機動戦艦ナデシコ
TWIN DE アキト 
サイドスト−リー第1部〜蜥蜴戦争前夜〜 

設定資料集





キャラクター


味方(基本的に御神楽学園)


名前 神楽 宏美 (カグラ ヒロミ)

性別 男

生年月日 2175年2月27日

血液型 AB型 分析力があり、冷静。
                     ただ、ゴーイングマイウェイなところがあるのが難点か。

外見 身長:178.1cm 体重:53.1kg
          とても細く、後ろから見ると、女性に間違われることあり。

顔立 おっとりとした・・・というか、緩い顔の美人タイプ。 かなりの女顔。
          いつもキツネ目でニコニコ笑っている。 瞳は藍色。

髪型 長い蒼色の髪を無造作に伸ばしている。 背中の中程まで。
         時々ポニーテールにしたり、髪の毛の先っぽで束ねたりする。
         寮生に遊ばれることも。

趣味 料理

特技 剣技・魔法。 特に抜刀術と水系魔法。

家庭 母方の祖父(雅峰)と父親(詳しい設定無し)、妹(穂)がいる。
          穂は、父の再婚相手との子ども。

備考 祖父は神楽財閥という大企業の会長。
          また、『神楽家』という神代の時代より続く退魔師の家系の血を引く。
          なお、その退魔術は『神魔流』という。
          超絶的な運動能力を誇る。
          扱う武器は『断水(たちみ)』という刀。
          ただし、ある程度以上の実力を出す場合は『水珠(スイシュ)』を変じた刀を使う。



名前 神楽 龍之(カグラ タツノ)

性別 女

生年月日 2179年2月27日

血液型 A型 生真面目。

外見 身長:176.5cm 体重:46.3kg B:87.6 W:56.1 H:88.4

顔立 キリリとした美人。 2年前までは随分とキツかったが、その2年前から段々柔らかくなった。
          瞳は澄んだ黒。

髪型 艶やかな黒髪を腰まで伸ばし、高い位地で、白い小さなリボンで一つに束ねている。
          時折リボンを外す。

趣味 剣術。

特技 剣技。 特に抜刀術。

家庭 両親(寛吾、霞)と、5歳年上の兄、3歳年下の妹がいる。

備考 宏美の妻。 A−10との決戦が近いため、子作りには励んでいないらしい(お下品)。
          『神鬼(にかみ)流』という退魔の技を受け継ぐ一族、天王寺家に生まれる。
          扱う武器は『虎爪』と『龍牙』という二振りの刀。



名前 神重 穂(ミシゲ スイ)

性別 女

生年月日 2183年2月16日

血液型 O型 おーざっぱな性格。

外見 身長:148.7cm 体重:38.2kg B:68.3 W:53.1 H:72.3

顔立 なんか、こうポワポワとした感じ。
          目は、『究極超人あ〜る」の西園寺 えりかその物。 瞳は緑がかった黒。

髪型 緑っぽい黒の髪を、ショートにしている。

趣味 お菓子作り(ただし、決して美味しくはない)。

特技 お菓子作り(と本人は思っている)。

家庭 両親と兄(宏美)がいる。

備考 『風仙(ほうせん)流』という、神代の時代から続く退魔の技を受け継ぐ一族(母方)に生まれる。
          宏美と同様、人間とは思えない身体能力を誇る。
          だが、何故か何もないところで転ぶ。
          扱う武器は『風珠(かざたま)』を槍に変じさせたものが多い。 が、それがこのSSで登場する保証はない。



名前 奥田 瞳(オクダ ヒトミ)

性別 女

生年月日 2176年5月9日

血液型 O型 こちらもおーざっぱ。

外見 身長:158.4cm 体重:42.5kg B:88.1 W:54.3 H:85.2

顔立 おっとりとした美人。 いつもどこか宏美に似た、ニコニコした笑顔を浮かべている。

髪型 『緑の黒髪』を背中の中程まで伸ばし、先の方で結んでいる。

趣味 ボーっとすることと、本を読むこと。

特技 ピアノ。

家庭 両親がいる。

備考 『奥田流退魔術』の後継者。
          現在腕前は免許。
          武器は槍を好んで使う。
          一応、護領侍のリーダー。



名前 岸 沙和(キシ サワ)

性別 女

生年月日 2179年6月20日

血液型 B型 結構自分勝手。

外見 身長:161.5cm 体重:40.2kg B:86.3 W:54.8 H:85.7

顔立 柔らかい顔立ちなのだが、目鼻立ちがキツイ。
          瞳は澄んだ黒。

髪型 茶色の、少しウェーブが掛かった髪を肩口まで伸ばしている。

趣味 料理と、体を動かすこと。

特技 居合。 料理。

家庭 両親、父方の祖父母、母方の祖父母共に健在。
          双子の妹(沙代)がいる。 妹との仲はかなり悪い。

備考 『御堂流退魔術』という退魔術の跡継ぎ。
          剣術、弓術、符術が主体で、彼女は剣術の免許皆伝。
          弓術と符術は師範代。
          ガラ(というか言葉遣い)が非常に悪い。



名前 岸 沙代(キシ サヨ)

性別 女

生年月日 2179年6月20日

血液型 B型 かなり無神経。

外見 身長:161.5cm 体重:40.2kg B:86.3 W:54.8 H:85.7
          何故か、姉と全く同じ。 後ろから見ると、全く分からない。

顔立 柔らかい顔立ちに、柔らかい目鼻立ち。 瞳も、黒(ただし、少し濁り気味?)

