機動戦艦ナデシコ アナザーストーリー
世紀を超えて
第107話 アキトと解雇
少々周囲から黒煙が上がったりもしているが、取りあえず危機を脱したナデシコ。
そのブリッジでは、混乱を収拾するべくプロスが周囲をなだめ歩いていた…。
「いやー。何にしろ皆さん無事でよかったですハイ!」
「むう…だがミスター、何故艦内に目をむけようとしない?」
…そりゃあ、被害金額を計算するのが怖いからだ。(笑)
そして…明日の〇ョー最終話状態の艦長席ではというと。
「ユリカ…おーいユリカ―。」
「艦長、よっぽどショックだったのねぇ…。」
「…。」
…勿論ユリカは真っ白けのまま。
「ただいまー。」
「…メグミお姉ちゃんは何処行ってたの?」
そして…戦闘中ブリッジから上手く離れていたメグミはサフィーの素朴な突っ込みも笑顔で無視だ!
…。
そんな状況の中…アキトが帰還した。
そして、報告の為にブリッジまで上がってくる。
「…止めを刺しそこなったな。」
「…兄さん!」
…ドサッ
ブリッジに上がってきたアキトにルリが抱きつく。
アキトの不穏当な発言を覆い隠してくれた点で、これは大いに意義のある行為だといえただろう。
「…ルリ?…なんだかそう言う風に呼ばれたのは久々だな…。」
「…そうですね。」
「あー、サフィーも抱っこなの!」
戦闘の余波で半壊したブリッジの一角で、突然始まるほのぼの家族。
そして、それを横目で見ながらミナトとジュンが何やらヒソヒソ話していた。
「…アキト君に甘えてるとこ見ると、やっぱルリルリなんだって思うんだけどねぇ。」
「…まあ、確かにおかしいけど…やっぱり色々怖かったんじゃないかな…。」
ミナトの言葉に、怖かった…の部分でユリカの方を心配そうに見ながらジュンが応える。
…その時ある事に気付き、はっ…としたジュンはアキトに駆け寄った。
…。
「おい、テンカワ…ちょっとユリカに報告上げてくれないか?」
「ああ、了解だ。…ルリ、サフィー…ちょっと待ってろ。」
ユリカのピンチに対し、恋敵に頼るジュン。
…遂にプライドを捨てたか…?(汗)
「ああ。…艦長、ご報告に上がりました!」
だが、ユリカに笑ってもらいたい…と言う彼の一途な望みは、
予想外な形で裏切られる事となる。
「艦長…?」
「…。」
…呆けたままのユリカに近寄るアキト。
怪訝そうにしていたが、暫くして業を煮やしたらしくユリカの肩をゆする。
「艦長…いったいどうされたので」
「いやあああああああっ!!」
…ばしっ!!
突然ユリカがアキトを突き飛ばした!
