少年

機動戦艦ナデシコ

第4話 「賞賛の声は 鈍色の牙とともに来たる」




「総員、対ショック用意!」


サクラがいち早く我に返り、全艦に声を響かせる。

船体に突き刺さったアンカーとそれを支えるワイヤーが
一瞬にして二艘の戦舟の相対速度を零にする。
その瞬間の衝撃は大部分は重力制御によって和らげられるが
それでもなお声を出すには舌をかむことを覚悟しなければならないほどの振動を引き起こした。
衝撃が収まる前にナデシコCの船体よりさらに3本のビームアンカーが打ち出され、
ユーチャリスを完全に捕縛する。

各部署からの被害状況が即座に報告される。
食堂で軽傷者一、格納庫で軽傷三、である。
格納庫のそれは、アサルトピットで待機していた三郎太の乗るスーパーエステバリスが横転、
内壁に激突し資材をひっくり返し、二人の整備員がそれに巻き込まれそうだったのだという。
三郎太自身は彼らに衝突することを避けようと
相当に無理な機動を行ったために、足首を負傷していた。
整備員たちも軽傷を負ったが幸い大事に至っていない。

艦内の混乱が収まりつつあり、
艦橋要員がまだ言葉を紡ぎだせずにいる中、
少年は初めて闇の男に声をかける。


「テンカワさん、あなたの負けです」

「マキビ ハリといったか?
 俺にもう脱出する術が無いとでも思っているのか?」

「そんなことは思ってません。
 が、身体一つで逃げてどうするつもりですか?
 あなたの船を鹵獲していけば
 みんながよってたかってネルガルを潰しにかかるでしょうに」

「証拠を残すような真似はしない。
 自爆させてでも」

「そんなにルリさんを不幸にしたいですか!」


闇の男のなおも冷たい言葉は、少年の鋭い声に妨げられる。


「ナデシコCもろとも自沈するつもりですか!
 あなたに会いたい一心でここまで来たルリさんをまた見捨てるつもりですか!
 あなたはルリさんに身投げでもして欲しいとでも言うつもりですか!」

「ルリちゃんはそんなに弱い女の子じゃ・・・・・・」
 
「あなたは全くわかっていない!!」


少年の声は、すでに叱責の声とでも言うべき鋭さを放っていた。
そこには反論も口出しも許さぬ勢いと、想いの強さが含まれていた。
少女の幸せを願う為に己の想いすら封印した少年の、
苛烈な意志の発露であった。


「あなたは、全然わかっていない!
 わかっている振りをしているだけで、
 全然ルリさんのことを見てすらいない!

 艦長と、ちゃんと話してください。
 その上で判断するならしてください。 お願いします」
 

最後にやや口調を緩めた少年の言葉に、
闇の皇子は少し考えるそぶりをみせると
ひとつため息をつき、
静かに、だが鋼の冷たさを和らげた声で少年に答える。


「・・・・・・俺の負けだ、マキビ ハリ。
 お前の言葉に従おう。
 だが、勝者なら勝者らしく要求したらどうだ? お願いなどではなく」


ハリはそれに苦笑を返すにとどめ、
その敬愛する艦長に振り向くことで座を譲る。
すでにこれ以上出すぎることが出来ないほど、出すぎた真似をしていたのだ。

泪のあとを両の頬に張り付かせたままの小さな艦長は、
まだ濡れている双眸を少年に向け、
精一杯の感謝と共に言葉を紡ぐ。


「ハーリーくん、本当にありがとう。
 こういうときに、なんて言えばいいのかわかりませんが、
 本当に、本当にありがとう」


ルリは緊張の糸が切れたような風合いで、
その表情は柔らかく、まぎれもない笑顔が浮かんでいた。
それは、思兼が見せてくれたどの表情よりも美しく、輝いていた。
それは少年が夢に描き、
己の思慕の情を捨て去ってでも見たかった笑顔そのものであった。