髪型 茶色い、少しウェーブが掛かった髪を肩口まで伸ばしている(何故、そりの合わない姉と同じ髪型かは不明)。

趣味 沙和と角を付き合わせること(汗ッ)。

特技 沙和を起こらせる術(なにゆえっ?!)。

家庭 両親、両親の両親、双子の姉(沙和)。

備考 『御堂流退魔術』を受け継ぐ。
          弓術の腕前は免許、剣術は師範代、符術は師範。
          話し言葉はとても丁寧だが、その実、実にトゲトゲしている。



名前 辰巳 理樹(タツミ リジュ)

性別 女

生年月日 2184年9月日

血液型 B型 ゴーイングマイウェイな性格。

外見 身長:136.6cm 体重:26.4kg B:66.3 W:58.0 H:68.2

顔立 かわいい系の顔立ちだが、眼差しが冷たくあまり表情を見せないのがマイナスポイント。
          瞳は右が碧で、左が蒼。

髪型 薄紫の髪は、肩より少し下(セミロング)。

趣味 本を読むことと、宏美の側にいること。

特技 シャール(後述)使い(爆)。

家庭 両親、父方の祖母がいる。

備考 東洋西洋の退魔師(エクソシスト)のハイブリット。
          魔法(防御系)の力に長ける。



名前 石 麗宝(スー レイホウ)

性別 女

生年月日 2177年9月8日

血液型 A型 ・・・・・・A型というわりに、かなりふざけている。

外見 身長:163.3cm 体重:42.7kg B:88.6 W:54.6 H:90.1

顔立 柔らかい顔立ちの美人。 いや、柔らかいと言うよりは締まりがない、か。
          澄んだ黒瞳。

髪型 艶やかな黒髪をお団子ヘアーにしている。
          お団子は、布で包んでいる。

趣味 遊ぶこと。

特技 ポーカー、麻雀のイカサマ。

家庭 両親と双子の妹がいる。

備考 受け継ぐ退魔術に名はないが、通称『名無し』として、中国のその筋ではかなり有名。
          中国風の直刀を使う。
          喋るとき、意味無くわざとらしい中国訛りで喋る。



名前 石 美宝(スー メイホウ)

性別 女

生年月日 2177年9月8日

血液型 A型 かなり真面目。

外見 身長:162.9cm 体重:40.9kg B:89.7 W:55.3 H:89.7

顔立 柔らかい顔立ちの美人。
          澄んだ黒瞳。

髪型 艶やかな黒髪をWでお団子ヘアーにしている。
          お団子は、布で包んでいる。

趣味 特になし。

特技 剣技。

家庭 両親と双子の姉。

備考 麗宝と同じく『名無し』を受け継ぐ。
          剣技は麗宝に勝るが、変わりに魔法は劣る。



名前 文月 薫(フミツキ カオル)

性別 女

生年月日 2178年7月12日

血液型 A型 割と真面目。

外見 身長:162.4cm 体重:39.6kg B:86.9 W:52.6 H:85.3

顔立 おっとり系だが、その中にも芯の強さを感じさせる。そんな目鼻顔立ち。
          瞳は澄んだ黒。

髪型 陽に当たると輝く、不思議な黒髪。
          それをショートにしている。

趣味 太陽の下を散歩すること。

特技 格闘術。

家庭 両親と四人の祖父母。 祖父母は北海道と沖縄に。

備考 『光陽流』という退魔術を受け継ぐ家系に生まれる。
          格闘術にて魔と戦う。
          魔法は攻守ともに長けている。



名前 サラ=ディーニル

性別 女

生年月日 2187年3月11日

血液型 A型 真面目。

外見 身長:138.2cm 体重:28.4kg B:65.2 W:54.3 H:67.8

顔立 童顔というか、あかぬけない幼い顔立ち。 年齢を考えれば当たり前である。
          瞳は蒼。

髪型 金髪で、ストレートロング。
          何もやっていないが、勝手に先の方で少し巻き気味。

趣味 読書と、人から話を聞くこと。

特技 特になし。

家庭 両親と、兄(オドワルドという。名前のみ登場)、両祖父母がいる。

備考 もって生まれた力が大きいが、その力に肉体が耐えられず、病気がちになっている。
          そのため、発作が酷くなると、オドワルドが力に軽い封印を掛けに来る。
          お兄ちゃんッこで、オドワルドを『オルド兄ちゃん』と呼んで懐いている。
          大きすぎる力を上手くコントロールすることができず、またそのためか、魑魅魍魎を見たことがない。



名前 神楽 雅峰(カグラ マサミネ)

性別 男

生年月日 2125年10月7日

血液型 A型 割と真面目。 だが、どこか風来坊的なところがある。

外見 身長:166.8cm 体重43.9kg

顔立 年を重ねているが、若々しい様相。
          40代後半〜50代前半に見られる。
          瞳は青みがかった黒。

髪型 青味の入った黒髪がわずかに残る、白髪。

趣味 盆栽、刀剣集め。

特技 居合術。

家庭 義理の息子と娘、孫が二人。

備考 御神楽の理事長。
          また、神楽財閥のトップ。



名前 シャール

性別 雄

生年月日 2192年10月31日

血液型 ?型

外見 体長:50.8cm 体重:10.3kg

顔立 割とキリッとしているが、いつも眠たそう。
          瞳は金色。

趣味 寝ること。 理樹、宏美の頭の上に乗ること。

特技 驚異的切れ味の爪と身体能力。

家庭 両親は中国奥地にいる(らしい)。

備考 猫科の動物。
          黄色の毛皮に黒の斑模様。つまりは豹ですな。
          美しい体躯。



名前 天皇寺 寛吾(テンノウジ カンゴ)

性別 男

生年月日 2154年9月30日

血液型 A型 生真面目。

外見 身長:176.5cm 体重:57.8kg

顔立 引き締まった、精悍な顔。
          澄んだ黒瞳の持ち主。

髪型 スポーツ刈りで、前髪が立っているが、少し前にそり出している。

趣味 縁側や畳の上でお茶を飲むこと。

特技 居合。

家庭 妻と娘、娘婿。

備考 天皇寺の継承者。
          元ネタ(完全オリジナル小説)では見せ場があるが、コレではない。 彼と妻だけは、代理人様の言う通りかも。



名前 天皇寺 霞(テンノウジ カスミ)

