「敵、消滅を確認」
「ア、アキトォォォォォ!!
ルリちゃん、近くにボソンジャンプの反応は?」
「周囲にボース粒子およびエネルギー反応なし、
ナデシコの索敵範囲内には敵味方問わず、
活動中の戦艦、および軌道兵器は確認できません」
「そんな・・・アキトは、あの機体をどこかに捨ててくるだけでしょ?
すぐに戻ってくるんでしょ?」
「・・・・・・・・・・・・」
ブロスとディアの正しいアキト君の育て方
第六十二話 推理
アキト君が敵の新型機・・・アキト君の言う"ジンタイプ"と共に"瞬間移動"するのと同時に、
艦長が後ろで悲壮な叫びをあげているのが聞こえる。
・・・ルリルリは?
そう思って、ルリルリの方を見て・・・驚いた。
・・・確かに、以前にもこんなことがあったわ。
この船に乗ってすぐ、地球を脱出する時・・・
アキト君が、初めてその力の一端を見せた戦い。
あの時の事を考えれば、ルリルリが、騒がないのは、ある意味予想できたけど・・・
それでも、あの時と今じゃ、かなり状況が違う。
なのに、まるでアキト君が消えた事実などなかったかのように、
我感知せずと言った様子で、考え事をしている。
そう言えば、アキト君が"ジンタイプ"に近よる時も、
それを当然のように受け入れていたわね。
ルリルリ、あなた何を考えてるの?
確かに、アキト君はあの"瞬間移動"・・・艦長曰く"ボソンジャンプ"を、
完全に使いこなしているみたいだけど、
あの時、"ジンタイプ"は自爆しようとしていたはずよ。
そうすると、アキト君とあの"ジンタイプ"は、
同じ場所に"ボソンジャンプ"したと考えるべきじゃないかしら?
艦長が言うように、
"あの敵をどこかに捨てて、すぐに戻ってくるつもり"なのだとしたら、
近くにルリルリの言う"ボース粒子反応"がないのはおかしいわよね?
となると、私たちはともかくアキト君が"ジンタイプ"の自爆を避けるのは、
難しいんじゃないかしら?
まぁ、自爆するのにだって時間がかかるでしょうし、
例え、あの後すぐ自爆したとしても、アキト君の事だからそれくらい避けられるのかもしれないけど・・・
ルリルリ、あなた何を考えてるの?
と、その時、ルリルリが突然立ち上がって、
ブリッジを出て行った。
アキトさんたちがジャンプした後、
ユリカさんの指示に、上の空で答えつつ、
私は考え事をしていました。
アキトさんは・・・考えても仕方がないでしょう。
アキトさんは、連絡がとれるようになれば、すぐ連絡を入れてくるはずです。
私にできるのは、それを待つことだけです。
問題は、白鳥さんですね。
確か、ウリバタケさんたちが主体となって、秘密裏に捜索を行なったはずです。
あれが秘密裏かどうかは疑わしいですが、
ジュンさんが"極秘作戦"と行っている以上、本人たちはそのつもりだったのでしょう。
しかし、ウリバタケさんたちが、自主的にそんなことをするとは思えません。
ナデシコクルーの中でも、一二を争うお祭り好きのウリバタケさんの事ですから、
絶対に大騒ぎになるに違いありません。
まぁ、極秘作戦と言う言葉にも、惹かれる物はあるかもしれませんが・・・
となると・・・
問題は、誰がそんな命令を出したか・・・ですね。
ネルガルか軍・・・
ネルガルなら問題ありませんが、問題は軍がその命令を出した場合です。
具体的に言えば、ムネタケ提督を信じれるか否か・・・ですね。
アキトさんがどう言うかは解りませんが、
私には、まだ信じきれない部分があります。
何か手を打つべきでしょうが・・・
白鳥さんの身柄を押さえたら、かえって逆効果でしょうし・・・
・・・仕方ありませんね、
うまく忍び込んでくれることを祈りましょう。
・・・とりあえず、あのゲキガンガーの歌だけでも止めておきましょうか?
