いつか信じあえる日まで
第七話 非道の策略
「イツキ・カザマ パイロット 十五歳です。よろしくお願いします」
軽くお辞儀をしながらイツキの凛とした声がブリッジ中に響き渡る。
わざわざブリッジに挨拶に来たのは艦長であるミスマル・ユリカに顔を見せておく必要があったとプロスさんに言われたからである。
それももう済み、今はメグミちゃんやミナトさんと楽しく話をしている。
「アキト〜〜、本当にあの子と何もなかったのよね〜〜?」
いきなりナメクジが這いずったような声がオレの鼓膜を震わせる。
艦長であるユリカさんがジト目で尋ねて、いや攻めてくる。
この攻撃には長いこと耐えられそうになかった。
「ユリカさん、しっかりしてくださいよ。覚えてないんですか?」
「そうだけど・・・頭がガンガンしててはっきりと覚えてないし・・・・・・」
頭を押さえながらいぶかしげな顔をする。
都合よくあの場面のことは消えていたようだった。
本当に大変だった。
イツキは何故か怒り出すし。
少し前のことを思い出そうとするとメグミちゃんの楽しそうな声で中断してしまった。
「え〜〜、イツキちゃん。大学卒業して軍にいたんだ!!
飛び級なんてすごく賢いんだね。私なんて看護学校にいたんだよ」
「看護学校だってすごいじゃないですか。軍にいたって言ってもほんの数ヶ月しかいなかったし」
イツキに関してオレは何も知らないことをこの時実感した。
一番驚いたのはイツキが三つも年下だったことだった。しかも今年で。
つまり中学生と付き合っているということに等しい。
ロリコンと言われても仕方がなかった。
同い年かそこらと思っていたのだが、それを言ったらイツキに殺されそうだ。
三つも歳が離れていることは大人にはあまり関係ないがこの年代では相当なものだった。
イツキとの付き合い方を見直さないといけなかった。
・・・・・・と言ってもイツキとの仲は現在火星と同じぐらいぼろぼろだが。
体中が痛みで悲鳴を上げている。
「アキトってば何物思いにふけってるの〜?」
ユリカさんの声で急に現実に引き戻された。
また自分の中に入っていたようだった。
もう三人の会話も終了しようとしていた。
「さ、通常業務に戻って頂きましょうか。お二人も職場に戻ってもらいましょうか」
パンパンと手を叩き、プロスさんの鶴の一声にほとんどの人が席に着こうとした。
しかし一人だけ不満をあらわにする人もいた。
「え〜〜〜!?アキトともっとお話したいのに〜〜」
子供が親におねだりするような声でユリカさんが抗議した。
プロスさんに両手を胸の前で組み、いわゆる「お願い」のポーズをする。
プロスさんは「は〜〜」とため息を吐いていたがポツリと一言、
「では私ともう一度作戦室でお話しましょうか?」
「いえ、結構です!!」
必死に首を振ってその申し出を断った。
目には涙まで浮かんでいる。
プロスさんは相変わらずの笑顔だが、何者も近寄らせない何かがあった。
その様子から図らずも皆の思いは一致した。
プロスさんには逆らわないようにしよう、と。
あの艦長がここまで拒否していることに興味を覚えたがそれでも自分が受けたいとは思わない。
後ろでジュンとゴートさんが顔を引きつらせながら、
「あれはさすがに受けたくないですよね」
「むう・・・・・・」
と話していた。
どうやらその場にいたらしい。
「テンカワさん、行きましょうか」
にっこりと笑って同意を求めているイツキ。
傍から見れば誰もがかわいいと言いたくなる笑顔だがオレには恐ろしい物にしか見えなかった。
「あ、ああ。それじゃ」
どもりながらブリッジのメンバーに別れを告げた。
「アキト、休憩時間になったらすぐに食堂に顔を出すからね〜」
ユリカさんが別れ際に大声で叫んでいた。
その言葉にイツキの右眉がぴくっ、と上がった。
この行為をしている時、イツキはとても不機嫌なことを知っていた。
オレが知っている数少ないイツキの癖だった。
もうすでにブリッジから歩いて数分経っているのに一言も話そうとはしなかった。
ただそこには重い沈黙しかなかった。
しかしやっとイツキはその沈黙をしぶしぶと破った。
「よかったですね〜テンカワさん。あんな大人の美女に気に入って貰えて。
他の女性なんか目に入らないでしょ。よかったよかった」
「大人」のアクセントを強くして話し掛けてきた。
本当に・・・恐い。
