「ふ−む・・・ただの過労よ。 そんなに心配しないでいいわよ、マイトくん。
それにしても、走ってくるよりジャンプしてきた方が早かったんじゃない? あなたのせいで、何人か怪我したのよ?(汗)」
「よ、よかったぁ・・・」
一応、世界でも五本の指に入る医者(そしてイッちゃってる度も)である、
イネスの言葉を聞いて、ガックリと体の力が抜けていくマイトであった。
「とりあえず、念のためという事で精密検査するから、マイトくんはちょっと席を外してくれないかしら?」
「え? あ、はい。 ・・・それじゃあ、何か厨房で作ってきますよ。 ・・・アテナ、お前何か食べたいのあるか?」
「えっと・・・マカロニグラタン・・・。 ホワイトね・・・」
「い、何時ものヤツでいいんだな? ・・・イネス母さんはどうする?」
普段とは違う、弱々しいアテナに、ドギマギしながら席を立つマイト。
「私? じゃあ、火星丼お願いね」
そして、医務室から出ていったマイトの背中を穏やかな目で見つめるのはイネス。
もうスッカリ気分は母親である。 ・・・イヤ、近いウチには母親になるんだけどさ(笑)。
「さて、と・・・アテナちゃん。 あなたはもう、体調の変化に見当が付いているみたいだけど・・・。
万が一ってコトもあるし、一応検査するわね」
「はい・・・」
数分後・・・
「・・・大当たりね、アテナちゃん」
「・・・・・・(赤面)」
何故か、ニコリと微笑むイネスと赤面しているアテナ。 ・・・一体何があったのだろう?
「どうしたらいいんでしょうか、イネスおばさま・・・。 私・・・」
「・・・私が決めるコトじゃないわ。 これは、あなたが決めるコトなのよ」
真剣な御様子の二人。 ・・・何やら、重大なお話の真っ最中らしい。
プシュ−・・・
「頼まれたグラタンと火星丼、持ってきましたよ。 ・・・アテナ、お前本当に大丈夫か? 顔色あまり良くないぞ?」
「あ、マイトくん。 私、これからちょっとの間、席外すわね。 ・・・二人とも、ごゆっくり(ニヤリ)」
プシュ−・・・
マイトが入ってきたと同時に、自分の火星丼を岡持ちから取って医務室から出ていってしまうイネス。
・・・最後のニヤリ笑いが実に怪しい。
「さて、と・・・」
廊下で火星丼を食べながら、コミュニケを使い、どこかに連絡を取っているイネス。
ウィンドウ越しに話している人物は、イネスが話した事に驚愕の表情を浮かべてたが、
最後は納得したらしく、頷きながらウィンドウを閉じた。
「これでよし、と・・・。 さて、ナオさんはどう出るかしらね・・・」
その小さな科白は、楽しげな笑いと共に虚空へと消えていった・・・。
・・・でも、何故にナオさんが関係しているんだろう?
