ラピスが雪谷食堂にきて二日目
この日も何事も無く過ぎ去るはずであった・・・が
これまで男所帯であったこの食堂に、一人の女の子がやって来た事により
思わぬ事態に陥りつつあった・・・すなわち
「おいアキト、この子の着替えどうするんだ?」
まさか着たきりすずめという訳にもいかないだろう
アニメの登場人物ではあるまいし(爆)
とりあえず、下着のたぐいはあわてて近所のコンビニなどで(安物だが)間に合わせたようだが
さて、ちゃんとした着替えはどうしたものか・・・・・・
ちなみに、お風呂などは何とか一人で入ってもらったようである
さすがに十一歳(十三歳という説もあるが、時ナデでは十一歳が基準のようだし)ならば一人で入れるだろうし
もっともラピスは何故だか理由ははわからないが、何かとしぶったようだが・・・・・・
ナデシコのSS見てると、たまに黒アキトがラピスをお風呂入れているものがあるが、この場合はそんな事はやって無い・・・たぶん(苦笑)
何のことは無い、ラピスは一人で入るのは苦手?なのだ・・・おそらく過去(未来?)ではエリナにでも入れてもらっていたのだろう
そういう一般的な事では子供でも出来ることが彼女は苦手なのだ・・・おそらく教える人がいなかった為だろうか?
おっと、話が横道にそれちゃいましたが、ラピスの年齢が微妙なだけに男供は対応に苦慮しているともいえる(苦笑)
「やれやれ、ここにあいつがいりゃあなあ・・・」
発言者はサイゾウ、奥さんに先立たれて以後一人でやってきたが、こういう時はそう思わずにはいられないようだ
「今日は、サイゾウさんいますか・・・・・・あれ?どうかしたんですか?」
取り込み中にやってきたのは向かいの定食屋の一人娘のサキちゃんだった
機動戦艦ナデシコ
ラピスの想い
〜外伝その二「早紀ちゃんとお買い物」〜
By 三平
シミズ・サキ(清水早紀) 17歳 お向かいの定食屋の清水屋の一人娘
身長157cm 体重46kg 血液型A型 誕生日が十月十七日 (キャラクター番号126000、笑)
スリーサイズはB81 W57 H83 一応バストはメグ様より上ですか(爆)
性格はおとなしくて根が正直者でお人好し、器用で家業のせいか料理も得意である(まあ、家事一般得意のようだが)
外見は、肩までのセミロングの黒髪で、メガネをかけた純朴で大人しそうな女の子である(基本的に普通の女の子)
なぜ、一介のオリキャラにこんなに設定があるかというと、筆者の以前やってた郵便ネットゲームのキャラである事は秘密である(笑)
秘密ついでに、向かいの清水屋は別シリーズでのアキトの双子の弟タクヤがお世話になってたという裏設定もある
むろんこれも秘密である(爆)
まあ、この世界にタクヤはいないのだから気にする事は全くないのでありますが(おいおい)
それはともかくとして、サキちゃんラピスの存在に驚きながらも、騒いだりせず大人しくサイゾウやアキトの話を聞いたのだった。
(これが後で乗る事になるナデシコならば、ユリカやメグミあたりが騒ぎまくってなかなか収拾つかないだろうが・・・)
「・・・そうだったんですか、アキトさんがこの子の事を・・・優しいんですね」
そういってサキはアキトに微笑みかける
「そ、そんな事ないよオレなんか・・・」
そう言って照れるアキト
その所為か、アキトにぴったりくっついているラピスのサキを見る目は面白くなさそうである(苦笑)
「うぉっほん・・・」サイゾウ、咳払い
はっとしてアキトもサキも姿勢を正す
「と、ともかくそういう事なら私がラピスちゃんのこと見てあげましょうか?いつもという訳にはいかないだろうけど」
「おお、そりゃあ助かる、何しろうちは男所帯だからな、どうすりゃいいかこまってたんだ、なあアキト」
「そうですね・・・ありがとうサキちゃん、迷惑だろうけど助かるよ」
「迷惑だなんて・・・そんな事、アキトさんのためなら・・・・・・」
トントントンと話が進んでますますラピスは面白くなさそうである
