もう一度。あの日々を。

 

第二話


[ルリ]

 

驚きました。

目が覚めたとき11歳の身体になっていたのにも驚きましたけど・・・・・。

 

ようやく自分の状態を把握できた後、リンクを使ってアキトさんと話し合っていたのですが。突然・・・・・。

<アキト、ルリちゃん。これってどうなってるのかな?>

と、ユリカさんの声が聞こえてきました。

私もアキトさんも、しばらく固まってしまいました。

なぜユリカさんとリンクしているのでしょうか?

 

<ランダムジャンプでこんな風になるなんてびっくりだね>

やたらと明るいユリカさんの声が聞こえてきます。・・・・・現状に対する疑問とかは、ないのでしょうか?

脳天気・・・・いいえ、言葉が悪いですね。天真爛漫と言いましょう。

全然昔と変わってないように思えます。もちろんそんなはずはないのですが・・・・・・。

 

全てを捨ててでも私たちと一緒にいると言ったユリカさん。

三人で恋人になろうと言ったユリカさん。

昔のユリカさんなこんな言動はしないでしょう。

普通じゃないというか、わが道を行く人というか、そんなとこは変わってませんが・・・・・・。

 

<ねえ、アキト、ルリちゃん。返事してよ。何で黙ってるの。ひょっとして内緒話してるの!?

だめだよ、そんなの。ユリカにも話してくれなきゃ。二人でだけなんて、そんなのプンプンだよ」

・・・・・どうやら子供っぽい所は変わってないようです。ユリカさんらしいというか。

さっきまでの、きりっとした様子はどこへいったのでしょう。

 

<おまえは、今の状況とか、これからどうするべきかとか少しは悩まないのか!!>

アキトさん、ユリカさんのあまりに気楽な態度に切れかけてます。・・・・・・なんだか昔のアキトさんみたいですね。

<えー、これからって、もちろんアキトとルリちゃんと三人で一緒にいるんだよ>

<・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>

アキトさん、黙っちゃいました。・・・・・黙ったままいろいろと悩んでいます。

<だって、終わってしまったことは悩んでもしょうがないし。

これからどうするかどうするにしろ、三人で幸せになることが一番大切でしょ>

ユリカさんらしいというか・・・・・、すごく前向きです。

確かに過去のことで悩んでも何もなりません。

私たちの過去は忘れられませんし、忘れてもいけません。

でもそれに囚われて、大切なことを忘れてはいけない、とユリカさんは言っているのでしょう。

 

私は決めました。

私は、罪は決して忘れません。でも幸せをあきらめることはしません。三人で幸せを手に入れて見せます。

これだけは絶対に譲れません。

 

<そうだな。前を見て歩くしかない>

アキトさんが微笑んでいます。ユリカさんのおかげですね。

私もアキトさんも張り詰めていたものが少しずつ緩んでいます。

ユリカさんの前向きな心に。ユリカさんの明るさに。私たちの心が包まれて少しずつ癒されていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、これからの行動方針を考えなくてはなりませんね。アキトさんたちと会う方法も考えないと。

ジャンプできれば簡単なんですけど。アキトさんのところへ跳べれば・・・・・。

などと考えてなんとなくアキトさんの部屋をイメージしていました。

未来の私ならCCさえあれば跳べるのに・・・と考えながら。すると・・・・・。

 

突然、私は光に包まれました。よく知っている虹色の光。

驚くまもなく私はアキトさんのところにに現れました。

単独ジャンプ。それもCCなしで。

私もアキトさんも驚いて声も出ません。

昔の私はA級ジャンパーではないし、CCもしくはジャンプフィールド発生装置なしのジャンプなんて聞いたこともありません。

リンクのことといい、CCなしのジャンプといい、単純に昔の身体に精神が宿ったというわけではなさそうです。

 