「一体なんなんだ・・・? あ、アテナ、グラタン作ってきたけど・・・起きれるか?」
「うん・・・ちょっとダルいけど、もう平気」
額に手を当てつつ起き上がるアテナに、マイトは自分の羽織っていたパ−カ−を着せ、
その背中に枕を入れて背もたれ替わりにする。 こういう優しくて気が利くところは、父であるアキトとそっくりだ。
「ほら、熱いから気をつけろよ」
「・・・昔風引いた時みたいに、食べさせてくれない?」
アツアツのグラタンを手渡そうとしたマイトに、クスリ、とアテナが笑いながら爆弾発言をする。
・・・お粥などを食べさせてもらうのは、少女漫画等では定番である(ニヤリ)。
「な、お、お前何を言ってッ・・・!?」
「・・・ダメ?」
ちょっと目を潤ませて首を傾げてみせるアテナ。 ←ポイント
そして、それを見て心臓がバクバクいって暴発寸前な状態にいるマイト。 ・・・破壊力抜群である(笑)。
「・・・わ、わかったよ・・・。 ・・・ほら」
「ありがと・・・。 ん、おいし」
・・・ラブっている。 もう、読んでいるコッチが恥ずかしくなるくらいに(笑)。
・・・所変わって、ナデシコブリッジ。
「わ−、アテナお姉ちゃんてば、だいたん・・・。
お兄ちゃんって、こういう所は抜けているからとっても助かるね!」 ←何が助かるんだ、カスミ?(汗)
「・・・・・・(ポッ)」 ←羨ましいらしい
「アツアツ、ですね・・・二人とも(私もアキトさんと・・・(はぁと))」
「いいなぁ・・・(アキトと・・・(ポッ))」
・・・そんなマイトとアテナのラブシ−ンは、ナデシコの全機能を牛耳るオペレ−タ−四人組によって覗かれていたりする(笑)。
もちろん、超高画質モ−ドで録画までされていたりして(爆笑)。
・・・家宝になる予定だ(核爆)。
「あら? あの二人・・・どうしたの?」
「二人きりってヤツ? 面白そうね」
「!!?」×4
何時の間にか、彼女達の背後にTA同盟の方々、
そしてテンカワ・シスタ−ズ一同にリノア、そしてシルフィが大集合している。
やっぱり、彼女達としてはマイトとアテナとの仲は気になるのだろうか?(笑)
「シッ、静かに! 何か、重要な話みたいだよ!!」
ラピスが口に人指し指を当てて、静かにのジェスチャ−をする。
何時の間にか、彼らの雰囲気はラブラブから重苦しい物に変わっていた。
話を一片たりとも無駄にすまいと、耳をダンボの様にして静かになるブリッジ要員達。
・・・アンタ達、仕事の方は大丈夫なのか?(笑)
〔・・・マイト。 ・・・驚かないで私の話を聞いてほしいの・・・。 実は・・・その・・・できちゃったの・・・〕
〔・・・へッ? ・・・で、できちゃったって・・・何が?〕
〔・・・私と・・・マイトの・・・子供が、よ・・・〕
〔・・・・・・なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!?!?!?〕
アテナのいきなりの告白を聞き、いきなり大声をあげるマイト。
そりゃそうだ、誰だって彼女から〔子供ができちゃった〕なんて言われたら、絶対驚くだろう。
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!???」×全員
もちろん、こちらも例によって驚いているブリッジ要員の方々。
特に、TA同盟とテンカワ・シスタ−ズの方々が驚いている。
何故なら、TA同盟には孫(・・・って、みんなまだおばあちゃんって歳じゃないけど)、
テンカワ・シスタ−ズには甥か姪が出来るということだからだ(笑)。
「これは・・・アキトくんとマイトくん、責任重大ね・・・(苦笑)」
・・・これから起こる修羅場を想像して、気の毒そうな笑みを浮かべるミナト。
数分後、そこには引きつった笑いを浮かべたアキトと、何やら黒い殺意の波動を放つナオの姿があった・・・(笑)。
「す、すみません、ナオさん! オ、オレの教育がなってないばかりに!!」
ナオにヒラ謝りするのはアキト。 ・・・何時、教育したんだ?(汗)
「マイト・・・。 覚悟は・・・出来てるよな・・・?(異常に爽やかな笑み)」
「は、はい・・・(汗)」
ナオの余りの剣幕に、押され気味のマイト。
「お父さん、マイトは悪くないの! ・・・悪いのは・・・私なんだから・・・」
そんなナオに縋るのは、話の中心であるアテナ。 泣かせる場面である。
「アテナ、お前は黙っていろ。 ・・・マイト、アテナとキスした事は許そう。
だがな・・・それとこれとは別問題だ。 どう責任取るつもりなんだ?」
・・・親馬鹿パワ−まるだしのナオ。 ・・・ここまで変わるモノか(汗)。
「実は・・・その・・・今までタイミングが悪くて渡せなかったんだけど・・・。 アテナ・・・これ、受け取ってくれないか?」
「え・・・?」
と、マイトが懐から取り出したのはビロ−ド張りの小箱。
もちろん、その中身は・・・質素だが、銀色の輝きを放つ・・・指輪。
「マ、マイトッ!? こ、これって・・・」
「ウリバタケさんに・・・教わって作ったんだ・・・。 アテナ・・・その・・・て、て、テンカワ・アテナになってくれないか?
