漆黒の戦神

アナザー

プロスペクターの場合


漆黒の戦神

西欧方面における絶望的な戦況をたった1人でひっくりかえした英雄

いまや生きる伝説そのものである


彼は西欧方面軍の軍人ではない

あの 戦艦ナデシコのクルーの1人なのだ

強固とも言える情報規制

ナデシコ、そしてネルガルという壁に阻まれ

彼の真の素顔を知る者は少ない・・・


しかし、我々 取材班はナデシコクルーの1人と接触し

漆黒の戦神 テンカワ アキトに関する情報を得る事に成功した

これはその記録である






...まずはお名前をお伺いできますか?


はい、プロスペクターと申します

これでも れっきとしたネルガル重工の社員です


...プロスペクター・・・変わったお名前ですね


それはそれ、まぁ ペンネームのようなもんでして

深くは触れないでください


...わかりました。あの、こう言ってはなんですが『戦艦』に乗ってるとは思えない出で立ちですね


はっはっはっ よく言われますよ

まぁ 私は戦闘要員ではなく あくまで会計監査役ですから

ホントのサラリーマンですよ

言うなれば この計算機こそが私の武器です


...なるほど、しかしナデシコのクルーという事は普段からあの漆黒の戦神と・・・


ええ、顔を合わせていますよ


...読者の皆さんは彼の事を知りたがっています、ぜひ!


ふぅむ、私もサラリーマンですから社命に逆らってまで情報を漏らす訳にはいかないのですが・・・


...そこを何とか、お願いします!


ああ、頭をあげてください

仕方ありませんな

情報規制にひっかからない程度の事なら・・・


...ありがとうございます!


ときにあなた『事実は小説よりも奇なり』という言葉を御存知ですかな?


...え? ええ、まぁ


ナデシコという所ほどこの言葉を実感できるところはありません

それを如実に現すエピソードをお話ししましょう


...おお、それはぜひ!


わかりました、それでは・・・


『どこ』とは言えませんがあるドックにナデシコが停泊していた時の事です

こういう時、クルーの皆さんは半舷上陸で艦を降りる方がほとんどなのですが

事情があって艦に残る方もいるのです

テンカワさんも その1人でしてね


...彼は艦を降りないのですか?


まぁ、そこはそれ色々と事情がございますので

これは規制云々ではなく人として察してあげてください


・・・話を続けましょう

この停泊中というのはナデシコの外から接触する絶好の機会でして

スパイの類も わんさか寄ってくる時でもあるのです


...その防衛にも彼は活躍していると?


いやいや、それは我が社の誇るスーパーAI通称『オモイカネ』がいる限り

何の心配もいりませんて

それよりも、一般の方達からの接触の方が私の管轄なのです


...一般の方?


つまりはファンの方ですな

漆黒の戦神は地域によっては国民的な英雄ですから

ファンの方がナデシコの停泊するドックまで押しかける事もあります

まぁ、そこまでする方は極少数なのですが


...それが何か問題になるのですか?


こういう状況でありながらも自分の利権争いに労力を割ける豪胆な方もいますからね

ファンの名を騙ってテンカワさんに近付こうとする輩が問題なのです

誰しもが彼を英雄として受け容れてるわけではありませんから

そういう対外的な対応も私の仕事でして


...大変なお仕事なんでしょうね


本来、ファンレターの類というのはネルガル宛に送っていただくようになってるんですが

熱烈なファンの方々は直接会いたいと思うようで

中には自分は漆黒の戦神の愛人だとおっしゃる方もいらっしゃるんですよ

こういう方は困りますな〜


...いきなり自称・愛人が訊ねてくるんですか? 確かにそれは『小説より奇な』事ですね


は?


...? どうかしましたか?


あ、いえ、確かにそれは『小説より奇な』事ですな

たびたび起きてる事ですから、世間の基準というものを忘れておりました


...た、たびたび・・・ですか?


ええ、『小説より奇な』事はさらにその先にございましてね

では本題に入りましょうか


...よろしくお願いします


停泊中にテンカワさんのお知り合いという方が訪ねてこられたのは

レイラ・オーランドという連合軍所属のパイロットの方で

なんと言うか強い意志を感じさせる目が印象的な方でしたな

実は彼女、戦火で郷里を追われた難民だそうで

レイラさんにとってテンカワさんは良き相談相手だったとか

テンカワさんが西欧を去った後 西欧方面軍のパイロットになったらしく

この日はテンカワさんにその事を報告するのと、今後の事で相談に来られたそうです


...それで、その方はテンカワさんに会われたのですか?