二人して固まっていると、目の前に光が生まれ、ユリカさんが現れました。

「私もCCなしで跳べちゃった。便利だねこれ」

「少しは驚かないんですか?疑問に思ったりしないんですか?」

私の声、少し疲れてます。

「うん、不思議だね。でも考えても判らないし、それは置いといて、これからどうするか話そうよ」

「言ってることは正しいと思うが・・・・・。順応が早いな・・・・」

アキトさんは脱力。

確かにできることからするというのは間違ってませんが・・・・・・。

順応が早いというべきか、周りを気にしないというべきか・・・・・・。

 

 

とりあえず現状でできるとこまで確認すると。

今はナデシコ出港の三ヶ月前。

私は明後日にナデシコに乗る契約することになっています。ユリカさんにもまもなくスカウトがきます。

 

私とアキトさんのリンクは前のままです。

ユリカさんのリンクは私たちのものよりは弱いようで、意識して行わなければ思考は伝わりません。感情くらいは伝わるようですが。

ユリカさんは遺跡から切り離されたあとも、身体にかなりのナノマシンが残っていたそうです。

やはり、リンクもジャンプ能力も遺跡のナノマシンのせいなのでしょう・・・他に原因は考えつきませんし。

 

さらに私もアキトさんも感覚の異常がなくなっています。

「過去の私と未来の私が融合した・・・・・というより、過去の私の身体に未来の私のデータを書き込んだというところでしょうか?ナノマシンまで含めて」

「だが、なぜ五感が元に戻った?ナノマシンがそのままなら、治るはずがないんだが・・・・」

「五感を阻害していたのは遺跡のナノマシンですから、遺跡によって最適化されたのかもしれません。想像でしかないのですが・・・・」

遺跡はナノマシンに強い影響力をもっています。火星全域のナノマシンに影響を与えるほどに。

遺跡自身のナノマシンを人の身体に合わせることができるかもしれません。

現状の把握といっても推論ばかりですね・・・・。

 

 

 

自分たちの現状・・・・主として能力・・・・・を確認した後、ユリカさんが話し出しました。

「ねえ、それよりこれからどうするの?私としては歴史を変えたいんだけど」

私も、あんな歴史はごめんです。三人で暮らせる未来を作りたいです。

「俺も変えたい。だが、タイムパラドクスが起こったりしないのか?」

「タイムパラドクスは起こりませんよ。私たちがここに存在する時点で、ここは私たちの知る過去ではありませんから」

「それってどういうこと?」

ユリカさんはきょとんとした顔をしています。

「簡単に言えば平行世界ということです。私たちがこの時間軸に来た瞬間に、私たちの知る時間軸から切り離されて別の時間軸になるんです」

「???????」

やっぱりよくわからないようです。頭の周りに疑問符が飛び交っています。

確かにこれは想像しにくい理論です。時間の概念のもっとも有力な理論ですが。

「つまり、何をしても『俺たちのいた未来』が変わることはないが、この世界の未来を変えることはできるということか」

アキトさんはきちんと認識しています。ユリカさんは考え込んだままでしたが、アキトさんの言葉で何とか理解したみたいです。

「じゃあ、九十九さんやイツキさんそれにヤマダさんたちを助けられるの?」

「うまく行動すれば助けられます。でも全ての人を助けられるわけではありません。私たちの手が届く範囲だけです」

 

私たちは、万能ではない。自分のできる範囲で手を貸すことしかできない。

「助けよう。・・・・・俺たちの知る人が生き返るわけではない。

これはただの自己満足でしかない。

それに人の運命を操ろうという傲慢な考えだ。でも俺は目の前の人だけでも助けたい」

『あれだけ殺しておいて言う台詞じゃないな』

自嘲を含んでアキトさんの心が言う。

「それでこそアキトだよ。アキトはやさしいから。目の前で困ってたら助けないはずがないよ」

「そうですよ。それでいいと思います」

私は、静かに二人に語ります。

 

