漆黒の戦神赤き蛇の国へ
〜第2話 当麻の街へ
たくさんの人が休んでいる天幕の中、その中の一人が静かに起き上がり外へと出て行く。
月明かりに照らされたその男は・・・アキトだった。
アキトは天幕から離れ一人森の奥へと入っていく。
かなり離れてあたりに人がいないことを確認すると、懐から天魔鏡をとりだした。
「よし、もうでてきていいぞキョウ。」
「も〜、遅いよ〜、アキト〜、いつまで待たせるんだよ!」
天魔鏡からちんちくりんな生物(?)キョウがでてきて、文句をいう。
まあ、キョウの気持ちも分からなくも無い。
今は夜中、先ほどキョウが天魔鏡に隠れてから数時間は経っている。
耶麻台国の復興のための大事な話が途中で終わらされたのだ。
早く続きを話したくて、あせっていたキョウにしてみれば文句の一つも言いたくなるだろう。
「悪かったよ、でもしかたないだろ。
人に聞かれていい話じゃないし、それにあの一座の人達は旅芸人とは思えないくらい強いんだよ。
この世界ではあれが普通なのか?」
「さあ、僕は知らないよ。
あの人達がどれくらい強いのか知らないし・・・そんなこと分かるなんて、アキトは強いの?」
「まあ、俺は自分の世界では少しは強い方かな。」
(「アキト兄の嘘つき、世界最強のくせに・・・」
(『ナデシコの人達が聞いてたら「嘘をつけ!!」って叫んでるよね。』)
「へ〜、そうなんだ。
でもさ、そんなに強い人達だったらアキトが天幕から抜け出したのばれてるんじゃない?」
「それは多分大丈夫だ、気配は消してきたから。」
(「多分じゃないよね、アキト兄が本気で気配消したら北斗さんでも気づくの無理だもん。」)
(『そうそう、アキト兄より気配を消すのがうまいのは枝織さんくらいだよ』)
「そう?それならいいけど・・・それじゃ説明始めるよ。
え〜と、どこまで話したっけ?」
「俺がこれから耶麻台国を復興させないといけないってところまでだ。」
「あ〜、そうだった。
いいかい君は火魅子に協力してほしいっていったけど今はそれは無理なんだ。」
「なぜだ?」
「今火魅子がいないからさ、耶麻台国は15年前に滅びちゃったんだ。
だから耶麻台国の女王である火魅子はいない、分かった?」
(そういえばラムダが言っていたな『姫神子の子孫が女王として火魅子の称号と力を受け継ぐ』って)
「だから俺は耶麻台国を復興させないといけないのか?」
「そうだよ、頭の回転が速くて助かるよ。」
「じゃあ、火魅子になる人はどこにいるんだ?」
「それなんだよ・・・火魅子になるには資質がいるんだ、
昔は姫神子直系の女子ならだれでも持っていたんだけど、ここ50年くらいは資質を持った子が全く産まれなくて、
しかたなく男子を王にしてたんだけど、どんどん耶麻台国は衰退していってついに東の新興国の狗根国に占領されたんだ。
でもね、耶麻台国が滅びる数年前に五人産まれたんだ。
その子達はきっと九洲のどこかにいるはずさ。」
「で、どこかってどこだ?」
「知らない。」
「・・・この鏡叩き壊すぞ。」
アキトは笑顔をうかべながら言った、しかし目は全く笑っていなく、
さらに殺気まで放っていてはキョウには冗談に聞こえなかった。
「あ〜〜!待ってよ!!」
「なにが待ってだ!九洲中を歩きまわって見つけるのに何年かかるんだよ!
