一章〜新しい世界へ〜
(八)
木々の間から、雨のように降ってくる朝日が眩しい。
上半身だけを起こし、辺りを見回す。木々は朝日を浴びて淡く光り、鳥たちの囀りも聞こえる。
小さめの円形広場の中心には焚き火の跡。隣で寝ていたはずのデニーの寝袋は萎れていた。
昨日見た惨劇が脳裏を過ぎる。気分が悪くなったが、いつまでも寝ているわけにはいかない。
寝袋から抜け出し、再度辺りを見回す。やはり、デニーの姿はない。
勝手に動き回って、迷ってしまってはいけない。そう思って僕は自分とデニーの寝袋を片付ける。
他にも昨日の晩食べた物の残り物を片付けた。
一通りの片付けを終えて、僕は地面に弱々しく座った。両足を閉じ、その前で腕を組み、頭を半分だけ沈める。
鳥の囀りが十回ほど耳に入った後、昨日の悲惨な広場の方からデニーが歩いてきた。
表情は明るいわけでもなく、暗いわけでもない。
「おはよう、エリウス。よく眠れ……ねぇよな。あれ見た後じゃ」
「……おはようございます、デニーさん」
僕らの会話は挨拶だけで、当分沈黙が続いた。
無言のまま朝食を取り出し、無言で食べる。
果物を噛んだ時のしゃりしゃりした音と、干物を食いちぎった時のぶちっという音、そして木の葉が風に揺れる音だけがした。
朝食を終えた後、少しの間無言で座っていただけだったが、無表情に近い顔でデニーが言う。
「昨日はお前の為にも早く寝た方がいいと思って、しっかりと確認しなかったんだが……。
ゴブリン達はほぼ全員、一刀で斬り殺されている。斬り傷を見てみたんだが、素人とのもんじゃなかった。
結構腕の立つ数人の人間がやったと思う」
一旦止めて、僕の表情を探るようにこっちを見ている。なんで僕を見るのだろう。
と思っていたが、デニーの言葉を繰り返してみて気付く。
それが表情に自然と出たのだろう、デニーは頷いて話を続けた。
「やったのは多分、ラルクの騎士団だろうな。ここら辺にはもう良い額の首も無いし、騎士がこんな辺境の地に何人もいるとは思えねぇ。
まあ、おかげで心配する必要が減ったわけだ。だから、先に進むぞ」
先に進む。つまりゴブリンの死体を超えていかないといけない。僕は気が重くなったが、こんなところで止まるわけにもいかなかった。
静かに頷いて、荷物を背負う。
デニーも荷物を持ち、細い道を進んでいく。段々と見たくない場所に近づいていく。そして、道の終わりが見えた。
そこにはやはり幾つもの死体があって、腐臭が充満している。
目と鼻とを右手で覆い、僕はデニーよりも前に出て、半ば走るように惨劇の広場を通り過ぎた。
広場を通り過ぎた後は何も変わった事は無かった。
何処までも続いているのではないかと思える土の道が伸びていて、僕らはその上をただ歩いている。一言も交わさす事無く。
一際強い風が木々の間をすり抜け、僕のローブを靡かせる。それに合わすようにデニーが突然と話始めた。
「ゴブリンってのはな、元々悪戯好きな妖精だったんだ。
人を困らせるのが好きなだけで、殺したり、酷い怪我を負わしたりなんてしないんだ。
中には人の子供と一緒に遊んだり、人を助けてくれる奴もいるぐらいだ」
前方の地面を見ながら歩いて僕は顔を上げて、デニーの方を向いた。
「そもそも、モンスターってなんだと思う? どうして生まれたと思う?」
と訊かれたが、僕は答えられなかった。大体、モンスターを見たのだって、つい最近なのだ。分かれてという方が無理だ。
僕が左右に首を振ると、デニーは首を縦に振った。