「『あれだけ殺しておいて』とアキトさんは考えてますが、『目の前の人を助ける』ことと矛盾してるわけではありません。

私たちは万能ではないから、自分たちのできることをするしかありません。だから絶対に選択しなければならないときがきます。

親しい人と他人を選択することになれば、私は親しい人を取ります。

私たちのしたことも、そういうことです。あの時、私たちはユリカさんを選びました。ただそれだけです。

自分のしたことを正当化するつもりはありませんが、同じことがあれば私は何度でも同じ選択をします。

私は、たとえ十億人を犠牲にしたとしても二人を選びます」

 

私には狂気が宿っているのだろう。

たとえどんな犠牲を払ったとしても二人を取る。二人がいなければ世界に意味はない。

世界が邪魔をするなら、世界を滅ぼす。

普通でないことはわかっている。それでもこれは私の本心。

「ありがとうルリちゃん」

その台詞の中に万感の思いを込めるアキトさん。私を受け入れてくれるその一言が嬉しい。

ユリカさんは私をそっと抱きしめてくれました。

「大好きだよ。ルリちゃん」

 

 

 

 

 

「話がずれちゃったけど、ナデシコに乗るってことでいいよね。他はどうしよう。誰かの協力を取り付けたほうがいいと思うけど」

「アカツキに話を持ちかけるか」

「それが妥当ですね」

人間性がわかっていて、世界に対する影響力が大きい。これ以上の相手はいないでしょう。

 

「あのね、ネルガルとの話がついてからでいいからお願いがあるんだけど・・・・・」

ずいぶん真剣な顔ですね。

「なんだ?」

「私に戦い方を教えて欲しいの」

「「え!?」」

どうしたんでしょう、突然。ユリカさんが直接戦う必要はないのですが。

 

「アキトやルリちゃんくらい強くなりたいとは言わないけど、最低限は自分の身を守れるようになりたいの。

万が一、必要になることがあるかもしれないから。二人の足手まといには絶対なりたくないし」

ユリカさんの気持ちはよくわかります。自分のせいで大切な人が傷つくのはいやですから。

ナデシコ時代にピースランドで、アキトさんが私のせいで怪我をしたとき、胸が苦しくなりましたから。

それにユリカさんは火星の後継者に捕まっていたときのことを気にしてるのでしょう。

「わかった。時間があるときに訓練しよう」

 

 

 

 

「それでは今日は戻りますね」

今後の方針も固まったことですし、そろそろお開きにしましょう。

もう真夜中ですし、帰って眠りませんと。それにいないのが見つかっても大変ですし。

「明日、私の中にあるデータをディスクに落として持ってきますね。取引に使って下さい」

私はもともと記憶力が高いのですが、遺跡のナノマシンが投与されてから補助脳に記憶領域が形成され、データをそこに納めておけるようになりました。

パソコンでいえばハードディスクを内蔵したようなものです。そこにあるデータは保存も消去も私の思うままです。

私はここに必要な技術データを入れているので、IFSを使ってディスクに書き出すだけです。

 

「ルリちゃんって。研究所にいるんだよね。身体を調べられたら大変じゃない。大丈夫なの?」

帰ろうとしていた私にユリカさんが話しかけてきました。

確かに前と違ってるはずですし、調べられたらまずいですが。

「大丈夫ですよ。契約こそ明後日ですが、実際にはすでにオモイカネの調整に入っていますから、検査を受けることはありません」

後一週間早かったら困りましたが。戻ってきたのは、ちょうどいいタイミングでした。

 

「そっか、よかった。

あ、ねえ、明後日契約だっていたよね。契約書の変な項目に同意しちゃだめだよ。

特に男女交際禁止の項目は。アキトも契約するときは気をつけてね」

 

契約書にサインするときは全ての項目に目を通すのはあたりまえなんですが・・・・。

私は以前もちゃんと読んでました。あの時は何が書いてあっても不満に思ったりはしませんでしたけど。

「あんなのサインしても、こっそりすればいいだろうに」

確かにミナトさんはゴートさんと交際していましたね。ゴートさんはネルガルの人間で、むしろ取り締まる側のはずなんですが・・・・・。

「えー、だめだよ。そんなことしたら、毎日一緒に寝られないじゃない」

「何を言い出すんだ。おまえは」

 