それにうまく見つけたとしても、どうやって耶麻台国復興するんだよ。
何年も前に九洲全部占領されたんだろ!」
「だ、大丈夫だよ。
たしかに占領されて十数年経ってるけど、耶麻台国の復興を願う人たくさんいるんだ。
その証拠に今でもときどき反乱が起きたりしてるんだよ。」
「でも、成功してないんだろ。」
「た、たしかにそうだけど、それには理由があるんだ。」
「理由ってなんだ?」
「え〜とね、今までの反乱は耶麻台国打倒の中心的存在、つまり火魅子の資質を持った人がいなかったんだ。
だから、火魅子候補を見つければ戦いの求心力になるから、きっと成功するよ。」
「でもどうやって見つけるんだよ?」
「それは大丈夫!僕は耶麻台国の神器だから火魅子の資質を持つ女の子を探知する能力があるんだ。
でも、僕の能力は女の子に近づかないと働かないから、各地を巡って探さないといけないんだ。」
(・・・どう思う?ディア、ブロス?火魅子に協力してもらうためには耶麻台国を復興させるしかないようだから、
やるのは決まっているが、成功すると思うか?)
(「う〜ん、分かんないよ。どのくらいの人が耶麻台国の復興を願ってるのか分かんないし、狗根国の戦力とかも分かんないから。」)
(『でも、昔から民が味方についた反乱は成功確率が高かったのは本当だよ。』)
(そうなのか?じゃああの一座のみんなにも耶麻台国について聞いてみるか、そうすれば少しは分かるかもしれないな。)
アキトがディア達と相談していると、キョウはアキトが迷っていると思ったのか泣いて頼みだした
「お願いだよ、アキト!協力してよ!!
今、九洲人はほんとに苦しんでるんだ、搾取される量は増えたし、
少しでも反抗のそぶりを見せただけで強制労働に就かされたりして・・・」
「・・・それは本当か。」
アキトは雰囲気が変わった、苦しんでいる人がいる、それはアキトにとって聞き逃せないことことだった。
たとえ、自分の世界のことではなくても・・・
「う、うん(なんだかアキトの雰囲気が変わったな)」
「そうか・・・分かった、協力するよ。」
「本当!!やった〜〜!」
「じゃあまず最初に何をするんだ?なにか火魅子候補の手がかりとかないのか?」
「う〜〜んとね、あ、あるよ。
藤那(ふじな)っていうんだけどね、彼女は耶麻台国が滅びる前に阿祖山中の駒木(こまき)の里の仙族に保護されたんだ。
後、星華っていう子が宗像(むなかた)神社に産まれてすぐ預けられて身を隠したって聞いてる。
他の3人については存在そのものが一部の人以外に秘密にされてたから分からないんだ。」
「そうか・・・それなら最初に探すなら星華か藤那のどちらかだな、どっちがいいと思う?」
「う〜〜ん、やっぱり藤那かな?星華はどこにいるか分からないけど、藤那は多分まだ駒木の里にいるはずだから。」
「分かった、じゃあ明日当麻の街へ行って、それから阿祖山へ向かおう。」
「うん、そうしよう。」
「じゃあ、俺はそろそろ戻るから。
天魔鏡に入ってくれ。」
「分かったよ、じゃお休み。」
キョウはそういい残すと、天魔鏡に戻り、アキトは天幕へと戻っていった。
(ふ〜〜、これから大変になりそうだな。)
(「そうだね、でも火星のジャンプを止めるためだもんがんばろうよ!」)
(『そうそう、それに僕達もついてるしさ』)
(ディア、ブロス・・・ありがとう)
アキトは少しくじけそうになっていた、右も左も分からないこの世界で本当に国の復興なんてことができるのかと、
しかし、それに気づいていたディアとブロスは励ました・・・アキト二人の心遣いがうれしかったのだ。
アキトは天幕に着くとすぐに眠りについた、肉体的にはともかく精神的に疲れていたのだろう。
アキトが翌朝目を覚ますと、まだ起きているものは無くみんな寝静まっていた。
(う〜〜ん、習慣というものは恐ろしい。あんなに疲れていたのにちゃんといつも通り目が覚めてしまった。)
アキトもナデシコではコック兼パイロット朝の仕込みなので他のクルーよりも早く起きなければならなかったのだ
(さて、どうしようかな。もう寝れそうにないし、かといってすることは・・・
そういえばなにかいい匂いがするな、誰か朝食を作ってるのか?
