機動戦艦ナデシコ外伝 すごいよ!!アキトさん
第0話 「プロローグ」
ドドンパQ
「よし、合格だ!!」
男は言った。
「はえ――、始まってまだ五分しかたってないっすよ」
「もう君に言い残すことはない、はっきり言って完璧だ。だが自惚れるなよ、これから君はもっと強くならなければならない」
「だからって、はやすぎじゃ…」
「よし、君にこれをやろう」
男はそう言うと、肩につけていたわっかを取り外した。
(聞いちゃいねえ)
弟子はそう思ったが相手が話をまともに聞く男ではないと言うことはわかりきっている。
「さあ、これを肩につけてイメージするんだ。そうすれば君の望む世界に帰れるはずだ」
「あの、師匠」
「なんだ」
「このわっか、絶対肩にフィットしないと思うんですけど…」
「フッ、君はなにも分かっちゃいない。昔から言うだろ、『なせばなにぬねの』」
ガビーン
「いや、スマン。間違えた『なせば成田空港だ』」
「もっとちがーう!」
「まあ、どうでもいいからつけたつけた」
男は弟子を促すと肩にわっかをつけた、それは生体である肩に着けたはずなのに「ガシャーン、ガシャーン」と機械音を発した。
「ふっ、さらばだ」
男はカッコよく言い放ったが、
「おっ重い…」
弟子は肩を地面につけながら、青い光に包まれていった。
作者のミサイルボンバー
なんかね、なんかなんだよ。一言で言えば外部からとてつもない圧力がかかったとしか言えない。