あの時からずっとこの調子だった。
「え・・・・・・?」
ミスマル・ユリカはつぶやいた。
皆固まっていた。
しかし人間じゃない物はその緊迫した空気を感じていなかった。
高速で動いたそれは一直線にユリカの頭を目指した。
避ける暇もなくピンポイントで激突した。
そのまま後ろに倒れてユリカは気絶してしまった。
しかしそれは・・・・・・
「ぐおおおおおおおっっっ!!!」
けたたましい叫びと共に何処かに走り(?)去ってしまった。
ちなみに紫苑は数名の整備員にぶつかり、最後にはヤマダ・ジロウの腹で自爆した。
その時のダイゴウジ・ガイのセリフは
「自爆は男のロマンだーーー!!」
涙ながらそう言うとダイゴウジ・ガイは痛みに耐えかね、夢の中に旅立った。
アキトもできればどこかに旅立ちたかった。
だがその後のアキトは修羅場に強制送還になってしまった。
「アキト何?あの人?」
ゆっくりと、しかしはっきりとした声で喋りかけてきた。
「いや、違うんだ。あの人はこの艦の艦長で・・・・・・」
「艦長!?言うに事欠いて艦長!?
あんな若い人が艦長な訳ないでしょう?」
「いや本当なんだって。ユリカさんっていって・・・」
「ほー、ユリカさんですか〜。随分と親しそうですねえ!!」
不用意にユリカの名前を出し、更にイツキの怒りを倍増させてしまった。
目は鬼そのものだった。
ぷるぷると拳を握り締めながら大声で
「アキトなんか、アキトなんか、大嫌いだーーー!!」
そう言いながらアキトの部屋を出て行った。
涙を流しながら走るイツキ。
しかし部屋には見るも無残なアキトの姿があった。
どう見ても全治三ヶ月以下には見えない。
「どうしてオレは回復しているんだろう?」
顔を触り、昨日受けた攻撃を思い出してみた。
所々痛いが、ほとんど回復しているのは奇跡としか思えない。
「イツキ・・・・・・頼むから機嫌を直してくれないか?」
「馴れ馴れしく名前で呼ばないでくれます?テンカワさん」
患者は手の施しようがなかった。
残念ながらアキトに怒り心頭の女性をなだめる方法を知らなかった。
アキトにできることは患者が機嫌が少しでも良くなることを待つのみだった。
・・・食堂に顔をだすか。
アキトが出した結論はそれしかなかった。
そもそも自分はコックとして雇われたことに気付いたのだ。
いきなりエステバリスに乗ってしまったが。
本来なら昨日の内に出しておくべきだったのだが戦闘直後にそんな考えが浮かぶのはよっぽどの大物か馬鹿しかいない。
「ごめんね、イツキ。食堂にいってくるよ」
アキトは返事が返ってこないことは知っていたが隣にいる人物に声をかけた。
案の定応えてくれなかったが。
それだけ確認すると一路食堂に向かった。
「・・・・・・厳しくしすぎたかな?」
アキトがいなくなってすぐ私は休憩所でくつろいでいた。
そこに誰もいないことを確認してそう呟いた。
アキトに厳しくすることは私もはっきり言って辛い。
そう思うならしなくてもいいと思うがそれは違う。
アキトはもてるのだ。
特定の人物と付き合っていなかったが火星にいたときからちょくちょく女の人に声をかけられていた。
その時はもちろん友人としてしか見られていなかったが。
カップルの片方をナンパすることなんて誰もいないだろう。
つまりアキトといたとき私はアキトの恋人とはハナから思われていなかったと言うことである。
そんなにアキトとつり合っていないのか、と本気で落ち込んだものだ。
地球に来てからもアキトは充分にもてた。
その時はもう恋人関係(アキトはそう思っている)だったから私も我慢せずにアキトに文句を言った。
アキトは少し困った顔をしながらいつも謝っていた。
アキトがもてる原因は今まで言い表せなかった。
そりゃあ顔はまあまあといった所なのだがそれ以外に主な特徴がなかった。
顔がとびきりいいわけでも話がとても上手いわけでもない。
ひとつだけ・・・・・・ひとつだけ上げるとするとアキトの周りの雰囲気だった。
ここ最近気付いたことだがアキトの周りの空気はとても心地よいものだった。
なんていうか・・・少し時間の流れが落ち着いているのだ。
今までに体験したことのない感覚だった。
一度その雰囲気に触れる度に惹かれていった。
それがアキトがもてる最大の理由だと思う。
まあ、他の理由の人もいると思う。これは私自身の意見だし。
