして二十分もしたころ、そこらかしこで光や爆音が響き始めた、住民も気づき始めたらしい。
「どうやらあたしたちの出番はなさそうね〜」
「そうですね」
中央の噴水のあたりで私たちは奔るのをやめた。
「ジャックが見当たりませんね・・・」
「あたしが倒した一匹だけだったんじゃないの?」
主にモンスターは自分から攻撃を仕掛けてくる場合一匹だけで来ることはない。
ほかにもモンスターはいるはずなんですが・・・
自警団で見逃しちゃいましたかね。
あたりをざっと見回しほかに倒し損ねたウィスパーがいないか確認する。
・・・いないな。
「レゼ、戻る?」
「・・・そうですね」
フワッ・・・・
「ん?・・・」
「どうしたの?レゼ」
「いや、何か甘いにおいが・・・」
「甘いにおい?お菓子の?」
「いえ、香水のような・・・」
改めてあたりを見回す、かすかだけど間違いなく香水のにおい。
だれか、いや、何かいる!!
コツ、コツ、コツ・・・
「こんばんわ、可愛いお二人さん」
足音のした方向から女性の声が響く。
振り返るとそこには絶世の美女がいた、だけどこんな夜中でこの状況。
ただの町の人って訳ではなさそうですね。
「何が目的ですか?」
いつでもカタールが振れる様にしながら問いただす。
「あら、自己紹介ぐらいさせてくれてもいいんじゃない?せっかちは嫌われるわよ?」
・・・敵意は見えないですね、ここは状況を把握しますか。
「残念ですけどお近づきにはなれないと思いますよ?」
「まあ、名前くらい名乗らせてよ、強者に敬意を払ってるんだから」
礼儀正しいですね?はて?
「ではこちらから名乗りますよ、私はレゼリス、「星空に捧ぐ祝賛歌」」
「あら、いい称号ね♪私はリィリア、サキュバスよ♪」
やはり魔族でしたか・・・
サキュバス、よりにもよって夢魔(汗
さっきのにおいは誘惑のための下地という事ですか。
「では、改めて聞かせていただけますか?何が目的なのか・・・」
後ろ手で籐華にいつでも逃げられるようにサインをする。
さっきから籐華がおとなしいのが気になります・・・
「そうね、そこのお嬢さんがほしいからかな?」
「籐華を?」
「ええ、そろそろかしら♪」
その瞬間私はかがみこみ横に転がった!!
グオッ!!
半瞬遅れて籐華の蹴りが頭の上を通り過ぎる!!
「籐華!!」
体勢を整えて距離をとる!!
「あら、意外と鋭いのね?レゼリス君♪」
そう言ってさっきまで暗がりで良く分からなかったリィリアの姿が月明かりでさらされる・・・
革で出来た黒いボディスーツ、腰まで届くプラチナブロンドの髪、そして悪魔の象徴である漆黒の翼・・・
その隣に籐華は虚ろな眼差しでたたずんでいた・・・
「私ではなく籐華を誘惑ですか・・・」
「そうよ、あのジャックを易とも簡単に素手で倒せる攻撃力は魅力ですもの」
操られた籐華のほほに白い指を這わせてこちらに微笑む・・・
「それになぜかあなたには私のチャームが効かないみたいだったからね」
妖艶に微笑みながら籐華を後ろから抱きしめる。
「当然ですよ、アサシンになるときにこの手の耐性訓練を散々受けてますからね」
「感心するわ、私のチャームに対抗しただけでも凄い上、仲間が誘惑されてても状況を打破しようとするなんて」
「まあ、籐華を気絶させてにげるくらいしか無いんですけどね(苦笑)」
実際高位の魔族であるサキュバス相手に一人で勝てるとは思えない、さらに最強の味方である籐華が最凶の敵ですからねー。
頭をフル回転させて思いつくのは逃走手段のみです(汗
「もう一つあるわよ?♪私の可愛いおもちゃになればいいのよ」
「謹んでお断りしますよ・・・せめて相打ちにはもっていくつもりなんですから!!」
ズダン!!
思いっきり右足で初速を生み出す!!
さすがにサキュバスでもアサシンのスピードには勝てないはず、籐華をやり過ごして本命を叩く!!
「早いわね、行きなさい、籐華」
籐華も前傾姿勢でこちらに疾走してくる!!
私は数歩で方向を直角に変え、ランダム回避を行いながら籐華に接近する、力ではかなわないから・・・
スピードとテクニックで籐華をやり過ごす!!
「スティール!!」
「!!」
籐華と肉薄した瞬間シーフ時代の得意技(スリ)を放つ!!