・・・俺は・・・お前の事が・・・その・・・上手く言えないけど・・・」
そこで、クルリとナオの方に向き直るマイト。 その顔には、今までにない決意が浮かんでいる。
「ナオさんッ! ア、アテナを・・・アテナを、俺に下さい!!
絶対に・・・絶対に俺が幸せにしてみせますから!!」
ガバッ!!
ナオに向かって、頭を下げるマイト。
今時こんな潔い男はそうはいないと、自分で書いていて思うんですが・・・みなさんどうでしょう?
「・・・マイト」
その後ろでは、(未来の)父であるアキトがオロオロと狼狽している。
ただでさえ、息子であるマイトとナオの娘であるアテナの間に子供が出来た事で混乱しているのに、
いきなりマイトのプロポ−ズである。 アキトの頭はもう、オ−バ−ヒ−ト寸前になっていた(笑)。
「・・・・・・」
カチャッ!
「な、ナオさんッ!?」
「お父さんッ!?」
何を思ったか、突然マイトの眉間に銃をポイントするナオ。
アキトとアテナの二人は驚愕の声をあげるが、マイトは平然としている。
まるで、そうなる事があらかじめわかっていたみたいに。 いや、逆に挑むように強烈な視線をナオに向ける。
「・・・どうぞ、ナオさん」
「・・・・・・」
ズギュ・・・ン・・・!
「!!?」
「!! ・・・いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」
躊躇もせずに引き金を引くナオ、そしてマイトに向かって放たれる弾丸。
その光景に驚くアキト。 悲鳴を上げるアテナ。 ブリッジにいる連中も、驚いて固まってしまっている。
「・・・合格だ、マイト。 アテナを・・・幸せにしてやってくれ・・・頼む」
「・・・ありがとうございます、ナオさん・・・。 アテナは・・・きっと・・・俺が幸せにしてみせます・・・」
いまだに銃口から煙を上げている銃を懐に仕舞いながら、クルリと後ろを向いて医務室から出ていくナオ。
そして、その背中に一礼するのは、頬に一筋の傷が出来たマイト。
本来、マイトくらいの腕の人なら銃弾なんて簡単に避けられるのだが、敢えてマイトは避けなかったのだ。
ナオに、アテナの父に、自分の決意を知ってもらいたかったからである。
ナオも、彼の決意に納得したのだろう、だからワザと狙いを外したのだ。
「ナ、ナオさんッ! ちょ、ちょっと待ってくださいよ!!」
慌ててナオの後に付いて医務室から出ていくアキト。
医務室の外には明るいナオではなく、娘の幸せを願う一人の父親の姿があった。
ただ・・・その背中が寂しそうに見えたのは、アキトの気のせいではないだろう。
「なあ、アキト・・・。 子供っていうのは、すぐに親を追い抜いていくもんなんだな・・・」
「ナオさん・・・。 ・・・そうですね・・・」
しみじみ呟くナオに、ゆっくりと相槌を打つアキト。
「しかしまぁ・・・マイトとアテナが結婚ってことは、俺とアキトは親族関係になるわけだな?」
「あ、そういえば・・・そうですね(汗)」
「・・・なんだよ、その〔あ、そういえば・・・〕っていうのは。 そんなに俺と親族関係になるのが嫌だっていうのか!?」
「ぐぇぇぇぇぇぇ・・・く、苦しい、ナオさん・・・」
・・・軽くアキトの首を締め、ふざけているナオ。
まあ、ふざけられるアキトにとっては、たまったもんじゃないが。
こうして、ナデシコを襲った結婚騒動は幕を閉じた・・・かの様に見えたが、実は、まだ続きがあったりする・・・(苦笑)。