その話が本当だという証拠はございませんからな

それを確認するまですぐに会わせるわけにはいきません

そこで私はテンカワさんに確認してもらう事にしたのです、幸いその部屋には監視カメラがありましたから

その映像を見て確認していただこうと思いましてね

しかし、連絡をとろうと思った矢先に新しい2人の来客のしらせがあったのです

すぐにその方達もその部屋に通されました

別口の客を1つの部屋に通すのも何かと思いますが

こちらも軍から部屋を借りてる身でしてね


そのお2人、女性と少女の2人連れなんですが

金髪で色黒の女性の方がトニヤ・アディールさん

対して亜麻色の髪で少し色白の方がティファ・マームさんといいまして

ナデシコ遊撃隊の方だそうです


...ナデシコ遊撃隊?


おや、御存知ない?

では、そちらの方からお教えしましょうか

ナデシコの登場以降、大企業や資産家階級の間に

軍だけにまかせておかず自分達で戦力を持ち木星トカゲに対抗しようという動きが強まりまして

世界各地で独自に木星トカゲと戦う独立部隊が現れ出したのです

彼等は一種、独立部隊の象徴とも言えるナデシコの名を借り「ナデシコ遊撃隊」を名乗っているようで

戦力自体は連合軍に到底及びませんが、軍みたく本拠地で構えてるわけではありませんから

各地で頻発する木星トカゲの襲撃に対してはかなりの有効らしく、それなりの戦果を挙げているそうですよ

自由に動ける者の強みですなぁ

地域によっては遊撃隊の存在そのものが認められないそうですが

西欧方面などではグラシス中将等の後盾もあり

ちゃんと西欧方面軍に登録、認可されていれば認められるとか

西欧では結構な数の遊撃隊が活躍されていると聞き及んでおります


...なるほど、ウチの編集長あたりが興味を持ちそうなネタですね


それはそれは、お仕事熱心 結構な事じゃないですか

ともかく、彼女らはその西欧方面のナデシコ遊撃隊の1つに所属する方々で

話を聞いてみるとティファさんが研究施設に囚われていたところをテンカワさんに助けられたとか

そして、その救出劇の時に知り合ったトニヤさんが彼女を引き取ったんだそうです

この日は たまたま近くを通りかかったのでティファさんにせがまれてテンカワさんに会いにきたんだそうです

まぁ、トニヤさんのお顔を拝見するかぎり しぶしぶ連れてきたというわけでもなさそうでしたがね


...やはり、彼女達も?


ええ、すぐには会わせはしませんでした

気を取りなおしてテンカワさんにご連絡しようとした時


...まさか


そのまさかです、また新しい来客のしらせがありました

次に来たのは記者の方でした

名前はチサト・ベクトラさん 赤毛のショートの方で

物腰から察するに武術をたしなんでおられるのではないでしょうかね?

取材の申し込みかと思いきやテンカワさんの個人的な知り合いで

以前、テンカワさんが暴漢と戦ってるところを目撃し

その時以来 テンカワさんを追ってらっしゃるとか


...またたく間に4人ですか、すごいですね


いえいえ、これだけでは終らないのですよ


...ま、まさか!?


その直後にもう1人

さらに新しい来客のしらせがありました

次にこられたのは学生のお嬢さんで

名はプリシス・ランフォードさん、発明家を父に持つとか

ポニーテールのなかなかエキセントリックなお嬢さんでしたなぁ


どうもチサトさんの目撃したというテンカワさんの戦い

元々は彼女が暴漢にからまれていたそうで

プリシスさん曰く『テンカワさんとの運命の出会い』だと仰っておりました

その言葉を聞いた時の他の皆さんの顔は・・・思い出したくありませんなぁ


...私も想像するだけで胃が痛くなりそうですよ


でしょうな、私もあんなケースははじめてでした






その時、取材を行っている部屋に1人の大柄な男が入ってきた

眼光するどくカタギの人間に見えない

プロスさんによると彼の名はゴート・ホーリー

ナデシコにおいて数少ない従軍経験者で軍事顧問を務めているとか






ミスター、取材が長引いているようだが


すいません、話がはずんでしまいましてね


そうか・・・規制にひっかからないようにな


もちろんです。ああ、そういえばゴートさんもあの事に関わる1人でしたな?


