<幻の大地へ>
第参話「この世界の謎」
「さっきの戦闘すごかったね〜。ここの魔物相手に傷一つ負って
ないじゃない。ねぇあなた何者?」
岩陰から出てきた赤毛の少女が言う。
たぶんこの少女がイネスさんの言っていたバーバラという人なのだろう
「まぁ、そんな事より、きみがバーバラちゃんかな?」
「ちゃ、ちゃん……」
驚いてそう言うバーバラちゃん
「あ、だめかな?」
「………べつにいいよ、それで私がバーバラだけど?」
少し考えてからそういうバーバラちゃん
「じゃあ、はい、イネスさんって言う人からのお届け物。」
そう言って俺はマントの内側に仕舞っていたイネスさんからへのお届け物を
バーバラちゃんに差し出す。
「あ!これ本当に作ってくれたんだ!!」
「もしかしてあの時バーバラが頼んだやつ?」
他の二人の男は興味無そうに物見た後、
俺に顔を向けて問いただして来た。
「テンカワ・アキト、俺の名はテリ―、そして横にいるのがアモスだ。
質問をする。おまえは何者だ?」
みんなの視線が集中する。
「……じゃあ俺のいくつかの質問に答えてくれたら答える
それと俺の事はアキトだけでいい」
「わかった、まぁ、答えられる範囲ならな」
なるほど、じゃあ大丈夫かな?
「じゃあ一つ目、
あの魔物という生き物は一体なんなんだ?」
「「「「…は?」」」」
みんな俺の質問の意味がわからないのか呆然としている。
「まずは俺の質問に答えてくれないか。」
「……えっと、魔物は、魔王の下部でみな、自分達の種族以外の者を襲うものです」
いち早く復活したミレーユさん戸惑い
ながら辛そうな表情で言う。
「そうですか、じゃあその魔王と言うのは何ですか?」
またしてもみんな訳のわからない顔をしている
「……魔王を…知らない?……あなたは…一体」
常識用語らしいな。
仕方が無い、質問の度に驚かれていたら
らちがあかない。
「……実をいうと俺はここの世界じゃない
魔王や魔物とかが、存在しない別の世界から今さっき跳ばされて来たんだ。」
「「「「!!!!」」」」
みんな驚いている。当然だろう、事情を知らない人が聞いたら
とてもじゃないが、お近付きにはなりたくないと思う。俺だってそう思う。
「……なるほどな、事情はなんとなく飲み込めた。
しかし、ここでは何だ、場所を変えて話しをしないか?」
……今ので、信じてくれたのか?
「そうね、その方がいいわね。アキトさん、いいかしら?」
「ああ、べつにいいですよ。
それにしてもよく信じてくれましたね。」
「アキトさんが、嘘を言っている様には見えませんでしたから。」
「そうゆう事だ。」
良い人達だ。こんな人達ばかりだったら
きっと、あんな事も起きずに済んだろう。
「ありがとう」
俺は心からそう感謝した。
「あ、……」
ミレーユさん?何故顔が赤いんだ?
……殺気?こ、このパターンは見覚えが……
「テ、テリ―?どうしたんだ?」
内心かなり焦ってそう言う俺。
「別に……何でも無いさ。」
いや、そうは言っても殺気がビンビンなんですけど……
そう思っているとミレーユさんが俺の手を掴み
「ではアキトさん、みんな、行きましょうか。」
いや、ミレーユさん。悪意は無いと思いますが
後ろの人の視線 (殺気?)がよりいっそう鋭くなったんですけど……
「バーバラ、いつまでいじっている、さっさと神殿に行くぞ。」
アモスがそうバーバラちゃんに呼びかける。
「あ、うん。」
はぁ、なんで違う世界にまで跳ばされてしまったのに
こんなめに遭わなければいけないんだ。
……運命なぞ信じてないが……まさかな
後書き
ふむ、進んでないな。
まぁいいや更新日の次の日があるさ (って言ってもこれから新しい仕事があって、また忙しくなるんだけど)
最後のアキトの言葉はどうとでも取ってください
最近思うんだけど後書きってどういうふうに
書けば良いかわからん。
てなわけでクイズ!!
アキト達は何処へ行ったでしょう?
簡単すぎかな?
なんでミレーユだけが出てきたのかというと
ふつうぞろぞろと自分の周りを知らない人が囲んだら警戒しますよね?
それにあの強さだし間違って攻撃でもされたらねえ
それで話し上手なミレーユさんです。
……だって他の三人はあまり……ううhb;おう;bほ
後は好みです
最近別のSSが書きたくなってきた。
(ラブひなの)
その時は新しい部屋を作って
くれませんか?
実を言うと私はこのゲームでア○スをモンストルの町から追い出しました←(最低)
代理人の感想
つーか、感想書くほど内容がない(爆)。
SSというか、小説としての形にするように努力していただけると嬉しいですね。
現状だと、不特定の第三者が読んで楽しめるとは言いがたいですから。
>その時は新しい部屋を作ってくれませんか?
はっはっは、そゆことは書いてからいいたまへ。(爆)