結局−。
ナデシコは宇宙へと上がった。
彼らは木連の優華部隊を解放し、戦場で再びあいまみえる。
第14話「交差する思惑−ナデシコ−」
赤い機動兵器が2つ、漆黒の宇宙を駆けていた。
「北斗!お前だけだな、俺と本気でやりあえるのは!」
「そうだな、貴様のようなヤツがいて嬉しいぞ!
一生、枝織としか戦えないのはごめんだったからな!!」
北斗は言いながらDFSをブローディア・レッドに斬りつけようとする。
当然、それを許すはずも無くアキコもDFSでブロックする。
「ああ、アキトとだってここまでやりあった事は無い。俺も嬉しいぞ!!」
「遅い!」
北斗の方が攻めに徹しているが、それでも互角である。
一見、アキコが押されているようだが、全て裁き、カウンターを狙って打ち込もうとしている。
「時にアキコ!!」
「何だ!!」
急に話題を切り替えようとしている気配を感じ、大声で返事を返す。
「何であんなつまらないヤツと付き合ってるんだ?
アキトと居ればいつでも本気で戦えるだろう?」
北斗の急な一言に顔を赤くして絶叫するアキコ。
「な、何を急に!!」
「あ、隙ありだな」
アキコが動揺するのを見計らって、北斗はDFSをブローディア・レッドの肩に突き刺す。
ざんっ。
「あ、あ〜!!
何すんだよ北斗!!」
「戦場で油断したお前が悪い」
『そうだよ、アキコ姉〜。
油断しないでよ、いたいじゃん』
「でぃ・・・ディオまでそう言うか〜?」
割り込んできたディオの抗議にがっくりとうな垂れるアキコ。
「答えろよ」
バツが悪そうにアキコは攻撃を仕掛けつつも答える。
・・・だが、戦場で世間話などしていると舌を噛み切って死んでもおかしくないのだが・・・。
「そ、それはな!
別に・・その!アキトとは単純に兄妹みたいな仲だし!
コウタロウは俺の・・・だから!
いいだろ!?好きだからで!」
「・・・分からないでもないが、どこがいいのかはいまいち分からん。
・・・それに枝織の方はアキトの方に気が行ってるようだがな」
「へ?」
アキコは少し耳を澄ましてみる。
「アー君、凄いよねそのフェザーって」
「・・・枝織ちゃんこそ、その四陣っていうのが凄い守りが堅いね」
「へっへ〜いいでしょ♪
これ小さいのもあってつけてるんだよ。
ほら、こんなの」
そう言ってモニターに自分のイヤリングやペンダントになっている小型の四陣を見せる。
「へ〜、面白いね」
「お母様がね。飾り付けてくれたんだ」
枝織は嬉しそうにイヤリングを弄る。
すると、彼女は何か思い立ったように目を輝かせながらアキトを見つめた。
「ねね。
アー君、私をお嫁さんにしてくれない?」
「へ!?」
突然の申し出にアキトは声を裏返らせる。
「だって、アー君か北ちゃんしか遊べないんだもん〜。
だから、アー君がお嫁さんにしてくれたら毎日遊べるから・・・ね?」
「ね?って・・・」
アキトは来ているであろう、強力な殺気に背筋を強張らせた。
と、同時に悲鳴が聞こえて来た。
どこか必死じみた甲高い声に似合わない男言葉の悲鳴だった。
「だああ〜!
オッサン、強すぎだぜ〜!!」
シーラはシェルブリットを振り回し、北山を捉えようとする。
だが、北山はシーラを鍛えるかのように、あえて隙だらけの所に決定打を打ち込まない。
「はっはっは。
面白い武器を使うな。
それに見所もある。
少し揉んでやろう」
北山の一言にカチンと来たのか、シーラは表情を固くして吼えた。
「うおおお〜!