それだけでも多少は違うはずです。
「フィリスさん、ちょっとここお願いします」
「え?
別に良いですけど・・・」
「じゃぁ、お願いしますね」
「ルリルリ!!」
格納庫へ向かって歩いていると、
突然後から声をかけられました。
「・・・なんですか、ミナトさん?」
「・・・ルリルリ、あなた何を考えてるの?」
ミナトさんが唐突にそう聞いて来ました。
「・・・どう言う意味ですか?」
心当たりはあります。
とは言え、心当たりがありすぎて、何に付いて聞かれているのか解りません。
ミナトさんの真意がつかめれば、とぼけることも煙に撒くことも可能でしょうが・・・
「そう、
じゃぁ、こう言い換えるわ。
アキト君は今・・・」
「ちょっと待ってください」
私が、ミナトさんの言葉をさえぎると、
次の瞬間突然コミュニケが開き、通信が入りました。
「や、お待たせ」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
アキトさん・・・良かった・・・
信じてはいましたが、不安もありましたから・・・
と・・・ミナトさんの話の途中でしたね。
「・・・と、えっと・・・もう良いですよ、何の話でしたっけ?」
「・・・・・・・・・・・・
あなた・・・本当にアキト君の事が好きなの?」
「どう言うことです?」
予想していなかった質問です。
「・・・やっぱり、"ボソンジャンプ"を使いこなしているからといって、
アキト君は絶対安全・・・とは限らないわけね」
「・・・どう言うことです?」
「そう言うことよ」
「・・・確かに、アキトさんはジャンパーですが、
だからと言って絶対安全なはずがないでしょう?」
もしそうなら、楽でしょうね。
「そうよね、当然だわ。
じゃぁ、なんであなたはアキト君を止めなかったの?
それしか助かる方法がなかったから?
まさかね、ちょっと無理があるわ。
まぁ、仮にそうだとしても、何か一言あるのならともかくそれで納得できる?」
それは・・・
「ルリルリと初めて会った時、
ルリルリは"アキト君が好き"なんじゃなくって、"アキト君を慕ってる"のだと思ったわ。
もしかしたら、始めはそうだったかも知れない、
でも、今もそうだとは思えないわ」
・・・・・・・・・・・・
「次に、アキト君に一番近いからの余裕だと思ったわ。
でも、あなたたちは"「秘密」共有する仲"以上には見えない・・・」
・・・・・・・・・・・・
「じゃぁ、アキト君のためなのか?
アキト君のため、あえてライバルに塩を送ってるのか・・・
確かに、それもあるかもしれない・・・
でも、ちょっと違いそうね・・・
あなたは何を考えてるの?」
私は、何を考えているのか・・・ですか。
「・・・そうですね、
私は、自分はアキトさんの事を愛していると思っています。
でも、自分自身ほど理解できないものはない・・・とも言いますからね。
なるほど・・・確かに、そうなのかもしれません。
私はただ、あの時の答えを出したいだけなのかも知れません。
あの時・・・私が子供だったばっかりに、
逃げる事さえできなかった、あの問の・・・」
「・・・あの時?
どう言う意味?」
・・・口が滑りましたね。
「さぁ?
そう言う意味ですよ、きっと」
「さぁ?
そう言う意味ですよ、きっと」
そう言うと、ルリルリは小走りに進んでいってしまった。
"あの時"・・・か。
多分、昔アキト君たちと出会ってとき・・・ね。
アキト君と艦長は幼馴染で、ルリルリと艦長は昔会った事がある・・・
更に、アキト君はそれを当然の物と受け止めていて、
アキト君とルリルリの間で、艦長の過去について共通の話題が成立すると言うことは・・・
ルリルリと艦長がであったのは、艦長が火星から引っ越す前・・・?
アキト君の両親が殺されたって言うのは、あの火星のクーデターの時・・・よね。
あれが八十六年だった筈だから、そのころルリルリは・・・
・・・違うわ、アキト君の両親が殺される前じゃあ、
ルリルリがその事を覚えているとは思えない・・・
それに、アキト君とルリルリの関係は"元居候と家主"って言ってたわ。
普通に考えると、両親のいないアキト君の元に居候が転がり込んでくるはずないから、
ルリルリの家にアキト君が転がり込んできた・・・のよね?