不意を付かれ、よろめき2〜3歩下がるアキト。
「痛…なにを!!」
「来ないで…こないでぇっ!!」
子供のように首をぶんぶんと振り、涙まで流すユリカ。
…先ほどの一件は彼女にとって少々辛すぎた。
故に、少々過敏になっていてもおかしくは無い…。
「…あ、ご、ゴメン…アキト、さっきの人がアキトによく似てたから…。」
「…いえ。」
…アキトは特に気にした様子もない。
「許してくれる?」
「…ええ。」
その答えに、ぱぁっ…とユリカの顔に笑みが戻ってくる。
「よかった−、やっぱりアキトは私の王子様だね!」
「…は?」
…ぴたっ。
ユリカの動きが止まった。…そして、何処かぎこちなく次の言葉を続ける。
「もー、アキトってば照れ屋さんなんだから!」
「…別に貴方の王子様とやらになった記憶はありませんが?」
…顔色一つ変えずに言うアキトに、ユリカの顔から血の気が引いていく。
「やだなぁ、アキト…怒っちゃ嫌だぞ。」
「…事実です。」
場に、冷たい空気が充満しているかのようだった…。
…そして、ユリカもようやく現状を認識する事となる。
「アキト…もしかして…私の事…嫌い?」
「はい。」
…即答。(汗)
「…なんで?…アキトは私の王子様じゃないの?」
「貴方のせいで、私は家族も平穏な人生も失いました。…それでよくそんな事を。」
…それは、上司に対する必要最低限の節度を守りながらの言葉。
だが、それ故に…その台詞の節々からにじみ出る刺を強調する結果となっていた…。
「…じ、じゃあ…私の王子様は!?」
「そんなモノがいる訳無いでしょう。…絵本の見過ぎだ、いい加減にしろ!」
…ぴしっ
周囲の全員が、その時…二人の間に走った亀裂を見たような気がした。
ユリカは下を向いたまま、顔を上げずに続ける。
「…そう。…そうなんだ。」
「…言葉が過ぎましたかな、艦長?」
…そして…決別。
「………上官に対する侮辱は重罪です。…規定に照らし、今日付けで退艦を命じます。」
「はっ、お世話になりました!……ははっ、これで清々した…じゃあな。」
…くるり
アキトは整然とした立ち振る舞いを崩す事無く、ルリ達の元に歩み寄る。
「そう言う訳でクビだそうだ。…お前達はどうする?」
「…私がいないと艦が動きません。」
それは、ルリ自身がナデシコに残る…と言う意思表示である。
だが、それを聞いたアキトは怒るどころか何処か満足そうに言った。
「そうだな。…地球に帰っても家が無くなってるしな。…じゃあ、サフィーの事頼んだぞ。」
「…はい。兄さんも気をつけて。…じゃ、また今度。」
ルリは深々と頭を垂れる。
そして、続いてアキトはサフィーの前に立つ。
「…お兄ちゃん…サフィー、いい子にしてるから早くお迎えお願いなの。」
「ああ。…だがまさかこんな形でルリが兄離れとは。…だがその成長を嬉しく思う。」
「サフィーはまだなのー。」
「ああ。だが考えてみれば…今の火星にお前を連れてはいけない。…ルリの言う事良く聞けよ。」
…そして、アキトはそのまま荷物も持たずナデシコから降りていった…。
ただ一つ問題なのは、ルリには本当に兄離れする気なぞさらさら無いという事だろうか。(汗)
…。
…その日の夜のことである。
暫く棚上げになっていたナデシコの今後を決めるべく、
メインクルーが集まって会議を執り行っていた…。
だが、
「…では、艦長は…?」
「はい。…自室に篭ったまま出てきません。」
…困ったように言うプロスにルリが応じる。
因みにアキトの一件は、もう諦めたらしい。(爆)
因みに黒帝に押し倒されたりアキトに拒絶されたり…。
…諸々の心労がたたりユリカはお篭りしていた。
「困りましたねぇ。…ふむ、これは艦長代理を決めねばなりませんな。」
「…はぁ、じゃあ取りあえず副長のジュンさんにでも。」
…そう言って、周囲を見回すルリ。
とはいえ、現在ここにはルリ・プロス・ジュン・ゴート位しかいない。
「いえ、副長とは艦長を補佐するのが仕事。…ここはひとつ…。」
「…まさか…プロスさん。」
ジュンが冷や汗をかく。…確かにこの時点のジュンに艦長とは重荷だろう。
…だが、プロスのやろうとしている事には賛成しかねた。
「ゴートさんに任せたら艦が沈みます!!」