遊ばれたままじゃ終われね〜!!」
だが、その叫びも虚しく、シーラのエステバリスはボロボロにされていくのだった・・・。
その頃、ブリッジでは。
「「「「「・・・(怒)」」」」」」
さっきの枝織の発言に対する殺気を募らせる女性クルー達。
そして、男性陣も少し変化があった。
「・・・隊長、なんか最近思うんですけど男って無力じゃないですか?」
「・・・・・うーむ、否定できないよな」
・・・今現在、最強の4人の内、3人が女性、
それ以外のナデシコパイロットでも最強はリョーコだった。
何より、ナデシコの艦長はユリカだ。
「・・・うー。俺ってそんなに頼りないのかな・・・?」
コウタロウは北斗の一言に少し自信喪失をしていた。
戦闘終了後。
「ああ〜!私のエステ〜!!」
ボロボロになった機体を見てシーラは涙を迸らせながら、叫んだ。
「うう・・・可哀相・・・」
エステの足にすがりつき、手でいたわるように撫でる。
「泣くなよ。
俺達が綺麗に直してやるからさ」
「そうそう、任せときなって」
ハヤシダとキタムラが親指をグッと立てながら笑顔を作る。
「いいんですか?」
「おお、今日は休みなよ」
「ありがとうござます・・・」
シーラはぺこりとお辞儀をした。
と、何か思い出したように上目遣いで二人を見る。
「あ、そういえば・・・セレスに映像送信機らしいのつけてましたね」
「「どきっ」」
二人は冷や汗をかきながら動きを止めた。
「・・・まあ、別に構わないんですけど外しときますよ」
シーラは言いながら部屋に戻る。
これといってお咎めは無いようだ。
「・・・やっぱりばれるか」
ハヤシダは顔に手を置いてククッと苦笑した。
「・・・しかし、シーラちゃんホント、いい子だな」
二人は心の中で趣味は置いておいて、と付け足した。
趣味の方まで好印象とは行かないようだ。
「何でパイロットと兼任で整備士までやってるんだろうな?」
結構ハードな仕事量をこなしているだけにキタムラは疑問になった。
その質問に、ハヤシダはシーラのエステバリスの具合を見ながら答える。
「以前は開発部にいて、最近ウチのエステバリスに興味を持ったから、開発の研究のために乗りこんだって噂だぜ」
「はー・・・成る程な」
キタムラは腕を組んで頷く。
「乗ってるヤツが武器まで調整すれば正確だろうしなー」
「ああ、それはそうだ」
二人は大いに納得した様子だった。
だが、キタムラにはまだ納得がいかなかった。
・・・彼女はナデシコに乗り込んだ時点で16歳である。
ナデシコに乗り込んだパイロット達でさえ18歳以上、それ以下はマシンチャイルドしか居ない。
そんな微妙な年齢で乗り込んできた動機が納得できない・・。
そもそも、それ以前はネルガルにいた、という事実。
労働基準法はすでに16歳以下の勤労は出来るらしいが・・・どういう事なのか、彼には理解できなかった。
もっとも、彼女の素性を知ってしまえば同情の念を捨て去る事が出来なくなってしまうのだが。
シーラは部屋で考え込んでいた。
「くそー、みんな強いよ」
彼女はシミュレーションで一度も勝った事が無かった。
いつも惜しいところまではいくのだが、最後の最後でどうしても負けてしまう。
「あのおじさんに勝つには・・・うん、シェルブリット第二形態だ」
思い立ったように自らの武器、シェルブリットを取り出した。
「やっぱりここから型取りするのが一番楽チンだし〜」
かちゃかちゃ・・・。
シェルブリットを改造しているようだ。
彼女は今までの第二形態ではなく、第二形態を作るようだ。
「あ、そういえばあれも組んでもらわないとね。
基礎は出来てるから・・・ウリバタケさんに見て貰おっと」
彼女は何か秘密兵器を作っていたらしい。
「お?なんだこりゃ」
ウリバタケは格納庫に布が被されたものを発見した。
その布には「秘密兵器につき、整備士以外の閲覧を禁ず。シーラより」と書いてあった。
(・・・じゃ、俺達は見ていいんだよな)
恐る恐るウリバタケは布を開いてみた。
「!こっ、これはっ!!」
ウリバタケは驚愕した。
そして、シーラの部屋に走った。
たったったったった・・・・。
「おい、シーラ!」
ウリバタケはけたたましく叫びながらブザーを押す。
「なんですか?」
ひょっこりと顔を出したシーラはシェルブリットを装着していた。
「何だ、あの馬鹿でかいのは・・・」
「あ、見てくれました?」
「・・・何だ、見せる気だったか」
ちちち、とシーラは指を振った。