うまくいけば・・・ここだっ!!
ズザザザザッ!!
交差した瞬間籐華と私は急制動をして立ち止まる・・・盗った・・・
「・・・は?」
リィリアは何が起こったのか分からずに唖然とする・・・
籐華も操られてるとはいえこちらを向き私の右手に視線を移す・・・
「白のレース地・・・か」
そう、私は「ブラジャー」を盗んだ(汗
籐華の性格上、絶対行動不能になるのは明白!!・・・あとのことは怖いが止むを得ない・・・
ズガンッ!!
「うおっ!!(汗)」
籐華は動じる事も無く間合いをつめ前蹴りを放ってきた、その一撃を受けて公園の噴水の囲い(石)は穴を開けていた・・・
「・・・そういえば操られてたんでしたよね(汗」
こころなしか籐華がいつもより攻撃が鋭い気がする・・・(滝汗
「・・・あなた、いろんな意味で強者ね・・・(汗」
リィリアが少し動揺している、この瞬間を待っていた!!
「クローキング!!」
瞬間的に私の姿が消える、ついでに気殺も怠らない。
「・・・!?」
籐華が私という目標を失い辺りを見回す・・・
その間に私は壁伝いに籐華の背後に回りこむ。
狙うのは首筋、一撃で気絶させないと・・・
ストンッ!
「!?」
はい、いっちょ上がり。
崩れ落ちる籐華を抱きとめて姿を現す・・・
「ふう、これでよし・・・リィリアさん?見逃してくれませんか?」
「い・や(ハート)」
籐華を抱えたまま右に飛ぶ!!
ドゥンッ!!!
魔力弾!!
赤褐色の光が私たちのすぐ横を通り過ぎ、歩道に突き刺さる!!
「クッ、やっぱり逃げられなさそうですね!!」
覚悟を決めて籐華を噴水の池に放り込む!!
バシャアア!!
これで眼を覚ましてくれるといいんですが・・・
「やっぱりあなたを殺さないと安心できなさそうね・・・」
「いやいや、買い被りですよ」
軽口を叩くのが精一杯ですね・・・
「遊ぶと痛い目見そうだから悪いけどすぐに終らせてもらうわよ?♪」
「こっちもただ殺されるわけには行かないんで・・・本気でいきますよ!!」
バシャッ!!
「ぷあ!!何で池に!!??」
籐華の言葉を合図に私は全力で回避行動と接近戦に入る!!
ドウッ!!
ドウッ!!
ドウッ!!
先ほどの魔力弾をジグザグに疾走しながら回避する、視界の端にリィリアが必ず捉えられるように・・・
ザシュッ!!
間合いを詰めた!!
私のカタールが彼女の服の一部を切り裂く!!
「甘いっ!!!」
ブワッ!!!
「グッ!!!」
彼女を中心に障壁がドーム上に広がる、反射的にカタールを交差させ防御するが勢いが強く十メートルほど
後退してしまった、まずい!!
「ファイアボルト!!」
「ソニックブロー!!」
高速の八連撃で炎の矢を迎撃する!!
くっ!!これでは埒が明かない!!懐に踏み込みさえすれば・・・
二度目かの炎の矢が飛んできた、再び迎撃!!
ババババババババッ!!!!
相殺はしたもののこれでは防戦一方です。籐華はさっきのチャームの影響か動かないでいる。
さて・・・どうする?
「案外粘るのね・・・そろそろ片をつけないと被害が大きくなるのよ・・・」
「・・・?被害?」
「そうよ!身内の問題は身内でつけようとしてるのに何で邪魔するのよ!!」
「・・・え?」
「こうなったら!!」
・・・誤解してませんか?もしかしてお互いに・・・(汗
そういえば、先に攻撃してきたのは私たちのような気が・・・
籐華って操られただけだし・・・誤解の原因って私の格好・・・。
・・・そういえば敵意丸出しで問いただしたのも私です・・・
そうこういってる間に彼女の手にはかなり高密度の魔力が圧縮されてます。
「ちょっ、ちょっと!まった!」
「問答無用で来たのはそっちが先でしょうが!!くらいなさい!!」
「いえ、ああ、もうわからずやなんですから!!」(←原因の元)
「レゼ!!」
・・・?避けようとした瞬間聞きなれた声が・・・まさか。
「籐華!!しまった!!」
そう、いつの間にか籐華のまん前に来てしまっていた、これでは避けられない!!
再び腕を交差して防御の姿勢をとる。
「ハアアアアアァァァァ!!!」
赤褐色の光弾がまっすぐに迫ってくる!!
