機動戦艦ナデシコ 時の流れにアフター

 

『最強は誰だ!!』

 

 

 

 

 

 

ウリP:皆さんお待ちかねぇぇ!!

 

アキト:(何でこんなことになってるんだ)

 

ウリP:いよいよ始まります。『第一回ナデシコ最強は誰だ!?』

 

アキト:(二回・三回があるのか?)

 

ウリP:今回のカードはこれだ!!

 

会場のモニターには『テンカワ・アキトVSマキビ・ハリ』の文字が映しだされている。

 

ウリP:前評判ではテンカワ氏が10、ハーリー君が0とテンカワ・アキトが圧倒的に有利。

    なお、司会はこの私、ウリPことウリバタケが、そして解説には、『元大関スケコマシ』こと落ち目のロン毛アカツキ氏を、

    ゲストには、マキ・イズミ氏をお迎えしてお送りいたします。

 

ウリP:アカツキさん、この前評判どう見ますか?

 

アカツキ:そーですねーウリバタケさん。客観的に見てもハーリー君の勝ち目は無いんじゃないかなー。

 

ウリP:しかしアカツキさん、情報によりますとハーリー氏は半年前からギアナ高地で『紫の胴着を着た、

    オサゲ頭の老人』の下で厳しい修行を受けてきたみたいですよ。

 

アカツキ:しかし半年くらいの修行でどうこうできるテンカワ氏では無いですからねー。

      ハーリー君は一発逆転を狙っていくしか無いんじゃないかなー。

 

そのころ、リング上では、

 

ハーリー:アキトさん、今日こそは貴方を倒して艦長を取り戻して見せます。

 

ルリ:一度もハーリー君なんかの物になった覚えなんか無いんですけど…(ボソッと)

 

アキト:ハーリー君、ケガしないうちにやめたほうがい

 

ハーリー:僕じゃ役不足だって言うんですね。

 

アキト:そんな事言ってるんじゃなくて・・・

 

ルリ:アキトさん同じ様な意味のこと言ってました。

 

ハーリー:いいでしょう修行の成果、見せてあげます。

 

ウリP:そんなことしてる間にゴングの時間です。時間無制限一本勝負始め!

 

カァァァァン

 

ハーリー:ハァァァァァァッ、デヤァァァァ。

 

ゴングが鳴ると同時に飛び出し、肘打ちから裏拳、正拳のコンビネーションを繰り出すハーリー君

 

アキト:はやい!!

 

そう言いながら肘打ちと裏拳をガードし、正拳突きに対してカウンターで前蹴りをくらわせるアキト。

 

アキト:しまった!手加減するの忘れた。

 

ガスッッ、運悪くコーナーポストに叩きつけられるハーリー

 

シィィィィィィィィィィィィン

 

ウリP:・・・・・・・死んだか

 

アカツキ:おしー奴を亡くしたな。

 

サブロウタ:いい奴だったんだけどなー

 

イズミ:いえ、まだよ。

 

ア・ウ:エッ

 

ハーリー:フフフフフ・・・・ハァーッハッハッハッハー

 

ムクリと起き上がるハーリー。その体に目立った傷は無い。

 

ハーリー:その程度の攻撃、師匠の修行と比べれば小石が当たった様なものです。

 

ウリP:どーなってんだ、あいつの体は・・・

 

アカツキ:テンカワ君、『手加減忘れた』って言ってたよね。無意識に手加減したにしたって・・・・・

 

イネス:説明しましょう!!もともと頑丈だったのが修行とやらのおかげでさらに丈夫になったみたいね。

 

北斗:アキトのあの攻撃に耐えるとは、あのガキなかなか・・・

 

アキト:普通にやる分には手加減無用ってわけか・・・いくぞ、ハーリー君

 

ハーリー:ハイ!!

 

 

 

ハーリー君善戦するもやはりアキトには一撃もくらわせられず、アキトからの攻撃を受けまくる。

しかし、ハーリー君も持ち前の頑丈さで耐える。

 

 

 

ハーリー:く、流石に強くて隙が無い。せめて一瞬でも隙があれば・・・

 

ウリP:やはりハーリー君が押され始めましたねー

 

アカツキ:やはり技術も実戦経験もテンカワ君の方が上ですからねー、頑丈さだけではなんともならないでしょう。

      スタミナもテンカワ君のほうがあるだろうしね。

 

ウリP:ハーリー君の敗北は必死と、アカツキさん?

 

アカツキ;そーでしょーねー、ウリバタケさん。

 

イズミ:敗北、ハイボク、ハーイ、僕。クククククククク・・・・

 

イズミのこのギャグに全てのものの時が止まった・・・一人を除いて。

 

ハーリー:(今だ!!!)

 

ハーリー君の目が輝く

 

ハーリー:流派東方不敗

         超級!覇王!

      電・影・弾!!

 

渦を巻く『気』を纏い、弾丸となって回転するハーリー君

気の塊の中心に出てくるハーリー君の顔

 

時が動き出す。

 

ハーリー:ハーリーダッシュ!!!

 

そのまま、まさに弾丸のようにアキトに突っ込んでゆくハーリー君

 

アキト:なっ何!?

 

ハーリー君に気づくアキト

 

アキト:くっ

 

とっさに避けようとするが気づくのが遅くまとものくらってしまう。

 

うりP:おぉぉっと、テンカワ選手吹っ飛ばされた!!!!!!

 

アカツキ:これは・・・なんとも予想外の展開に・・・・

 

ウリP:テンカワ選手、試合続行不可能。ハーリー選手の勝利だーーーー!!

 

沸く場内、が、一部から凄まじいまでの冷気が・・・・・・・

 

 

 

 

数日後・・・・・

 

ナデシコの医務室では二人の人物が寝ていた。

 

一人はテンカワ・アキトケガ自体は軽かったのだが起きて意識がはっきりしない内に、

某艦長と通信士とエステバリスパイロットの差し入れ攻めに合ったため意識不明のまま時を過ごしている・・・

もう一人は、アキトに勝利後、某同盟により瀕死の重症を負わされたハーリー君であった。

アキトの攻撃にも耐え切ったハーリー君にどうやってこのようなダメージを与えたのかわ謎に包まれている。

 

追記…ぼろくずの様になったハーリー君が発見された時、そばに『S専用』とかかれた血まみれの消火器が

おちていたとかいないとか・・・・・・

 

 

 

 

あとがき

 

はじめまして。FEIDと申します。

今回、Benさんやほかの作家さんの方々に影響されこんなものを書いてしまいました。

 

今回、ハーリー君に世界最強の小学生になってもらいました。アキトにも勝ってしまってます。 (まぁ、まぐれみたいなものですが・・・)

 

さて、ここで問題です。最強は誰でしょう?

 

答えは・・・なんでしょう(汗)

作者の私にもわからないんですよねー、これが・・・

 

また何か書いたら投稿するかもしれないのでよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

管理人の感想

 

 

FEIDさんからの初投稿です!!

意外な展開ですね!!

まさか、ハーリー君がアキトに勝つとは!!

う〜ん、さすが流派東方不敗。

あのハーリー君ですら、半年でアキトを倒すまでの技を手に入れるとは(苦笑)

・・・最強、って誰なんでしょうね?(笑)

 

それでは、FEIDさん投稿有難うございました!!

 

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