少年は沸きあがってくる感慨を抑え、
頷くことで艦長の言葉に応える。
言葉を発することも出来ぬくらい、心が震えていたのだ。

少年はそして視線を大画面の方にそらし、
今こそが彼女の、あの男と話せる時であると彼女を促す。

少女は軽くうつむいて息を整え、泪のあとを拭い、
精一杯の笑顔と共にアキトに向き直る。


「アキトさん‥‥‥
 アキトさん、たくさん、たくさん話したいことがあるんです」


まだかすかに震える少女の声に、
闇に身を包んだままの男は優しい声で返す。
もはや、闇の皇子という呼び方が似合わぬような和らいだ声で。


「ルリちゃん‥‥‥
 あ、この呼び方のままでいいのかな?」

「ようやく昔のアキトさんみたいに話をしてくれました。
 その呼び方が、一番すきです」


男は頭を軽く掻き、すこし照れたように言葉を続ける。


「ああ、うん。 ありがとう。

 ルリちゃん、なんだかいい人たちに囲まれているじゃない。
 みんなが、君の事を真剣に心配している」

「はい。 みんな、いい人たちです。
 いつも、支えてもらってます」

「だから、『私には誰もいない』なんて言っちゃ駄目だよ?
 みんなが支えてくれているんだから」
 
「‥‥‥それでも、私が一番そばにいてほしいのは
 やっぱりアキトさんなんです」

「でもね」

「あの!」


何かを告げようとする男の言をさえぎり、
少女はすがるような目で言葉を続ける。


「アキトさん、こっちに来ていただけませんか?
 画面越しじゃなくて、ちゃんと会って話したいです」

「‥‥‥‥‥‥そうだね。 わかった。
 ラピスも連れて行くけど、いいよね?」

「もちろんです。 連絡艇をこちらから出しますね。

 保安部の方、誰か手は空いている方はいますか?」


コミュニケを通し保安部に連絡を通すと、
保安部の長、タダオカ少尉がそれに答える。


「タダオカです。
 今格納庫に何人か行ってますので、
 そのなかから行かせる様に指示します。
 残りは負傷した整備員の搬送に従事させますか?」

「よろしくお願いします。
 三郎太さんは?」


別のウィンドウが開き、


「自分はまだエステの中です。
 まあ、無いとは思いますが、万が一のために格納庫で待機します」

「必要はありません。
 それより、怪我は大丈夫ですか?
 早めに応急手当を受けてください。
 それと、アキトさんが来たら一緒にブリッジまで来ていただけますか?」

「わかりました」

「聞いての通りです、アキトさん。
 いまそちらに連絡艇が行きます」

「わかったよ、ルリちゃん。
 ブリッジで会おう」


連絡艇が戻るまでの間、二人の電子の申し子たちは艦内状況を事細かに確認する。
先ほどの衝撃で船体外壁部に少々ゆがみの発生したこと、
また打ち出されたアンカーの基部に小規模の破損の発生を確認した。
必要とされる修理項目の要綱を作成し、
また、負傷した整備員たちの状況も確認。
応急手当はすでに終了しており、2、3日の静養が必要ということ。
労災の処理と負傷休暇の許可をだす。

ややあって、コミュニケを通してタダオカ少尉より連絡艇が戻ってきたことが告げられる。
ユーチャリスの乗員二人と三郎太が何人かの保安部員たちとともに艦橋に向かっている、と。

少女の顔が上気してきているのが傍目にもみてとれる。
それを見かねたミナト、


「ルリルリ? ここは私たちにまかせて
 アキトくんを出迎えに行ってもいいのよ?」

「ありがとうございます、ミナトさん。
 でも、ここでお迎えしたいんです。
 今のわたしを支えてくれるみなさんと一緒に、アキトさんを迎えたいんです」

「ま、いいけどね。
 あとで二人きりになるチャンスはたくさんあるだろうし」

「ミナトさん‥‥‥」


少し意地悪をするようなミナトに、
顔を赤くするしかできない少女。
ハリはいままでになく表情をくるくると変える少女を
どことなく微笑ましい心持ちで見ていた。
ルリはいささか気持ちをもてあまし気味な時間を過ごし、
そしてついに、ブリッジへの扉がかすかな空気音とともに開く。