この後、「日本じゃあ二番目だ」と言ってしまいそうだ(笑)。
「当然ですよ、ウリバタケさん。
あの武器は『こんな事もあろうかと』な時に使おうと思ったんですよ〜」
「・・・分かってるじゃねえか、整備班の心得って奴を」
ウリバタケは満面の笑みを浮かべてシーラの腹を肘で小突いた。
もちろん、シーラも嬉しそうに笑いながら小突き返す。
「へへへ。基本は出来てるのでウリバタケさん、一緒に仕上げましょう」
「おう!」
二人は格納庫に向かった。
1週間後・・。
ブリッジにて。
「・・・なあ、ユリカ。ちょっと妙だとは思わないか?」
「へ?何が?」
ブリッジでコーヒーを飲みながら休憩していたユリカはジュンの一言に振り向く。
ジュンの横にはチハヤがいて、雑務の手伝いをしていた。
「最近、優人部隊の攻撃がない。地球上では結構あるらしいのにこっちは機動兵器戦ばかりだろ?」
「あ、そういえば妙ですね」
「だよね、スミダ君」
後ろからコウタロウの声がしてジュンは相槌をうった。
コウタロウもゆっくりと近づいてくる。
「・・・確かにチューリップの数は減ったとはいえ、地上には多く存在しているはず。
宇宙空間にはチューリップそのものが少ないはずなのに、一つのチューリップからちまちま出てきてますし。
俺達の実力を知ってるならもっと強い相手を当ててもいいはず・・・」
「うんうん、そうだね。
地上に居る時はチューリップの多い場所に優先的に配備されてたから」
「何かある場所に移動させられているような・・・」
ジュンの一言に二人が大きく反応した。
「「陽動!!」」
「な、なんだ?」
「陽動だよ、ジュン君!何かナデシコが来たら問題があるから遠ざけてるんだよ!きっと!」
「陽動ですよ、ジュンさん!ナデシコがいたら何か邪魔になる事があるから遠ざけてるんですよ!」
二人は見事に声を合わせ、同じような事を叫んだ。
(・・・なんか良く聞き取れなかったけど同じような事を言ってたと思う)
ジュンは二人の息の合い様に半ば驚いていた。
「ま、まあまあ。
二人とも言いたい事は分かった。
でも、目的が分からない以上、どうしようもないだろう?」
「「・・・・」」
二人はジュンの一言を機に、黙り込んでしまう。
いや、考え込んでしまった。
すると、一瞬静かになったブリッジに再び声が響く。
「・・・何の冗談だ?」
「・・・・冗談じゃないですよ、提督」
「どうしたんですか?」
後ろから聞こえてきた声にユリカは反応した。
そこにはシュンとカズシがいた。
「さっき俺宛てにメールが届いてな。ちょっと見てくれ」
三人が顔を覗かせると、こう書いてあった。
『・・・優華部隊から連絡があった。
サツキミドリが地球に落ちる。
作戦を作る時間も惜しい。俺達はサツキミドリに先に乗り込む。
ヤガミ・ナオ』
そのメールが届いたとき、既にナオ、イオリ、ウリバタケ、ゴート、シーラ、セレスは居なかった。
「・・・・・・和平に賛成してた人も多分、そんな事忘れるだろうな。
・・・・・ここからじゃナデシコはどう足掻いてもサツキミドリに追いつけない」
「・・・でも、提督。サツキミドリに乗り込んだ人は・・・下手をすればそのまま地球に・・・」
「・・・ん?何だ、この・・・『シーラちゃんの最終手段』?」
シュンがメールに添付されていたファイルを開く。
「「「「「!!」」」」」
そのメールの内容にブリッジは震撼した。
突入班。
「・・・ゴートさん、本当に運転できるんですか?」
ナオは疑いの目でゴートを見つめる。
「・・・くどいぞナオ。俺はこう見えても飛行機、車、船、全てのライセンスを持っている」
自信満々にゴートは言い切る。
だが、宇宙船のライセンスは持っていないようである。
「じゃ〜聞きますが宇宙での乗り物のライセンスは持ってますか?」
「・・・意外と空気抵抗って安全性を高めてるとは思わないか?」
ごんっ。
ゴートがナオの銃底による一撃で沈められた。
「シーラちゃん、頼む」
「はい」
・・・この救助用シャトルは基本的にIFSの使用も可能なのである。
ならば無理をせず最初からシーラに任せて置けばよかったろうに。
・・・・ごおっ・・。
サツキミドリ2号はまだ大気圏には入っていないが、依然として油断はできない。
シャトルを停泊させ、サツキミドリに乗り込む。
「油断するなよ。ここから先、何が起こってもおかしくないからな」
「分かってますよ、ゴートさん」
「おっと、待て待て」
一人の男が五人の前に立ちはだかった。
「!」
「この俺を止められるか?