あの事?


前の停泊中の事ですよ


あれか、かなり特殊なケースの出来事だったな


...よろしければ ゴートさんもお話を伺わせていただけませんか?


ふむ、規制にはひっかからんだろうし

まぁ いいだろう

確か7人がテンカワを訪ねてきたんだったな


...7人ですか? 5人ではなく?


ああ、さらにあの後2人訪ねてこられたのです


...そ、そうですか


最後の2人の話はまだしていなかったのか?

あの2人は俺がミスターの所へ案内した

よし、簡単にだが紹介しておこう


6人目の女性の名はアニー・リブレ

女子プロレスラーだそうだ

ブロンド美人といった感じだったが、それより非常に明るい性格の方が印象に残っているな

詳しくは言えないのだがテンカワは西欧方面に出向中

パイロット以外にもテロの鎮圧等も行っていたようで テロリストを追う途中

当時ヨーロッパで巡業中だった彼女が人質に取られてしまったらしく かなり危険な状況だったそうだ

だが、俺から言わせれば人質を取るなどという愚挙に出たテロリストの方に同情するな

テンカワの怒りを一番買う行動だ、9割引で買うだろう


その後も付き合いがあったそうだ

一度は手作りの料理をご馳走したらしい、テンカワの方がな


7人目の女性・・・いや、女性と言う年令ではない 少女だな

名はミライ・K・サイファー

何やら珍妙なペットを連れていたな

なんと言うか、現行の進化論に当てはまらないような・・・


いや、俺の目の錯覚だったんだろう

なんでも窮地に陥っていたところ命を助けられたらしい

年端もいかない少女が命の危険に晒されるような事がそうそうあるとも思えないのだが

嘘を言ってるような様子ではなかった

まぁ、戦時中だからな ないとも言いきれないだろう


...総勢7名ですか、すごいですね


2人はほぼ同時期に訪ねてきたのでな

俺が2人をミスターのいる部屋に案内したのだが

彼女らをミスターに引き渡した時にこう言われたのだ

「チキンライスを警備員室に届けてくれ」とな


...それは何か特別な意味があるのですか?


うむ、ちょっとした暗号だ『チキンライス』というのはテンカワの事を指す

あの一触即発の状況ではテンカワの名は出せんからな、すぐに察しがついた

ミスターはテンカワを監視モニターのある警備員室に連れて行き

彼女らが本当に知り合いかどうかを確かめろと言ったのだ


あの場所に長時間いて ミスターに心労で倒れられても困るのでな

俺は部屋を出るとすぐにテンカワを呼び、警備員室に行った

そこでテンカワに面通しをさせたのだ

常識的に考えてこんな立て続けに7人もが1人を訪ねてくるなど有り得ん

全員とは言わんがテンカワの知り合いの名を騙る偽者が混じっているだろうと

俺は警備員達を動かす事も考えていた

破壊工作員という可能性も捨てきれんからな


...それで、偽者がいたのですか?


その時、ヤツはこうのたもうたのだ






「あれ、レイラちゃん なんで連合の制服着てるんだ?」

「トニヤさん ティファちゃんとうまくやってるみたいだな」

「ティファちゃんもあの頃に比べて随分元気になったみたいだし」

「チサトさん、あいかわらず仕事熱心みたいだなぁ」

「プリシスちゃんは相変わらずみたいだ、まぁ元気が一番だけど」

「アニーちゃん、わざわざ会いに来てくれたのかな?」

「ミライちゃんも来てたのか、ベールも元気そうだ」




全員 本物なんかいッ!!


俺とした事が裏手、しかも少し関西弁気味でツっこみを入れてしまったよ


...そのお気持ち実によくわかります


うむ、そのままテンカワはその7人に連れられ街へ出掛けていった

あいつはオーバーワーク気味だったからな、たまには休息をとらさねばならん

そういう意味では良いと判断し外出の許可を出した


どうです、わかりましたかな?