「そりゃ、分からねぇよな。一説に言われているのは、魔力の結晶と呼ばれる"魔石"が、人の負の感情を吸収して、
その石を食べたり触れたりした奴をモンスターに変えてしまうらしい」
デニーの顔は今森に向いている。僕の顔はデニーを見上げている。
「それはつまり、人間の所為でモンスターが生まれている、ということなのですか?」
「まあ、そうなるかもしれないな。あのゴブリンもそうだ。きっと魔石に触れたか、なんかして凶暴になっちまったんだろう」
デニーが僕と視線を合わせて答えた。僕は複雑な気持ちで、顔を合わせていることが出来ずに森の方に視線を移す。
また幾時もの間、沈黙が続いた。その沈黙を切り裂いたのは僕である。
「デニーさんは何故、色々なことを知っているのですか?」
僕はただ興味本位で訊いただけで、デニーの反応は意外だった。
額に一粒の汗が浮かび、目は泳いでいる。
何故か答えが返って来ないので、諦めようかと思った時だ。
「それは俺だからさ。……そ、そんなこと気にするなっ!」
自分で言ったことが恥ずかしかったようで、両頬を薄く赤に染めている。
確かに、答えにはなっていなかったが、面白かったので僕も笑ってしまった。
質問が流された事は気にしない。デニーにも、言いたく無い事の一つや二つあっても不思議ではない。
それからは途切れ途切れだが会話が続いた。
「どうした、エリウス?」
森の中で何度も通ったような曲がり道で僕は足を止めていた。少し先を歩いていたデニーの声が聞こえる。
僕は何も答えないで、曲がっている方とは反対の木々を見つめる。何かが違う、その森を見て僕はそう思った。
木々が木々ではない、そんな感じだ。
しばし木々を見つめた後、違和感を残したまま僕はデニーの隣まで早歩きで行った。
違和感が消えることは無かったが、いつまでも気にして止まっているわけにもいかない。
違和感を覚えた場所から三度目の話しが終った時、やっと道が二手に分かれるところまで来た。
道と道とが繋がっている最後の場所には木の看板があり、左右の矢印の先にそれぞれ『コーウッド』『チェルク』と書かれている。
僕らが目指すチェルクの名前は、左の矢印の先にあった。
僕らはそれに従い、左の、右に比べればやや狭い道に入っていく。
道は進めば進むほど狭くなり、遂には人一人が通れるだけの幅になった。
その代わりと言うのか、左右に拡がる森は初々しさを増し、日の光を浴びて淡く光り、幻想的な光景である。
鳥たちが頭上を飛び交い、鳴き声の弾丸を交わしながら過ぎていく。
僕は時折足を止めては、空を飛ぶ鳥、木に止まる鳥たちに目をやった。
チェルク方面の道に入ってから、日が頭の真上に来た頃、木々の間から小さな村が目に入った。
幾つかの赤茶色の石で作られた家が見られ、人の姿も見える。
僕とデニーはお腹の減り具合から足を早めた。
意地悪にも、狭い小道は村を回りこむように続き、見た目以上の距離があり、時間がかかった。
最初に目に入ったところと正反対の辺りまで道は続き、ようやく入り口を見つける。
村の入り口にはアーチ状の看板があり、大きく『チェルク』と書かれている。僕等は遠慮することなく村に入っていった。
村は森から見たよりは大きく、特に畑と家が多い。街の広場らしき場所には、一本の大きな木が生えていた。
「エリウス? 何してんだ?」
広場の中央にあった大きな木は、森の中で生まれ育った僕でも、見た事の無い大きさと、美しさだった。
自然と体が動き、大きな木に触れていた。手のひらに温かみを感じて、大きな木を見上げる。