「…違います。(即答)」
「え…じゃあ誰が。」
「…。(ちょいちょいと指差す)」
…不気味な沈黙。
「…まさか。」
「そう、そのまさかです。」
…。
「あなたがやる気ですか!?」
「それも違います!!」
「いえ、最初から判ってはいたんですよ。…ただ。」
「ええ、前例が無いことは認めます。…ですが、今ナデシコは疲弊しています。」
…なにをする気だプロスさん。(汗)
だが、そんな些細な事は気にせずに、プロスはにこやかにルリの手を取った。
「…で、私?」
「はい、歴代の艦長代理に負けないように頑張ってください!」
やけに嬉しそうに言うプロス。
だが、それに応えてルリは一言…。
「…歴代の艦長代理って…誰?」
無論、誰一人としてその答えを持っているものはいなかった…。
…。
そして、その次の日。
アキトがナデシコから退艦して、丁度24時間程が経過した頃である。
「…結局逃げるしかないのか。」
…アキトは火星の荒野にそびえる山の上から、チューリップに逃げ込むナデシコを眺めていた。
その日の朝から、ナデシコは木星蜥蜴の波状攻撃を受けている。
今まで良くもった…と褒めるべきであろう。
そして、そんなアキトに話し掛ける声がある。
「ですが、これで『史実』どおりなんです。…細かいところは随分変わってますが。」
「お前の言うとおりになったと言う事か…コウ。」
…そして、アキトを追う様にナデシコから降りたオオサキ・コウは、単刀直入に切り出した。
「はい、私が以前いた世界でもそうでしたし。」
「…以前、いた…?」
…怪訝そうなアキトに、コウは畳み掛けるように続けた。
「ええ。…そもそも…未来の事を『史実』なんて呼ぶのはおかしいでしょう。」
「まあな。」
「…ですが私が以前いた世界での歴史は、この世界で言う『史実』通りに進みました。」
「…平行世界から来たとでも言うのか…?」
「恐らくは。…まあ、最早確かめる術はありませんけど。」
「成る程。…『史実』とか言うのは平行世界での記録が渡って来た物と言うことか。」
事実かどうかは別として、それがアキトの導き出した答えであった。
「…確証は無いですけどね。…ですが、この世界は決してその通りにはならないでしょう。」
「ふん、テンカワアキト自身がこんなに違っちゃあな…。」
…だが、コウは首を横に振った。
「いえ、歴史ってモノには修正力があります。…その程度では何らかの形で修正されますよ。」
「…では、何か別のわけがある…。」
…くるりとコウは後ろを向いた。
…その背後では、ナデシコがチューリップに吸い込まれていくのが判る…。
「そう。…全ては100年前に現れた伝説の英雄…『黒帝』の登場が関わっているのです。」
「…。」
「彼は、本来そこで全滅状態になる筈の火星独立派を救った…いや見捨てられなかった。」
「…」
「ですがその為に、自分の来た未来が取り返しのつかない変化をしている…と、気付いた時は…。」
「既に、手遅れ…か。」
…こくりと頷くコウ。
そして、話題を変えるように呟く。
「…私の考えが正しければ、黒帝は23世紀初頭からやってきたテンカワ・アキトご自身です。」
「…未来の…俺?」
コウは首だけアキトのほうに向けて笑った。
「ははは。…貴方はもう、アキト・ラズリですよ。…彼とは違いすぎる。」
「…自らの過去に干渉した結果、自分を書き換えちまったわけか…あの馬鹿は。」
「そうですね。…ですが悪い事ばかりでもない。」
「ほぉ?」
「望まない未来を書き換えることも出来る筈です。…私はこのタイミングを待っていました。」
「…待っていた…だと?」
…びゅぅぅううう…
土ぼこりを巻き込んだ風が、二人の間を通り抜ける。
「次にナデシコが現れるのは8ヵ月後。…その間に難題を幾つか解決したいんです。」
「何故…このタイミングで。」
「歴史の大まかなところは変わらずにいて欲しいんです。…地球と木星は一つであるべきだから。」
「…ワガママな話だ。」
…ふっ…
どちらと無く笑みがこぼれる。
「ワガママで結構。…私はある人に笑っていて欲しい…それだけですから。」
「…そうか。…だが、不幸になるのを黙ってみている手は無いな。…その話、乗った!」
…。
ガシャアアアアン!!