性別 女

生年月日 2158年12月2日

血液型 A型 生真面目だが、どこかヌけている。

外見 身長:157.6cm 体重:37.9kg B:87.9 W:55.2 H:89.6

顔立 龍之に似た、引き締まった顔の美人。

髪型 如何にも巫女さんした髪型で、長い黒髪を髪で束ねている。

趣味 お茶を飲みながらボケーッとすること。

特技 料理と符術。

家庭 夫と娘、娘婿。

備考 彼女もまた、このサイドストーリーでは活躍の場がない、可哀想な方。
          夫の寛吾とは従兄妹。



中立(?)(龍樹(と明人)以外は東学園)


名前 神無月 裕太(カンナヅキ ユウタ)

性別 男

生年月日 2181年5月15日

血液型 A型 真面目・・・・・・と言えば真面目なのだろう。

外見 身長:178.6cm 体重:56.8kg

顔立 白面の美青年、と言うヤツ。 少し冷たい感じ。
          瞳は澄んだ黒瞳。

髪型 短い、少しつんつんした黒髪。 黒と言うよりも、鉄(くろがね)色。

趣味 特になし。

特技 運動関係全て。
          戦闘技能も彼は特技だと思っている。
          『金』の魔法。
          ヴァイオリンとピアノ。

家庭 今は無し。 両親はすでに亡い。

備考 『金神(キムカン)』という神代の時代より続く退魔の技を受け継ぐ。
          父親から、『金神』の全てを伝授された後に、両親が死んだ。
          八家の人間とはいえ助かりようのない、飛行機の事故だった。



名前 大神 明人(オオミ アキヒト)

性別 男

生年月日 2182年2月4日

血液型 A型 同じく(同一人物だし〜)、真面目と言えば真面目。

外見 身長:178.6cm 体重:56.8kg

顔立 白面の美青年、と言うヤツ。 少し冷たい感じ。
          瞳は澄んだ黒瞳。

髪型 短い、少しつんつんした黒髪。 黒と言うよりも、鉄(くろがね)色。

趣味 特になし。

特技 戦闘技能一般、全て。
          『金』の魔法。
          ヴァイオリンとピアノ。

家庭 今は無し。両親はすでに亡い。

備考 神無月 裕太と同一人物。 こちらが本名で、神無月裕太が偽名。
          その理由はサイドストーリー第2部にて明かされる(予定)。



名前 神無月 晶(カンナヅキ アキラ)

性別 女

生年月日 2181年9月12日

血液型 B型 

外見 身長:164.4cm 体重:42.3kg B:84.9 W:54.7 H:86.5

顔立 笑顔が可愛い、柔らかい顔立ち。
          瞳は茶色。

髪型 美しい黒髪を無造作に伸ばしている。

趣味 運動(バレーボール)。

特技 バレーボール。

家庭 両親、母方の祖父母と同居している。
          父方の祖父母は大阪にいる。

備考 私立東(アズマ)学園高等部の2年3組。
          裕太とは同級生。



名前 横山 天乃(ヨコヤマ アマノ)

性別 女

生年月日 2181年4月27日

血液型 A型 とても真面目です。

外見 身長:160.6cm 体重:39.4kg B:84.9 W:52.8 H:84.8

顔立 おっとり系の美人。 瞳は澄んだ黒瞳で、眼鏡を掛けている。 某ハイアット女史をイメージすると良し。

髪型 ウェーブが掛かった黒髪を、ロングにしている。

趣味 スポーツ(テニス)、読書。

特技 テニス(将来ウィンブルドンも夢ではない実力)。

家庭 両親と、祖父母がいる。
          祖父母は共に東京都内在住だが、同居はしていない。

備考 特技の欄に書いたとおり、テニスの腕は将来ウィンブルドンも夢ではないと言われている。
          また、本人は特技と思っていないが、バレーボールの腕前(レシーバー)もかなり。
          体育でバレーボールをやるとき、晶と組むとそのチームは絶対にクラス最強となるため、別々のチームになる(される)。
          晶の一番の親友。



名前 沼井 真(ヌマイ シン)

性別 男

生年月日 2182年3月18日

血液型 B型 その割に自分勝手でない。

外見 身長:168.8cm 体重:58.6kg

顔立 目鼻立ちはキリッとしているが、どこか柔和。
          瞳は茶色。

髪型 肩口まで髪を伸ばしている。 割と綺麗な黒髪だが、血縁者にゲーハはいないため、あまり手入れに気を遣わない。

趣味 釣り。 散歩(特に雨天時、雨明け)。

特技 餌釣り、海釣り。

家庭 両親と兄がいる。

備考 サイドストーリー第参話のストーリー通り、天乃と付き合っている。
          だが、サイドストーリー第二部にも登場するが、それは97’の4月から始めるため、最初は付き合っていない。
          第一部では出てきていないが、二重人格者。
          その人格は『秋屋 京介(アキヤ キョウスケ)』という。
          幼い頃に心臓移植手術を受け、その心臓の提供者の意識が、不思議とその心臓に宿っていた。
          その提供者の名前が秋屋 京介。
          彼は何となく京介の存在に気が付いているが、確信はしていない。
          京介の方は、シンの上位的人格(シンの時の記憶を有している)。
          ・・・・・・なぜ、心臓に宿っていた京介の人格の方が上位なのかは不明。



名前 零 霧人(レイ キリト)

