プロローグ 最後への複線
ユリカさんが救出されてから半年が経ちました。
火星軌道上
「アキトさん、もう復讐は、終わったじゃないですか!。」
そう言ったのは、電子の妖精、ホシノ ルリだ。
今まで、約半年間しつこく追ってきた。
『俺は、確かに北辰を、倒した。けど・・・・俺が居たら意味が無いんだ!!』
俺は、テンカワ アキト。
別名、プリンス オブ ダークネスと呼ばれている。
世間ではやってない事まで擦り付けられてる。
確かにコロニーを五つ、破壊し何万人も殺した。
「なんで、そうやって、自分を責めるんですか。
あれは、ユリカさんを、助ける為じゃないですか。
それに、体も治った、じゃないですか。」
『俺は人を殺しすぎた。この血塗られた手で、ユリカを抱きとめる事はできない。」
「ラピス、通信シャットダウン無人兵器でナデシコCの足止めを小破までに押さえ
ろ、それと、ジャンプ準備」
「ワカッタ」
「イメージ固定ネルガル月ドック3・2・1ジャンプ」
「ア、アキトさん!!」
「艦長、ユーチャリス消失」
オペレーターの、マキビ・ハリが告げる。
「作戦道理ですね。」
「でも、普通きずきませんか、艦長?」
「ハーリー、おまえなーそうゆう事ゆうなよなー」
「でも、タカスギ大尉、普通きずきませんか〜、ワザと何回も逃がすなんて。」
「バ〜カッそうゆうのはなさ、結構きずかない物なんだよ。」
「そうゆう物ですか」
「そうゆ物だよ」
「そうですか〜」
くす
「どうかしましたか、艦長」
「いえ、ちょっと想いだし笑ですよ。〔メグミさんとああゆう感じの話をしたっけ〕」
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〈ネルガル月ドック〉
「貴方ねー何の前触れもなくドックに直接ジャンプしてくるのは止めてくれない。」
「エリナか、すまないなルリちゃんに、捕まりかけた。」
「貴方、よくあの子から逃げられたわね。」
「まあな、・・・ん!ラピス何処に行くんだ。」
さり気無く何処かへ行こうとする。ラピスが目に入った。
「エット・・・オサンポ。」
「そうか、道に迷わないように寄与つけるんだぞ」
「ウン、イッテクル」
パタパタパタ
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〈アキトサイド〉
「そういえばエリナ、ユリカの調子はどうだ」
「彼女だったらほとんど全快よ、もう明日には退院できるでしょうね。」
「そうか、ところで、今回の補給はどれ位かかる。」
「そうね、大体1日かしらね。」
「いつもより長くないか。」
「ちょとオモイカネに新しいデータを入れないといけないのよ」
「新しい、データ?何を入れるんだ」
「新型の機体と新しい武器データよ」
「そうか、わかった。」
「何処に行くの?」
「部屋で寝てくる。」
「そう・・・何だか貴方、最近性格変わってない。」
「気のせいだろう・・」
「そういえば、エリナ、最近ラピス何処に行っているんだ。」
「私に、聞かれても知らないわよ。」
「そうか、帰ってきたら聞いてみるか。」
「そうしたほうが良いんじゃないの。」
「そうだな」
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〈ラピスサイド〉
「イソイデ、ショクドウヘイカナキャ。ユリカガマッテル」
ここ数ヶ月間ユリカとラピスはユーチャリスの補給の合間ををぬって逢っていた。
そのためラピスはユリカの影響をかなり受けていた。
そのため、当時とは比べ物にならない程明るくなっていた。
「ラピスちゃん遅いなーなにやってんだろう。もしかして!!何かあったのかしら。」
「ゴメン、ユリカオソクナッテ」
「あ、ラピスちゃん良かったー。何かあったのかとおもった」
「ドウカシタノ」
「ううん何でもない」
「?」
「じゃあパフェでも食べようか。」
「ウン」
「おじさーんパフェ2つちょうだーい」
「あいよ!!」
2分経過
「できたぞー」
「「はーい」」
「それじゃあラピスちゃん食べようか。」
「ウン」
1時間経過
「ソレデネ」
「ラピスちゃん」
ユリカが珍しく真面目な顔をしている。
「ド、ドウシタノユリカ」
「ラピスちゃん、私ね、体がもう完全に治ったのだからね、アキトを捕まえに行くね。」
「ワカッタ」
「それでね、ラピスちゃんに渡してもらいたいものがあるの。」
「ナニヲワタスノ?」
「この、指輪をアキトに渡すとき言って欲しい事があるんだけどいいかな。」
「イイケド」
「それじゃあゆうね、【この指輪をラピスちゃん、に渡します。次に逢うときに、
その指輪をはめる、はめないは貴方に任せます テンカワ・ユリカ】ってアキトに伝えてね」
「ワカッタ、ツタエテオク。ソロソロワタシカエルネ」
「うん、わかった、きよつけてね」
「バイバイ」
「ばいばーい」
パタパタパタ
「さってと帰ろーと」
「ユリカさん!!、アジアンタムの準備ができました!!。」
「うわ!、ビックリしたー」
「ハーリーくんいきなりコミュニケ開かないでよ。」
「あ、スイマセン」
「ところで、アジアンタムの準備できたって本当?」
「はい、あしたには出発できます。」
「それじゃあ明日10:30に出撃します。」
「分かりました」
ピ
「明日か・・・・」
ユリカは複雑な顔して空を見上げていた・・・。
みなさま、はじめまして黒狼と申します。
身の程もわきまえずいきなり、初投稿で連載とゆう、無謀以外なんでもない、事をや
りました。
ちなみに、逆行物です。
つまらないかも知れませんが、ぜひ読んでください。
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