よし、手伝いにいくか。)
アキトが外に出ると、少し離れたところで二人の女の子が楽しそうに話をしながら朝食の準備をしていた。
(あれはたしか・・・御埜茂(みのも)ちゃんとキ里胡(きりこ)ちゃんだったな)
「やあ、おはよう、御埜茂ちゃん、キ里胡ちゃん。」
「「うわっ」」
二人は突然後ろから声をかけられ驚いた、それに声をかけたのが今までの話題の中心だったアキトだからなおさらだろう。
「「ア、アキトさん!」」
「朝食の準備をしてるんでしょう、手伝うよ。」
「そんな、悪いですよ。アキトさん昨日倒れていたのに・・・」
「そうですよ、もう少し休んでてください。」
「もう大丈夫だよ、それに昨日のお礼もしたいしね。
あ、俺の料理の腕を疑ってるなら心配ないよ、これでも一応コッ・・・料理人だからね。」
「「アキトさんって料理人だったんですか?」」
(この二人は見事に声が揃うな、息がぴったりだ)
「うん、そうだよ。だから信用していいよ。」
アキトは二人に笑いかけた、会心の一撃!御埜茂とキ里胡は魅了された。
「(うわ〜〜、ほんとにアキトさんの笑顔ってきれい!)はい、じゃあお願いします。」
「ところで今日は何を作るんだい?」
「はい!今日はお握りと味噌汁です。」
「それだけなの?」
「ええ、朝はあまり時間がないのであんまり作れないんですよ。」
(う〜〜ん、たしかにそうかもな、この時代には冷蔵庫なんてないから保存があまりできないんだ)
「あ、そういえばここにはずいぶん調味料があるね。」
「あー、それは私達は旅芸人で、いろんなところを回るから結構手に入るんですよ。」
(お、あれがある。これもあるぞ。これなら・・・チキンライスが作れるな、よし!)
「御埜茂ちゃん、もう味噌汁は作ったのかい?」
「え、まだですけど、今ご飯を炊き終わったところで、これから味噌汁は作ろうと思ってたんですけど・・・」
「それなら、俺のせか・・・故郷にある料理を教えてあげるよ、今日はそれを作ってみないかい?」
「どんな料理なんですか?」
「チキンライスって言うんだけど、ご飯に○○○や×××をいれて調味料で味付けしたものなんだ、
けっこう簡単にできるんだよ。」
「ちきんらいすですか?分かりました、今日はそれでいいよね、キ里胡?」
「うん、いいんじゃない。みんなもたまには変わったものを食べたいと思うから。」
「よし、じゃあ作ろう。
まずはね・・・・・・・」
こうしてアキト達が朝食作りを再開してしばらくして、チキンライスは無事に完成した。
その間のアキト達については・・・極力触れないでおこう。
一つ言えることは、二人はアキトとの共同作業で幸せの絶頂のような顔をしていた・・・
某同盟が見ていたら血の雨が降ったこと間違いなしだろう。
「よし!完成だ。」
「ほんとに簡単にできましたね(もう少し一緒に料理していたかったな)」
「ほんと、ほんと、これなら朝ご飯作るのが楽だよね(アキトさんといっしょならもっと時間かかってもいいのに)」
「じゃ、ちょっと試食してみるかい?」
「いいんですか?」
「うん、いいよ。それにみんなの口に合うかどうか分からないしね、感想を聞いておきたいんだ。」
「「じゃあ、いただきます。」」
御埜茂とキ里胡が二人そろって、アキトが見守る中、チキンライスを口にいれ食べる。
「「美味しい〜〜〜!」」
二人は夢中になってチキンライスを食べる、食べる、食べる・・・それはもう今を逃したら二度と食べられないかのように、
アキトはその光景を最初はうれしそうに見ていたが、このままでは半分くらい二人だけで食べかねないと思い止めようとする。
余談だがアキト達の作ったチキンライスは3,40人前あったりする。
「ちょっと二人とも、ストップ、ストー−ップ!」
「「す、すとっぷ?」」
「え〜〜と、ちょっと待ってってこと、俺達で作った料理をそんなに一生懸命食べてくれるのはうれしいけどさ、
もうすぐ朝食なんだからみんなで一緒に食べようよ。」
「あ、すいません、この料理があんまりおいしくて・・・」
「そ、そうですよ、こんなにおいしい料理生まれて始めて食べましたよ!」
「ありがとう(にこっ)」
アキトが微笑みながら礼を言う、アキトも料理人、自分の料理をほめられてうれしくないはずがない。
まあ、その微笑みを見て二人が真っ赤になったのは小さなことだろう。
「さあ、早く運んでしまおう。みんなが首を長くして待ってるよ。」
「「はい!」」
アキト達が料理を運んでいくと、志野と珠洲(すず)以外のみんなはもう集まっていた
「おーい!遅いじゃないか、腹減ったぞー!