少女は満面の笑顔とともに振り返り、
入ってきた一団に身体を向ける。

二人の保安部員に肩を借りた三郎太、
赤みがかすかに入った白金の髪をもつ表情のない金色の瞳の少女、
そしてその少女に袖をつかまれた、また保安部員に囲まれた黒装束の男が
車椅子に座っているのを見て息を呑む。
車椅子を囲む中にいたのは保安部の長であるタダオカ少尉であり、またホサカ軍曹であった。

が、それを見なかったかのように装って男たちの前に立つ。
 

「三郎太さん、みなさん、ありがとうございました。
 あなたがラピスさんですね、初めまして」


白金の少女は男の座る車椅子の背に隠れる。
それを見ていかにも微笑ましいと笑みを浮かべたルリは、改めてアキトに顔を向ける。


「やっと‥‥‥やっと会えました。
 会いたかったです、アキトさん」

「ちょっと見ないうちにまた大人になったね、ルリちゃん。
 前に墓地で会ったときにはあんまりゆっくりできなかったけど。
 ほら、ラピスもちゃんと挨拶しないと」


無言でルリに視線を向けるラピス。


「それよりルリちゃん、びっくりしたろ? こんな格好で。
 一週間くらい前からほとんど動かなくなっちゃったんだ、俺の足。
 腕を動かすのも一苦労で」

「そんなの、治療すればまた元に」

「駄目なんだ。 だんだん、身体が駄目になっていくのを止められないんだって。
 ほら、虫に食われた木の柱みたいにぼろぼろなんだって。
 イネスさんも匙を投げざるをえなかったんだ。

 ‥‥‥俺、あと三ヶ月も生きられないんだそうだ」

「!!」

「ごめんね、ルリちゃん。 
 せっかく会ったのにこんな話しかできなくて。
 でも、どうしようも、ないんだ」


なんとか保とうとしていた微笑を凍りつかせ、
その双眸から再び泪をはらはらと流すさまを見て
何人(なにびと)が哀れさを思わぬであろうか?


「ごめん、ルリちゃん。
 やっぱり、会わなかったほうが良かったのかもしれない」

「そんなことありません!!」


再び消え行くことを恐れるかのように、
少女は声を強める。
そしてまた、自分の気持ちを確かめるように
ゆっくりと、一言一言を噛みしめるように言葉をつむぎだす。


「そんなことは‥‥‥ありません。 

 ほんの少しの間でもいい、
 一緒に、わたしのそばに居てください」

「すぐにまた、泣くことになっても?」

「すぐにまた、泣くことになっても。

 知ってますか、アキトさん?
 わたし、ユリカさんの看病をずっとして、心が張り裂けそうでしたけれど、
 一度も後悔したことないんですよ?」

「‥‥‥」

「だって、悲しいってことは、大事だってことですよね?
 居なくなって寂しいってことは、大切だったってことですよね?
 
 だから、悲しんでもいい、
 どんなに泣いてもいい。
 わたしは、アキトさんと、居たいです」


輝くような泣き笑いを浮かべた少女を見て
少年は炎に照らされた水晶のようだ、と思う。
美しく、ゆれるようで、そして儚い。

男は車椅子の上で顔を天井に向け、
大きく息を吐き出して、言う。


「俺の負けだね、ルリちゃん。
 いや、もう負けていたけれども、しっかりと決心がついた。
 誓うよ。
 俺の残された時間、ルリちゃんにあげる。
 命が尽きるまで、自分にできることをしよう。
 後悔を、しないように」
 
