ナデひな
第X話 ナデひな一発劇場part−1 〜なるのパンチ力〜
ドッゴオォォォォム!!
「べぼばぁー!」
今日も今日とてひなた荘の上空を漆黒の戦神〈テンカワアキト〉・・・もとい、浦島アキトが飛んでいた。
「まったく何時もあんたは!!」
なるが手をぶんぶん振り回しながら怒り狂っていた。
また着替えでも覗いたのだろう。事故だろうが。
空を飛んでいるアキトは思った。
「(いくら昂気で体重をほとんど0にしてるからって、いくら何でも飛びすぎだよな〜。
こないだは岩手まで吹っ飛ばされたし・・・・・・一体どんな力なんだ?)」
アキトはキツネに訊いた。
「キツネさん、一体なるちゃんのパンチ力ってどれくらいなんですか?」
「そうやな〜、ウチにも分からんな〜。
だけど、それを知る手立てはあるで」
「どんな方法ですか?」
「それはな・・・・・・」
「・・・何で私がこんな所にいるわけ・・・?」
「そんなこと気にしたらあかんで〜、なる」
「そんなこと・・・?
東大落ちて、また受験するために勉強しなくちゃいけないのに!?
どうしてそれなのにゲーセンなんかに連れてこられなくちゃならないのぉ〜!!?」
「ふう、だから気にしたらあかんてば〜」
「もういいわ。
だけど何でこんな所に?
キツネが遊び相手に私だけを連れてくるんだったらまだしも、ひなた荘のみんなまで、しかもはるかさんまで連れて来るだなんて」
頷くひなた荘の住人一同+はるか。
「みんなにも見てほしいんや。
なるのパンチ力をな・・・」
「一体どういうことですか?キツネさん」
「け〜たろに聞かれてなぁ。
ウチも知らなかったし、知りたかったんでこんな方法を使うことにしたんや〜」
「あ、あの、方法って・・・?」
「それは簡単やで、しのぶ。
あれを使うんや〜」
キツネはあるゲームを指さしながら言った。
「おお〜、あれは『パンチングマシーン』やな〜」
「だがそれでどうするんだ?キツネ」
「簡単やで。
なるに殴ってもらえば得点がでるやろ?
それでOKや〜。
ほななる、思いっきり叩いてやってくれやぁ〜」
「ふぅ、分かったわよ。
それじゃぁ・・・・・・
せいっ!」
ドゴオオオォォォォンッ!!!
「う・・・嘘・・・・・・」 by アキト
「こ・・・これは・・・」 by はるか
「はぅ〜〜〜」 by しのぶ
「なる先輩、あなたは本当に人間ですか?」 by 素子
「信じられへんなぁ〜」 by スゥ
「じょ・・・冗談・・・やろ・・・?」 by キツネ
「(しゃ・・・しゃれにならん・・・・・・)」 by アキト
その数字はマジにしゃれにならなかった。
何てったって∞。
何回やっても結局全部∞。
ナデひな 第X話 ナデひな一発劇場
〜なるのパンチ力〜 完
本星への報告書EX
ふっ・・・・・・執筆時間30分の作品はどうだぁっ!?
なるのパンチ力をテーマに書いてみたかったんでやってみたんだよねぇ〜。
でも、バグでも数千行けばすごいのに、∞はでるのかなぁ?
本編は、中間テスト(ウチの学校は二期制なのでこれから)が終わってからということで・・・まぁ、来週(これを書いたのは5月31日、送ったのは6月1日、何かupされないし、「ここ直してくれぇ」って言うメール送ったけど、結局upされてないから直したの送っちゃえ〜と思い立って実行したのは中間テストが終わった次の日に当たる6月8日)かな?
それでは、お便りお待ちしてま〜す。
本星への報告書EX 終
E.Tさんからの投稿です!!
∞って、そんな表示あったのか?(笑)
アキトですら恐れるこの数字!!
もしかして、北斗とすら互角に戦えるのか?(苦笑)
う〜ん、人間じゃないよな〜、本当にさ(汗)
ではE.Tさん、投稿有り難う御座いました!!
次の投稿を楽しみに待ってますね!!
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