今度会ったら意地悪するのはもう止めておこう。
嫌われたら元も子もないし。
「この戦艦は、アキトは私が守る」
静かな決意を呟く。
アキトは過去を選んだ。
私よりも記憶を選んだ。
そのことには少なからずショックを受けた。
でも悔やまない。
人が自分が何者であるかは人生で一度は考えてしまう。
自分が・・・・・・そうであったように。
「あら、どうしたのこんな所で?イツキ・カザマ」
男の声で、しかし女の口調をした声で呼ばれた。
見るとそこにはムネタケ副提督がいやな笑顔をしながら突っ立っていた。
「あなた確か軍人だったわね。」
「はあ、そうでしたけど・・・」
「じゃあ、元軍人さんにお願いがあるんだけど・・・・」
そう言いかけた瞬間、私の中で何かが全身を貫くのを感じた。
何が起こったのかまるでわからなかった。
ただムネタケの呟きを聞き取り、意識は暗闇に落ちていった。
「あなたを拘束させてもらうわ」
「早く運びなさい。後はすぐに作戦に移るわ」
「はい、わかりました」
おそらく軍人であろう、この艦のクルーにそう告げた。
その一人の手にはスタンガンが存在していた。
この一撃でイツキは気絶させられてしまったのだ。
残りの二人がイツキの体を担いで行ってしまった。
「他のパイロットは?」
残った一人に小声で話し掛けると
随分と小柄なその人は冷静に自分の持つ情報をムネタケに告げた。
「はい、ヤマダ・ジロウは現在医療室にて治療を受けています。
後、先ほどのエステバリスのパイロット、テンカワ・アキトは食堂にいます」
口早に言い終わると直立不動の体勢を取った。
ムネタケは何か思案しているように指先を口に当て、ぶつぶつと呟いていた。
それが終わると
「・・・ヤマダ・ジロウの方は足を骨折しているといっても取り合えず、拘束ね。
後テンカワの方も未熟と言っても動かせることには変わりないわ。
二人とも隙を見て捕らえなさい。
今から30分後に行動に移すけど、それまでに一人にならなかったらその後でもいいわ」
「はっ!!」
そうムネタケに素早く敬礼すると足早にその場を立ち去った。
「ふふふ、私は頭がいいわ。そう、とてもね」
ホウメイさんたち食堂のメンバーへの挨拶も済み、オレはジャガイモの皮むきをしている所だった。
すでに食堂は昨日から開いており、少しばかり注意を受けてしまった。
一応罰ということで今ジャガイモの皮むきなどの大量の雑用を任されていた。
「どうだいテンカワ?疲れてないかい?」
一段落したのか、ホウメイさんが手に二つの缶コーヒーを持って話し掛けてきた。
「いえ、これくらいどうってことはないっす。
前にいたトコではもっと働かされてましたから」
「ま、少し休憩しな。はいよ」
そう言いながら缶コーヒーを一つ渡された。
「はい、すみません。そうさせてもらいます」
缶コーヒーを受け取るとすぐに、プシュという音を鳴らした。
ホウメイさんは一口だけ飲み、オレは一気に半分ぐらいまで飲んでしまった。
「すまないねえ、下ごしらえばっかりさせて。つまらないだろう?」
何か含むような言い方をしながらコーヒーをテーブルに置いた。
「いいえ、料理人はまず雑用からですから」
「あはは、良い答えだ。きっといい料理人になれるよ」
豪快に笑ってまたコーヒーに口をつけた。
オレも残りのコーヒーを飲み干した。
もう充分休憩したつもりだ。
「ご馳走様でした。それじゃまた仕事に戻ります」
お礼を言って仕事に戻った。
「あ、そうだ。ホウメイさん。食堂が終わったら厨房使っていいですか?」
「別にいいけど・・・何をするんだい?」
「はは、まあお菓子作りです」
もう何も言わずに残りの作業に移った。
イツキはかなりのお菓子好きだ。
・・・いや、激辛好きの間違いか。
唐辛子を大量に買わないとな。
作業をしながら唐辛子せんべいの作り方を思い出していた。
「テンカワ!済まないがブリッジへ出前だ。プロスさんにラーメンを届けてくれ」
「・・・わかりました」
ユリカさんがいるなあ。
一騒動起こりそうで嫌だが今は他の皆は出前に行っているのでしょうがなかった。
「出前に行ってきま〜す」
「今まで、ナデシコの目的地を明らかにしなかったのは、妨害者の目を欺く必要があった為です」
ブリッジに着くとプロスさんが高らかに声を上げている。
このラーメンどうしたらいいだろう?