とはいえ、アキトも承知して決まったことである、ラピスとしては受け入れるしかないのだった
とりあえずラピスの身の回りで必要な物、とくに着替えなどはサキのおさがりで使えそうな物を持って来ることになり
アキトとラピスがサキと一緒に向かいに取りに行ったのだった
とはいえ、やっぱり何かと新しい物も必要だし、今度の休みに買い物に行く事になり、アドバイザーとしてサキも付き合う事になったのだった
「それじゃサキちゃん、今日はありがとう。また今度」
「アキトさんもがんばってくださいね。じゃあまた」
アキトとラピスが荷物を持って建物のなかに入るのを見届けると、サキはそっとため息をついたのだった
「アキトさん、まさかとは思うけどロリコンじゃないですよね?・・・」
そう言ってもう一度ため息をつくサキ、彼女自身アキトに密かに想いを抱いてはいるものの
その大人しい性格が災いしてか、自分の気持ちを伝えられないでいた・・・鈍感大王にそれを察しろと言うのも酷かもしれないし・・・
じつは、近所の雪谷食堂に用事がある時は、いつもサキがお使いを買って出ているのである
その理由は見え見えなのだけどね・・・本人は自然にふるまっているつもりのようだけど(苦笑)
そういえば、別の世界のサキちゃんもタクヤに密かに想いを寄せていたものの、気づいてもらえず
やがてタクヤは店を出て行く事になったような・・・時空をこえてテンカワ兄弟(?)に翻弄されているのだろうか?
「ううん、まだまだこれからよ、サキファイト! 今度のお買い物はアキトさんと仲良くなるチャンスよ・・・」
こぶつき(ラピスのこと)ながら今度のデート(?)に思いを馳せるサキだった
他の世界(?)とは違い、ラピスの存在が大人しい彼女の闘志に火を付けたのかも知れない
がんばれサキ、負けるなサキ、君の未来は明るいぞ・・・・・・と言っておこう・・・今のうちだけでも(ヲイ)
数日後、ラピスが雪谷食堂に来てから一週間後のある日、店が休みでアキトも休みの日
お約束の買い物の日だった
まあ、あれからサキちゃんちょくちょくやって来て、ラピスのこと面倒見たりしていたし、結構仲良くなったようである
アキトの事を除いてではあるが・・・・・・
『二人とも仲良くなったようだし良かった良かった・・・』
アキトはそんな呑気な事を考えているのだった・・・あとでこういう件で苦労するのが今から目に見えるようだ(フッ)
サセボの街を三人の一行が歩いている・・・その中でも一番小さな女の子が物珍しそうにあちこちきょろきょろ見てたりする
「わあー、アレ何?」
「ああ、あれはねえ・・・」
サキはラピスの質問にいやな顔一つせずに答えている・・・
案外彼女は、子供の相手とかこういうのに向いているのかも?
何となく微笑ましい光景にアキトも思わず顔をほころばせて見ていた
ラピスにとって見るものすべてが珍しくて新鮮な物なのだろう・・・
今まで狭い世界に住んでいた桃色の髪の少女にとって、ほんのチョット世界が広がったのかもしれない
話は横道にそれるが、ラピスはここに居る誰よりも広い範囲で行動したことがある
地球から月軌道、火星に木星近くのコロニーまで、いわゆる火星の後継者事件当時(この世界ではまだおきてないが)
舞台になった広範囲での活動をしたものである。まあ、やった事は主にコロニーの襲撃であるが・・・
でもそれでも、ラピスはごく狭い世界の住人だったように思われる。
側にいるのは(黒)アキトとせいぜいエリナやイネスだけ
ラピス自身の行動範囲もユーチャリスとせいぜいネルガル月ドックとも言えるかもしれない
アキト(黒)がルリに自分の姿を見せるために一度街に出て、ラピスも一緒に電車に乗ったこともある
だが、その頃のラピスはそれらにも何の興味をしめさなかった・・・その必要もなかったし
でも今は違う、生きるために必要になったという事もあるが
アキトやサキ達と同じ世界で生きていきたい、と、思うようになったのだろうか?