おっと、自己紹介がまだだったか。
俺の名はカエンだ。
クリムゾン所属の・・・改造人間って言えば簡単か。
邪魔をすんなよ?」
ぼうっ・・・。
腕を真紅の炎に染めるカエン。
だが、
「・・・そんな物でどうにかできるとでも思っているのか?」
ぱしゅう・・・。
イオリが手に炎を纏う。
「!・・・くくく、ヤガミ・イオリがここに居るとはな」
どこか知ったような口調でカエンは笑う。
それが癪に障ったようで、イオリは少し眉をヒクつかせながらゆっくりと構えた。
「まがい物、さっさとかかってこないか」
「兄貴!先行ってるぞ!」
「ああ」
小さく返事をすると、イオリはカエンに飛び掛った。
「まがい物の炎がどれだけの力がある!」
「生憎、あんたを超える為に俺は設計されてるんだよ」
「馬鹿が!」
ぼうっ!
イオリの炎を纏った腕が振るわれる。
そしてカエンの肌を焼く。
だが、その炎は効いていないようだった。
「・・・Kタイプの研究・・・・・それを一歩進めた。それが俺・・・」
「あの男の炎は貴様のような輩に扱え切れる代物ではない」
「・・・神を倒したとかいう力を見せてくれよ」
「くだらん」
ぼうっ。
炎がカエンを包み込む。
「そうやって笑っていられるのか?腕に炎が回ってるぞ?」
「・・・炎を扱う以上、俺の体は耐性を持っている。そんなもんで倒しきれるか?」
「笑わせるな!」
イオリは再びカエンに飛び掛った。
ウリバタケとシーラは走っていた。
「はっ・・はっ・・」
「・・・シーラ、お前がついてくる必要はなかったんぜ?」
「いえ、こういう時はついてかなきゃ損ですよ」
シーラはシェルブリットの拳を握り締める。
「・・・それに、自分の故郷です。最後を見届けてあげたいんですよ」
「・・・そうか」
(それに・・このシェルブリット第二形態のテストもしたいし・・・)
話していると、正面に女が現われた。
「・・・ここから先は行かせない!」
「上等だ!ウリバタケさん、先に行ってください!」
カチューシャを上げ、戦闘態勢に入り込むシーラ。
「おう!」
ウリバタケは先に走った。
「待ちなさい!」
鋼線を握り締め、ウリバタケに飛び掛ろうとするが、シーラの腕によって止められた。
「浮気すんなよ、お前の相手は俺だぜ!」
「あら・・・そっちの趣味なの?可愛いお嬢さん」
茶化すように女性は呟いた。
「はっきり言ってそっちの趣味はなし!俺はシーラ・カシス!」
「・・・あなたが・・・私達の強化をした男の娘・・・・・・!