となると、アキト君が転がり込んできたのは、艦長が地球に引っ越した後・・・
ルリルリの家の近くに、艦長の家があって、そこで・・・
・・・それも無理があるわ。
艦長が、アキト君が近くにすんでいる事に気がつかないとは思えないし、
大体、どうやって孤児が地球まで行くの?
アキト君は、火星で"裏の組織"に所属してたんでしょう?
それとも、ルリルリは昔火星にすんでいた?
でも、それだとルリルリと艦長のつながりと、
アキト君と、艦長についての共通の話題を持てる理由が薄くなるわ。
もしかしたら、ルリルリが地球へ来たあとも、
アキト君とルリルリは連絡をとっていて、
そこで艦長について色々と聞いていたのかもしれないけど・・・
そうすると、ルリルリはアキト君と知り間と言うことを隠して、
艦長に近づいたことになるわよね。
なんでそんな監視みたいなことを?
・・・アキト君の両親が殺されたのには、軍が関係してるのかしら?
軍が引き上げるのと同時にクーデターが起こるのは、別に変じゃないわ。
むしろ、軍が引き上げるのは、好機と言えるでしょうけど・・・
でも、普通空港・・・しかも、ついさっき軍の高官の乗るシャトルが跳びたったような場所が、
クーデターを起こせるほど警備が甘いのはおかしいわよね。
それに、アキト君は軍があんまり好きじゃないみたいだったし・・・
状況証拠は十分・・・
じゃぁ、動機は?
アキト君の両親・・・
ネルガルの技術者・・・って聞いたけど、
一介の技術者を、軍が殺すような理由・・・?
アキト君の両親は、高名な科学者・・・と、プロスさんとイネスさんが言ってたわね。
高名な科学者を、わざわざ火星に送り込んだのだから、
火星でしかできない研究をさせるために、送り込んだのよね?
ネルガルが、火星で行っていた研究って・・・
確か、オリンポス山にある、超古代文明の戦艦の、復元と調査・・・
・・・でも、初めてアキト君が"ボソンジャンプ"をした時のエリナさんとプロスさんの様子を見る限り、
ナデシコの建造目的自体に"ボソンジャンプ"の技術解明があったみたいだったわ。
となると、火星には"謎の戦艦"以外にも、
"ボソンジャンプ"についての何かがあるはずよね。
・・・あの"謎の戦艦"も、太陽系の外から来たのだとすれば、
当然"瞬間移動"ぐらいできてしかるべきだし・・・
・・・ネルガルが、戦艦を一隻・・・当初の予定では、四隻建造してまで、
手に入れようと思っていた技術を、アキト君が持っている・・・
・・・とすると、アキト君の両親は、"ボソンジャンプ"について研究していたのかしら?
で、その研究結果を息子にたくしたと・・・
で・・・なんで軍はアキト君の両親を殺したのか・・・
確かに、"ボソンジャンプ"が実用化されたら、相当厄介よ。
それは、この戦争ではっきりしている・・・
でも、だからってその技術者を殺せば良いと言う問題じゃないでしょう?
自分たちも、同じ移動手段を持っていれば、いくらでも対抗手段は出て来るでしょうし、
それを妨害したり、移動先を事前に予測したり・・・
ネルガルは、地球圏の三大企業の一つよ?
わざわざ敵対するようなことをする意味があるのかしら?
・・・駄目ね、軍がアキト君の両親を殺す動機が思いつかないわ。
・・・軍じゃない?
たとえば・・・クリムゾンか明日香とか・・・
・・・地球ならともかく、火星でネルガルに気付かれずにそこまでの事をするのは、
ちょっと難しいでしょうね。
火星で軍の撤退を要求できるような組織と言ったら・・・
軍の他には・・・・ネルガル?