一呼吸ついて眼鏡を光らせながら、
「ネルガルが、わざわざ独自に機動戦艦を建造した理由は別にあります。
以後ナデシコはスキャパレリ・プロジェクトの一端を担い、軍とは別行動をとります」
そこまで言うと今度は白い髭をたくわえたフクベ提督が一歩前に出てこう言った。
「我々の目的地は火星だ!!」
火星。
オレにとってはすべてだった。
火星で生まれ、火星で育ち、火星で・・・・・・。
いや、それはわからない・・・
オレにはなかった。
そんな記憶はなかった。
だから確かめるんだ。
この手で掴むんだ。
そして全てを取り戻した時は、その時は・・・・・・。
「ちょっと待ってください!
では現在地球が抱えている侵略は見過ごすと言うのですか!?」
一人の男が大声でそのことに抗議した。
あの人は・・・そうだ、ユリカさんと車に乗っていた・・・ジュンと言ったか。
今も声を荒げてプロスさんに問い詰めていた。
プロスさんが落ち着き払ってジュンに対応した。
「多くの地球人が火星と月を植民をしていたというのに。
連合軍はそれを見捨て、地球にのみ防衛線を引きました。
火星に残された人々と資源はどうなったのでしょう?
全滅の可能性が高いとはいえ、それを確かめる価値は・・・」
「無いわね、そんなこと!!」
突然大声を上げてムネタケ副提督が数人を引き連れて入ってきた。
その手にはすべて銃が収まっていた。
フクベ提督が険しい顔をしながら
「血迷ったか、ムネタケ!」
「提督、この艦はいただくわ。
今この艦は民間人に化けて乗り込んだ部下達がナデシコの要所を押さえているわ」
ゴートが無言で連絡を取ったが、すべて軍人と思しき人間がいるだけだった。
「くっ!」
ゴートは苛立ちを口にし、コミュニケを切った。
それをムネタケは満足そうに見ると、
「ほら、お迎えがきたわ」
「艦長、前方に艦影を確認しました。
連合軍の艦隊と確認しました」
「通信が来ています。繋ぎますか?」
「お願い、開いて」
メグミちゃんの報告にユリカさんがすぐに答えを出す。
ルリが素早くウインドウを開いた。
そこに現れたのは立派な髭の持ち主だった。
「ユリカ〜〜〜〜〜〜!!!」
もうビックな声で皆の耳がキーンと鳴ってしまった。
皆が耳を押さえてうずくまっている間にユリカさんが話を始めた。
「お父様!!」
「おおユリカ!しばらく見ないうちに立派になって・・・」
「いやですわお父様。ついこの間お会いしたばかりじゃないですか」
「おお?そうだったかな?」
・・・・・・親?
