サカキ・オニキリマル (42才)
アスカインダストリの現・会長
経営者としては すこぶる優れた男だが
家に帰ると うだつのあがらないおとっつぁんになってしまう
顔の傷は 昔カグヤの拾ってきたパンダのミケランジェロにつけられたもの
20才の頃、メイドだったヨツハにプロポーズした事があるのだが
あっさりと断られてしまった
そのため いまだにヨツハに対しては強く出れないらしい
早くに妻を亡くしたため 1人娘のカグヤを溺愛し
近付く男はことごとく排除してきた
カグヤの方も ずっと一途にアキトに想いを寄せていた為
近付いてくる男に一切を興味を示さなかったのだが
ただ、引き際を間違える事はなく
カグヤのアキトへの想いを断ち切る事ができないと判断すると
あっさり アキトとの交際を認め
今度はアキトを逃がさぬようにと画策するようになる
ちなみに 名前の由来は竹取物語の冒頭に出てくる「さかきの造」という言葉
これが何を意味する言葉かは知りませんが
カグヤの関係者に相応しかろうと 父の名前として採用しました
登場作品
『機動戦艦ナデシコif case3.カグヤ・オニキリマル』
代理人「と、言うわけでアスカ・インダストリィ現会長サカキさんです」
カグヤ「言わずと知れた私のお父様ですわね」
代理人「結局の所この人も娘には甘いわけですが」
カグヤ「いいお父さまですわ。ちょっと頑固なところもありますけど」
代理人(・・・つまり、大抵の場合は娘のワガママに屈しているのね)
カグヤ「でも・・・・ヨツハにプロポーズした事があるなんて知りませんでしたわ」
代理人「・・・・・・・・・」
カグヤ「あら? どうなさったんですか?」
代理人「いや、サカキさんって今四十二歳でしょ?」
カグヤ「?・・・ええ、厄年ですわね」
代理人「・・・・ま、まぁそれでヨツハさんは今五十一歳」
カグヤ「あら?」
代理人「実に年齢差は九歳・・・・つまり、サカキ二十歳の時にヨツハ二十九歳!
カグヤ「お父様って年上趣味だったのね〜」
代理人「サカキさんが思春期の時にヨツハさん二十代前半だから、
ひょっとしてヨツハさんってサカキさんの初恋の人だったのかね(笑)。
まぁ、初恋云々は勝手な想像だけど相当の年上趣味・・・・・
あるいはマザコン坊やだった可能性は否定できないかも(爆)」