デニーの声が再び耳に入り、僕は大きな木を背にして歩いていった。
一通り村を歩き、見るべくところもなく、とりあえず宿を探すことになった。
大きな一軒屋が見え、もしかしたら、と思って僕とデニーは歩を進める。
それは丁度、大きな一軒屋の角を曲がった時だった。
「いてっ!」「いたっ!」
先に歩いていた僕は角から突然現れた何者かと激突し、僕は仰向けに後ろに倒れ、その上に突然現れた何者かが覆い被さった。
「……」
一瞬閉じた瞼を開けると、一つ気が付いた。僕の唇と覆い被さっている者――よく見るとそれはただの人ではない。
一つ分かったのはそれが女の子ということだ。
何が何だかわからない僕は動かず、女の子がばっと勢い良く跳ね上がり、僕の顔を見下ろしている。
髪は夕日のような赤さで、体の方も同じ色で覆われていた。胸だけを隠す布と、限界まで短く切られた厚手の布を腰に巻いている。
そして、細くて赤い両足の間から、赤い毛で覆われた太いもの、つまり尻尾が生えていて、両頬は髪の色とは全く別の赤色をしている。
「あ、あ、あ……」
何か言おうとしているようだったが、口をぱくぱくと開けたり閉めたりしているだけで、何も聞こえてこない。
僕と目の前の女の子との時が止まっていると、よく耳にするおばさんの声が聞こえた。
女の子は僕と後ろとを交互に見て、少し間を置いてから跳ぶように去って行った。
「エリウス、可愛い子でよかったな」
顔を上げてみると、にやにやと楽しくてたまらないといった感じでデニーが微笑んでいた。
女の子が去ってからおばさんが現れて、僕たちに尋ねた。
「今さっき、ここに猫みたいな女の子が来なかったかい? あの子、店先の果物盗んでいったんだよ。まったく!」
頬をこれまでかと膨らませて怒っている、少し太っている感じのおばさんに、僕が答えた。
「すいません。彼女は僕らのお友達なんです。お代は僕らが払います」
訝しげな顔をおばさんは見せたが、払ってくれるならいい、と代金を僕らに言い、僕らはそれを払った。
正確には僕らではなくデニーである。
おばさんが去った後、デニーが言った。
「お前は本当にお人よしだなぁ。まあ、そこがいいわけだが。さてと、早いところ飯食おうぜ」
僕のお腹もそろそろ悲鳴を上げそうだったので頷き、玄関の方に回りこむ。
大きな一軒やわ予想通り宿屋で、デニーが素早く手続きと代金を払って二階にある一つの部屋を借りた。
部屋は意外と広く、木々で作られた家具が多くあり、どれもよく磨かれていて綺麗である。
僕とデニーは荷物を一つのベッドの上におき、体を伸ばす。
一呼吸置いてから、僕は訊きたい事を忘れる前に聞こうとした。が、先にデニーに言われてしまった。
「その顔はさっきの女の子のことだな?」
「ええ。彼女はその……普通の人間じゃないですよね?」
「ああ、そうだ。彼女はきっと『キーヤ族』だ。数多くいる獣人の中でも結構有名な方で、
全身赤茶色に近い色で覆われていて、尻尾が生えている」
デニーが体操をしながら言って、僕は頷く。
そして、彼女がキーヤ族だと知り、改めてさっきのことを思い出すと自然と体が熱くなった。
デニーの顔を恐る恐る見てみると、やはり楽しそうに笑っている。
「初めてだったか? いいじゃねぇか、可愛い子だったんだから。偶然も運命のうちさ」
ははは、と愉快な笑い声を続ける。僕は余計に体が熱くなり、彼女に悪い事をした、と思った。
僕はともあれ、彼女の方は動転したようだし、やはり女の子ということもあるだろう。
もしも、また会ったら謝ろう。そう自分を言い聞かせ、体の熱を無理やり引かせる。