「家族が一緒に暮らすのはあたりまえでしょ。別におかしいこといってないよ。

昔みたいに一緒に寝たいよ。あ、でもこれからはアキトが真中ね」

ユリカさん当然という顔をしています。

 

アキトさんを挟んで三人で眠る・・・・・確かに安眠できそうです。あの頃みたいで・・・・・。

「ユリカもルリちゃんも気持ちはわからなくもないけど、さすがに三人で同室は許可されないだろ」

 

「それじゃあ、私とルリちゃんが同室になるから、アキトが泊まりにくればいいのよ。

三人部屋が空いてたから、そこを使わせてもらえばいいし。

アキトは個室にすんでることにして、実際は私たちの部屋で暮らせばいいのよ。名案でしょ?」

 

「あのな・・・・・・・」

 

「本当だったら堂々と三人で暮らしたいんだけど・・・・・。でもこの方法だったら誰も文句が言えないでしょ。

男女交際禁止に同意しなければ、毎日部屋に泊まっても問題ないんだし」

 

「契約上問題がないとしても、ほかのクルーに何言われるか・・・・・」

そうですね。何しろナデシコのクルーですから。女たらしとか、二股とか、後ロリコンともいわれますね。

精神年齢はともかく外見上は、私少女ですから。

 

あ、アキトさんが恨めしそうに見ています。人事のように考えているのが気に入らないんですね。

「いいじゃないの、他の人に何言われたってー。一緒に住もうよー」

ユリカさん、アキトさんに甘えるような言い方をしていますが、目元が笑っています・・・・ニヤリという感じに。

一緒に住むことによって、他の女性を追い払うつもりですね。

昔のユリカさんは戦闘の時以外は、どちらかといえば単純な人で策を使うようなことはなかったのですが。・・・・・このへんも成長しているのですね(笑)。

「私もユリカさんの意見に賛成ですから」

「ルリちゃんまで・・・・・・」

アキトさん頭を抱えて座り込んでしまいました。

「そういうわけで、これで決定〜」

ユリカさん楽しそうですね。アキトさんはぐったりしてますけど(笑)。

 

 

そういえばアキトさん、さっきから私のことを『ルリちゃん』と呼んでますね。

・・・・・・・・・・・・・・

そうですか、私の姿が昔に戻ったのと、ユリカさんに引きずられて、昔の気分に近づいたのですね。

ちょっと残念なような、なんかくすぐったいような不思議な感じですね。

子供扱いされているような感じがするのは少しいやですが、『ルリちゃん』と呼ばれるとあの頃のような気分になって少し幸せな感じがします。

どちらの呼ばれ方がいいのでしょうか?自分でもよくわかりません。

 

 

これで今日は終わりにして、戻ることになりました。

明日からはもっといい未来を目指して進むことになります。私たちにとっていい未来ということですけど。

自分勝手といわれればそうなのですが、『三人の幸せ』をあきらめることは決してありません。

それでは今日はおやすみなさい。


あとがき

 

こんにちは、無色です。

第二話をお届けします。

今回はルリの一人称ですが、これだと書きやすいです。前回三人称にしたらすごく書きにくくて・・・・。

前回までと比べて、ルリが急に軽くなったように見えますが、これはユリカが受け入れてくれたことで心境の変化があったからです。

急に変わったように見えるのは、文章力の不足のため書ききれてないせいです(泣)。

 