性別 男

生年月日 2182年2月24日

血液型 AB型 無口な苦労性。

外見 身長:181.3cm 体重:62.3kg

顔立 キリッとした目鼻顔立ち。 冷たい眼差し(というか、目つきの悪い目)が特徴かも。
          瞳は、右は蒼氷色(アイスブルー)で、左は黒。

髪型 水色にも似た銀髪。
          少しウェーブが掛かっていて、それを方より少し下まで伸ばしている。

趣味 ケンカと生け花、ガーデニング。

特技 ケンカ(?)。 スポーツ全般。

家庭 両親、二人の姉と、父方の祖父と同居。

備考 母はロシア人で、その血を継いで身長が高い。
          まだまだ身長は伸び続けており、特に97’辺りにまたグイッと伸び始め、夜な夜な体がギシギシ言っているらしい。
          東学園の2年2組。



名前 和泉 沙奈(ワイズミ サナ)

性別 女

生年月日 2181年7月12日

血液型 O型 少し大雑把。

外見 身長:148.5cm 体重:29.8kg B:93.5 W:52.6 H:87.8 ボインちゃ〜ん(・・・・・・失礼)

顔立 童顔。 瞳は澄んだ茶色。

髪型 亜麻色の髪をセミロングほどの長さまで伸ばし、ポニーテールにしている。

趣味 ガーデニング。

特技 特になし。

家庭 両親と母方の祖父母がいる。 祖父母は広島県在住。

備考 百合のお姉さま方から狙われている。
          部活は『園芸部』に所属している。
          霧人のことが好きだが、特に物語には関係ない。



名前 室伏 甲(ムロフシ コウ)

性別 男

生年月日 2181年12月21日

血液型 B型 ちょっと自分勝手。

外見 身長:162.5cm 体重:57.6kg

顔立 精悍で、少し顔のパーツは粗め。
          瞳は黒瞳。

髪型 スポーツ刈り。

趣味 体を動かすことと、寝ること、食べること。

特技 スポーツ全般(特にサッカー)。

家庭 両親のみ。

備考 サッカー部に所属しており、『鉄壁』と称される左サイドバック。
          だが、左サイドバックと言いながらもコートを縦横に駆け回り、センターバックや右サイドバックのサポート・フォローもする。
          しかも、シュートをする回数は少ないものの、その一試合に確実に一点は採る得点率は無視できない。
          自称霧人の一番の親友。



名前 高原 真琴(タカハラ マコト)

性別 女

生年月日 2182年3月21日

血液型 B型 かなりゴーイングマイウェイ。

外見 身長:158.6cm 体重:43.1kg B:86.4 W:55.3 H:89.5

顔立 柔らかい顔の美人。 普段は、意味無くニコニコとキツネ目で笑顔を浮かべている。
          瞳は茶色。

髪型 セミロングの茶髪(地毛)に、赤いカチューシャ。

趣味 読書、武道の修練。

特技 空手とナイフを始めとする、数種類の格闘技。
          料理とお菓子作り。

家庭 父親のみ。 母は亡い。

備考 女子空手部のエース。
          個人戦では全国ベスト8まで進出。 しかし、そこで事故で右手首、左足首を捻挫し、リタイア。
          『高原組』という、東日本一の武闘派ヤクザの家に生まれる。
          母は鉄砲玉から父を護り、銃弾を受ける。
          その怪我が元で、2年後(マコト10歳)の時になくなる。
          父子仲はよい。
          ・・・・・・というか、溺愛されている。
          甲と結婚を前提に付き合っている。
          甲と父の仲も良い(最初は、「許さーんっ!!」と言っていたが、一対一のケンカで相打ち。「娘と組を頼むぞ」。)。



名前 竜苑寺 園枝(リュウオンジ ソノエ)

性別 女

生年月日 2181年7月23日

血液型 B型 とても自己中心的な方。

外見 身長:161.8cm 体重:38.7kg B:89.6 W:53.6 H:87.4

顔立 英国貴族風の、気品ある、高慢っぽい顔。
          瞳は茶色。

髪型 金髪(地毛)をロングストレートにしている。
          緑色のバレッタを付けている。

趣味 気に入った服を買い漁ること。
          クルトをこき使うこと(結果、逃げられた)。

特技 特になし。
          一応ピアノとヴァイオリンを習っている(習わされている)が、腕は並みより少し上程度。

家庭 両親+父方の祖父母。

備考 母親は英国貴族の末席。
          父親は総資産1000兆円を超えるという大企業『竜苑寺グループ』2代目社長。
          祖父はその初代会長となっているが、会長はオブザーバー的な役目で、社長が事実上のトップ。ネルガルとは違うのだよ、ネルガルとは
          東学園の2年2組に在学。
          その高慢チキチキな態度に嫌われているのだが、気付いていない。
          多分、それでもお零れに預かろうという取り巻き連がいるから(その割に、修学旅行時にグループを組んでいない)。
          だが、修学旅行時のグループのメンバーは細かいことを気にしない連中ばっかりなため、彼らには嫌われていない。



名前 瑪瑙 一也(メノウ カズヤ)

性別 男

生年月日 2181年6月1日

血液型 A型 生真面目で、少し融通が利かない。

外見 身長:164.6cm 体重:49.8kg

顔立 細面で、怜悧な眼差し。 決して性格が冷徹というわけではない。
          冷静ではあるが。
          瞳は澄んだ茶色。

髪型 茶髪で、少しパーマが掛かっているため、上に『ふわッ』と立っている。
          天然リーゼント、などと陰口(?)を叩く者も。

趣味 読書(特に科学雑誌)。

特技 勉強(?)。

家庭 両親と妹が一人。

備考 成績は体育以外全て5(体育は3)で、テストは全教科90点以上(理数系は95点以上)。
          非の打ち所のない・・・・・・と言うヤツではあるが、運動神経だけは人並み。