あるいは、いろんな事を知るうちに、子供らしい好奇心や興味がわいてきたのかもしれない
ラピスにそういう事情がある事はサキにはわからない・・・だが、ラピスは常識的な事は何も知らない
知らないという事は誰もそんな事教えなかったという事・・・まともでない生活環境で生きてきたことは想像できた
ここ数日接しただけだがそれ位はわかる
初めはアキトの所に来る口実でラピスの面倒見ていたのだが・・・そのうち放っておけなくなったようだ
やがてサキも親身になって相手をしているうちにラピスに情が移ってきたようだし
ラピスの方もそんなサキにだんだん懐いて来たようだ・・・・・・
でも、アキトの件は別ね(きっぱり)
さて、そんなこんなでとあるデパートに来て
しっかり買い物を楽しんでいるようだ
現在いるのは女の子向けの洋服店、ここでラピスは着せ替え人形状態だった
なにしろラピスは可愛いし、女性店員もサキも可愛い服の似合うラピスのそれを楽しんでいるのだから
「ほら、これなんかどう?可愛いでしょう」
姿見の大きな鏡の前でラピスもまんざらでもないようだ
さすがに少し疲れも見えてきたようだが、そこはラピスも女の子、鏡に映る自分の姿を楽しんでいるようだ
「これなんかアキトさんも可愛いと思うんじゃないかな?ラピス見せてあげたら」
そう言われてやはり嬉しそうなラピス
自分でもかわいいと感じた姿をアキトに見てもらえるのはすごく嬉しいと思う・・・こんな気持ちになるのは初めてだった
「ウン、わかった、アキトこれどう?」
「ほら、アキトさんもラピスがせっかく可愛い服着てるのだから見てあげないと・・・」
で、タフで楽しそうな女性陣と違って、アキトの方はすっかり疲れ果てていたりして(苦笑)
延々長時間こういうのにつき合わされるとね、男にはつらい物があるのだな
でもアキト君、さすがにここで投げやりにならないだけの分別はもっているようで、精神的苦痛に耐えながら頑張っているみたいです(笑)
ようやく長い買い物の苦痛から開放された(苦笑)アキトは
喫茶コーナーで軽く何か食べる事を提案し、女性陣の賛成を受けて移動することになった
その途中、ふとラピスの目にあるものが止まり、歩みを止めた
その目に止まったものにすぐ気が付いたのは、やはりサキだった
「ラピス、このぬいぐるみが気になるの?」
それは可愛いネコのぬいぐるみ・・・他にもイヌやらウサギやらいろいろあるが
ラピスはそのぬいぐるみをみて、コクリとうなずいた
「アキトさん、これもひとつ買ってあげましょうよ」
サキがアキトにそう提案する
「え、でもこれは予定外じゃあ・・・」
「ううん、それは違うよ、この子の心の成長を考えたらこれくらいはあげないと
ラピスがこういう物に興味をもってくれるなんてすごいことだと私は思うよ、予定とかお金とかじゃなくて・・・」
アキトは少しだけ考えて・・・そしてにっこりと笑った
「そうだね、サキちゃんの言う通りだ・・・・・・
ありがとう、サキちゃんはラピスのこと親身になって考えてくれているんだね・・・」
その笑顔にサキ、思わず顔が火照ってくる、胸がドキドキする
これがテンカワスマイルというやつかもしれない(笑)
サキ、おもわず視線を逸らしつつ
「そ、そんなんじゃないわよ、私はただ・・・・・・」
(わ、私どうしたんだろう?今までこんなことなかったのに・・・)
ひょっとしたら、サキはこの時から本気で本格的にアキトのことを・・・・・・だろうか?