「アキトさん‥‥‥!」


万感の想いとともに、ルリはアキトの胸にしがみつく。
その肩に手を置いたのは黒の男と、そして白金の少女、ラピスであった。


「ありがと、ルリ」


何故に彼女から礼を言われるのかわからぬ少女は
困惑した顔をラピスに向ける。


「アキトの心があったかくなってる。
 ずっと、ずっとくるしんでた。
 でも、いまあたたかい。 だから、ありがと」


納得がいったのか、やわらかい微笑をラピスに返す。


「アキトがいってる。
 これから、三人、ずっと、いっしょ」

「ええ、一緒です。
 よろしく、ラピスさん」


二人は穏やかな笑みを浮かべて、かつて闇の皇子であった男に抱きつく。
男も両の腕をゆっくりと動かし、二人の頭をそっとなでる。
そして二人の肩に手を伸ばし、
この不確かな世界でこの子たちだけは離したくは無いと意思を見せ付けるかのごとく、
弱りきったその両の腕でできうる限りの力強さで、しっかりと抱擁を交わした。







「えー、艦長。
 お取り込み中のところ大変申し訳ないんですが」


心底申し分けそうに抱き合っている三人に声をかけたのは
まだ保安部員たちに肩を借りたままで立っている副長だった。

艦橋に己がいたことを忘れてでもいたのか、
周りの視線が先ほどまで敵であった二人に抱きついている自分に注がれているのに気づき
白銀の少女はその頬を朱に染める。
なおも名残惜しそうにしつつ二人から離れ、
ゆっくりと姿勢を正して己の副長に身体を向ける。


「恥ずかしいところをお見せしました」

「ええ。 見ているほうも恥ずかしかったです」


軽い口調で三郎太が言葉を返す。
その声に艦橋が暖かい笑い声に包まれる。
ルリはますますその顔を赤く染めるが、
他二名はあまり表情を変えることもなく。
男の両耳が赤くなっていることを除けば。

固まってしまったルリを再び動かしたのは
またも副長の三郎太の言葉である。


「で、艦長。
 無事にミッションも済んだことですし、
 これからの行動を決めましょうや。
 それと、そのお二方の処遇も」

「‥‥‥そうですね。
 少し、時間をください。

 タダオカさん、アキトさんたちは大丈夫なので
 持ち場に戻っても大丈夫ですよ」

「いえ、彼らの処遇が決まっていない以上は
 離れるわけにも行きません。
 信用していないとか、そういう問題ではないのですが」


それにかすかに頷くと、
ルリは、己の席にもどり瞑想するかのように瞳を伏せる。
IFSの紋章が薄く光っていることから
思兼とリンクして情報の整理、状況の再確認をしていることが見て取れる。

彼女の言葉を待つ間、手持ち無沙汰な感じのホサカがハリの座るオペレーター席に近寄る。


「よう、ハーリー。
 今日はまた、大活躍だったな」

「ありがとうございます。
 なんだか自分のやるべきことがずっと見えていたって言うか」

「ずいぶん成長したな、この何日間かで。
 為すべきことを見据えて、その上でやり遂げてこそ男ってやつだ。
 もう子ども扱いできないかな?」

「いえ、そんな‥‥‥」


ハリが謙遜の言葉をあげようとしたとき、
少女が艦長席で顔をあげたのを見た。
ハリは言葉を止めて顔を艦長席に向け、彼女の言葉をまつ。
艦橋内の乗員たち全ての視線が集まる中、
少女は戦女神の仮面を再び被るように毅然とした口調で言葉を放つ。


「現時点を持って作戦の終了を宣言します。
 総員、通常警戒索敵態勢に移行。
 皆さん、お疲れ様でした。
 本艦はこれより地球に帰還します。
 ターミナル経由のジャンプを含み、およそ三日かかります。
 その間、警戒を怠ることの無いよう。