さっきですら地面に大穴です、直接今度のを食らったら・・・
覚悟を決めて身を固める!!
「マグナブレイク!!!!!」
キュドウ!!!!
「な、これは?」
思わず周りを見回す・・・先ほどのマグナブレイクは自分を中心に衝撃を放つ技・・・とすれば。
「ナイト・・・?」
籐華が声を漏らす・・・確かに粉塵が晴れた後には甲冑を着込んだ影が見える・・・
誰でしょうか?
「相変わらず、アサシンとしての自覚がないようだな・・・レゼリス」
・・・まさか
「チョッパーかい?もしかして」
「ほかに誰がいるんだ?」
「あたしも(ハート)」
「・・・」(レゼ、籐華、チョッパー)
・・・アイラもですか(汗
煙が晴れて二人の姿がはっきりしてくる、二人は私の幼馴染、アイラは私と同じアサシンで私と似たような服に似通ったカタール、
しかし私のよりずっと簡単なつくりのカタールでジェルと呼ばれるものだ、相変わらず金色の長髪に碧眼・・・はっきり言って
目立ちまくり(汗
もう一人はクレイモアを装備した大柄な騎士でがっしりとした印象のあるチョッパーだ。・・・王宮騎士団のマーク(汗
本当に騎士になれたんですね・・・(汗
しかしなぜここに・・・?
「いったい何でここに?」
「ちっ、よりにもよってサキュバスか?まあ、俺たち三人なら何とかなるな」
「そうね〜♪」
「・・・無視しないでください(汗」
「あとで説明するってば」
「籐華か、久しぶりだな」
「う、うん・・・(混乱中)」
上から私、アイラ、チョッパー、籐華・・・なんとなく戦闘に緊張感なくなってきました。
「あんたたち・・・あたしを無視しないでよ・・・」
あ!!そうでしたすっかり忘れてたためリィリアさんは放置されてたんですね(汗
「いえ、まあとりあえず状況を確認しましょう・・・」
「・・・なんか戦う気がうせたから・・・そうね・・・」
意気消沈した様子で同意する彼女の翼は心情を表すかのごとく力が抜けていました。
「・・・レゼ?もしかしてこのサキュバス、敵じゃないの?」
「・・・ええ」
籐華が指摘してくることに私は同意以外できませんでした、状況はほとんど把握できました。
アイラにチョッパーもとりあえず武器をしまいます。
はあ・・・私も案外視野が狭かった事を心の中で嘆息して周りを見渡します。
ほとんど騒ぎは収まったようですね、後は自警団に任せましょう・・・
私は何かどっと疲れてしまいました。
「リィリアさん、コーヒーと紅茶、どっちがいいですか?」
「牛乳・・・」
「お互い誤解を招いてしまいましたね・・・」
「ええ、レゼリス君、私にもなんだか理解できたわ・・・」
ぽかんとする三人を尻目に私とリィリアさんは自警団宿舎に向かいます。
その時・・・
「あれ?レゼ?頭から血が・・・」
「え?ああかすり傷ですよ」
懐から布を取り出し額に当てる、はて?何か致命的な間違いがおきてるような・・・?
ここから先は衛生教育上不適切な現象が勃発しているため割愛させて頂きます(ハート)By 籐華
三話でお会いしましょうね♪ By アイラ
三話に・・・つづくはず(笑)
あとがき・・・・
さてはていきなり自分の中の締め切り破っちゃいました(汗
実はメンバーの一人の原因不明のID消失事件などがあり大幅に改稿していました(涙)
現在五話まで一気に書いている途中なので隔週ごとに投稿できるように精進します!!
レゼ君・・・次回でいきててほしいな・・・(汗
なお!!サキュバスはペットにもならなければ話す事もありません!!
ROでテイミングアイテム探しちゃだめですよ?(笑)
さて、どんどんキャラが増えていきます(現在七人)
はたして作者は書ききれるのか!?
次回をお楽しみに・・・^^
最後に(^^)
いつも感想をいただける朧月さん、ノバさん(^^)
ありがとうございます〜〜
励みにしてがんばります^^
それでは次回も二週間後をお楽しみに(^^)
レンのウエイター姿は・・・現在イラスト進行中です(核爆)
代理人の感想
んー、ラグナロクはよくわからないのですが・・・。
話の流れとしてサキュバスが戦意喪失する辺りがやや唐突だったかなと。
それと、三人が集まるときのように新キャラを出すと、キャラを立てるのに後々苦労します。
アニメなり特撮なりで新登場のキャラが高いところから登場したり、
登場後暫くは無茶苦茶強かったりするのにはそれなりに意味がある、と言うことです。