筆者は思う、これが、時ナデ的(?)にも落とされたという状態なのだろうかと(爆)
その様子をラピスはやや不機嫌そうに見ていたのであった
喫茶店でラピスは初めてパフェなどという甘いものを食べた
最近になって食事を楽しむという事を覚えたラピスだが、この甘い食べ物はすごく気に入ったらしい
とても美味しそうに、幸せそうな顔をして食べるのをみて、サキもアキトもその様子を楽しそうに見ているのだった
「ラピスおいしい?」
「ウン、すごく美味しいヨ」
サキの質問に本当に美味しそうに答えるラピス
でも、食べ方が少し下手なので少し口の周りとか汚していたりして・・・
しょうがないなあと思いつつ、サキはハンカチ取り出しつつラピスの顔とかこぼした所とか、ふいてあげてるのだった
さて、買い物とか用事とか終わったので、あとは帰るだけの三人だったが
トラブルと言うのは向こうからやってくるものなのだろう
今日はいろいろ楽しかった
見るもの聞くものみんなめずらしかった
ラピスは気持ちが高揚して少し浮かれてたのかもしれない
余所見をして歩いていたラピスは、つい前を歩いていた人とぶつかってしまった
それだけなら本来は問題が無かったはずだったが・・・・・・
「いってーな、どこ見て歩いてんだよこのガキ」
「おい、この服よごれてるぜ、どう責任とってくれるんだよ〜おい」
・・・・・・まあ、こういう場面で、よりによってこういう奴らあ?
というやつらに遭遇してしまったようである
「ご、ごめんなさい、この子はこういうことに慣れてなくて、悪気はないからゆるしてあげてください・・・」
サキがさっと間に入ってラピスをかばう
男達は残酷そうな笑みを浮かべてこの新たに現れた生け贄を見た
「駄目だな、でも、あんたが俺たちの相手をしてくれるというのなら・・・・・・」
そう言いつつ、その男はサキを乱暴に引き寄せる
「きゃっ、何を!!」
「心配すんなよ、ちょっと楽しいことしようってだけだゼ」
「い、いやあぁ〜」
頭の悪そうなこと言いつつサキのことを手荒にあつかう
別の男はラピスを逃がす気はないようで捕まえようと手を伸ばし
「やめろ!」
一瞬動きが止まる、男達が声のする方を見ると見た目は軟弱そうな青年、テンカワ・アキトがいた
「サキちゃんは謝ってるじゃないか、これ以上こんなこと・・・・・・」
サキを捕まえてるリーダーらしき男はめんどくさそうにあごをしゃくった
仲間に対する合図らしい・・・
あんなやつさっさと片付けてお楽しみと行きたい物だ
指示を出すと、それには興味をなくしたかのようにつかまえてる女に向き直る
少し地味だが顔も体も悪くはないようだ
まず、手付けに唇をいただき、自分達のアジト(?)に連れて行き、仲間うちでまわす
具体的にどうしようか?と考えかけたとき
「いで、いででででで、な、なんだあ!?」
見ると、さっきの男に腕をねじりあげられて身動きがとれない
なあ?他の連中はどうしたんだ?
よくみると、男の仲間たちは全員たおれて気絶していたのだった・・・ウソだろう五人もいたのに
「ま、まて、悪かった俺が悪かった。だからこの手をはなせ・・・いや、たのむはなしてくれ・・・ください」
アキトは男の手を離した・・・サキちゃん達を助けたらもういいと思ったのだろう
「行こう、サキちゃん、ラピス・・・」
アキトは二人をうながすと、男達を無視して行ってしまおうとした・・・・・・アキトはまだ詰めが甘いかも知れない
(時ナデアキトならキッチリ止めさすか圧倒的な力見せて抵抗の気力無くさせるかな?)