でも、ルリの本質は変わってません。ルリにとって世界全体のことより二人の方が大切です。

アキトもユリカもそうなのですが、三人の生活を守るためならどんな手段も用いる覚悟があります。

『三人で幸せに暮らす』ためにあらゆる手段をとろうとするルリたちと、『新たなる秩序』のためにあらゆる手段をとる火星の後継者は本質的には一緒なのでしょう。

ただ、火星の後継者の正義は、全ての人を巻き込み、強制するため、絶対に他者との衝突が起こります。

対して、ルリたちの正義は三人の間で成立するもので、他人が干渉してこない限り、他の人に影響を与えないという違いがあります。

ルリたちの望みは家族で暮らすことです。わざわざ手出しをして、このささやかな幸せを壊そうとするものがいれば反撃するのが当然でしょう。・・・・・某創○伝の竜○家のように。

 

 

さて話についてですが、

ユリカが別人のようです。なんか策士になってるし・・・・・。

でも、ユリカが冴えを見せるのはアキトたちのことについてだけです。

あくまで、ユリカは非常の人です。戦闘などの時には頼りになりますが、普段は昔とあまり変わりません。

日常ではやっぱり非常識な人です・・・・・きっとジュンが被害を受けることでしょう(笑)。

 

あと、話が進まない。次はネルガルとの交渉となるので、おそらくナデシコに乗るのは次の次。ここでようやくTV版の話に入ります。

この話を書き始めたのは、書きたいシーンがあったからなのですが、この分ではいつになるのやら。

それでは失礼します。見捨てないで読んでください。

 

 

 

 

追伸

 

代理人さんの、「魔術師フェアリーはぐれ旅・無謀編」。確かに面白そうですけど、私には無理です。

誰かが書いてくれることを期待しましょう(誰かこういうのをうまくかける人、お願いします)。

ところで、アキトのアザ○ーはともかく、ユリカの絶叫魔女は、この話の中でもぴったりな気がします。

オフィシャル設定(?)なユリカの破壊力を秘めた大声(笑)と、

そして、このSSの中で、ルリはユリカに振り回されることがある(予定)。

という二点で、はまってます。

もっとも、ルリがそっち方面に壊れる予定はありませんが。

 

 

 

 

 

 

補足------リンクの設定

 

アキトとルリのリンクは、非常に強く、隠し事ができません。お互いに考えたことがそのまま相手に伝わってしまします。

さらに、リンクは繋がったまま遮断することができません。相手の五感の情報も常に伝わっています。

普段は、自分の五感から得られた情報を知覚して、相手の情報はバックグラウンドで処理しています。

しかし、この切り替えは任意にできて、相手の五感情報を自分の感覚として感じ取ることもできます。

さらに、両方の感覚を同時に知覚することも可能です・・・・普段はまず行いませんが。

 

ユリカのリンクはこれよりは弱く、思考を伝えるには、意識して行わなければいけません。

ただし、感情は常に伝わります。邪なことを考えたりすればすぐ気付かれます(笑)。

五感の情報も伝えることはできますが、常に伝わっているわけではありません。情報を得るには、やはり意識して行う必要があります。

 

三人のリンクの共通点として、ジャンプナビゲーションが可能です。例えば、ルリのナビゲーションでユリカが跳ぶことができます。

あと、ジャンプ時に三人の間にリンクが形成されたとき、三人の間で記憶が共有されています。ですから、ユリカはルリとアキトの体験を全て知っています。逆に、アキトとルリもユリカの体験を全て知っています。

 

 

代理人の「魔術師フェアリーはぐれ旅・無謀編」キャスト

 

因業金貸し妖精・・・ホシノ・ルリ

逆噴射式爆散無能マシンチャイルド・・・マキビ・ハリ

そのアニメオタク上司・・・ラピスラズリ

不死身の地人・・・ヤマダ・ジロウ

その不幸な弟・・・アオイ・ジュン

因業金貸し妖精が居候してる宿屋のおかみ・・・ハルカ・ミナト

その養女・・・白鳥ユキナ

無能マシンチャイルドの兄にしてバイトのウェイター
                                ・・・タカスギ・サブロウタ(一人二役)
怪人ポチョムキン

 

 

ほら、こんなにぴったり(爆)。

 

>もっとも、ルリがそっち方面に壊れる事はありませんが

 

・・・・・・・チッ(爆)。