 残念ながら私たちは目標甲を確保することができませんでした。
 テンカワ アキト、ラピス・ラズリ両名は
 目標乙との戦闘で死亡したものと断定。
 目標乙を殲滅後、火星の後継者の拠点にて実験体と思われる者二名を保護。
 戸籍情報がなく素性は不明、
 地球に帰還後新たな戸籍が作られるものとします。

 ‥‥‥以上のようにミスマル提督に報告をします。
 意見は?」


ある程度は予想されていたかもしれない。
だが、それでも誰もが一瞬息を呑んだ。
かの戦女神の言わんとすることは、
戦闘記録を全て改竄(かいざん)し、彼ら二人を犯罪者としてではなく
情報を操作して保護された被害者として迎え入れる、ということだ。

言うまでもなく、それは犯罪である。
しかも、終戦後にその力を恐れた政府は
マシン・チャイルドたちの行う情報改竄を厳しく律する法を施行していた。
今回のこの行為は少なく見積もっても五年以上の懲役刑の科されるべき犯罪である。
さらには他の乗組員、少なくとも今この場にいるもの全員も共犯扱いにされうる。 
無論、その科されうる刑罰は比較にならないくらい軽くなるが。

危険な賭けではある。 
が、これがこの白銀の少女の覚悟なのか。

ややあって三郎太が声をあげる。


「それで、いいんですね? 艦長」


その言葉に頷くと、


「皆さんを巻き込んでしまってすみません。
 でも、これ以外にどうしてもアキトさんたちを守る方法が考えられなかった」

「まあ、それも副長の務めですかね?」 


少年も思いついた疑問をそのまま口に出す。


「でも、ユーチャリスはどうするんですか?」

「破棄します」

「いやっ!」


ルリの迷い無い言葉に、白金の少女が悲鳴をあげる。


「タケミカヅチをこわさないで!」

「タケミカヅチ?」

「ユーチャリスのAIだよ、ルリちゃん。 
 ルリちゃんが思兼と友達だったように、
 ラピスには建御雷が一番の友達だったんだ」


少年の脳裏にかつての孤独な少女の姿が浮かぶ。
人と交わる術を知らなかった時期の少女を、
また軍から思兼を守ろうと尽力する姿を。


「艦長、ハードごと回収できませんか?
 鹵獲品扱いにして、軍の研究所に送る、とかいう体裁にして」

「そうですね、ハリくん。
 思兼、建御雷と協力してその回収作業を指揮出来ますか?」

『もちろん!』


そのメッセージをみると、ルリはラピスに向かって確認するように目を向ける。
まだ幼い少女は助かったような、納得したような顔で頷いた。

それを見て、それまで傍観者であった保安部長のタダオカ少尉が
硬い表情のまま口を開く。


「艦長、立場的に確認しなければならないのですが、
 このままでは乗組員全員が共犯になりますよ?」

「万一ことが露見した場合には
 責任はわたしが全て負います」

「それでは、艦長命令にて虚偽の報告、証拠の隠滅ならびに
 テンカワ アキト、ラピス・ラズリ両名の隠匿を行なう、と認識して宜しいですね?」

「間違いありません」


あくまで迷い無く答えるその幼い軍人に応え、
保安部の男たち全員の表情が豹変する。


「それは、困りましたなぁ」


タダオカの言葉とともにあちこちで金属と布のすれる音が鳴る。








少年は激しく混乱していた。
が、その怜悧な頭脳はしっかりと認識していた。
彼の後頭部に押し付けられたものがなにか、
それを押し付けたのは誰か、
目の前に起こっていることはなんなのか。

だが、彼はただ、信じたくなかったのだ。
さっきまで笑っていたホサカが
後ろから彼に銃口を押し付けていることを。

タダオカが、また他の保安部員たちが、
ルリに、三郎太に、アキトにとラピス、
それにミナトやサクラたちに銃を向けていることを。





 

代理人の感想

おおっ。

 

・・・・いや、ワクワクしますね。

読んでて楽しいですわ、こういうの。