"ボソンジャンプ"を独占しようとした、経営陣との対立・・・
いかにもありえそうよね・・・
それに、そう考えると、ミサイル防衛ラインを突破した後の、プロスさんの行動もわかるわ。
アキト君の両親を殺したのがネルガルで、
仮にアキト君が復讐のために襲ってくるとしたら・・・
まぁ、卒倒ぐらいはしてしかるべきよね。
でも・・・そうすると、なんでアキト君はルリルリに艦長を監視させたのかしら?
・・・まだまだ情報が足りない・・・か。
さて、ルリルリは何をするつもりなのかしら?
「・・・で、
アキトは今どこにいるの?」
俺が、ナデシコに通信を入れると、
まぁ、当然のことながら現在地を聞かれた。
「ああ、今は月にいる」
「「「「月〜〜〜〜!!」」」」
で、月にいる事を教えたら、驚かれた。
しかも、みごとにハモっている。
さすがはナデシコ、そう言うところだけ基本に忠実だ。
「ああ、
まぁ、それは良いとして・・・
イツキちゃんはどうなった?」
前置きはそこそこに、俺は一番気になっていたことを聞いた。
あの状況なら、別にほって置いても問題はなかったとは思うし、
俺が調べられる限りでは、特に異常は見られなかった。
優先順位の著しく低い問題として、とりあえず棚上げしておいたが、
気になることは気になる。
「そんなことより、なんで月にいるんですか?」
「月に用事があったから・・・かな?
それより・・・」
で、イツキちゃんはどうなった?
と、聞こうとすると・・・
「そう・・・じゃぁ、今からそっちへ行くね!!
えっと・・・ミナトさん・・・はいないの?
じゃぁ、エリナさん、
月へ向かって出発!!」
「あ、あのさ、ユリカ・・・」
俺が、何とか口を挟もうとするが・・・
「あのね、艦長。
まだ、副長たちの収容も終わって無いし、
町へ出ている人もたくさんいるの、
その辺りわかってる?」
「あ、あの・・・」
「あ、そっか。
じゃぁ、メグちゃん、町へ出ている人に、
非常招集をかけてください。
本艦は、エステバリスを収容後、全速でヨコスカドックへ帰還、
その後、クルーの乗り込みが終わり次第月へ向かいます」
「もしもーし」
「ちょ、艦長!!
メグミ レイナード馬鹿なことは止めなさいよ。
艦長、そんなことを勝手にして良いわけ・・・」
「おーい、
ユリカー?」
「艦長命令です、メグちゃん、早く早く!!」
「すいませーん、ユリカさーん」
「は、はぁ・・・」
メグミちゃんが、困りきった顔で辺りを見回す・・・が、
こう言う時に頼りになる、ジュンやプロスさんは近くにいない。
まぁ、そんなことは置いといて・・・
皆して無視しないでほしいんだが・・・
結局、イツキちゃんは無事だったんだろうか?
まぁ良いや、
後で、ルリちゃんに直接連絡して聞こう。
相手にされないのは、それはそれで寂しいなぁ・・・
と、思いつつ、俺はウインドーを閉じた。
「う・・・」
あ、頭が・・・
えっと・・・私は何を・・・
って!!
私が慌てて辺りを見回すと、
既に戦闘は終わっていました。
私は、何が起こったかを確認すべく、
ブリッジにコミュニケを繋げると・・・ 「むぅ・・・
それなら良いです、
自分でやっちゃいます」
「な、艦長?
ちょっと待ちなさい」
「きゃぁ、何、放してください!!」
・・・何が起こっているんでしょう?
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
その後、副長に私が敵に体当たりをされた後のことを聞いて見ると、
あの敵は、私に体当たりすると同時に、
私を巻き込んで瞬間移動したそうです。
そう言えば、七色の光を見たような気もします。
・・・七色の光?