あれ、なんでアキトが料理運んでんだ?」
近づいていくと織部が最初に声をかけてくる、どうやら大分空腹のようだ。
「今日の朝食アキトさんが作るの手伝ってくれたんですよ、
今朝はアキトさんの故郷の料理でちきんらいすっていうんですよ。」
「へー、アキトの故郷の料理か、まーいいや早く配ってくれよ、腹減ってんだ。」
「はい、はい、今配りますから、ちょっと待ってください。」
アキト達が皆にチキンライスを配り終わると、最初に織部が食べ始める。
「うめ〜〜〜っ、アキトこれめちゃめちゃうまいな!こんなうまいの始めてだぜ!!」
織部が食べると他の座員も次々に食べ始め、みんながみんなアキトをほめる。
「アキト!おかわりあるか?あったらくれよ!」
「あ、俺も!」
「俺にも!!」
「私も!」
「はいはい、まだありますからどんどん食べてください。」
織部をはじめ、座員のほとんどがおかわりを求める、余裕をもって作ったはずだがみるみるうちに無くなっていく
チキンライスをアキトは嬉しさと驚きの半々で見ていた。
(あちゃ〜、失敗したな、こんなことならもっと作るべきだったな。
うん?そういば志野と珠洲ちゃんまだ来てないな。)
「アキトまだあるだろ、くれよ。」
「これはダメですよ、これは志野さんと珠洲ちゃんの分ですから。」
「座長ならあっちで仕事してたぞ、飯に行こうって誘ったんだがどうしても
出発前に終わらせないといけないからって断られたんだ。
珠洲はその手伝いしてたぞ。」
「そうなんですか?じゃあ俺持っていってきますよ。」
「あ〜、頼むよ。」
「志野、珠洲ちゃん、朝食持ってきたんだけど・・・」
「あ、アキトさん。すいません、わざわざ。」
「いいよ、このくらい。でも朝から大変だね。」
「ええ、でもしないといけないことですし・・・」
「そう・・・何か手伝えることあるかい?」
「いえ、もう後少しで終わりますから。」
「そうかい、じゃあ俺はもう行くから食べ終わったら食器持ってきてもらえるかな?」
「はい、分かりました。すいませんお手数をおかけして。」
「いいよ、いいよ、じゃあがんばってね。」
アキトが出て行くと志野は珠洲に話しかけた。
「ダメじゃない、珠洲。アキトさんにちゃんとお礼を言わなきゃ。」
「でも・・・」
「でもじゃないわ、後でちゃんとお礼言っておくのよ。」
「分かった・・・」
珠洲は憮然とした表情だったが、志野のいうことなので一応返事をした。
・・・ほんとに礼を言うかどうかは怪しいところだが・・・。
「さあ、もう少しで終わりだからそうしたらご飯食べましょ。」
「うん。」
志野と珠洲が仕事を再開して数分、やっと終わりアキトの持ってきた朝食を食べ始めた。
「美味しい!これ誰が作ったのかしら、ほんとに美味しいわ。」
「うん、美味しい。」
「こんなに料理がうまい人、一座いたかしら?珠洲、心当たりある?」
「う〜ん、こんなにうまい人いなかったと思うけど・・・たしか今朝は御埜茂とキ里胡だったよ。」
「あの二人いつのまにこんなに料理がうまくなったのかしら?後で聞いてみましょう。」
「うん。」
アキトがみんなのところに戻ると、みんなは既に食べ終わり、後片付けをしていた。
「おう、アキト!ほんとにうまかったぜ、また晩飯も作ってくれよ。」
「ええ、それはいいですけど、でも今日の昼には街に着くんじゃないですか?」
「そういやそうだったな、お前街に着いたらもう行っちまうのか?」
「ええ、そのつもりですけど。」
「そうかあ、残念だな。もっとお前の料理食いたかったんだが。」
「機会があったらまた作りますよ、それまで待っててください。」
「分かったよ、その時を楽しみにしてるよ。」