アキトのその反応を待っていたかのように岩場が割れ、中から白と金色の機体が現れる。
「…これは!」
「ふふ、私達の機体は昨晩こっそりと持ち出しておいたんです。…じゃあ、飛びましょう。」
「…飛ぶ?…何処に?」
「地球です。…少々、怪しい動きがあるようですから。」
…二人の周囲をボース粒子が包み込む。
「さあ、行きますよ。…取りあえず、私の知っている部隊があるので西欧に飛びます。」
「ああ…行くか!」
…シュン!
そして…二人はボソンジャンプで地球に向かう…。
…それは、史実からは無視された、外伝的な物語の始まりだったのかも知れない。
…。
「なんだか、アタシの知ってる情報と変わりすぎ…。」
そして…その岩山から更に上空。
ヘリコプターから半身を乗り出し、双眼鏡で一部始終を観察していた影があった。
更に、その奥で椅子に深く腰掛け、両腕を組んで瞑目する小柄な影も…。
「そうですね。…ですが、こうなる事は判ってましたから。」
「…なんで?」
そう言うと、表を眺めていた影…ナツメは機内に戻る。
「ナツメさん…『史実』をボクがばら撒いた意味…判ってなかったんですね。」
「…え、あれってアムちゃんがばら撒いたの?」
ナツメ…そしてアメジスト。…様々な方法をもって百年と言う月日を生き抜いた二人である。
…彼女達は一連の事態を密かに観察していたのだ…。
「…ボク、あんな歴史になって欲しくなかったんです。…けど、失敗だったのかも。」
「そうだね。…結果としてみればかえって悪くなってるしね。…けど。」
「けど?」
「これからがあるじゃない。」
事も無げに言うナツメに、アムはふっと笑みをこぼした。
「…ふふっ、そうですね。…じゃあ、ボクはピースランドに戻ります。」
「…そろそろ本格的に動く気?」
「はい。…あの子も助けてあげないと。」
「…あの子…って偽アキトの事?」
偽アキト…即ちアキト・ラズリの事だ。
…ナツメにとって、彼は自分のアキトの身体を乗っ取っている偽者に過ぎない。
真実としては、黒アキトのほうが寄生虫なのであるが…。
「ふふ、そう言う言い方もありますね。…ナツメさんは?」
「ああ…あっちのアキトを追ってみる。…偽者…だと思うけど。」
…そして昨日彼らの飛んでいった方向…極冠のほうを向くナツメ。
やはり、気になるのだろう。
「…そうですか…あっ、通信。」
…そして、暫く通信内容に目を通していたアム。
だが…突然凄い勢いでハッキングを開始した!
「ちょっ…アムちゃん!?」
「…待ってください!…なんだかとんでもない事になってるみたいで…!」
…。
そして、数分…。
彼らの目の前の携帯端末の画面には、ネルガル会長室の様子が映し出されていた。
…ネルガルの警備はザル並か!?(汗)
それはさておき、会長室ではアカツキに対しエリナが報告を上げている。
「…そうか、ナデシコが。・・・予定通りだね。」
「…ええ。」
アカツキはお馴染みの食えない態度だ。
だが、予想以上にナデシコが起こした被害が大きかったせいか、少々頬がこけている。(爆)
「じゃあ、連合軍に連絡入れといてくれる?…仲直りしようってさ。」
「…。」
…ぽちっ
だがアカツキの命令は履行されなかった。
…無言のまま表情も変えず、エリナは通信機のボタンを押したのだ。
『こんにちはアカツキ会長?』
「やあ、これはこれは…アオイ家の御曹司、スミヤ殿?」
おどけた様子のアカツキ。だが、スミヤの顔には怒りが見える。
そして、開口一番言い放った!