私が『事実は小説より奇なり』と言った訳


...ええ、実によくわかりました


それはよかった

頭を柔らかくして固定観念にとらわれない事は

大切な事ですからね


ミスター、それとこれとは話が別だろう


そうですか?




...えーと、本日はありがとうございました






民明書房刊 『漆黒の戦神 その軌跡』 10巻より抜粋









『ナデシコ、聞こえるか こちら北斗だ 舞歌からの荷物を届けに来た』

「了解、着艦してくれ」

『・・・通信士、変わったか?』

「ああ、彼女は今 ヤボ用でな俺は代理だ」

『そうか・・・ダリア、着艦する!』



そして格納庫に着艦した北斗は

「急ぎの用事があるわけでなし・・・ナデシコの飯でも食って帰るか」

荷物を整備員に押し付けてそのまま格納庫を出ていった




その頃、プロスペクターの私室

「プロスーーーーーッ!!」

「破壊神ノ オトオリダァ〜〜〜♪」

「おや、何か御用ですか ラピスさ・・・ん?」

振り返ったプロスの眼鏡がズルッと落ちる

そこには黒い恐竜型ロボット、オモイカネ移動端末にまたがる少女ラピス


それはいい




「ふ、増えましたな〜」

何故、さらに後ろに白、青、赤の恐竜型ロボット達が並んでいるのだろう?