「ふふ、楽しみにしててください、その時には今日のよりもっとおいしいやつ作りますから。」
「おう、期待してるぜ。」
アキトと織部が会話をしていると、天幕から志野と珠洲が出てきた。
どうやら食べ終わったようだ。
「さあ、みんなそろそろ出発しますよ、早く準備してください。」
志野が呼びかけると、みんなすぐに動き出した。
天幕を片付けるもの、道具などをなおすもの様々だ。
「あ、御埜茂、キ里胡、今日の朝食あなた達だったはよね、いつのまにあんなに料理がうまくなったの?」
志野は二人を見つけると、先ほど気になったことを尋ねていた。
「あ、座長、違いますよ。今朝はアキトさんに手伝ってもらって作ったんですよ。」
「あの料理もアキトさんに作り方教わったんですよ。」
「まあ、そうだったの。
アキトさんて料理が上手なの?」
「ええ、そうなんですよ、アキトさんって料理人らしいですよ。」
「へ〜、そうだったの。」
志野達が話しをしていると、珠洲が近づいてきた。
「志野、出発の準備できたよ。・・・何話してたの?」
流石は珠洲、志野が楽しそうに話していると相手が女でも気になるらしい。
「あ、珠洲、さっきの朝食、アキトさんが御埜茂達を手伝って作ったそうよ、ちゃんとお礼言った?」
「・・・まだ。」
「もう、ちゃんと言っとくのよ。じゃ、そろそろ出発しましょう。」
「「「うん(は〜い)。」」」
志野達の一座が出発して数時間後、やっと当麻の街が見えてきた。
その間アキトは一座のたくさんの人に質問したりされたりしていた。
色んな情報を入手できたのだが、その間のディア達の苦労は相当なものだった。
(「は〜、ほんとに疲れたよ。アキト兄ったらすぐにとんでもないこといいだしそうになるんだもん。」)
(ほんとに世話をかけるな。)
(『いいよ、いいよ、アキト兄のフォローが僕達の役目だもん』)
(ありがとうな、二人とも)
(「うん!でもようやく街に着いたね。」)
(そうだな、でもまだこれからだからな、がんばろうな)
(「『うん!!』」)
あとがき&キャラコメ
かいるろっどです。
読んでいただきありがとうございました。
今回はこの世界についての説明とアキト君の料理についての話しでした。
アキト「俺の料理か・・・。」
ええ、アキト君の料理は私にとって外せないポイントなんですよ。
ああ!それからヒロイン募集の締め切りが決定しました。
アキト「いつだ?」
期限は第4話がアップされるまでとします。
ちなみに現状は『ハーレム』がダントツトップです。
アキト「・・・マジか?」
マジです。
まあ、まだ始まったばかりなので逆転は不可能じゃありませんがほぼ決定でしょう。
アキト「ハーレム・・・無事帰れたとしてもばれたらまたルリちゃん達のお仕置きだな。」
おや、ずいぶん冷静ですね。今回はどこかへ行ってしまわないんですね。
アキト「そう何回も行ってたまるか、それにばれなければいいんだ。」
・・・なんだか本編と性格が違いませんか・・・
アキト「く、く、く、く、く、志野、珠洲、織部。さあ、どうしてやろうか。」
どうやら今回は違う世界へ旅立たずに暴走してしまったようですね、あまり追い詰めすぎるのもよくありませんね。
それではこの辺で終わらしてもらいます。
第3話を楽しみにしていてください。
アキト「く、く、く、く。」
代理人の感想
ん〜、原作読んだことのない私には、喋っているのがどう言うキャラなのかよくわからないので
キャラクターを立てるようなエピソードか、せめて描写を入れて欲しい所ですが・・・・
それとも「一見さんお断り」で突っ走っちゃいます?(それはそれでありかと)