もう少し、このお話にお付き合いくださいませ(ペコリ)。
「・・・それじゃ、そろそろ俺達は元の時間に戻るよ」
「今まで、御世話になりました」
「御世話になりました−!!」×テンカワ・シスタ−ズ全員
「・・・世話になった」
「もうっ、スコ−ル! もう少し愛想良くできないの?」
「じゃ−な−・・・。 ・・・痛てッ! シルフィ、何で殴んだよ!?」
「・・・もう少し礼儀正しくしなさいよ、十郎太」
「今までありがとうございました。 とっても楽しかったです」
ナデシコクル−を始め、北斗や舞香、そして優華舞台の人全員に、ペコリと頭を下げるマイトとテンカワ・シスタ−ズ、
そしてスコ−ル達マイトの友人軍団が頭を下げる。 もちろんマイトの傍らには、彼の妻(になる予定の)アテナの姿があった。
・・・ちなみに、北斗達は戦闘が終わってからナデシコに遊びに来ていたりする。
「もう帰っちゃうの? もう少しゆっくりしていけばいいのに・・・」
ナデシコクル−を代表して、ユリカが残念そうに言う。
「お兄様、そろそろ・・・」
「ああ、そうだな。 ・・・それじゃ、みんな・・・未来で、また会おうね」
ブンッ・・・!
・・・その科白と共に、マイト達の姿は、虹色の光と共に消え去っていった。
「・・・行っちゃった、な・・・」
「ええ・・・」
マイト達がさっきまでいた場所に視線を向けながら呟くアキトに、ルリが小さく頷く。
さっきまで自分を母と慕ってくれたマイトとミルの事を思い出しているのだろう。
「・・・さて、そろそろ始めましょうか」
「ええ(ああ)」×未来の母親達(笑)
「へッ?」
クルリと自分の方に振り替える未来の母親達(北斗含む)に、きょとんとした目で瞬きを繰り返すアキト。
・・・とてつもなく嫌な予感がするのは、気のせいだといいんだけどなと思いながら。
「アキトさんッ! あなたの息子が結婚したのに、アキトさんが結婚しないというのはおかしいです。
・・・さあアキトさん、私達と結婚してください!!」
「その通り!!」×未来の妻達
「ちょっと待てッ!? どうしてそうなる!!?」
「必然的な、自然の摂理です!」
完璧に目が座ったルリ達から、だんだん後ずさりして逃げ始めるアキト。
・・・その瞬間、目にも止まらぬスピ−ドでブリッジから脱出していく。
「・・・逃がしませんよ、アキトさん(ニヤリ)。 ・・・みなさん、追い掛けますよ!」
「おうッ!!」
そんなアキトを追い掛けていくのは未来の妻達。 何時もの光景である。
「・・・やっぱり、アキトは女難の相があるんだな・・・。 オレもミリアに結婚を申し込んでみるか・・・」
「・・・・・・(俺も、三姫ちゃんに駄目もとでプロポ−ズしてみるかな・・・?)」
「・・・・・・(私と高杉さんの子供・・・キャッ!)」
こちらも、これからの人生の予定を考えているナオ、三郎太、三姫の三人。
幸せ家族計画、発動中である(笑)。
・・・結局、アキトはあれから三時間もの間ナデシコ内を逃げ回ったのだが、逃げられるワケがなく・・・。
結局捕まってしまい、半強制的に結婚式を総勢十六人もの新妻と共に上げさせられたという(汗)。
ちなみに、アキトと初夜を共にすごした人はルリでもラピスでも、ましてやユリカでもなく、北斗姫だったそうな・・・(笑)。
Fin
