ラブひな 「歌舞伎町のゴルゴ13」
「プロローグ」
ドドンパQ
「知ってる?アイしあう二人がトーダイってとこにはいるとね、シアワセになれるんだって」
少女は砂山を作りながら俺に語った。
「ふーん」
「トーダイ」、「シアワセ」という単語もよくわからなかった俺は何気なしに答えるのであった。
「大きくなったらふたりでいっしょにトーダイ行こーね」
そう言うと少女は俺の頬にキスをした。
そして彼女の引越しの日。
「バイバーイ、けーくん!大人になったら絶対トーダイで会おうね!ヤクソクだよ!」
少女が去っていく、俺はそれを追いかけつつ……、こけるのだった。
「わかった!!東大だね!!」
そう俺はそのとき力強く答えるのだった。
――俺、浦島景太郎 19歳(現在逃亡中)
東大には一年前に受かったものの、あの少女には会えなかったので(かなり馬鹿)ひねくれた俺は(もっと馬鹿)歌舞伎町の裏組織に属し(もっともっと馬鹿)、「歌舞伎町のゴルゴ13」と呼ばれるほどの暗殺者になったが(もっともっともっと馬鹿)、3日前組織が崩壊し、現在敵組織から逃亡しています。
作者の叫び
「急に書きたくなったのさ」
シリアスっぽいがかなりギャグです。
代理人の感想
シリアス…どこが?(笑)