名前 園裏 龍樹(ソノウラ タツキ)

性別 男

生年月日 2180年8月23日

血液型 O型 大雑把な性格。

外見 身長:182.6cm 体重:65.8kg

顔立 ゴツく、顔のパーツの造りは荒いが、不思議と粗野な感じはしない。 某軍隊の隊長や、どこかのペンションのオーナーを想像していただければ幸いかと。
          左頬に傷がある(抗争で傷付けられたものらしい)。
          いつもサングラスで目を覆っているが、目は細めで、黒瞳。

髪型 なし。 剃ってる。
          本人曰く『スキンヘッド』。

趣味 バイクを転がすことと改造。 ケンカ。

特技 バイクの運転とケンカ。

家庭 両親、妹が一人。

備考 彼は東学園の人間ではなく、『私立明京工業高等学校』の生徒。
          『MAXIMUM』という暴走族のヘッド。
          妹を溺愛しているが、その妹が話しに絡んでくることはない(名前が出る程度の予定)。



敵方(ブラッディ以外A−10。晶はA−10の人間だが、敵ではない)


名前 グラフェレス=バーグマン (通称『グラフ』)

性別 男

生年月日 2178年6月30日

血液型 AB型 苦労性だが、本人は気付いていない。

外見 身長:186.5cm 体重:62.4kg

顔立 冷たい眼差しに、薄い唇。
          見た目からして冷たい、そんな感じの顔立ち。
          瞳は碧。

髪型 刈り込んだ金髪。

趣味 策謀(ただし、上手くいったことは少ない)。

特技 操魔術。
          符はサポートで、元々から操魔の超能力を持つ。

家庭 不明。

備考 裕太(アキヒト)に大きな敵愾心を持っている。
          自分よりも年下の少年の部下だったためと思われる。



名前 飛 重根(フェイ ジュグン)

性別 男

生年月日 2180年8月5日

血液型 A型 生真面目。

外見 身長:165.3cm 体重:58.6kg

顔立 少し細めの顔に、整った目鼻立ち。 でも童顔。 しかしどこか、無機質な冷たさを感じる。
          瞳は茶色。 意思の光が薄い。

髪型 短い黒髪。 何をするでもないが、サラサラ。

趣味 ボーっとすること。 寝ること。

特技 銃類の取り扱いと、身体能力強化系の超能力。
          また、弱いながらもサイコキネシスの能力も。

家庭 両親がいたが、殺した。 後、病気で入院中の妹がいる。

備考 A−10に目を付けられ、両親に1万$(米ドル)で売られた。
          そのことに恨みを持ち、後に二人を殺害。
          妹を大事にしているが、滅多に会えない。
          その代わりに、A−10に絶対服従を条件に最高の設備を持つ病院に入れてもらっている。
          しかし、その病気は22世紀終わりもなお死病で、『生き長らえさせている』という状態。



名前 ウィザルトマン=グランソート (通称『ウィズ)』

性別 男

生年月日 2183年10月26日

血液型 O型 ヘラヘラとして、少し軽薄。

外見 身長:163.7cm 体重:42.6kg

顔立 何となく軽薄そうな顔立ち。 童顔(14歳なので、当然)。
          瞳は綺麗な蒼色。

髪型 セミロングの銀髪を、無造作に縛っている。

趣味 ナンパ(成功率は低いらしい)。
          ボウガン。
          読書(ガンダムが好みとか)。

特技 ボウガン(90%以上の命中率を誇る)。
          テレポート(ただし弱い。最大で15mほど)、金属を操る超能力。

家庭 両親と姉がいたが、死んだらしい。

備考 裕太(アキヒト)に懐いていたため、彼がA−10を裏切った(というか、離脱した)ことがショック。
          最近、「そんなアキヒト修正してやる!」と思い、彼を倒すために日夜訓練に勤しんでいる。



名前 神無月 晶(カンナヅキ アキラ)

性別 女

生年月日 2182年10月15日

血液型 型 

外見 身長:153.6cm 体重:38.7kg B:78.9 W:52.8 H:80.2

顔立 笑顔が可愛い、柔らかい顔立ち。
          瞳は漆黒。

髪型 髪の色は幾千幾万の闇夜を凝縮したような、吸い込まれるような漆黒。
          それを腰の辺りまで伸ばしていた。
          そのままロングストレートにしたり、右や左でサイドポニーにもしていた。

趣味 料理とピアノ。

特技 銃撃と格闘術。
          ピアノもプロ並み。
          『月』属性の魔法。

家庭 今は亡い。

備考 アキヒトとは幼馴染みで、恋人だった。
          『神無月家』、『闇月(ヤミツキ)』という退魔の技を受け継ぐ家に生まれる。
          両親は、アキヒトの両親と共に、飛行機事故でなくなる。
          まだ、技の全てを伝授される前だった(腕は免許にそろそろなるか、と言ったところ)。
          2197年3月15日、手首を切って自殺。
          いつだったかで、グラフが言った『アキヒトのだった女』や、『金珠のことを話した神無月晶』は、彼女のこと。
          また、第参話(後編)で、吸血鬼“ブラッディ”の封印を弱める儀式を行っていた少女も、彼女。



名前 ブラッディ(本名『天皇寺 和重(テンノウジカズシゲ)」)