・・・覚悟のない方は、見ない方がよろしいかと。 『全て選択』で見て下さい。
(ちょっとアブナイ)お・ま・け♪
「・・・た、頼む・・・。 も、もう眠らせてくれ、北斗・・・(泣)」
「・・・何を言っている、アキト。 もう一戦ほど付き合え(ポッ)」 ←ご想像にお任せします(笑)
・・・ここはアキトの部屋。 何やら怪しい会話がボソボソと聞こえる。
「だ、だからって・・・コレはないだろ・・・(大汗)」
「・・・ちなみにこれは俺の分だ。 次は枝織との三連戦が待っているからな」
「何ィ!!?(驚愕)」
「そうだよ、あ−ちゃん。 まだ枝織との戦いが残ってるよ〜?(ニッコリ)」
「・・・・・・(号泣)」
まるで、エロアニメで出てきそうな、触手の如き指使いで迫る枝織(超滝汗)。
怒濤の涙を流して床に倒れ伏すアキト。 男・・・いや、漢泣きという奴だろう、これは。
「勘弁してくれ−−−ッ!!!」
一方その頃、他のTA同盟改め、新妻同盟(笑)はというと・・・。
「ハ−リ−君ッ、そこをどきなさい! アキトさんの・・・アキトさんの貞操の大ピンチなんですよ!?」 ←普通、逆だって(汗)
「すみません、ルリさん・・・。 いくらルリさんの頼みでも、こればかりは譲れません・・・」
凄い剣幕で迫るルリに対し、ハ−リ−はすまなそうな顔をして答える。
が、実際はルリの初夜を少しでも遅らせるための処置で(笑)、もちろん他のTA同盟の人達も同様の措置をとってある(爆笑)。
それにハーリーだって、ジュエル(ルリの妹の、神威師匠のオリキャラ)とミーシャとの三角関係をどうにかしないといけないのだ。
・・・ハーリーのくせに、生意気である(爆)。
「・・・大人気ないわね、あなたたち・・・」
呆れた様に近くで呟くのは、木連の女神こと東・舞歌さんである。
その隣では、通信ウィンドウ越しにミリアさんとラブラブしているナオの姿と(笑)、
同じくラブラブ空間を形成している三郎太と三姫の姿があったりする(爆笑)。
「・・・やってらんないわね(怒)」
ポツリと、舞歌は怒りの言葉を呟いたとか、呟かなかったとか・・・。
・・・ちなみに、翌日の北斗(枝織)は妙に肌の色つやが良かったらしい(笑)。
反対にアキトの目は落ち窪んで頬はこけており、黄色い太陽を拝んだようだ(爆笑)。
また、翌日からアキトの部屋にTA同盟の人達が出入りし、アキトは日に日にやせ衰えていったという・・・。
・・・一体、何があったというのだろうか?
それは、謎に包まれたままである(大爆笑)。
後書き
終わったぁぁぁぁぁぁぁッ!
一年間もの間、〔ナデシコであった、本当に怖い話シリ−ズ〕に
お付き合い頂きまして、本当にありがとうございました。 筆者のExcaliberです。
「最後まで読んでもらって、本当にありがとうございました。 〔白き皇帝〕ことテンカワ・マイトです」
「こんな三流ノベリストのSSを読んでもらって嬉しかったです。 ヤガミ・アテナ改め、テンカワ・アテナです(ポッ)。
未来では、〔エンペラ−・テイマ−(皇帝を手懐ける者)〕って呼ばれてます」
しかし・・・熱しやすく冷めやすい僕が、ここまでSSを書けてこれたのは一重にみなさまの御陰です。
ところで・・・結婚おめでとう、マイトとアテナの二人。 最後の最後で君達二人の事を書けて、良かったよ。
「「・・・・・・(赤面)」」
全く、羨ましいぜ二人とも。 ・・・ところで、他のみんなはどこ?