「野郎、なめやがって、くたばりやがれ〜」
ナイフを取り出した男はうしろからアキト目掛けて襲い掛かった。このまま舐められたまま引き下がれないのであろう
アキトはその気配を感じ、振り返りざまカウンターぎみに一撃を打ち込み、男は気絶した
「ごめん、オレがしかりしてないから二人に怖い思いをさせて・・・」
「そんな事ないわよ、私のほうこそ先走っちゃって・・・・・・」
「ゴメン、ワタシのせいで・・・」
この件では三人にはそれぞれ思うことがあったのだろう・・・
ラピスは自分の不注意でトラブルを招いたし
結局自分では何も出来ずサキやアキトにかばわれていたことに少し落ち込んでいた
でも、同時に未来のアキト(黒アキト)の事を思い出す
『あれは木連式柔、アキトはやっぱりアキトだったんだね・・・・・・』
実はこの頃のアキトは、本来そんな物身につけてなどいないのだが、ラピスはそんな事は知らない
だが、その件だけは少しうれしいのだろう、ラピスは少し複雑な心境かもしれない・・・・・・
サキはラピスの落ち込んだ様子にすぐ気づき、すぐフォローにはいる
そんな中でもさっきの事を思い出す
『アキトさんて見かけによらず強かったな、どこかで武術でもならってたのかな?』
そして、さっきは怖かったけど、アキトに助けられかばわれた時の事を思い出し、顔が火照るのを感じるのだった
ひょっとして、この日深みにはまったのはサキの方なのかも知れない
そしてアキトは・・・どうにか二人を助ける事が出来たけど、軽い自己嫌悪に陥っていた
情けないことだが、さっきの男達にからまれたとき、アキトは怖くて動けなかったのだ・・・
でも、サキちゃんがラピスを庇うために動き、いっしょにからまれるのを見て自分が情けなくなり
ともかく自分がどうなっても二人を助けなきゃ、と思って動いたのだが・・・
『あれはどんな感覚なんだろう? オレこんなに強かったっけか?』
理由はわからない・・・だけどあの男達と戦ってみると相手は拍子抜けするほど弱かったのだ・・・
いや、アキトが強くなりすぎていたのが正しいのかもしれない
そして、アキトはその理由にひとつだけ心当たりがあるのだが・・・
『あの夢、あの黒ずくめの男の言っていた力ってこのことだったのか?』
本当はこれはその一部にすぎず、まだあるのだがまだ今のアキトにはその事を実感できないでいるのであった
まあ、いろいろトラブルもあったけれども、三人は無事商店街の雪谷食堂まで帰って来たのだった
「今日はありがとうサキちゃん、おかげで助かったよ・・・最後は怖い目にもあわせちゃったけど」
「そんなことないわよ、私も今日は楽しかったし・・・」
そう言いつつサキちゃんまだ何か言いたそうではあったが
「そうだ、親方がサキちゃんに持たせるものがあるって言ってたっけ、ちょっとまってて・・・」
そう言っておみあげ(?)を取りに行くアキト・・・
「鈍感」そんなアキトを苦笑しつつサキは見送る
ふと、ラピスの方を見やってサキは話しかけた
「ラピスはアキトのことどう思っているのかな?」
「え、わ、ワタシは・・・アキトはワタシのすべて、アキトがいるからワタシはここにいる・・・」
そんな事聞きたいんじゃないんだけどなあ、とサキは思うが
ラピスはうまく自分の気持ちを表現するすべを知らないのだろうとも思う
でも、なんとなくはわかったし
サキは思う
『じゃあ、ライバルだね、私はアキトのことが好きだから、好きだと気づいたから』
でも、こうも思う、どっちがアキトの心をつかめるか正々堂々勝負だね・・・と
奥からアキトがおみあげもって来たのはそのすぐあとだった
このとき、アキトの知らない所でフラグが立っていたのだが、当然気づいてないのだった
つづく
あとがき
さて、とりあえず外伝その二をお送りします
オリキャラのサキちゃんはさらっと流すはずだったのだけどねえ・・・書いてるうちに動く動く、この外伝の主役(?)になっちゃいました
で、ですね、外伝だけの一回こっきりで使い捨て(?)にするのはもったいないような気がしまして、本編でもレギュラー
として出そうかな、と思ったのですがどうでしょう?
よければ、感想掲示板なりメールなりで皆さんのご意見きかせてほしいと思います
新シリーズ立ち上げの予定なので、その準備のためにラピスの続きは半月ほどあとになると思いますが、一応締め切りは
十二月九日(日)までとしますか・・・まったく反応が無い場合はサキちゃんボツということにします
オリキャラのあつかいってむずかしいですしねえ、これが目立ちすぎると何か言われそうな気がしますし・・・
ところで、僕は昔郵便ネットゲームやってまして、オリキャラにつかえそうなのいくつかあるし、場合によっては使ってみるかな?
もっとも、設定あるいは名前のせいで、使えないキャラもいますけどね・・・
具体的な例 『鈴木 春奈』 ハルナはまずいですよねやっぱり(苦笑)
と、言ったところで今回はこの辺で、次回もよろしく
代理人の感想
「ハルナ」はね〜、他所様じゃともかくActionでは「あの」ハルナが強烈に過ぎますからね〜。
そりゃ使えませんわな(苦笑)。
・・・・ところで「おみあげ」ってなに?