性別 男

生年月日 1434年4月13日

血液型 B型 自己中心的思考の持ち主。

外見 身長:146.5cm 体重:47.3kg

顔立 細面・・・・・・と言うより、窶れ気味。
          頬がゲッソリと削げている。

髪型 肩より少し下まで伸ばしており、それを撫で付けオールバックにしている。

趣味 血を見ること。

特技 操魔術(土人形)。

家庭 何十代か世代を重ね、寛吾、龍之。

備考 テンノウジに生まれつき、元々はその役目(妖魔の調服)に忠実だったが、ある時を境に永久の命を追い求める。
          息子と娘がい、息子が天皇寺を継いだ。
          娘は、遅くに出来、孫とほぼ同年齢だった。
          その娘が17(孫が免許皆伝になってから約半年)の時、病に伏し、手を尽くしたが、死去。
          そして永久の命を追い求めるように。
          結果的に、人の身にしてほぼ無限の命を持つ存在、吸血鬼(ヴァンパイア)になる。
          なお、ヴァンパイアは人をほぼ無限の命を持つ存在に造り替えたもの。
          なお、それが自分から望んで『人→ヴァンパイア』のヴァンパイア。
          噛まれてなった場合は、『ヴァンパイアになったためにほぼ無限の命を得る』となる。





用語


魔法 文字通り、魔法。
          空間に満ちる『魔力(ルーン)』というモノに働き掛け、物理現象を引き起こすこと。
          基本的にできないことはないが、蘇生の魔法は極めてレベルが高く、また死んだ直後でなければ成功率はほぼ0。
          『有声術(ノイズ)』、『無声術(サイレント)』、『符術』の3種類がある。

有声術 呪文の詠唱を必要とする魔法。
          ただし、術者のレベル、熟練度次第と、個体差がある。

無声術 呪文の詠唱を必要としない魔法。
          術者のレベル、熟練度で変わる。
          というか、有声術も無声術も同じモノで、術者が呪文を必要とすれば『有声術』、必要でなければ『無声術』という。
          また、言ってしまえば全ての符術以外の魔法は有声術である。
          なお、魔法の品物に込められた魔法を使うときは、『魔法の解封』と、ただそう呼ばれる。

符術 札に、魔力を込めた文字『呪文字(じゅまんじ)』を書き込んだもの。
          術者は、それに氣(正確には『魔力』)を込めることで、魔法を発現させる。
          札が粗悪だったり、呪文字の魔力が雑だと、魔法は失敗したり、暴走したりする。

暴走 そのまま。

無制限解放 1.意識的な暴走とでも言うか。
                 2.空気中のルーンを取り込み、エンドレスで一つの魔法を発現させ続けること。
                   ただし、持続力のある魔法は別。持続力のない魔法を発現させ続ける場合に言う。
                 3.八家の人間が、三重の封印全てを取り払った状態のこと。
                   また、その状態で使った魔法のこと。
                 魔力の無制限解放と言った場合、2を言う。
                 八家の、又は魔法の無制限解放は、3を意味する。
                 1は特に頭に言葉を付けない。

魔力 便宜上『魔力』と言うが、『魔なるモノの力』というわけではない。
          『ルーン』とも呼ばれる。
          魔法を使うのに必要な力で、一定以上のルーンを持つ人間が、魔法を扱える。
          ただ、上に記した3つ以外にもう一種類魔法があり、その魔法の場合は、ルーンが少なくとも使える可能性がある。
          また、ルーンというのは物質の形態の一つ。
          『マナ』という、熱エネルギーとは別のエネルギーを得ることで、物質はルーンになる。
          ルーンの前段階として、『ソウル』、『アニマ』がある。
          人の体にも宿っている。

ソウル 物質の一形態。
          物質がマナを得ることで、この姿になる。
          物質は物質的な影響が最も強いのと同じで、ソウルは精神に対してが最も影響が強い。
          人の体にも宿っている(精神その物)。
          その固有振動が、人のパーソナリティーを形作る。

アニマ 物質の一形態。
          物質がマナを得ることで、この姿になる。
          物質は物質的な影響が最も強いのと同じで、アニマは魂に対してが最も影響が強い。
          なお、『物質』→『ソウル』→『アニマ』→『ルーン』となる。
          人の体にも宿っている(魂その物)。
          その固有振動が、人のパーソナリティーを形作る。
          ソウルとアニマの固有振動は、ズレがあったり無かったりと、人によって千差万別。
          完全に同じ数少ない人間は、何か特殊な力を持つことが多い。
          特殊な力の一例としては、体に宿るルーンの量が少ないのに、超能力(無声術)が使える、など。
          また、『鬼殺しの力』も、その特殊能力の一つ。

マナ エネルギーの一種。
        熱エネルギーとは違う、精神的なエネルギー。
        熱エネルギーが物体を『固体』→『液体』→『気体』→『プラズマ』と変じさせるのと同じ具合で、物質を変じさせる。

生命力 この語は出てきていないが、第二部以降で出る予定なため、ここに記す。
          エネルギーの一種。
          エネルギーは基本的に3種類あり、その一つが熱エネルギー、もう一つがマナ、最後がこの『生命力(ブラーナ)』。
          この場での熱エネルギーとは、即ち物質的なエネルギーのこと(電気エネルギーなどは、熱エネルギーの一種)。
          ブラーナはその名の通り、生体が生体としてあるためのエネルギー。
          このエネルギーの喪失が、“死”である。
          熱エネルギーやマナで代替することも可能だが、極めて高いエネルギーが必要となる。
          また、このブラーナを削ることによって発現させる魔法もあり、それを『生命魔法(ライフ』と呼ぶ。

生命魔法 極めて強力な魔法であるが、前述の通り命その物を削る、極めて危険な魔法である。
            基本的に治癒の魔法が多く、死んだものを復活させられる可能性が最も高い魔法。
            ただし、自分の生命力をそのまま相手に譲渡するため、自分が命を落とす可能性がある。

解封 八家が、封印した己の魔力を解放すること。また、その行為自体を指す。
         コレは第1段階の魔力の解放を示す。
         第2段階は『解呪』という。
         第3段階は、『無制限解放』。

封呪 解封と逆に、魔力を封印すること。 また、その行為自体を指す。
         コレは第1段階の封印を指す。
         『解呪』の封印は『静珠(セイシュ)』という。
         無制限解放の封印は『封縛呪(フウバクジュ)』という。