「ルリ母さんと北斗母さん以外は、向こうで打ち上げしてるけど?」
「・・・なんか、凄い剣幕だったわね、二人とも・・・」
そう? じゃあ、僕は二人の所に行ってみるよ。 二人とも、お幸せに。
あ、そうそう。 君達二人は次回の新シリ−ズでも登場予定だから、宜しくね。
「「え、出ていいの?」」
もちろん。 TA同盟はもちろん、ナデシコクル−全員出るぞ。
・・・テンカワ・シスタ−ズは、たくさんいるからわかんないけどな(汗)。
「・・・私、納得いきません! 何で次回のナデシコSSのヒロインが、貴方なんですかッ、北斗さん!!」
「・・・お前は納得しなくとも、これは決定事項だ。 ・・・文句を言うな(ポッ)」
「・・・だいたい、何処をどう間違えれば北ちゃん×アキトになるんですか!
ナデシコの世界では、ルリ×アキトは王道なんですよ!?」
「くされ縁なだけだろうが。 ・・・王道は時にマンネリを生む、そんな事もわからないのか電子の妖精?」
「くっ・・・第一あなたには北ちゃん×零夜という王道があるじゃないですか!
あと火元さんが書かれているSSには、北ちゃん×鏡華という王道もあるじゃないですか!!」
「・・・悪いが、俺はアブノ−マルな趣味は持ち合わせていないのでな。
それに、俺のファンは着実に数を増やしている(優越感)。
現に、Excaliberのヤツがそうだ。 ヤツは、最近NATTOに加盟したぞ?」
「な、今までExcaliberはルリ×アキト至上主義だったのに!?」 ←本当です(笑)
「人は変わり行く動物だ。 ・・・時の流れというのは、残酷な物だからな。
・・・あなたじゃもう、私達には勝てないんだよ(ニヤリ)」 ← 最後の科白は枝織です(笑)
「くっ・・・こうなったら・・・。 この包丁でアキトさんを殺して、私も死にますッ!」
プッ・・・×2
「・・・えっ?」
トスッ!×2
「はうッ!? こ、これは・・・吹き矢・・・? し、しかも、スパイダ−・ベノム(黒蜘蛛の麻痺毒)付き・・・?」
ドサッ
「全身の筋肉を弛緩させた・・・暫く動けないぞ。 ところで・・・よくやった、お前たち。 褒めてやろう」
「他ならぬ北斗センパイの頼みっすから! でも、せっかくヒカリちゃんと二人っきりで宿題やってたのに・・・」
「大丈夫よダイスケくん、後でちゃんと続きをやろうね♪」
「ふ・・・頼もしい後輩だ・・・。 さて、次回の新シリ−ズの打合せと行くか。
ちなみにコイツらは、俺の可愛い後輩に当たるらしい・・・」
次回、新シリ−ズ!
機動戦艦ナデシコ外伝
ナデシコ学園絵巻・風と炎が巡る時
ようこそ、ナデシコ学園へ!!
です。 タイトルは仮ですけど、期待して待っていてくださいね。
学園モノでサイキックな、○−ト○−パ−ズみたいな感じのお話。
もちろんBBSや後書きにも書いたように北ちゃん×アキトです。
ちなみに、ラブひなSSの方は暫くお休みさせて頂きます(ペコリ)。
ネタが思い浮かばない・・・っていうか、学園ナデシコを書きたくてしょうがないからなんですけどね(笑)。
最後に、この作品を掲載していただいたNewBen師匠、そして読者の皆様に
この場を持ちまして感謝の言葉を述べさせていただきます。
本当にありがとうございました。
「・・・! ・・・・・・!!(許すまじ、Excaliber! この貸しは高くつきますよ!!)」
・・・もういい加減に諦めてくれ、ルリちゃん。
「ホント−は、この次の話はルリ×アキトだったらしいんだけど、
ルリ×アキトSSは、もうインタ−ネット上では飽和状態だから、
北ちゃん(枝織)×アキトSSになったんだよね!」
その通り・・・(ニヤリ)。 それでは、次回作でお会いしましょう!
「まったね−♪」
管理人の感想
ExcaliberさんからSSの投稿です!!
とうとう完結ですか。
う〜ん、このシリーズも長かったですね。
何はともあれ・・・ナオ、お前って・・・(汗)
まあ、頑張って親類付き合いをしてやってください(笑)
では、Excaliberさん投稿、本当に有難うございました!!
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