デニーは相変わらず楽しそうだったが、一瞬だけ目を光らせ、すぐに戻すとこう言った。
「俺ちょっと下いって、食堂あるか見てくるわ」
デニーの顔は何故かより楽しそうになっていて、返答を待たずに出て行ってしまった。
それから数秒後。窓がコンコン、と叩かれた。
「あれ? ここ二階なんだけどなぁ……」
少々疑問に思いながら、まさかモンスターではあるまいと思って窓を開ける。と、勢い良く赤い姿が部屋に飛び込んできた。
それは、ついさっきこの宿の角で激突し、思いもよらず……口づけをしてしまった女の子だった。
まず、突如として窓から入って来たことに問いただすべきであったのだろうが、それよりも先に謝ろうと一歩前に出て、口を開きかけた。
開きかけただけで終ったのは、僕が言うよりも早く女の子が言ったからである。
「わ、わ、私と……! けけけけけけ結婚……して! くくください!」
それなりに広い部屋にある、それなりに大きな二つあるベッドの、窓側のベッドを挟んで僕と女の子は向き合っていた。
女の子が叫ぶような大声で言ったとき、呆気に取られて思わず『え?』と呆れた声を上げる。
「……今なんて?」
「だ、だから……。わ、私と結婚してください! お願いします!」
「えぇぇぇ!?」
「なんだってぇ!?」
急に扉が開かれ、大きな音と共にデニーの声が僕の声に重なった。
「デニーさん……? 下に行ったんじゃ……?」
「え? あ、いやね……。ま、まあ、とりあえず落ち着こうぜ」
僕の訝しげな視線を流して、デニーが言った。言われた通り、今は落ち着いて話す必要があった。とにもかくにも全てが突然過ぎた。
まだ名前も知らない女の子を加えた僕ら三人は、宿屋の一階にある食堂に移動した。
初めは、食堂があることを知らなかったので、宿主に訊いて外で食べようと考えていた。それが、あったので食堂にいる。
円形のテーブルにはいかにも家庭的な食事が並べられている。ただ、食べる気になれず、沈黙したまま少しの間が過ぎた。
「まあ……黙っていてもしかたないし、食うか」
そう言ったのはデニーで、次の瞬間には食べ始めていた。
僕も沈黙に耐えられなくなって食べ始める。名前も知らない女の子だけが、赤い顔を違う赤で染めて俯いている。
食堂には僕ら三人しかいなく、デニーと僕とが食べる音だけが虚しく部屋を包む。
「……そ、その……お名前はなんと……?」
気を紛らわすように食べていると、恐る恐るといった感じで女の子が言った。
視線は床に向いていて、僕とデニーどちらに言っているか分からない。とはいえ、状況からして僕に違いない。
「エリウス・フォレストです。貴女は? それに、敬語はいいですよ。自然に話して下さい」
女の子の頬がより赤くなる。僕は女の子が無理に敬語を使っているのを見抜いていた。
僕の親友と同じだからだ。無理に使うと、どこかおかしい。
「わ、私は、キーヤ族はカーマの民、アイラ・カーマ・フォント。と、歳は今年でじゅ、十七歳。
い、いいつ、つ、妻に、な、な、なる、なるように、が、がんばります」
相変わらず声は震えていて、途切れ途切れだった。妻になる、と言われれば僕の頬も赤くなる。
デニーの顔を横目で見ると、もはや言うまでも無い。
自分と歳が二歳しか違わないとは思っていなかった。失礼な話し、外見は同い年ぐらいに見えたのだ。
微妙な沈黙が三人を捕まえる。一旦切れてしまうと、中々話しだせない。
「俺にはお二人さんの仲を裂く権利は無いが、何故急に結婚なんだ?