霊珠 『れいじゅ』と読む。
          『光珠』、『水珠』、『炎珠』、『金珠』、『木珠』、『風珠』、『土珠』、『闇珠』と八つあり、それぞれ八家に伝えられている。
          なお『土珠』は「とうしゅ』と読む。
          使用者の意志に従い、その姿を無限に変える。
          剣にもなれば斧にもなり、盾にも鎧にも兜にも、望めば複数の武具にもなる。
          魔王との戦いのために、八竜王(後述)が作ったという霊器。

八家 八百万の神々の血を引く家系で、また異界の神の魂の欠片を持つ。
         神の血と神の魂とが呼び合ったために、そうなったと推測される。
         『八退魔術』と呼称される退魔の技を受け継ぐ一族でもある。

十三家 八百万の神々の血を引く家系で、また異界の神の魂の欠片を持つ。
          神の血と神の魂とが呼び合ったために、そうなったと推測される。
          八家は『竜王』と呼ばれる神の魂を持つのに対し、十三家は『十三神』と呼ばれる神の魂を持つ。
          『睦月』〜『師走』の名字と、『天皇寺』の名字を持つ人間は、十三家の血を引いている可能性が極めて高い。

神光 『みかげ』と読む。 八家の一家。 光竜王の魂の欠片を持つ。

神楽 八家の一家。 水竜王の魂の欠片を持つ。
          宏美と雅峰が、この家系に属する。

神重 『みしげ』と読む。 八家の一家。 風竜王の魂の欠片を持つ。
          穂がこの家系に属する。

神崎 『みさき』と読む。 八家の一家。 火竜王の魂の欠片を持つ。
          紫苑がこの家系に属する。

大神 『おおみ』と読む。 八家の一家。 金竜王の魂の欠片を持つ。
          明人がこの家系に属する。

神影 『みかげ』と読む。 八家の一家。 闇竜王の魂の欠片を持つ。
          Dがこの家系に属する。

文月 十三家の一家。 太陽を司る『迦螺耶那(カラヤナ)』の魂の欠片を持つ。
          薫がこの家系に属する。

天皇寺 十三家の一家。 戦と星を司る『阿羅耶汰(あらやた)』の魂の欠片を持つ。
          寛吾、(霞、和重(ブラッディ)、)龍之がこの家系に属する。

竜王 異界の神。
         光竜王、水竜王、風竜王、地竜王、火竜王、木竜王、金竜王、闇竜王の八柱がいる。
          それぞれ光、水、大気(風・雷)、地(石、重力も)、炎、樹木、金属、闇を司る。

十三神 異界の神。
          竜王よりも、ランクが一つ下の神々。
          地、水、火、風、氷、雷、木、金、日、月、光、闇、戦(星)の属性の神。
          阿羅耶汰(戦(星)の神)など。

無制限暴走 地脈(竜脈)のエネルギーが異常なまでに高まる現象。
                 竜脈の暴走を抑えるモノを破壊し、アンプの性質を持つ要にエネルギーを流したときに起こる。
                 地震や火山の噴火に始まり、台風などを引き起こす。
                 最悪の場合、地球が崩壊する。

腐壊 無制限暴走とは逆に、地脈のエネルギーがほぼ0になる現象。
          大地の抵抗力が無くなり、簡単なきっかけで大地が崩壊する。
         また、川はまだしも、海は次第にたゆたうことをやめ、腐る。
          風も吹くことがなくなり、雨もなく、しかし空を厚い暗雲が覆い尽くす。
          竜脈が寸断され、大地にエネルギーが行き渡らなくなることにより引き起こされる。
          最悪、核の十発前後で、地球が崩壊することになる。

御神楽学園 全国各地よりいわゆる霊能力者のタマゴを集めた学校。
                 その理由は、魑魅魍魎の調服のため。
                 ただし、一口に『調服』と言っても、魍魎の全てを退治するわけではない。
                 魍魎にも悪事を働くものと働かない者がいる。
                 御神楽の人間が調服するのは、そんな悪事を働く者達だ。
                 それに、調服は退治するだけでなく、相手を浄化し、『悪』の性を取り払うなどもする。
                 全国各地にある。

護領侍 御神楽で修行を積み、戦闘技術と霊能力の総計が一定以上を越えた者がこのグループにはいる。
          詰まるところの実戦グループで、直接魑魅魍魎、妖魔の類と戦う。
          ちなみに、『護領侍』という名の由来は、領(即ち領域。人間の領域)を護る者(士。侍)より。

東学園 東京都国分寺市にある、多摩川を望む学校。
          幼等部から大学、大学院まであり、高校も普通科、進学科、芸能科に音楽科、その他の専門科まであるマンモス校。
          竜苑寺グループからの寄付金で運営されているといっても過言ではない。
          異様にカップル率が高く、また自称超能力者や宇宙人などがいる、愉快な学校。
          だが、偏差値は63前後と、なかなか。

明工 明京工業高等学校の略。
          私立で、かなり荒れている。
          ケンカは日常茶飯事、生徒が犯していない罪は殺人だけとまで言われる。

A−10 元々は、米国の超能力研究機関だった。
            しかし、予知能力者が見た未来(ビジョン)をきっかけに、組織は大きく変容する。
            元々超能力者を兵士として利用できないかと考えていた米国の上層部が、実践を開始する。
            とある6大企業の一つと、その他の大企業と、豊かな資本をバックに、超能力者狩りを開始。
            また、確保していた者達にも訓練を開始。
            紆余曲折を経て、指導者が現在の人間に。
            その人間の指示の元、名称を『SPIO(スピオ)』から『A−10』へと改称。
            地球崩壊の未来を目指し、歩み始める。
            何のためにそれを目指すか。
            それは、一人の予知能力者が見た未来で、地球にコロニーが墜ちてくると言うものだった。
            現行の段階で、それを止めることは不可能。
            コロニーが墜ちれば、地球は緩慢な死へと向かう。
            ならば、自分たちの手で地球を、地球に住む人々を一瞬の苦痛もなく殺す(安楽死させる)と考えた。