あなたには生死を問わない捕獲依頼があるのよ?」
その言葉にシーラがくくく、と含み笑いを見せて拳を握り締める。
「そうかい。
なら全力で当たれるな。
今のうちに名乗っておきな!」
「私はエル。
・・・・・・そんな事を聞いてどうする気?」
シーラは鼻で笑った。
「墓に名前でも刻んでやろうと思ったんだよ」
「普通の人間が私たちに勝てるわけ無いでしょう!」
「やってみなけりゃ分かるかよ!」
二人の女性の戦いが始まった。
「ナオさん!私と違って生身なんですから気をつけてくださいよ!」
「・・・あいよ」
ナオとセレスは走っている。
「・・・・・・しっかしごつい銃だな。扱いづらくないのかよ」
銃というべきか砲というべきかかなり大きい得物をセレスは担いでいる。
「私はナオさんよりも全然強いですよ?
あ、単純な力ならですけど」
「・・・可愛い顔して言うぜ」
苦笑しながら二人は走った。
と、そこに男が立ちはだかる。
「まちな!ナオ!」
「おっ、俺の名前を知ってるのか?」
「来い!」
「正々堂々って訳か」
ナオはブラスターを握り、グローブをギチリと鳴らす。
「ナオさん、ここは私が!」
セレスの目の前に人差し指を立てて静止するナオ。
「・・・男の戦いってヤツ。
フェアな条件だ、手助けはいらないよ」
「・・・因果なもんですね」
「ああ。色々面倒なんだよ、男の子はっ!」
ナオは自らのブラスターを構えた。
彼らはサツキミドリを止められるのか?
そしてシーラの託した最終手段とは?
次回、「時の流れに・reload」乞う、ご期待ッ!
シーラ「何故、急に次回予告を?」
何となく・・・でも予想ついちゃいそうだ・・次回の話。
作者から一言。
「ジークBEN!
任務の一部を完了、一時帰還しました」
「貴様は・・何をしている?」
「全く完全にお答えにできません、鋼の城大佐。
BEN閣下の為、この作品を呼んでくれる方の為、もちろんあなたの為にもです、大佐。
最後には自分の為に執筆しているのです」
「調子付くな、武説草伍長。これは重大な独断先行命令違反だ」
「更新はあらゆる命令系統の上位に存在します」
「貴様ごときがBENの、そして私の名を借りて勝手な・・」
「私は気の赴くままに執筆し、実行しているに過ぎません」
「何もかも貴様の思い通りに行くと思うなよ、伍長」
「ならば、Gナデシコの更新でもしたらいかがですか?大佐殿」
ばきっ。
「貴様は我々がreloadを楽しんでいるとでも思っているのか。
一介の高校3年を目の前にした少年が、駄作で更新を頻繁に繰り返して調子に乗っているに過ぎん!」
「ふ、ふああははははあは」
「お・・・お前は、何をしようというのだ?」
「あははっはははっはははは」
「何が目的だ、今までの長い空白の時間・・・お前は一体何をしていた、伍長!!」
「私の目的?私のした事?愚問ですよ、大佐。
更新の歓喜を無限に味わう為に。
次の更新の為に。
次の次の更新の為に。
書きだめをしているのですよ。
そして次回作の為に。
次々回作の為に。
IFストーリーの為に。
ネタを思いつくがままにメモをとるのですよ」
「・・・ふっ、猪武士が」
「若さが俺を掻き立てる。ナデシコが俺の指を動かす。それがこのACTIONでしょう?」
「・・・では、任務の完了をしてみせろ」
「言われなくても。
今月、来月中にはにreloadの下地を完璧にしておかないと、
受験戦争で更新がままならないかもしれませんからね」
ヘルシング4巻86〜96ページから抜粋。
・・・一言になってねえ。
つーか代理人さんはこんな人じゃねえ。
もっと大らかで「萌え」より「燃え」を追求している・・・と思う。
俺もそっち系ですが、ここまででは燃えてません。
最終話近くは燃える・・・はず。
代理人の感想
>なんならGナデシコの更新でもしたらどうですか
グサッ
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へんじがない。ただのしかばねのようだ。