どうやらユリカさんの親らしい。
昔ユリカさんの家と隣同士だったらしい。
ならこの人なら親やオレのことも知っているに違いない。
今はプロスさんと交渉していたが横から話をしてしまった。
「あ、あの!すいません!!」
比較的大きな声で話し始めた。
皆が何故?という顔で見ていたが気にしている余裕はなかった。
「オレ、テンカワ・アキトと言います。火星では隣に住んでいたはずの・・・」
テンカワという名を言ったとき、ミスマル・コウイチロウ提督の顔が一瞬強張ったのをオレには気付かなかった。
提督はオレの答えには答えずにとぼけた顔をしていた。
そこでユリカさんが横から、
「お父様、ほら火星でお隣だった、夫婦で科学者のおじ様とおば様です」
「おお、そういえば!君があのアキト君か。」
「はい、そうです。
それで聞きたいことがあるんですが・・・」
そこまで言うとムネタケが声を怒らせながら詰め寄ってきた。
「何勝手なことをいってるの!?アンタはさっさとこっちに・・・・」
不用意に近づいてきたムネタケはほとんど無防備に近かった。
オレの真後ろにきたその刹那、肘をムネタケの体に打ち込んだ。
ムネタケが怯み、後退しようとするがオレも何も見ずに後ろに下がり銃を持っているほうの腕を掴み、一本背負いを決めた。
銃を取り上げ、ムネタケのこめかみに突きつけると、部下どもに、
「銃を捨てて投降しろ!!こいつがどうなってもいいのか!?」
その場にいたムネタケの部下達がどよめきながらうろたえている。
その隙を逃さなかった人が二人いた。
プロスさんとゴートさんがほんの一瞬の間で数人の武器を持った軍人を気絶させてしまった。
ゴートさんはわかるがプロスさんまであんなに強かったなんて。
「あはは、あんた達凄いわね。民間人にしとくには勿体無いわね」
まるで他人事のような口調で感想をほざくムネタケ。
「何軽口を叩いている。黙れ、死にたいのか?」
銃をさらに押し付け脅す感じで言い放つ。
しかしやれやれといった顔つきで
「死にたくはないわ。でもあんたには撃てない理由があるわ。
一つはあんたは民間人よ。人を撃つことができるかしら?
もう一つは撃ってしまうと事態は好転はしないし、あんたは人殺しとして捕まるわ」
憎々しげに話すムネタケにオレは憤りを感じた。
「だ、だからと言って・・・・」
「後もう一つ最大の理由があるわ」
ムネタケがコミュニケを操作すると部下の一人が画面に写った。
「おい、なにをしている!?早くコミュニケを切れ!!」
「あら、そんなこと言ってもいいのかしら?」
ムネタケが何か含んだ言い方をした。
するとその部下がコミュニケを操作し、ある画面がブリッジいっぱいに現れた。
その画面に写っていたのは・・・・・イツキ!?
後書き
・・・・・・何も言わないで下さい。わかってます。わかってますから。
「まず名乗れ、くそ息子」
そうだなくそ親父。十二の翼と言います。知っている人は知っていますが知らない人は知りません。
「ほとんど知らないと思うんだが・・・・・・。それに上の事当たり前のことをいっているに過ぎん」
(無視)こんなに休んでしまって本当にすみません。え〜と何日休んでしまったのかなあ?
「何日じゃねえ、何ヶ月だよ」
・・・・・・。
「そういやアクション大魔王も書いてないしな」
・・・・・・。
「E.Tさんもきっと君の事忘れていると思うな」
しくしくしくしくしくしく。
「泣いてもダメ」
だって正月からパソコンは物理的に破損してたもん。
「それは言い訳」
がんばって書くから許してくれんか?
「やだね」
そうか、ならば仕方ない。紫苑カムヒヤーー!!
ガオオオオオーーーーン
「なんだ今の鳴き声は!?」
前の後書きで言ってたよね、対決してもらうって。
「いやーーーー!!」
行け紫苑、あっちの方に逃げたぞ。
ガオオオオオーーーン
邪魔者が消えてさっぱりしましたが皆様本当にお待たせしました。
アクションの方も頑張りますんでまたよろしくお願いします。
次回からHTML化に初挑戦です。鋼の城さん、見守ってください(笑)
代理人の感想
・・・まぁ、ロリコンってのは定説だし(爆)。
>HTML化
期待してますね(笑)。