『単刀直入に聞きます。…どういうことですかな?』
「…は?」
…プツン
アカツキの眼前にある画面には、北欧の都市を襲うナデシコらしき艦の姿が…。
「…え、え、え?」
『どうやら…貴方の指図ではないようですね。…ですが、私ももう庇いきれない。』
…突然の事に、流石のアカツキも呆然とするばかり。
だが、スミヤは構わず続ける。
『「史実」に従い、今後も頑張ってもらう気でしたが…それも無理だと言う事です。』
「…どういうことかな…?」
『やはり当初の予定通り、あなた方の役目を今後は明日香インダストリーに担って貰います。』
「…それって…。」
『所有するネルガル株を早めに手放されると良い。…今日中に発表になるからね。…では。』
「ま、待てっ!!」
…ブツン!
無慈悲にも通信は一方的に切られてしまった。
「…な、何が起こっているんだ…。」
「さあ?…じゃあ、私はこれで。」
…ガタン!
思わずアカツキは椅子から飛び上がる。
「ちょっ…エリナ君!…何処に行くんだ!?」
「…今日付けの辞表は総務に提出してあります。…明日香からスカウトされたの。」
「そ、そんな…?」
「…ほら、もう事情通達が先頭に立ってネルガル売りをしてるわ。」
…その言葉どおり、ネルガル株は凄まじい勢いで売られ続けている…。
「…なぁ、エリナ君…あのナデシコ型の戦艦は…。」
「判りません。…ですが、あの艦の為にネルガルは地球の敵にされかけていますね。」
…それだけ言って、エリナは躊躇する事無く会長室から立ち去った・・・。
アカツキは呆然と窓の外を見る。
窓からは従業員達が沈み行く船から逃れるネズミの如く去っていくのが良くわかった…。
…そして…その時、TVで特別番組が始まる。
―――本日未明、地球連合軍総司令部は問題の艦をネルガル製戦艦と断定…ネルガルを地球の敵として討伐すると発表しました。
これにより、地球・月面に存在する全ネルガル資産は凍結され、巨大企業ネルガルは事実上消滅する事となります。更に……
「…ネルガルは…終わりだ…!」
それは、ある種謀略に近かったのかも知れない。
どうしようもない敗北感を感じ…アカツキはガクリと膝を付いた…。
…。
「なんだか、とんでもない事になってますが。(汗)」
「…何も知らないって…不幸よねぇ。」
…愕然と膝から崩れ落ちるアカツキの画像を最後にネルガル会長室からのデータ送信が途絶えた。
アムが唖然とする中、ナツメは相変わらず事も無げに暴言を言い放っている。
「…ナツメさんは何かご存知なんですか?」
「さぁねぇ…?」
…結局、ナツメが何を知っていたのか…アムが聞き出す事は叶わなかった…。
二人はこの後すぐに別れ、それぞれの目的地に向かう事となる。
…。
…そして…舞台は再び移り変わる。但し、今度のそれには道標が無い。
混迷する事態は、一体いかなる結末を迎えるのであろうか…。
続く
::::後書き::::
BA−2です。…アキト、ナデシコから降りちゃいました。
…しかも、そのままナデシコはジャンプ!
…そんな訳で次の舞台は西欧…の予定です。
「世紀を超えて」も現代編は時ナデ三次としての側面も持っているのでこう言うのもありでしょう。
…ネルガルの倒産…謎の偽ナデシコ…。
そして、過去編ヒロイン軍団の復権に向けた動きと未だその全貌を見せない大和の野望…。
…どうしようもないくらい先行き不安な状態ですが、見捨てずに応援していただければ幸いです。
では!
代理人の感想
歴代の艦長代理・・・・・ルリの口癖が「アホらし」に修正されるとか?(謎爆)
それより気になるのがニセ(?)ナデシコ。
あれがコウの言う「難題を解決」した結果じゃないでしょうねー(笑)。
まさか、何時の間にか復活したカグヤではなかろうし(爆)。