「え〜と、ラピスさん そちらの方々は?」

するとラピスはその3匹に

「みんな、自己紹介して」

まずは白いのが前に出て

「僕、ブロスだよ 朝起きたらこんなカッコに・・・」

「そ、それは災難でしたなぁ」


次に青いのが

『ダッシュだよ、動けるようになったんだ〜♪』

「そ、それはよかったですなぁ」

ダッシュはブロスと違って嬉しそうだ

だが、話せないらしく顔の周りにウィンドウを開いている

『ナデシコの運営はみんなで分担してやってるから通常航行に支障はないよ』

「そ、そうですか」


最後に赤いのが来るかと思えば

『・・・・・・・・・』

あたりをキョロキョロ見回し

『・・・・・・・・・』

無言のまま1人、いや1匹部屋を出ていってしまった

「ヤッパリ、ショックダッタノカナ?」

「無理もないよ・・・」




それと入れ替わるように入ってくる某・同盟一同

全員 息も絶え絶えだ

その中 ルリが口を開く


「ゼェ・・・オモイカネ・・・あなたの事・・・甘く見てました・・・結構 足・・・速かったんですね・・・ゼェ、ゼェ」


話を聞いてみると 同時にスタートをしたがラピスだけオモイカネ達に乗って早く到着したらしい

プロスはプロスで「案外、商品価値高いかもしれませんなぁ」とか考えていた


「で、皆さん揃ってどうしたんですか? 今はテンカワさんにおしおき中じゃ?」

「それはもう終りました」

哀れ、テンカワ アキト

「ちょっとプロスさんにこの本の事で聞きたい事があるんです」

彼女達の持つ本はもちろん例の本

「なんでしょう? 問題になるような事は言ってないはずですが」

「一つ気になるセリフがありましてね・・・自称・愛人が度々訪ねてくるって本当ですか?」

『自称』を強調している乙女心は複雑なのだろう

しかし、プロスは慌てず騒がず

「ちょうどよかった、その事でルリさんとラピスさんにお願いしたい事があったんです」

「は?」

拍子抜けする某・同盟達

充満していた殺気が霧散していく

「その自称・愛人の方々なんですが」

「・・・複数形なんですか?」

「ええ、それでこちらでも調べてみたのですが どうも・・・」

「本物だった・・・なんて言いませんよね?」

ここでプロスにしては珍しく困った顔をし

「いや、なんと言えばいいのか・・・」

「ハッキリと言って下さい」

プロスは意を決して口を開く

「どうも漆黒の戦神の名を騙る結婚サギ師がいるようなのです」

「なんですってッ!?」×15

霧散していた殺気が前以上に膨れ上がり物理的な圧迫感にまで達する

「で、ルリさんとラピスさんにちょいと調べてもらってですね・・・」

「みなまで言わないでください 然るべき措置をとりましょう

「お手柔らかに」

そして彼女達は出ていった やはり先頭はラピスとオモイカネ

この様子なら2日と経たないうちに その結婚サギ師はしかるべき制裁を受ける事になるだろう

そうすれば自分の仕事も少し楽になる

プロスはまた一つ交渉がうまくまとまった事に満足し自分の仕事に戻った


・・・が、直後 ブロス達の移動端末作成に使われた

出所不明の資金の流れを調べなければならない事に気付き肩を落としたのだった











その頃、命からがらに食堂の前まで辿り着いたアキト

どこで手に入れたのか杖を頼りに足を引き摺りながら食堂に入ろうとすると

「アキト兄ぃー!」

突然、食堂から少女が飛び出してきてアキトに抱きつく

年の頃はルリと同じくらいだろうか

赤い瞳、金髪を後ろでくくり顔にペインティングし

ピンクの貫頭衣のような服に身を包んだ少女だった

「うわぁ、本物のアキト兄ぃだぁ」

呆然とするアキトの頬をペチペチと叩く少女

アキトの名誉のために言っておくがアキトの方に見覚えはない


すると食堂からもう1人出てくる、ヒカルのようだ

呆然とするアキトのために助け船を出す

「アキトくん、まだ気付かないの? そのコ ディアちゃんだよ」

心の底から楽しいのだろう

ニコニコ笑いながらそう言った

「ディア!?」

「そうだよアキト兄ぃ この体 イネスママに作ってもらったんだ♪」

なんとディアはオモイカネ達の恐竜型移動端末に対抗して人型移動端末を作っていたのだ

直接触れる事が嬉しいらしくアキトの膝の上でご機嫌のディア

「ディアちゃん、それってオモイカネ達の移動端末のモデルの出てたアニメのヒロインだよね?」

「そうだよ、イネスママに どうせならこっちを作ってって頼んだの」

なおも茫然自失のアキトの膝の上でヒカルと談笑するディア

「知ってる? そのヒロイン シリーズ第2期に入ると成長するんだよ」

「モチロン! 今は材料が足りなくてこれになったの」

「へぇ〜、じゃ成長した時にまたアキトくんを驚かせれるね!」

「うん! そしたらアキト兄ぃと街でデートできるかなぁ?

「きっとできるわよ だいじょーぶ!」

「・・・・・・・・・」

アキトの復活は遠そうだ


「アキト兄ぃ あとでだっこしてね♪

その後一緒にお風呂に入って、一緒に寝て・・・」


復活しない方がいいかもしれない・・・









その時、食堂の前まで来ていた北斗は

赤い恐竜型ロボットと対面していた


「・・・・・・・・・」

『・・・・・・・・・』


無言で向かい合う1人と1匹

先に口を開いたのは北斗の方だった


「貴様、こんな所で何をしている?」


それに対し、赤い恐竜は


『・・・おサンポ♪』


と一言だけ残し また去っていった


それを見送った北斗はポツリと呟いた




「四陣・・・あんな性格だったんだな」






おわる



あとがき


まずはkitaさん

オモイカネ移動端末の使用許可 本当にありがとうございました!




今回、登場させたオリキャラ達

一番 困ったのは7人という人数

そのせいで元ネタはメジャーからマイナーと多種多様となりました

全員わかった人、いますかね?



あと、書いてて気付いたんですけど

私のSSにヒカルが登場するのって これがはぢめて?



 

代理人の感想

 

悔し〜!

・・・え?なんの話かって?

元ネタが全員わかっていたのに書き落としがあったせいで百点もらえなかったんですよ〜(笑)

例えるならケアレスミスで得意科目の満点を逃した学生の気分・・・ってそのまんまか(爆)。

 

 

ところでアキト=バンなら北斗=レイヴン(笑)?

その線でいくとその内いきなりマユが太くなって

「北ちゃん北ちゃんって五月蝿いんだよ。

 俺の事は羅刹と呼べ!」

とか言いだすんでしょうかね(爆)

 

管理人の感想


・・・スンマセン、私には元ネタ分かりませんした(笑)

まあ、代理人が代わりにシャウトをしてるから良し!!(爆)

しかし、アイデアが次から次へと尽きませんね〜、別人28号さんも(笑)

 

 

 

 

 

 

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