いくら一目惚れって言ってもいきなりはないだろ?」
昼食を終え、喋るしかないと踏んだのか、デニーが言った。数秒の間を置いてアイラと名乗った女の子が答える。
「わ、私たちカーマの民には掟があるんです……。
それは女の民は初めて……そ、その……く、口づけをした人と結婚しなくちゃいけないんです」
「でも、さっきのは事故ですよね? それでも結婚しないといけないのですか?」
僕は手元にあったカップを手に取り、冷たい水を喉に流し込む。
隣ではデニーの食器が片付けられ、次いでデザートが置かれる。
僕の目の前にある食器には半分以上食事が残っていて、アイラはまだ手をつけてさえいない。
それでもデザートだけは置かれた。
やはり数秒の間を置いてから答えが返ってきた。今度は震えていなかったが、揺れてはいた。
「私じゃ……駄目ですかね……」
はっ、となってアイラの目を見ると少し潤んでいる。
結婚しないといけない、という言葉がいけなかったという事は言うまでもない。
「あ、いえ、すいません。別に駄目とかそうではなくて、今さっきあったばかりの人といきなり結婚というのは……」
「そうですよね、すいません」
アイラは両目を擦り、潤みを消して話しを戻す。
「事故でも結婚しないといけないんです。
もしも掟を破ったら……カーマの民を追い出され、二度と戻ることが出来なくなるんです……。
私は里の仲間が大好きなんです。だから、掟を破る事はできないんです!」
テーブルの端を強く叩き、中腰ぐらいで立ち上がる。テーブルの上の食器はがしゃんと触れて派手な音を立てる。
僕も、そして流石のデニーも体を仰け反らせて、目を丸くする。
ここまで言われたら断ることも出来ない。というよりは、断ったらどうなるか分からなかった。
「僕はアイラさんが嫌いとか、駄目とかいうわけではないですが、やはり無理です。
僕はまだ旅の初めて、色々なところを旅してみたいし、突然そんなこと言われても……すいません」
「じゃぁ、私もエリウスさんの旅に付いていきます! それで、旅をしながら互いを知り合って、それで結婚すればいいんです!」
呆然とする事しか僕には出来ない。口をだらしなく半開きにし、目をギリギリまで丸くして本気そのもののアイラの顔を見る。
説得は……無理そうだ。
僕一人ではどうしようもなくなって、顔をデニーの方に向ける。
デニーも呆然としていて、僕と視線が合うとこれまでかと首を左右に振る。
「アイラさんは、本当にそれでいいのですか?」
「……はい。いいです。私も旅は好きですし、それにエリウスさんの事も……その、嫌いじゃないというか……」
二人の顔が赤くなる。僕は十五、アイラは十七。互いにまだまだ若い。多くの事を知らないで、決めるのは無謀かもしれない。
でも、僕はそう言う偶然が嫌いじゃない。
「デニーさん、いいですよね?」
今度は首を振って逃げられないように耳元で囁く。デニーは真顔に戻って、僕の顔を向くと小声で言った。
「お前がいいならな。人の恋路を邪魔するほど、愚かじゃねぇよ」
僕は小さく頷き、深呼吸をしてから静かに言った。
「分かりました。一緒に旅をしましょう。それで、お互いを知りあって……結婚……しましょう」
体温がぐんぐん上昇する。告白なんて初めてだった。しかも、過程を無視していきなり結婚だ。
そう言えば、僕は心の中で呟いて、一つのことを思い出した。自分のお父さんとお母さんの事だ。
二人は外で知りあって、そして結婚した。そう教えてもらった。
……血は争えないということなのか。それとも、旅とはこう言うものなのか。幼く、経験の少ない僕には到底分からない。
「あ、ありがとうございます! 頑張ります!」
頬を髪や肌とは違う赤色に染め尽くして、アイラが喜々とした声で言った。
数瞬の無言の後、僕はアイラに微笑みかけながら残りの食事に手をつけ、
アイラは僕に微笑みかけながら唸るお腹を黙らせるために食事を取る。
俺、先に戻ってるわ。というデニーの言葉が聞こえて振り返ると、既にデニーの姿は消えていた。
「くそっ……。俺だってまだ恋人の一人もいないってのに……。エリウスはもう婚約者かい……。はぁ……羨ましいぜ……」
デニーの哀れな独り言を耳にした者はいない。
〜あとがきっぽいもの〜
どうも、陸です。
読んでいただいている方々、いつも有難うございます。
今回は一つ読者の方々にお聞きしたいことがあります。
それは『一回の長さ』についてです。
私は今までのような、比較的短いものになれているのですが、
それだと、前回の、鋼の城さんの言うように毎回盛り上げないといけません。
今回の長さはどうでしょうか? 長くしたほうがいいのなら、そうします。
出来ないわけではなく、短いほうが切りやすいので。
よければお答えください。
それでは。また次回。
鋼の城の感想
うくくくくくくくく・・・・あははははははははは!(笑)
いやー、笑った笑った!
特にデニーのつぶやきが。(鬼)
・・・しかし、デニーってひょっとして騎士か貴族階級の出身だったりするかな?
前回とか今回とか、二枚目騎士との因縁らしきものを見ると。
そうすると、案外許婚の一人くらいはいたりして(笑)。