真児 『まなこ』と読む。 つまるところ、八家の本家。

影児 『かげこ』と読む。 つまるところ、八家の傍系、分家の中で飛び抜けた力を持つ者のこと。
          通常、真児以外の者は、B〜A級能力者になる。
          しかし、時としてSS級(十三家並み)以上の能力者が生まれる。
          それが影児である。










 以上で、キャラクター、用語の解説を終わります。

 ・・・もしかしたら落としているキャラ・用語があるかも知れませんが。

 他に何か疑問がお有りでしたら、E.Tまでご連絡下さい。

 できる限り早く、この設定資料集を修正します。

 あ、それと、反転してる個所がいくつかあるので。



 それと、ここからもろに反転でto代理人様な文章をば。

 第一部エピローグでの感想、『設定資料集出すぐらいなら云々』に対するものなので、興味のある人もどうぞ。


 サイドストーリーは前にも書いたとおり(って、覚えてます?)全四話ずつ+プロローグ&エピローグの三部構成です。

 その第一部は、御神楽学園中心の物語で、第二部は東学園中心の物語となります(第三部はまた別物)。

 それ故、参話で登場した東学園の人々のキャラが立っていないのは当たり前。

 御神楽の人間も立っていないのは、計算違いもあるけれども、必要最低限の話(以降の伏線など)だけで済ませたのと、御神楽で自由に動けないDの修行(?)を中心に物語を描いたからです。

 第弐部が東学園中心と言っても後半2話(もしくは3話。まだ未定)は対A−10戦の話なので、御神楽の人間もきっかり出ます。

 そっちこそは大丈夫。

 各々に活躍の場があり、それも描かないと、物語を端折りすぎで、少し白け気味になってしまいますから。

 名前のみしか出ていないオドワルドや、それにも等しいサラなども、活躍の場があるんです。

 第弐話で龍之が言っていた、神鬼を継ぐ兄も、義妹(穂)も。


 ・・・・・・別にこの資料集は、まだ出さなくても良かったんです。第二部が終わってからでも良かったんです。

 ですが、『キャラが多すぎて、把握できない』というメールをいくつかいただき(僕の力量不足が原因ですが)、用語も話の中で説明すると極めて長く(アレでも、かなり端折ってます)、白けてしまうと考えたため、大雑把な分かり難い説明しかしていません。

 そのため、キャラの設定集に、用語の資料集を出したわけです。

 まあ、計算違いというのは完璧にこちらの手落ちですが、『最初からキャラ出すな』とまでは言って欲しくありません。

 この言葉は、人によっては『キャラに対する冒涜』と取る人もいるでしょう。

 それに、コレが一番の理由になるのですが、読者の方に楽しんで読んでもらいたいからです。

 キャラや言葉を上手く理解してもらえないのは、こちらの力不足ということは確かです。

 ですが、理解できなければ楽しんで読んでもらうことが難しいのも事実です。

 SS作家も含め、小説家は自分の書いた文章を楽しんでもらってナンボの商売です。

 本編で上手く理解してもらえないのだったら、こういった設定資料集を出すしかないわけです。

 それは書き手の未熟さを象徴するものでしょう。

 それを理解した上で、僕はこの設定資料集を出すのです。

 無いよりは有った方がいいし、説明不足の語だけではなく説明していなかった語までありますし、書いていなかった背景もこの場にて書きましたし。


 代理人様も僕も人間ですから、相手の心を完全に読み取り、察することは当然の如く出来ません。

 ですが、それでもこの作家としての気持ちだけは読み取ってほしかったです。


 最後は少し言い過ぎだとは思いますが、本心です。



 ・・・・・・以上。

 

 

代理人の返答

言いたい事はわかります。

ですが、私にはどうしても間違った方向に努力している様に思えてならないのです。

 

まず、ごくごく基本的なことを言いますと小説や漫画のキャラクターは本当に生きているわけではありません。

話の上では生きていますが、現実の人間の様に生きている訳ではないのです。

ただ、現実の人間と同じ姿形を持ち、現実の人間と同じように行動するから

読んでいる方は生きているかのように錯覚してしまうのです。

 

言い替えれば動かないキャラクターと言うのは彫像、あるいは肖像画と同じです。

形は人間と似ていますが生きてはいません。

もっとも、それまでにそのキャラクターが動いている所を見せていて

読者が「このキャラは生きている」と錯覚している場合(これがいわゆる「キャラが立っている」状態です)、

例え一言のセリフ、ひとつのしぐさの描写だけでもそのキャラクターを「感じさせる」ことが出来ます。

 

逆を言えば「動いている所を見せない」まま登場させても

読者がそのキャラクターを生きていると錯覚する事はないわけです。

ここで話は設定に戻りますが、設定資料と言うのはリアルで言えば履歴書のような物です。

単なるデータにしか過ぎません。生きている人間が持つ色々な物を持ってはいないのです。

写真と無味乾燥なプロフィールを見てもキャラクターは動きません。

それが、私が「誤魔化し」と言いきった理由なのです。

 

生きていないキャラクターは、いくら並んでいても背景と同じです。

下手糞な人形劇と同じで、人形が生きているようには到底見えません。

話を面白くしたいと思うなら、まず登場するキャラクターに命を吹き込むことを考えるべきだと思います。

キャラ一人一人にスポットを当てた話を作るのが一番簡単で確実な手段でしょう。