何か引っかかりますね。
まぁ良いですが・・・
とにかく、私はその影響で気を失っていたそうで、
私が気を失っている間に、敵を撃退しましたが、
テンカワさんが、やはり敵と一種に瞬間移動して、どこかへ跳んで行ってしまったそうです。
先ほど、通信が入って、今は月にいるということがわかって、
もしかしたら、ヨコスカに停泊するのは、さっさと切り上げて、
月に行くことになるかもしれないといっていましたが・・・
何か違和感がありますね・・・
まぁ、それは良いとして、
あの赤い壁のようなものは、高出力のディストーション・フィールドだそうで、
テンカワさんが、あの板状のライフルのようなもので発生させたそうです。
それのおかげで助かったのですから、とやかく言うべきじゃありませんが、
そうならそうと一言言ってほしかったです。
まぁ、それは言いとして・・・
高出力のディストーション・フィールドって、赤いんですね・・・
・・・なるほど、あの写真に写っていた、エステバリスを包む不思議な光は、
高出力のディストーション・フィールドだったんですか・・・
納得しつつ、私は周りに転がっている、三つの"板状のライフル"を拾い、
敵の新型機を、収容しようと悪戦苦闘している副長に向かって歩き出し・・・
違和感の正体に気が付きました。
あの敵の瞬間移動には、パターンがあったはずです。
なんで、月まで跳ばされるなどと言う事態になったんでしょう?
・・・秘密に迫る、とても重要な瞬間を見逃してしまいましたね、これは。
第六十三話に続く
あとがき
ミナトさん妙に鋭いですね・・・
私の中では、本来ミナトさんはこんなキャラじゃなかったのですが・・・
私的には、ミナトさんは以外に子供っぽいキャラだと認識しています。
おそらく、"兄"はシスコン気味で、事あるごとに世話をやくタイプなのではないでしょうか?
ミナトさんの、家での役割は、"子供"なんじゃないかと思っているのです。
ルリ君に対する、"姉"としての接し方は、それの裏返しなのではないかと・・・
これは、ルリルリと言うネーミングセンスから来ています。
"ルリルリ"などと言うような"二音反復語"は、
言語学的には"未熟言語"に分類され、幼児性や精神の未発達を示すものです。
その辺りから、ミナトさんは意外に子供っぽい趣味持っていそうだな・・・と。
まぁ、これが"中国語"だとか言うのであれば、話は別なのですが、
ミナトさんに、中国語の心得はなさそうなんですよね・・・
なんとなくですが・・・
社長秘書だった以上、あっても別におかしくないのですが・・・
しかし、ルリ君自信や、アキト君などは、ルリルリ中国語説の信者だと思いますので、
その辺りのギャップを使ってネタを作るのも面白いかもしれません。
あいにくと、私に中国語の心得は無いので、作る予定はありませんが・・・
ちなみに、中国語において、名前を繰り返すと言うことは、
英語などにおける"愛称"や、
日本語における"ちゃん付け"に近い意味合いを持つ言い回しです。
パンダの名前が、繰り返しになっているのは、そう言う理由からですね。
ルリ君ですが・・・
さて、どうしたものでしょうかねぇ・・・
彼女の役目は、アキト君の補佐であって、
アキト君が"英雄"と言う、光の当たる部分を担当している以上、
彼女には汚れ役になってもらう必要があるのですが・・・
いい感じの、好感が持てる汚れ役を目指しているんですけど・・・
精進しますです、はい・・・
やはり、ユリカに頑張ってもらわないと行けませんかね・・・
対比させた方が、キャラが立ちやすいのは間違いないと思いますから・・・
追記
しかし、う〜む・・・
なかなか話が進みませんね・・・
現在、久美ちゃんの登場シーンで筆が止まっています。
久美ちゃんのキャラが、イメージできないと言うか、
頭の中で動いてくれないと言うか・・・
いつまでも続きを投稿しない訳にも行きませんので、
とりあえずこの話を投稿しましたが、
ネタのストックが少ないと、なんとなく不安なんですよね・・・
管理人の感想
アリア=ミリディールさんからの投稿です。
いや、本当に鋭いですね、ミナトさん。
ルリルリも心当たりが多すぎるって(苦笑)
今回のお話は、始終ミナトさんの推理で終わりましたね。
次のお話では、やっぱり月が舞台なのでしょうか?